JPH0641192U - 放熱板用の接地金具 - Google Patents
放熱板用の接地金具Info
- Publication number
- JPH0641192U JPH0641192U JP8146092U JP8146092U JPH0641192U JP H0641192 U JPH0641192 U JP H0641192U JP 8146092 U JP8146092 U JP 8146092U JP 8146092 U JP8146092 U JP 8146092U JP H0641192 U JPH0641192 U JP H0641192U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat sink
- grounding metal
- circuit board
- printed circuit
- metal fitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アルミウム等のようにはんだ付けできない材
質を放熱板に用いた際に、放熱板をグランド電位に落と
すために有効な放熱板用の接地金具を提供することを目
的としている。 【構成】 プリント基板に固定される導電性の放熱板と
プリント基板のパターンとを電気的に導通させるよう
に、放熱板に取付けられる放熱板用の接地金具におい
て、前記接地金具を放熱板の表裏面を挟んで押さえつけ
るように、はんだが適用できる導電性の線材を曲加工し
て形成し、該接地金具の曲げられた少なくとも一方の脚
を前記放熱板の高さより長く形成し、放熱板に対して脚
を介して上から差し込むとともに、前記一方の脚をプリ
ント基板に設けた穴を挿通してパターンとはんだ付けす
るようにしたことを特徴とする
質を放熱板に用いた際に、放熱板をグランド電位に落と
すために有効な放熱板用の接地金具を提供することを目
的としている。 【構成】 プリント基板に固定される導電性の放熱板と
プリント基板のパターンとを電気的に導通させるよう
に、放熱板に取付けられる放熱板用の接地金具におい
て、前記接地金具を放熱板の表裏面を挟んで押さえつけ
るように、はんだが適用できる導電性の線材を曲加工し
て形成し、該接地金具の曲げられた少なくとも一方の脚
を前記放熱板の高さより長く形成し、放熱板に対して脚
を介して上から差し込むとともに、前記一方の脚をプリ
ント基板に設けた穴を挿通してパターンとはんだ付けす
るようにしたことを特徴とする
Description
【0001】
本考案は、プリント基板に立設して固定した放熱板を、プリント基板のパター ンと電気的に導通させる放熱板用の接地金具に関し、特に、はんだ付けができな い導電性の放熱板とパターンとを電気的に導通させることができ、取付けが容易 な放熱板用の接地金具に関する。
【0002】
従来の放熱板の一例として、図3に示すように、放熱板1の本体下部に舌片2 を形成し、この舌片2に設けたねじ孔にビス3等をプリント基板4を貫通して螺 着し、プリント基板4に放熱板1を固定し、放熱板1に取付けたトランジスタ等 の部品5のリード端子6をプリント基板4のパターンにはんだ付けして電気的に 導通がなされている。この放熱板1とプリント基板4の図示していないパターン とは、上記のビス止めによって電気的に接続することができる。 また、放熱板の他の例として、図4に示すように、放熱板7の下部に突起(係 止爪)8を形成し、この突起(係止爪)8を図示していないプリント基板4の角 孔9に挿入し、この突起(係止爪)8を介して放熱板7をプリント基板4に対し て固定し、放熱板7に取付けたトランジスタ等の部品5のリード端子6をプリン ト基板のパターンにはんだ付けして電気的に導通がなされている。
【0003】
通常、エンドユーザーが手で触れるような電子機器の金属部分は、安全のため グランドに電位を落とすことが必要である。ところで、上記従来のビス止めによ りプリント基板に対して放熱板を固定するものにおいては、放熱板は、ビス止め によってビスを介してプリント基板のパターンと電気的に接続することができる が、ビスを用いることから、部品点数が増え、また、固定に工数がかかりコスト が高かった。 一方、突起を用いてプリント基板に対して放熱板を固定するものにおいては、 固定を放熱板に設けた突起を介して直接的に行うもので、部品点数が少なく固定 に工数がかからず、その上、放熱板の材質がはんだ付けできるものであればプリ ント基板のパターンとはんだにより電気的に接続することができるが、アルミニ ウム等のようにはんだ付けできないものであれば、放熱板とプリント基板のパタ ーンとを電気的に接続することができなかった。
【0004】 本考案は上記従来の実情に鑑みてなされたもので、アルミウム等のようにはん だ付けできない材質を放熱板に用いた際に、放熱板をグランド電位に落とすため に有効な放熱板用の接地金具を提供することを目的としている。
【0005】
本考案に係る放熱板用の接地金具は、プリント基板に固定される導電性の放熱 板とプリント基板のパターンとを電気的に導通させるように、放熱板に取付けら れる放熱板用の接地金具において、接地金具を放熱板の表裏面を挟んで押さえつ けるように、はんだが適用できる導電性の線材を曲加工して形成し、該接地金具 の曲げられた少なくとも一方の脚を前記放熱板の高さより長く形成し、放熱板に 対して脚を介して上から差し込むとともに、前記一方の脚をプリント基板に設け た穴を挿通してパターンとはんだ付けするようにして構成した。
【0006】
本考案に係る放熱板用の接地金具によれば、放熱板の表裏面を挟んで押さえつ けるように、はんだが適用できる導電性の線材を用いて、付勢力を持つように湾 曲部を持たせて曲加工して形成し、接地金具の曲げられた少なくとも一方の脚は 前記放熱板の高さより長く形成し、放熱板の上から差し込むとともに、前記一方 の脚をプリント基板に設けた穴を挿通してパターンとはんだ付けするようにした ことを特徴とする。
【0007】
以下、本考案の実施例を説明する。 図1及び図2は本考案による放熱板用の接地金具の一実施例を説明するための 斜視図である。 本実施例の接地金具10は、はんだが適用できないアルミニウム製の放熱板7 の表裏面を挟んで押さえつけるように、はんだが適用できる導電性の線材を用い て付勢力を持つように湾曲部を設けて曲加工して2本の脚10a,10bを形成 し、曲げられた少なくとも一方の脚10aは放熱板1の高さより長く形成してい る。 放熱板7は下部に先端が外開き状の突起(係止爪)8,8が形成され、この突 起(係止爪)8,8をプリント基板4の角孔に挿入して、放熱板7をプリント基 板4に対して直立して固定する。
【0008】 次に、放熱板に対する接地金具10の取付けであるが、接地金具10の2本の 脚10a,10b間で放熱板1を挟み付けて放熱板1に接地金具10を接触させ た状態で取付ける。その状態で、さらに、接地金具10を押し込んで一方の脚1 0aの先端をプリント基板4を貫通させ、裏面でパターンと接触した状態ではん だ付けして固定すると同時に電気的に導通させる。また、放熱板1に取付けたト ランジスタ等の部品5のリード端子6に関しても、プリント基板4に設けたパタ ーンにはんだ付けにより電気的に導通される。
【0009】 上記のように本実施例によれば、放熱板を放熱板に設けた突起を介してプリン ト基板に固定し、放熱板に対して線材を曲げて構成した接地金具を差し込んで、 放熱板の表裏面を挟んで押さえつけ、その脚の一方の脚の先端をプリント基板を 貫通させ、裏面でパターンにはんだ付けして固定すると同時に電気的に導通させ ているので、放熱板をグランド電位に落とすための接続作業が極めて容易に確実 にできる。
【0010】
以上のように本考案に係る放熱板用の接地金具によれば、接地金具を線材を曲 げただけの簡単な構造に形成でき、接地金具の放熱板への取付け、プリント基板 のパターンに対する接続が容易で、プリント基板のパターンとの導通もはんだ付 けにより確実にでき、放熱板をグランド電位に落とすことが極めて簡単にできる ものである。
【図1】本考案に係る放熱板用の接地金具の一実施例を
説明するための斜視図である。
説明するための斜視図である。
【図2】上記実施例の接地金具の取付状態を示す側面図
である。
である。
【図3】従来の放熱板を示す斜視図である。
【図4】従来の放熱板の他の例を示す斜視図である。
4 プリント基板 7 放熱板 10 接地金具
Claims (1)
- 【請求項1】 プリント基板に固定される導電性の放熱
板とプリント基板のパターンとを電気的に導通させるよ
うに、放熱板に取付けられる放熱板用の接地金具におい
て、前記接地金具を放熱板の表裏面を挟んで押さえつけ
るように、はんだが適用できる導電性の線材を曲加工し
て形成し、該接地金具の曲げられた少なくとも一方の脚
を前記放熱板の高さより長く形成し、放熱板に対して脚
を介して上から差し込むとともに、前記一方の脚をプリ
ント基板に設けた穴を挿通してパターンとはんだ付けす
るようにしたことを特徴とする放熱板用の接地金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8146092U JPH0641192U (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 放熱板用の接地金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8146092U JPH0641192U (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 放熱板用の接地金具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0641192U true JPH0641192U (ja) | 1994-05-31 |
Family
ID=13747015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8146092U Pending JPH0641192U (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 放熱板用の接地金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0641192U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010110174A (ja) * | 2008-10-31 | 2010-05-13 | Sharp Corp | 電源装置 |
-
1992
- 1992-10-30 JP JP8146092U patent/JPH0641192U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010110174A (ja) * | 2008-10-31 | 2010-05-13 | Sharp Corp | 電源装置 |
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