JPH0515035A - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

Info

Publication number
JPH0515035A
JPH0515035A JP3190593A JP19059391A JPH0515035A JP H0515035 A JPH0515035 A JP H0515035A JP 3190593 A JP3190593 A JP 3190593A JP 19059391 A JP19059391 A JP 19059391A JP H0515035 A JPH0515035 A JP H0515035A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bus bar
electric
junction box
circuit board
printed circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3190593A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Furuichi
健二 古市
Kazuya Akashi
一弥 明石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP3190593A priority Critical patent/JPH0515035A/ja
Publication of JPH0515035A publication Critical patent/JPH0515035A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0213Electrical arrangements not otherwise provided for

Abstract

(57)【要約】 【目的】 放熱効果に優れた電気接続箱の小型化を図
る。 【構成】 上部ケース2と下部ケース3との内部にプリ
ント基板4を設ける。各電気部品5の端子及びコネクタ
7の端子が接続可能な接続端子14とプリント基板4へ
の実装用の端子部13とが形成された板状のバスバ12
を、プリント基板4の実装面とほぼ直交した垂直面内に
配置させて実装させる。バスバ12へプリント基板4に
実装された電子部品11を絶縁シート18を介して取り
付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車等に搭載され
る電気接続箱に係り、特に、放熱効果に優れかつ小型化
が可能な電気接続箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車等の電気系統には、ヒューズ、リ
レー、半導体等の電気・電子部品が実装された電気接続
箱が設けられている。この電気接続箱の内部には、金属
板を打ち抜き、折り曲げ加工することにより、所定の形
状に形成されたバスバが配線に使用されている。ところ
で、各電気・電子部品は電流が流れることにより発熱す
るので、これら電気・電子部品の熱を放散させる必要が
ある。従来では、熱を放散させるために、バスバの面積
を広くして、このバスバに接続された電気部品の熱をバ
スバに伝達させ、その表面より放散させて電気部品の発
熱による溶損、破損を防止するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように、バスバの面積を広くした従来の電気接続箱にあ
っては、この面積の広いバスバをケースの内部に配線さ
せるために、ケース自体を大きくせざるを得ず、電気接
続箱の大型化を招くという問題があった。この発明は、
上記事情に鑑みてなされたもので、放熱効果に優れかつ
小型化が可能な電気接続箱を提供することを目的として
いる。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の電気接続箱
は、自動車等に設けられ、各電気・電子部品を搭載して
なる電気接続箱において、ケース内にプリント基板を設
け、該プリント基板に板状のバスバを設けてなり、該バ
スバは前記プリント基板の表面とほぼ直交する垂直面内
に配置され、前記電気・電子部品は前記バスバに接触さ
れてなることを特徴としている。
【0005】
【作用】この発明の電気接続箱によれば、各電気・電子
部品が接触された板状のバスバをプリント基板の表面と
ほぼ直交する垂直面内に設けたものであるので、プリン
ト基板へのバスバの実装範囲を小さくすることができ、
これにより、ケース内におけるプリント基板の上方側の
空間を有効に利用することができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図によって説明す
る。図において、符号1はジャンクションボックス(電
気接続箱)である。このジャンクションボックス1は、
上部ケース2と、下部ケース3と、これら上部ケース2
と下部ケース3との内部に設けられるプリント基板4と
から構成されている。上部ケース2には、その上面側に
リレー、ヒューズ等の各電気部品5が実装される部品実
装部6、及びコネクタ7が接続される接続部8が形成さ
れている。また、上部ケース2の側壁には係止部9,9
…が形成されており、上部ケース2と下部ケース3とを
組み合わせた際に、下部ケース3の側部に形成された突
起部10,10…が前記係止部9,9…によって係止さ
れてこれら上部ケース2と下部ケース3とが組み合わさ
れるようになっている。
【0007】次に、プリント基板4の実装状態を説明す
る。このプリント基板4は、その裏面にパターンが形成
されたもので、このプリント基板4には、LSI、I
C、トランジスタ等の各電子部品11,11が表裏面に
貫通されたスルーホールへリード線を挿入して前記パタ
ーンへはんだ付けすることにより実装されている。ま
た、このプリント基板4には板状のバスバ12,12が
実装されている。これらバスバ12,12は導電性を有
しかつ熱伝導性に優れた金属等からなる平板を打ち抜
き、折り曲げ加工等により所定の形状に形成したもの
で、プリント基板4の実装面(表面)とほぼ直交する垂
直面内に配置されて実装されている。これらバスバ1
2,12には端子部13,13…が形成されており、こ
の端子部13,13…がプリント基板4に形成されたス
ルーホールに挿入されて、前記各電子部品11,11と
同様にパターンにはんだ付けされている。
【0008】また、このバスバ12,12には、上方へ
向かって接続端子14,14が形成されており、この接
続端子14,14は上部ケース2の部品実装部6及び接
続部8へ突出され、これら部品実装部6に実装される電
気部品5あるいは接続部8へ接続されるコネクタ7のそ
れぞれの端子と直接あるいは中継端子15を介して接続
されるようになっている。また、このバスバ12には、
図2及び図3に示すように、プリント基板4に実装され
た電子部品11がネジ16及びナット17により取り付
けられており、この電子部品11とバスバ12との間に
は、絶縁性及び熱伝導性に優れた樹脂等からなる絶縁シ
ート18が介されてそれぞれの間が絶縁されている。な
お、プリント基板4には、その下面側にスペーサ21,
21が設けられており、このジャンクションボックス1
を組み立てた際に、プリント基板4の下面と下部ケース
3の上面との間に空間が形成されるようになっている。
上記のような構成のジャンクションボックス1によれ
ば、自動車等の装置を作動させるために、このジャンク
ションボックス1へコネクタ7に接続されたケーブル2
2から電流が供給されると、ジャンクションボックス1
に実装された各電気部品5及び電子部品11,11が発
熱する。
【0009】そして、電気部品5から発生した熱は外部
に放散されるとともに、その端子からバスバ12,12
へ伝達されてこのバスバ12,12から放散される。ま
た、電子部品11,11から発生した熱は、絶縁シート
18を介してバスバ12,12へ伝達され、このバスバ
12,12から放散される。即ち、各電気部品5及び電
子部品11,11から発生した熱はバスバ12,12に
伝達されてこのバスバ12,12から確実に放散される
ので、各電気部品5及び電子部品11,11の熱による
溶損、破損等が防止される。そして、本実施例のジャン
クションボックス1によれば、板状のバスバ12,12
を、プリント基板4の実装面とほぼ直交する垂直面内に
配置させて実装させたものであるので、プリント基板4
の上方側の空間を有効に利用することができる。つま
り、プリント基板4へのバスバ12,12の実装範囲を
大きくとることなくバスバ12,12の面積を広くして
放熱効果を向上させることができ、極めて信頼性が高
く、かつ高密度に実装されて小型化されたジャンクショ
ンボックスとすることができる。
【0010】また、上記実施例のジャンクションボック
ス1に使用したバスバ12,12は単に金属板を打ち抜
き、折り曲げ加工等により形成したものであるが、これ
らバスバ12,12として、例えば、図4に示すよう
に、内部に冷却媒体が充填された空間部23を有する板
状のヒートシンクを使用しても良い。つまり、このヒー
トシンクからなるバスバ12が実装されたジャンクショ
ンボックス1によれば、発熱個所の熱が空間部23内の
冷却媒体によって極めて迅速に発熱個所以外の低温個所
へ移動されるので、局部的な発熱を全体に均一化させる
ことができ、さらに放熱効果に優れたジャンクションボ
ックスとすることができる。これにより、ジャンクショ
ンボックス1に使用する樹脂の耐熱温度を下げることが
でき、耐熱温度の低い安価な樹脂を使用することができ
る。また、上記実施例のジャンクションボックス1は、
LSI、IC、トランジスタ等の電子部品(集積回路)
が実装可能なプリント基板4を設けたものであるので、
これら電子部品を実装させることにより、高機能なジャ
ンクションボックス1とすることができる。
【0011】なお、上記実施例のジャンクションボック
ス1では、電子部品11とバスバ12との間に絶縁シー
ト18を介在させて、それぞれの間を絶縁させたが、電
子部品11とバスバ12とを導通させることにより、こ
のバスバ12を電子部品11の配線用のバスバとしても
使用することができる。また、上記実施例のジャンクシ
ョンボックス1の具体的な構造は実施例に限定されな
い。
【0012】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の電気接
続箱によれば下記の効果を得ることができる。板状のバ
スバを、プリント基板の表面とほぼ直交した垂直面内に
配置させて設けたものであるので、プリント基板へのバ
スバの実装範囲を小さくすることができ、これにより、
プリント基板の上方側の空間を有効に利用することがで
きる。したがって、電気接続箱を大型化させることなく
バスバの面積を広くすることができ、バスバによる各電
気・電子部品の熱の放散を極めて良好なものとすること
ができる。これにより、各電気・電子部品の熱による溶
損、破損等が防止された小型で信頼性の高い電気接続箱
とすることができる。また、ヒートパイプを使用するこ
となく、放熱効果に優れた電気接続箱とされているの
で、さらに、小型化が可能である。また、プリント基板
を用いたことにより、CPU等の電子部品も一体に実装
させることができる。したがって、組立工程を少なくし
て量産を可能とし、組立コストの低減を図ることができ
るとともに、高密度化された電気接続箱とすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例のジャンクションボックスの構造及
び構成を説明するジャンクションボックスを分解した斜
視図である。
【図2】 ジャンクションボックス内のプリント基板の
実装状態を説明するプリント基板の側面図である。
【図3】 ジャンクションボックス内のプリント基板の
実装状態を説明するプリント基板の平面図である。
【図4】 他のバスバが実装されたプリント基板の平面
図である。
【符号の説明】
1……ジャンクションボックス(電気接続箱)、2……
上部ケース(ケース)、3……下部ケース(ケース)、
4……プリント基板、5……電気部品、11……電子部
品、12……バスバ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 自動車等に設けられ、各電気・電子部品
    (5,11)を搭載してなる電気接続箱(1)におい
    て、ケース(2,3)内にプリント基板(4)を設け、
    該プリント基板に板状のバスバ(12)を設けてなり、
    該バスバは前記プリント基板の表面とほぼ直交する垂直
    面内に配置され、前記電気・電子部品は前記バスバに接
    触されてなることを特徴とする電気接続箱。
JP3190593A 1991-07-04 1991-07-04 電気接続箱 Withdrawn JPH0515035A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3190593A JPH0515035A (ja) 1991-07-04 1991-07-04 電気接続箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3190593A JPH0515035A (ja) 1991-07-04 1991-07-04 電気接続箱

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0515035A true JPH0515035A (ja) 1993-01-22

Family

ID=16260650

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3190593A Withdrawn JPH0515035A (ja) 1991-07-04 1991-07-04 電気接続箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0515035A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08275338A (ja) * 1995-03-31 1996-10-18 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電子回路ユニット内蔵の電気接続箱
JPH11215657A (ja) * 1998-01-22 1999-08-06 Sumitomo Wiring Syst Ltd 配電ボックス
JP2000252664A (ja) * 1999-03-04 2000-09-14 Accuphase Laboratory Inc プリント配線板
JP2001186632A (ja) * 1999-12-24 2001-07-06 Yazaki Corp 電気接続箱
US7125285B2 (en) 2003-11-27 2006-10-24 Yazaki Corporation Joint connector
USRE39702E1 (en) 1996-08-19 2007-06-26 Seiko Epson Corporation Projector
JP2009291044A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電気接続箱
JP2018190914A (ja) * 2017-05-11 2018-11-29 株式会社オートネットワーク技術研究所 回路構成体及び電気接続箱
CN110197961A (zh) * 2018-02-26 2019-09-03 泰科电子(上海)有限公司 电连接器和电源连接组件
JP2021057153A (ja) * 2019-09-27 2021-04-08 矢崎総業株式会社 中継端子、及び、中継端子の製造方法

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08275338A (ja) * 1995-03-31 1996-10-18 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電子回路ユニット内蔵の電気接続箱
USRE39702E1 (en) 1996-08-19 2007-06-26 Seiko Epson Corporation Projector
USRE41680E1 (en) 1996-08-19 2010-09-14 Seiko Epson Corporation Projector
JPH11215657A (ja) * 1998-01-22 1999-08-06 Sumitomo Wiring Syst Ltd 配電ボックス
JP2000252664A (ja) * 1999-03-04 2000-09-14 Accuphase Laboratory Inc プリント配線板
JP4674930B2 (ja) * 1999-12-24 2011-04-20 矢崎総業株式会社 電気接続箱
JP2001186632A (ja) * 1999-12-24 2001-07-06 Yazaki Corp 電気接続箱
US7125285B2 (en) 2003-11-27 2006-10-24 Yazaki Corporation Joint connector
JP2009291044A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電気接続箱
JP2018190914A (ja) * 2017-05-11 2018-11-29 株式会社オートネットワーク技術研究所 回路構成体及び電気接続箱
KR20190135514A (ko) * 2017-05-11 2019-12-06 가부시키가이샤 오토네트웍스 테크놀로지스 회로 구성체 및 전기 접속 박스
CN110197961A (zh) * 2018-02-26 2019-09-03 泰科电子(上海)有限公司 电连接器和电源连接组件
JP2021057153A (ja) * 2019-09-27 2021-04-08 矢崎総業株式会社 中継端子、及び、中継端子の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20080310121A1 (en) Electrical Junction Box
JP2002293202A (ja) 車両用パワーディストリビュータ
JP2904050B2 (ja) 電子回路ユニット
JPH0515035A (ja) 電気接続箱
JP2007109993A (ja) 回路基板内蔵筐体
JP2001144403A (ja) 電気部品の放熱実装構造及び電気部品の実装方法
JPH10126924A (ja) 電気接続装置
JPH0515036A (ja) 電気接続箱
JP2007325345A (ja) 電気接続箱
JP2001298290A (ja) 電子ユニットボックスの放熱構造
JP3434710B2 (ja) 電気接続箱の放熱構造
JPH11163476A (ja) 回路基板の放熱構造及び電源制御装置
JP2004135396A (ja) 電気接続箱
JPH10290085A (ja) 放熱型バスバー
JPH10135582A (ja) 電子回路ユニット
JP2003087938A (ja) 電気接続箱
JP2021158208A (ja) 電子モジュール
JP7314478B2 (ja) 電気配線板を備えた装置
KR20030063178A (ko) 전기 장치
WO2022224648A1 (ja) 電子回路及びこれを備えた電子機器
JP2007250990A (ja) リジッドプリント配線板及びリジッドプリント配線板を用いた電気接続箱
JP2007305399A (ja) 配線基板ユニット
JP3008810B2 (ja) 電子回路ユニット内蔵の電気接続箱の放熱構造
JPH0564339A (ja) 電気接続箱
JP2002216870A (ja) 基板用コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981008