JPH0243174Y2 - - Google Patents

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JPH0243174Y2
JPH0243174Y2 JP1983110941U JP11094183U JPH0243174Y2 JP H0243174 Y2 JPH0243174 Y2 JP H0243174Y2 JP 1983110941 U JP1983110941 U JP 1983110941U JP 11094183 U JP11094183 U JP 11094183U JP H0243174 Y2 JPH0243174 Y2 JP H0243174Y2
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actuator
switch
door
turned
circuit
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車のドアロツク装置に関し、詳細
には、運転席のコンソール又はドアアームレスト
に設けられた手元スイツチにより自動車の全ドア
のロツク又はアンロツクが可能な自動車のドアロ
ツク装置に関するものである。
自動車の補助席及び後部座席には運転の経験が
なく安全知識の乏しい者が座る事が多い。従つ
て、これらの席のドアのロツク及びアンロツク
(ロツク解除)は運転者が操作する事が望ましい。
この為、従来から、運転席のドアに設けられてい
る操作ノブスイツチのロツク及びアンロツク動作
と連動させて運転席以外のドアを自動的にロツク
及びアンロツク動作させるドアロツク装置が採用
されている。然るに、操作ノブスイツチは通常運
転席側ドアの後方(車体の中央寄)に設けられて
いる為、運転者はその操作の都度後方に振り向く
必要があり、降車時等に於ける車外の他の併行車
や対向車に対する安全確認が疎かになり、交通安
全上好ましくない。又、操作ノブスイツチの配設
位置はその用途上運転席ドアのレバー近傍に限ら
れる為、運転者が運転姿勢のまま全ドアのロツク
操作を行うには手元に別個のスイツチが必要とな
り、手元スイツチを設けたものとして特公昭55−
50148号に示されたドアロツク装置がある。この
装置はアクチユエータが一方向にのみ回転するの
で、操作ノブスイツチの操作でドアをアンロツク
及びロツクした際に、次の操作に備えてアクチユ
エータを作動させるために操作ノブスイツチで全
てのドアをロツク及びアンロツクする時には全て
のアクチユエータが作動し、バツテリーの消費電
力を多大なものとしていた。そこで、正逆転可能
なアクチユエータを用いることも考えられるが、
回転方向を切換えたり、2個のスイツチに基づく
2系統の駆動回路を組み合わせる構成は必然的に
複雑になる傾向がある。
本考案は以上の点に鑑みてなされたものであつ
て、運転者が安全を確認しつつ手軽に全ドアのロ
ツク・アンロツク操作を実施可能となり、且つ、
正逆転可能なアクチユエータを用いて機構が簡単
な自動車のドアロツク装置を提供することを目的
とする。
以下、本考案の構成について具体的な実施例に
基づき説明する。第1図は本考案の1実施例を示
したブロツク図、第2図は自動車車内の運転席周
りの模式図、第3図は第1図のブロツク図に基づ
く回路図である。第1図に於いて、1は2方切換
式の操作ノブスイツチである。操作ノブスイツチ
1は、通常第2図に示す如く運転席側ドアの後寄
りで開閉用レバー2の上部に設けられており、上
方に引き上げた状態でドアをアンロツクすると共
にアンロツク側にオンし、下方に押し下げた状態
でドアをロツクすると共にロツク側にオンする構
成となつている。そして、これとは別に、運転席
周りの例えばセンタコンソール又はドアのアーム
レストに、双方に開いた中立状態に自動復帰する
2方切換式の手元スイツチ3が設けられている。
即ち、手元スイツチ3は運転者が運転姿勢のまま
容易に操作可能に設けられている。尚、操作ノブ
スイツチ1、手元スイツチ3の双方とも、基端が
接地されている。
操作ノブスイツチ1のアンロツク側端子1Uは、
所定の例えば本例に於いては、0.6秒間の通電状
態を保持する第1保持回路4とこれと連動する第
1リレー回路5及び第1リレー回路5により駆動
される第1電磁スイツチ6を介して運転席を除く
他の座席ドア用の3個の第1アクチユエータ7の
夫々の一方の端子に接続されている。同様に、ロ
ツク側端子1Lも同一構成の第2保持回路8第2
リレー回路9及び第2電磁スイツチ10を介して
第1アクチユエータ7の夫々の他方の端子に接続
されている。本例に於いては、第1、第2電磁ス
イツチ6,10として共に2方切換式が採用され
ており、夫々の基端6a,10aは第1アクチユ
エータ7の対応する端子に共通接続されている。
そして、2方の動作先端の内の一方6b,10b
は夫々接地され他方6c,10cは夫々バツテリ
Bの正電源に接続されており、脱勢時は接地側に
位置している。従つて、操作ノブスイツチ1をア
ンロツク側に引き上げると、運転席ドアがアンロ
ツクされると共に、0.6秒間第1電磁スイツチ6
がバツテリB側に付勢されて夫々の第1アクチユ
エータ7がアンロツク作動し、夫々のドアがアン
ロツクされる。又、操作ノブスイツチ1をロツク
側に押し下げると、運転席がロツクされると共
に、0.6秒間だけ第2電磁スイツチ10がバツテ
リ側に接続されるので、夫々の第1アクチユエー
タ7がアンロツク時とは逆方向に通電されてロツ
ク作動し、夫々のドアがロツクされる。
一方、手元スイツチ3のロツク側端子3Lは前
述と同様に構成された第3保持回路11を介して
前述の操作ノブスイツチ1のロツク側に接続され
た第2リレー回路9に接続されると共に新たな第
3リレー回路12に接続されている。新たな第3
リレー回路12によつて駆動される第3電磁スイ
ツチ13は開閉式で付勢時にオンされる構成とな
つており、第1アクチユエータ7に並列に接続さ
れた運転席ドアのロツク・アンロツク用第2アク
チユエータ14の回路内に介設されている。又、
手元スイツチ3のアンロツク側端子3Uは、同様
な第4保持回路15を介して操作ノブスイツチ1
のアンロツク側に接続された第1リレー回路5及
び上述の第3電磁スイツチ13駆動用第3リレー
回路12に接続されている。
第3図は上述の如く構成されたブロツク図に基
づく具体的な回路図の1実施例を示している。第
1図の場合と同一物には同一符号を付して説明を
省略する。Tr1〜Tr7はトランジスタであり、
C1〜C7はコンデンサ、R1〜R4は抵抗、
Lr1〜Lr3はリレーである。この回路図に基づ
き本実施例の動作について説明する。
() 先ず、操作ノブスイツチ1によるロツク
及びアンロツク動作について説明する。操作ノ
ブスイツチ1が押し下げられロツク状態となつ
ている場合は、コンデンサC1はバツテリBに
より所定の電位に充電されている。しかし、ト
ランジスタTr1のエミツタ電位はバツテリB
により正に保たれている為、Tr1はオフ状態
となつている。又、トランジスタTr2のエミ
ツタ電位は接地位置であるがコンデンサC2の
放電が終了しているのでトランジスタTr2の
ベース電流が導通されず、従つてトランジスタ
Tr2もオフである。故に、各回路のリレー駆
動用トランジスタTr3,Tr4も夫々オフであ
り、電磁スイツチ6,10共に脱勢されて接地
側にオンしている。
次いで、操作ノブスイツチ1を引き上げ運転
席ドアをアンロツク状態にすると共にアンロツ
ク側にオンすると、コンデンサC1が放電を開
始し、これによりトランジスタTr1のベース
電流が導通され、トランジスタTr1がオンす
る。この場合、ベース電位がトランジスタTr
1をオンさせるのに必要な電位以上に保持され
る時間は、抵抗R1の抵抗値とコンデンサC1
の静電容量の積(時定数)で決められ、本例で
は0.6秒となるようにそれぞれの値が設定され
ている。トランジスタTr1がオンすると、ト
ランジスタTr3もオンする為リレーLr1がオ
ンし、電磁スイツチ6を付勢してバツテリB側
にオンさせる。これにより第1アクチユエータ
7が通電されアンロツク作動し、夫々のドアが
アンロツクされる。そして、コンデンサC1が
0.6秒間の放電時間が経過するとトランジスタ
Tr1がオフすると共にトランジスタTr3もオ
フし、第1電磁スイツチ6が脱勢されて接地側
に復帰し、第1アクチユエータ7への通電が停
止する。一方、コンデンサC2に対しては、操
作ノブスイツチ1のアンロツク作動と共にバツ
テリBによる充電が開始されている。
今度は、操作ノブスイツチ1をアンロツク状
態からロツク状態に押し下げると、アンロツク
時と同様に、コンデンサC2が放電を開始して
トランジスタTr2が0.6秒間オンし、これによ
り同時間トランジスタTr4もオンして第2電
磁スイツチ10を付勢し、第1アクチユエータ
7にアンロツク時とは逆方向に通電してロツク
作動させ、各ドアをロツクする。又、コンデン
サC1に対する充電がこれと同時に開始されて
いる。
() 次に、手元スイツチ3によるロツク及び
アンロツク動作について説明する。手元スイツ
チ3が中立(オフ)状態にある場合は、夫々の
第3、第4保持回路11,15に設けられたコ
ンデンサC5及びC6は共に充電されておりト
ランジスタTr5及びTr6は共にオフである。
従つて、第1アクチユエータ7及び第2アクチ
ユエータ14はいずれも動作しない。
而して、手元スイツチ3をロツク側3Lに投
入(この投入を0.6秒間以上継続)する。ロツ
ク側3Lが閉じられるとコンデンサC5が放電
を開始しトランジスタTr5をオンさせ、Tr5
のオンによりこれに接続された第2及び第3リ
レー回路9及び12に於けるトランジスタTr
4及びTr7を設定された保持時間の0.6秒間だ
け共にオンさせる。従つて、夫々のトランジス
タTr4,Tr7に接続されたリレーLr2,Lr3
が夫々オンし、対応する第1アクチユエータ7
ロツク動作用電磁スイツチ10を付勢してバツ
テリ側に閉じると共に第2アクチユエータ14
動作用の第3電磁スイツチ13を閉じ、双方の
アクチユエータ7,14が共にロツク作動し、
運転席を含めた全てのドアがロツクされる。
一方、手元スイツチ3をアンロツク側3U
投入すると、今度はコンデンサC6が放電され
トランジスタTr6及びこれに接続されている
第1リレー回路5並びに第3リレー回路12の
トランジスタTr3,Tr7が夫々オンする。こ
れにより、夫々のリレーLr1,Lr3がオンし
て夫々対応するアンロツク動作用第1電磁スイ
ツチ6及び第2アクチユエータ14動作用第3
電磁スイツチ13が夫々0.6秒間付勢されて第
1、第2アクチユエータ7,14がアンロツク
動作し、全てのドアをアンロツクする。
かくの如くして、手元スイツチ3によるロツ
ク・アンロツク動作()を操作ノブスイツチ1
のロツク・アンロツク動作()に影響されず独
自に実施可能となる。従つて、運転者は運転姿勢
のまま手元スイツチ3により全ドアのロツク・ア
ンロツク操作を確実に実施でき、車外の安全確認
も容易となる。又、0.6秒間以上という大まかな
時間を見計らつて手元スイツチ3を投入するだけ
で全ドアが確実にロツク・アンロツクされ、ドア
ロツク操作が簡単になる。
次に、本考案の他の実施例については以下に説
明する。本実施例は、前述の実施例によるドアの
ロツク・アンロツク動作をより確実化し安全性を
向上させる為に、第4図のブロツク図で示される
如く、前述の実施例に調整回路16,17と遅延
回路18,19を付加したものである。従つて、
以下、前述の実施例と同一の要素に対しては同一
の符号を付しその説明を省略する。
第4図に於いて、手元スイツチ3のロツク側及
びアンロツク側の夫々の回路PL,PUには、夫々
の第3、第4保持回路11,15に至るまでに、
互いに相手側の回路の動作が作動中の場合の自分
側の回路の動作を阻止する調整回路16,17
と、夫々の第3、第4保持回路11,15の動作
の開始を遅延させる遅延回路18,19が直列に
介設されている。従つて、ロツク側の第3保持回
路11はアンロツク側の調整回路17に接続さ
れ、逆にアンロツク側の第4保持回路15はロツ
ク側の調整回路16に接続されている。
以上の如く構成されたブロツク図に基づく具体
的な回路の1実施例が、第5図に示されている。
第5図に於いて、Tr8〜Tr20はトランジス
タ、C8〜C18はコンデンサ、R5〜R8は抵
抗、IC1,IC2はコンパレータを夫々示してい
る。本例に於いては、遅延回路18,19に於け
る遅延時間が夫々0.2秒となる様に、抵抗R5と
コンデンサC8及び抵抗R6とコンデンサC10
による夫々の時定数が設定されている。
叙上の如く構成された上記実施例の動作につい
て、第5図に基づき以下に説明する。操作ノブス
イツチ1によるロツク及びアンロツク動作につい
ては、手元スイツチ3が中立(オフ)状態にある
場合は手元スイツチ3側回路に影響されないので
前述の実施例と同一であり、説明を省略する。
手元スイツチ3をアンロツク側に投入すると、
トランジスタTr8がオンしコンデンサC8を充
電する。この場合、コンデンサC8が充電されて
その電位がコンパレータIC1に設定された閾値
電位以上となるまでに0,2秒を要する様に、コ
ンデンサC8の静電容量値と抵抗5の抵抗値から
なる時定数が設定されている。従つて、0.2秒間
以上の手元スイツチ3の投入に対しては、コンパ
レータIC1がトランジスタTr10側にオンされ
トランジスタTr10のベース電流が導通されト
ランジスタTr10がオンする。一方、第4保持
回路15に於いては、手元スイツチ3のアンロツ
ク側投入によりコンデンサC12が抵抗R7との
時定数に基づき充電されており、トランジスタ
Tr10がオンされると前述の実施例に於いて手
元スイツチ3をアンロツク側に投入した場合と同
じ状態となつてトランジスタTr14がオンされ
る。トランジスタTr14が一旦オンされると、
手元スイツチ3が中立状態にオフされてもトラン
ジスタTr8はトランジスタTr14がオンされて
いる限り点p,q間の回路Aを通じて正バイアス
される為オン状態を維持し、従つてコンデンサC
8は所定の閾値電位を保持できトランジスタTr
10がオン状態を継続する。故に、手元スイツチ
3をアンロツク側に0.2秒間以上投入すれば、投
入時間によらず常に0.6秒間の第1、第2アクチ
ユエータ7,14のアンロツク作動が確保され、
全ドアが完全にアンロツクされる。
これに対して、手元スイツチ3の投入時間が
0.2秒以下の場合は、コンデンサC8が所定の閾
値電位に達するまで充電されない為トランジスタ
Tr10がオンせず、従つて第1、第2アクチユ
エータ7,14は共にアンロツク作動しない。
かくの如くして、手元スイツチ3の投入動作の
曖味さによるアンロツク動作の不完全実施が防止
される。即ち、第1、第2アクチユエータ7,1
4は全く作動しないか又は0.6秒間作動するかの
2通りの状態に限定される為、例えば0.4秒間だ
け作動してアンロツク状態が不完全となるが如き
不都合が生じない。従つて、ドアの不完全なアン
ロツク動作による不用意な事故が防止される。
一方、手元スイツチ3をロツク側に投入した場
合も、アンロツク側の場合と全く同様な動作プロ
セスにより、第1、第2アクチユエータ7,14
のロツク動作が手元スイツチ3の投入時間の0.2
秒間を境に全く作動しない状態と0.6秒間作動す
る状態の2通りに限定される。従つて、全ドアの
ロツク動作の不完全実施も防止され、ドアのロツ
ク・アンロツク双方の動作に於ける安全性が確保
される。
更に、本例に於いては、調整回路16,17に
より、手元スイツチ3のロツク・アンロツク間の
短時間に於ける頻繁な切換操作によつても、アク
チユエータ7,14の0.6秒間の動作が相互に妨
害されず確実に実施されるべく調整されている。
即ち、第5図に於いて、例えば、アクチユエータ
7,14がロツク作動している時は保持回路11
のトランジスタTr15がオンしているから、点
p′,q′間の回路A′を通じて調整回路17のトラン
ジスタTr9が正バイアスされている。従つて、
この時手元スイツチ3をアンロツク側に投入して
もトランジスタTr9がオンしている為、トラン
ジスタTr8はオンしない。故に、コンデンサC
8が充電されず第1、第2アクチユエータ7,1
4に対してアンロツク作動させるべき電流が通電
されない。逆に、アクチユエータ7,14がアン
ロツク作動中に手元スイツチ3をロツク側に投入
した場合は調整回路16により上述と同様な動作
で調整され、そのアンロツク作動が手元スイツチ
3のロツク側操作によつて妨害される事はない。
これにより、更にドアのロツク・アンロツク動作
が確実化され安全性がより一層向上される。
上述した手元スイツチ3の各種操作に対するア
クチユエータ7,14の動作の関係が第6図のタ
イムチヤート図に示されている。第6図に於い
て、手元スイツチの投入時間が0.2秒以下の場合
(図中ケース)はアクチユエータが全く作動せ
ず、手元スイツチをロツク側に0.2秒間以上の0.4
秒間投入した場合(ケース)はアクチユエータ
が0.6秒間ロツク作動し、手元スイツチをロツク
側に0.9秒間投入した場合(ケース)でもアク
チユエータは同じ0.6秒間だけロツク作動する。
又、手元スイツチをロツク側に0.3秒間投入した
後0.1秒の間隔でアンロツク側に略連続的に0.3秒
間投入した場合(ケース)は、調整回路17に
より先に投入したロツク作動が優先する様に調整
され、アクチユエータは0.6秒間のロツク作動を
実施するだけである。然るに、手元スイツチをロ
ツク側に0.3秒間投入した後0.1秒の間隔でアンロ
ツク側に0.7秒間投入した場合(ケース)は、
アクチユエータは優先する0.6秒間のロツク作動
の後0.2秒の間隔で0.6秒のアンロツク作動を実施
する。この場合、手元スイツチの後のアンロツク
側投入が0.5秒間である場合は、アクチユエータ
のアンロツク作動が開始されない。以上、手元ス
イツチのロツク側投入を先行させた場合について
説明したが、アンロツク側投入を先行させる場合
は、調整回路16によりアクチユエータのアンロ
ツク動作が優先して実施されるべく調整される。
かくの如くして、アクチユエータの0.6秒間未満
の不完全な動作が確実に防止され、ドアロツク操
作の安全性が確保される。
以上詳述した如く、本考案によれば、運転席に
設けた操作ノブスイツチによるロツク及びアンロ
ツク動作の場合は、運転席のドアは手動でロツク
及びアンロツクされて第2アクチユエータは作動
せず、運転席以外のドアを第1アクチユエータに
よりロツク及びアンロツクさせるので、操作ノブ
スイツチの操作時にはバツテリーの消費電力を軽
減することができる。そして、手元スイツチの操
作時には、ロツク側の保持回路あるいはアンロツ
ク側の保持回路と第3リレー回路と第3電磁スイ
ツチとで運転席のドアの第2アクチユエータを導
通状態とすると共に運転席以外のドアの第1アク
チユエータと共通の電磁スイツチにより付勢して
ロツク及びアンロツク作動させるという極めて簡
単な構成でありながら、全てのドアのロツク・ア
ンロツク操作を操作ノブスイツチの操作に関係な
く確実に行うことが出来る。そして、複数の正逆
転可能なアクチユエータの付勢方向の切換えは共
通した1対の電磁スイツチで行い、運転席のドア
に設けた第2アクチユエータの導通を第3電磁ス
イツチで行い、これらの電磁スイツチにリレー回
路と保持回路を組み合わせる構成としたため、装
置の構成が簡単となり、制御回路をユニツト化す
ることが可能となるため車体への組み付け性を著
しく向上することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例を示したブロツク
図、第2図は自動車の運転席周りを示した説明
図、第3図は本考案の1実施例の回路図、第4図
は本考案の他の実施例を示したブロツク図、第5
図は本考案の他の実施例の回路図、第6図は本考
案の他の実施例に於けるスイツチ操作とアクチユ
エータの動作の関係を示したタイムチヤート図で
ある。 符号の説明、1……操作ノブスイツチ、3……
手元スイツチ、4……第1保持回路、5……第1
リレー回路、6……第1電磁スイツチ、7……第
1アクチユエータ、8……第2保持回路、9……
第2リレー回路、10……第2電磁スイツチ、1
1……第3保持回路、12……第3リレー回路、
13……第3電磁スイツチ、15……第4保持回
路、14……第2アクチユエータ、16,17…
…調整回路、18,19……遅延回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車の運転席以外のドアに設けられた各ドア
    を正転によりロツク及び逆転によりアンロツク作
    動する正逆転可能な1又は2以上の第1アクチユ
    エータ7と、該第1アクチユエータ7の一方の端
    子に接続されてアンロツク側に通電する第1電磁
    スイツチ6と、第1アクチユエータ7の他方の端
    子に接続されてロツク側に通電する第2電磁スイ
    ツチ10と、第1電磁スイツチ6を付勢する第1
    リレー回路5と、第2電磁スイツチ10を付勢す
    る第2リレー回路9と、自動車の運転席のドアに
    設けられ該ドアを手動によりロツク及びアンロツ
    クすると共にアンロツク側端子及びロツク側端子
    をオン・オフする操作ノブスイツチ1と、前記操
    作ノブスイツチ1のアンロツク側オンにより所定
    時間第1リレー回路5を駆動して第1アクチユエ
    ータ7を所定時間アンロツク作動させる第1保持
    回路4と、前記操作ノブスイツチ1のロツク側オ
    ンにより所定時間第2リレー回路9を駆動して第
    1アクチユエータ7を所定時間ロツク作動させる
    第2保持回路8と、自動車の運転席に設けられ該
    ドアを正転によりロツク及び逆転によりアンロツ
    ク作動する正逆転可能な第2アクチユエータ14
    と、該第2アクチユエータ14の1対の端子が第
    1及び第2電磁スイツチ6,10にそれぞれ接続
    され、前記第2アクチユエータ14と第1又は第
    2電磁スイツチとの間に介在して該第2アクチユ
    エータを導通状態とする第3電磁スイツチ13
    と、第3電磁スイツチ13を付勢する第3リレー
    回路12と、運転席近傍に設けられた手元スイツ
    チ3と、該手元スイツチ3のロツク側オンにより
    所定時間第2リレー回路9及び第3リレー回路1
    2を駆動して第1アクチユエータ7及び第2アク
    チユエータ14を所定時間ロツク作動させる第3
    保持回路11と、前記手元スイツチ3のアンロツ
    ク側オンにより所定時間第1リレー回路5及び第
    3リレー回路12を駆動して第1アクチユエータ
    7及び第2アクチユエータ14を所定時間アンロ
    ツク作動させる第4保持回路15とから成ること
    を特徴とする自動車のドアロツク装置。
JP1983110941U 1983-07-19 1983-07-19 自動車のドアロツク装置 Granted JPS6019655U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983110941U JPS6019655U (ja) 1983-07-19 1983-07-19 自動車のドアロツク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983110941U JPS6019655U (ja) 1983-07-19 1983-07-19 自動車のドアロツク装置

Publications (2)

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JPS6019655U JPS6019655U (ja) 1985-02-09
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