JP2904050B2 - 電子回路ユニット - Google Patents

電子回路ユニット

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JP2904050B2
JP2904050B2 JP7072990A JP7299095A JP2904050B2 JP 2904050 B2 JP2904050 B2 JP 2904050B2 JP 7072990 A JP7072990 A JP 7072990A JP 7299095 A JP7299095 A JP 7299095A JP 2904050 B2 JP2904050 B2 JP 2904050B2
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    • H05K1/0201Thermal arrangements, e.g. for cooling, heating or preventing overheating
    • HELECTRICITY
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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  • Structure Of Printed Boards (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子回路ユニットに関
し、特に、電子回路ユニットの基板上に搭載した電子機
器より発生する熱を放熱するための構成を小型に出来る
ようにするものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用ワイヤハーネスに使用する電気
接続箱には、ケース内部に電子回路ユニットを内蔵し、
ケース内部に収容したバスバー等の内部回路と電子回路
とを接続し、高密度で集中的に分岐回路を構成している
場合がある。従来、この種の電気接続箱に内蔵する電子
回路は、ランプ消し忘れのアラーム回路等の信号系回路
が多く、基板上に搭載する電子機器は発熱量が小さく、
かつ、電子回路も小電流回路で発熱量が小さく、特に放
熱対策を施す必要はなかった。
【0003】しかしながら、近年、電子回路の基板上に
ヒューズおよびリレー等の機能を集約して具備したパワ
ートランジスタを搭載している場合が多く、該パワート
ランジスタは発熱量が大きく、かつ、該パワートランジ
スタに接続する電子回路も大電流回路となっているた
め、発熱量が大きくなっている。
【0004】そのため、放熱対策を施すことが必要とな
り、第1の従来技術では、図5に示すように、発熱量が
大きいパワートランジスタ等の電子機器Aに大型の放熱
板1を取り付けている。
【0005】また、第2の従来技術(特開昭61−46
098)では、パワートランジスタにボルトで取り付け
られる伝熱部材と、パワートランジスタが搭載される基
板に設置されるコネクタのコネクタピンとを接触させ、
パワートランジスタの熱を伝熱部材を介してコネクタピ
ンに伝導させて放熱している。
【0006】また、第3の従来技術(実開平5−781
26)では、基板上に搭載した発熱性のインテリジェン
ト・パワースイッチを基板上の導電材と接続して回路を
構成する一方、上記パワースイッチを基板上に放熱用と
してのみ配置したバスバーとボルトで固定し、あるいは
係止嵌合して、熱的および機械的に連結し、パワースイ
ッチで発生する熱をバスバーに伝導して放熱を図ってい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1の従来技術では、大型放熱板1は電子回路ユニット3
の基板4から垂直方向に立ち上がるようにして設置され
るので、電子回路ユニット3の上下方向の厚さが大きく
なり、電子回路ユニット3の設置スペースが大きくな
る。また、電子回路ユニット3が電気接続箱に内蔵され
る場合、電気接続箱が大型化する問題がある。特に、電
気接続箱は自動車の狭いスペースに取り付けられること
が多いため、電気接続箱の大型化を防止する必要があ
る。
【0008】また、放熱板1の取り付けは、予め放熱板
1を電子機器Aにピン2で固定しておき、さらに電子機
器Aを基板4に設置する際に放熱板1の係合爪1aを基
板4の係合穴4aに係合させる必要があり、放熱板1の
取り付け作業に手間が掛かる欠点がある。さらに、電子
機器毎に大型放熱板を用いると、部品点数が増加し、コ
スト高になる欠点もある。
【0009】また、第2の従来技術でも、伝熱部材をパ
ワートランジスタにボルトで固定する作業が必要であ
り、取付作業に手間が掛かる。
【0010】上記第3の従来技術では、電子機器と接続
して回路を構成するバスバーとは別個に放熱用のバスバ
ーを設ける必要がある。かつ、インテリジェント・パワ
ースイッチをバスバーにボルトで固定する場合は、ボル
ト止め作業が必要であり、取付作業に手間が掛かる。ま
た、係止嵌合する場合には、予めパワースイッチの製造
工程において、バスバーのタブが嵌合接触可能な雌端子
を設けておく必要があり、パワースイッチの製造コスト
が高くなる欠点がある。
【0011】本発明は、上記した欠点を解消せんとする
もので、発熱性電子機器の放熱のための構成を小型かつ
安価にすると共に、電子回路ユニットの製造工程を簡略
化することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、請求項1で、電子回路の基板上に電子
機器を搭載した電子回路ユニットにおいて、上記基板上
にバスバーを配置し、該バスバーを基板上の電子回路を
構成する導電材と接続して、導電材とバスバーとからな
る回路を構成し、該回路のバスバーに上記電子機器のう
ちパワートランジスタ等の発熱性の電子機器の端子を接
続し、電子機器で発生する熱を上記バスバーに伝導する
構成としていることを特徴とする電子回路ユニットを提
供している。
【0013】上記バスバーは、所要の領域で基板表面と
の間に所要の隙間があくようにブリッジ状に屈折し、上
記隙間に電子機器を配置できるようしてもよい。(請求
項2)
【0014】また、上記電子回路ユニットをジャンクシ
ョンボックス等の電気接続箱に内蔵して、該電気接続箱
に収容するバスバーと接続し、該バスバーを介して外部
回路を接続する構成としていない場合、即ち、電子回路
ユニットを単体でケース内に収容する場合には、上記バ
スバーに外部回路接続用のタブを設け、該タブに外部回
路のワイヤハーネスと接続した端子を接続するようにし
ている。(請求項3)
【0015】上記基板上のバスバーと導電材との接続
は、上記基板の一面に配置するバスバーより屈折させた
突出片を設け、該突出片を基板に穿設した取付穴に通
し、基板の他面に設けた導電材と半田付けで接続し、該
半田付けで同時にバスバーを基板に固定し、かつ、上記
電子機器の端子を上記バスバーおよび基板に連通して形
成した貫通穴に挿入して、バスバーと半田付けして接続
しているすることが好ましい。(請求項4)
【0016】上記電子回路ユニットは、ケース内にバス
バーが積層配置されたジャンクションボックス等の電気
接続箱に内蔵し、電子回路の導電材を上記バスバーに接
続して構成してもよい。(請求項5)
【0017】
【作用】本発明の請求項1に記載の電子回路ユニットに
よると、基板に配置されるバスバーは基板に配設される
導電材と発熱性の電子機器の端子とに電気的に接続さ
れ、電子回路ユニットの回路の一部分をなすと共に、電
子機器の端子から熱伝導可能なように接続されて放熱板
として兼用される。基板に配置されるバスバーは基板表
面に沿って配設されるので、バスバーを設けることによ
って電子回路ユニットの厚さが増すことはない。発熱性
電子機器の熱は、端子からバスバーに伝導されて放熱さ
れる。したがって、従来の大型の放熱板の代わりにバス
バーで発熱性電子機器の放熱を行うので、大型の放熱板
を取り除く分だけ電子回路ユニットの厚さを薄くするこ
とができ、電子回路ユニットを小型化できる。
【0018】請求項2に記載の電子回路ユニットによる
と、上記バスバーは、所要の領域で該バスバーと基板表
面との間に所要の間隔があくようにブリッジ状に屈折さ
れているので、基板表面の上記所要の領域において、基
板とバスバーとの間にも電子機器を搭載でき、基板表面
の領域を有効に利用することができる。
【0019】請求項3に記載の電子回路ユニットによる
と、上記バスバーにはタブが設けられ、該タブにはワイ
ヤハーネスなどの外部回路のコネクタが接続される。タ
ブを設けることによって、電子回路ユニットを外部回路
に容易に接続することができる。
【0020】請求項4に記載の電子回路ユニットによる
と、バスバーと導電材との電気的接続および、バスバー
の基板への固定が1回の半田付けで同時に行える。ま
た、バスバーと電子機器との接続および基板への固定
は、電子機器の端子をバスバーおよび基板の貫通穴に挿
入して半田付けするだけでよく、簡単に行える。
【0021】請求項5に記載の電子回路ユニットによる
と、ジャンクションボックス等の電気接続箱のケース内
に内蔵した場合、電気接続箱に収容するバスバーも放熱
板として利用でき効果的に電子機器から発生する熱を放
熱できる。
【0022】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例を参照して
詳細に説明する。図1、図2および図3に示される第1
実施例の電子回路ユニット11は、PCB(プリント・
サーキット・ボード)の基板19の上面にパワートラン
ジスタ12、抵抗13,14およびコンセンサ15など
の電子機器が搭載している。上記基板19の下面には数
十μmの厚さで導電材20を印刷して電子回路を設けて
おり、その上面に絶縁膜21をコーティングしている。
基板19の上面には、複数のバスバー16,17,18を
配設し、これらバスバー16,17,18を所要の導電材
20と接続して回路の一部として構成し、上記電子機器
のうち、発熱量が大きいパワートランジスタ12の端子
12aと接続し、パワートランジスタ12への回路とし
て用いると共に、放熱も図っている。
【0023】上記基板19には、図3に示すように、パ
ワートランジスタ12の端子12aが挿通される貫通穴
19aと、抵抗13,14およびコンセンサ15の端子が
挿通される複数の貫通穴19bと、後述するバスバー1
6,17,18の突出片16c,17c,18cが挿通される
複数の取付穴19cを穿設している。
【0024】基板19の下面側の貫通穴19bおよび取
付穴19cの周縁部では、絶縁膜21が取り除かれて導
電材20が露出し、貫通穴19bに抵抗13,14およ
びコンデンサ15の端子を挿入して、露出した導電材2
0と半田で接続している。一方、図2に示すように、貫
通穴19aの周縁部では導電材20を設けておらず、貫
通穴19aに挿入するパワートランジスタ12の端子1
2aを導電材20と接触しないようにしている。
【0025】基板19上に配設される各バスバー16,
17,18は、従来のバスバーと同様に導電性金属板を
打抜加工して形成しており、基板19の上面と平行に配
置される平板部16b,17b,18bと、各平板部16b,
17b,18bの縁部から直角方向に屈折される複数の突
出片16c,17c,18cとからなり、各平板部16b,1
7b,18bにパワートランジスタ12の端子12aが挿通
される貫通穴16a,17a,18aを穿設している。
【0026】バスバー17の平板部17bは中央部をブ
リッジ状に折り曲げて、基板19の上面から離反する方
向に突出したブリッジ部17dを設けている。ブリッジ
部17dと基板19表面との間に所要の隙間をあけ、ブ
リッジ部17dの下には、抵抗13,14などの電子機器
を搭載している。
【0027】また、バスバー17には、平板部17bの
縁部から突出片17cと反対方向、すなわち基板19表
面から離反する方向に延びる外部端子接続用のタブ17
eを突設している。タブ17eは、電子回路ユニット11
が収納されるケースの天板を貫いてケース外面に設けた
コネクタ内に突出させ、たとえば自動車用ワイヤハーネ
スなどの外部回路の端子と接続させるようにしている。
【0028】上記バスバー16,17,18の基板19へ
の取付、およびバスバー16,17,18とパワートラン
ジスタ12との接続を下記工程で行っている。
【0029】まず、抵抗13,14やコンデンサ15な
どの放熱を行う必要のない電子機器については、これら
電子機器の端子を基板19の貫通穴19bに挿通して基
板19上に設置する。次に、バスバー16,17,18の
突出片16c,17c,18cを基板19の取付穴19cに挿
通してバスバー16,17,18を基板19上に設置す
る。このとき、互いに対応する基板19の各貫通穴19
aと各バスバー16,17,18の貫通穴16a,17a,1
8aとは、連通している。
【0030】つづいて、パワートランジスタ12の各端
子12aを、各バスバー16,17,18の貫通穴16a,
17a,18aを介して基板19の各貫通穴19aに挿通し
て、パワートランジスタ12を基板19上に設置する。
【0031】このように総ての電子機器およびバスバー
16,17,18を基板19上に設置した後、基板19の
裏側に突出したパワートランジスタ12の端子12a、
抵抗13,14などの端子、およびバスバー16,17,
18の突出片16c,17c,18cを基板19に半田付け
する。半田付けによって、基板19の貫通穴19a、1
9bおよび取付穴19c内が半田22で満たされると共
に、半田22が貫通穴19a、19bおよび取付穴19c
の上下の周縁部から基板19表面上に基板19を挟さむ
ように張り出して、パワートランジスタ12の端子12
a、抵抗13,14などの電子機器の端子、およびバスバ
ー16,17,18の突出片16c,17c,18cが抜けな
いように基板19に固定される。
【0032】これと同時に、抵抗13,14などの電子
機器の端子、およびバスバー16,17,18の突出片1
6c,17c,18cが、基板19の下面に設けられた導電
材20に半田22によって電気的に接続される。また、
半田22がバスバー16,17,18の取付穴16c,17
c,18c内にも流れ込み、半田22によってパワートラ
ンジスタ12の端子12aがバスバー16,17,18
に、電気的および熱伝導可能に接続される。
【0033】上記構成の電子回路ユニット11では、パ
ワートランジスタ12に接続する回路は基板19上の導
電材20とバスバー16、17、18とから構成され、
パワートランジスタ12には導電材20よりバスバー1
6、17、18を通して電流が流れる。また、バスバー
16、17、18と接続しているため、パワートランジ
スタ12から発せられる熱は、パワートランジスタ12
の端子12aから、半田22を介してバスバー16,1
7,18に伝導されて、バスバー16,17,18から放
熱される。
【0034】上記のように、回路を構成するバスバー1
6,17,18を放熱板として利用し、これらバスバーは
基板19と平行に配設される平板状の部材であるので、
電子回路ユニット11および電子回路ユニット11が収
納されるケースを、特に厚さ方向、図1の上下方向を大
幅に小型化できる。
【0035】なお、上記実施例では、基板19の上面に
電子回路を設けていないが、バスバーを設置いていない
領域に電子回路を形成してもよい。あるいは、バスバー
に基板上面と離れたブリッジ部を設けた場合は、該ブリ
ッジ部の下部に電子回路を形成してもよい。さらに、電
子回路の絶縁膜を耐熱性を有する材料で形成した場合に
は、電子回路の上面にバスバーを配置してもよい。
【0036】図4に示す第2実施例はジャンクションボ
ックスからなる電気接続箱31の内部に電子回路ユニッ
トを内蔵している。即ち、電気接続箱31では、アッパ
ーケース32とロアーケース33とからなるケース内の
全域にわたって、絶縁板35を介してバスバー34を積
層配置し、このバスバー配置部の一方上側(図中右上側)
に電子回路ユニット11を内蔵している。アッパーケー
ス32の右上側には、電子回路ユニット11が嵌まり込
む段状突出部32aを設けている。
【0037】本実施例では、バスバー34と、電子回路
ユニット11の基板19上に配設する上記バスバー1
6,17,18とを別体で形成している。電子回路ユニッ
ト11の導電材20とバスバー34とは、バスバー34
の電子回路ユニット11の下側に延設される回路部34
aの各先端にタブ34bを電子回路ユニット11方向に屈
折させて形成し、タブ34bを基板19に穿設した取付
穴を通して基板19の上面に搭載したコネクタ23の各
タブ挿入部に挿入することによって電気的に接続してい
る。コネクタ23には、導電材20に接続された複数の
端子(図示せず)を収容しており、これら端子をタブ34
bと接触嵌合させて接続している。
【0038】このように、電子回路ユニット11のパワ
ートランジスタ12は、電気接続箱側のバスバー34、
基板19上の導電材20、該導電材20と接続したバス
バー16、17、18からなる回路と接続し、バスバー
34に設けた外部回路接続用端子を介して外部回路と接
続している。よって、基板19上のバスバー16等には
外部回路接続用のタブを設けていない。
【0039】上記構成とすると、パワートランジスタ1
2で発生する熱は、まず、基板19上のバスバー16、
17、18から放熱出来ると共に、導電材20を介して
電気接続箱側のバスバー34にも伝導され、該バスバー
34からも放熱される。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の請求項1の電子回路ユニットでは、従来の大型の放熱
板の代わりに、回路を構成するバスバーを利用して発熱
性の電子機器の放熱を行うので、電子回路ユニットの厚
さを薄くすることができ、電子回路ユニットを小型化で
きる。その結果、小型化が要求される自動用電気接続箱
などの内部の狭い領域にも容易に設置すことができる。
また、従来の大型の放熱板を取り除いて回路の一部をな
すバスバーを放熱板として兼用するので、部品点数を削
減することができ、放熱のための構成を安価にすること
ができる。その結果、電子回路ユニットを低コストで製
造することができる。
【0041】請求項2の電子回路ユニットでは、上記バ
スバーはブリッジ状に屈折されているので、基板とバス
バーとの間にも電子機器を搭載でき、基板表面の領域を
有効に利用することができる。その結果、基板表面にお
いる電子機器の搭載密度を高めて、その分基板を小型化
できる。
【0042】請求項3の電子回路ユニットでは、バスバ
ーにタブを設けることによって、電子回路ユニットを外
部回路に容易に接続することができる。また、電子回路
ユニットと外部回路との接続作業および切り離し作業を
容易にすることができる。
【0043】請求項4の電子回路ユニットでは、バスバ
ーと発熱性電子機器との電気的接続と、バスバーと基板
との固定とが同時に行える。よって、従来のボルト等を
用いた発熱性電子機器と放熱板またはバスバーとの接続
作業に比べて、バスバーの取付作業を大幅に簡略化する
ことができる。
【0044】請求項5の電子回路ユニットでは、内蔵す
る電子回路ユニットが小型になった分だけ電気接続箱を
小型化することができ、その結果、自動車内のなどの狭
い領域にも電気接続箱を容易に設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の電子回路ユニットの構
成を示す斜視図である。
【図2】 図1の電子回路ユニットの部分的構成を示す
断面図である。
【図3】 図1の電子回路ユニットの分解斜視図であ
る。
【図4】 本発明の第2実施例の電気接続箱の構成を示
す斜視図である。
【図5】 従来の電子回路ユニットの部分的構成を示す
斜視図である。
【符号の説明】
11,11a 電子回路ユニット 12 パワートランジスタ 16,17,18,34 バスバー 19 基板 20 電子回路を構成する導電材 21 絶縁膜 22 半田 31 電気接続箱 35 絶縁板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−239894(JP,A) 実開 平4−5670(JP,U) 実開 平1−108972(JP,U) 実開 昭57−117088(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05K 1/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子回路の基板上に電子機器を搭載した
    電子回路ユニットにおいて、 上記基板上にバスバーを配置し、該バスバーを基板上の
    電子回路を構成する導電材と接続して、導電材とバスバ
    ーとからなる回路を構成し、該回路のバスバーに上記電
    子機器のうち発熱性の電子機器の端子を接続し、該電子
    機器で発生する熱を上記バスバーに伝導する構成として
    いることを特徴とする電子回路ユニット。
  2. 【請求項2】 上記バスバーは所要領域で基板の表面と
    の間で隙間があくようにブリッジ状に屈折され、上記隙
    間に電子機器を配置出来るようにしていることを特徴と
    する請求項1に記載の電子回路ユニット。
  3. 【請求項3】 上記バスバーには、外部回路接続用のタ
    ブが設けられることを特徴とする請求項1または請求項
    2に記載の電子回路ユニット。
  4. 【請求項4】 上記基板の一面に配置するバスバーより
    屈折させた突出片を設け、該突出片を基板に穿設した取
    付穴に通し、基板の他面に設けた導電材と半田付けで接
    続すると共にバスバーを基板に固定し、かつ、上記電子
    機器の端子を上記バスバーおよび基板に連通して形成し
    た貫通穴に挿入して、バスバーと半田付けして接続して
    いる請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の電子
    回路ユニット。
  5. 【請求項5】 上記電子回路ユニットは、ケース内にバ
    スバーが積層配置された電気接続箱に内蔵され、電子回
    路の導電材が上記ケース内に配置したバスバーと接続さ
    れている請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の
    電子回路ユニット。
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