JPH0776220A - オートスライドドア - Google Patents

オートスライドドア

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JPH0776220A
JPH0776220A JP5246001A JP24600193A JPH0776220A JP H0776220 A JPH0776220 A JP H0776220A JP 5246001 A JP5246001 A JP 5246001A JP 24600193 A JP24600193 A JP 24600193A JP H0776220 A JPH0776220 A JP H0776220A
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JP
Japan
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door
closing
switch
slide door
automatic
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Withdrawn
Application number
JP5246001A
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English (en)
Inventor
Yasuaki Suzuki
康明 鈴木
Ryoichi Fukumoto
良一 福元
Kazuhiro Sumiya
和宏 角谷
Yoshihiro Nakagiri
由浩 中桐
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Toyota Motor Corp
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】スライドドアの操作性を向上させ、さらに車両
構造物とスライドドアの作動を連動させより安全性の高
いスライドドアの開閉動作システムの制御装置を提供す
る。 【構成】車両の自動開閉可能なオートスライドドアにお
いて、該オートスライドドアを開閉するための操作スイ
ッチが、車両本体の外側に備え付けられていることを特
徴とするオートスライドドア。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両等のスライド式ド
アにおいて、スイッチ操作によってスライドドアの開閉
を制御する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スライドドアの開閉作動をスイッチ操作
によって制御する装置として、例えば、特開平5−50
852号公報が開示されている。同公報によれば、ドア
を開く際の安全確保のために、車両が完全に走行を停止
して駐車状態にあるときのみドアの開閉動作が行なえる
ように制御が為されている。
【0003】そして、車両が停止状態であるか否かを、
同公報の図2における、速度メータ37からの車速信号
及び変速機レバー41のシフト位置を検出するシフト位
置センサ42からの信号によって停止状態を検出してい
る。
【0004】さらに、安全確保のために、スライドドア
が所定の中間位置まで閉じられたことを検出するセーフ
ティスイッチ53、ドアの全開状態を検出するドア全開
スイッチ54、ドアの全閉状態を検出するドアスイッチ
55、ドアインナハンドル21の操作を検出するハンド
ルスイッチ56、及びドアが閉め切り直前位置に達した
ことを検出するドアリミットスイッチ57が備えられて
いる。
【0005】そして、これらのスイッチから検出された
信号を用いてドアが完全に閉鎖されていることを検出
し、車速がゼロの車両停車時で且つ変速レバーのシフト
位置がパーキングレンジにあるときのみ、ドア駆動ユニ
ット5によりドアの開放動作を行いドア開放時の安全性
を高めている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、ドアの位置、車速、及びシフトレバー
のシフト位置のみを検出し、これらの検出信号に応じて
ドアの開閉動作を行っているのみであって、実際にドア
開閉に影響しかつ関連する色々な条件は全く無視されて
おり、開閉時の安全性に問題がなお残る。
【0007】また、従来例においては、スライドドアを
開閉させる操作スイッチは運転席にのみ設けられてお
り、操作性に限界がある。
【0008】したがって、本発明は、スライドドアの操
作性を向上させ、さらに車両構造物とスライドドアの作
動を連動させより安全性の高い、あるいはさらに操作性
の一層高いスライドドアの開閉動作システムの制御装置
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は第1の視点として、車両の自動開閉可能な
オートスライドドアにおいて、該オートスライドドアを
開閉するための操作スイッチが、車両本体の外側に備え
付けられていることを特徴とするオートスライドドアを
提供する。
【0010】また、本発明は第2の視点として、車両の
自動開閉可能なオートスライドドアにおいて、車両本体
の外側に備え付けられたフューエルリッド(燃料口蓋)
の開閉状態に応じて、該オートスライドドアの作動を制
御する制御手段を備えていることを特徴とするオートス
ライドドアを提供する。
【0011】そして、本発明は第3の視点として、車両
の自動開閉可能なオートスライドドアにおいて、該オー
トスライドドアの開閉動作と、該オートスライドドアに
備え付けられた電動式のドアミラーの格納・復帰動作と
を、互いに連動して制御する制御手段を備えていること
を特徴とするオートスライドドアを提供する。
【0012】さらに、本発明は第4の視点として、
(a)該オートスライドドアを開放する際に、車内外に
設けられた、該オートスライドドアを開放させる操作ス
イッチが入力された場合に、前記ドアミラーを格納する
工程を経た後に該オートスライドドアの開放動作が開始
される工程と、(b)該オートスライドドアを閉鎖する
際に、車内に設けられた、該オートスライドドアを閉鎖
させる操作スイッチが入力された場合に、該オートスラ
イドドアの閉鎖が終了した後に前記ドアミラーを作動状
態に復帰させる工程と、(c)該オートスライドを閉鎖
する際に、車外から該オートスライドドアを閉鎖させる
操作スイッチが入力された場合に、前記ドアミラーは格
納された状態を保持したまま該オートスライドドアの閉
鎖が終了する工程と、を含む制御手段を備えることを特
徴とするオートスライドドアを提供する。
【0013】さらに本発明は第5、6の視点として、こ
れら第1〜4の視点の2以上の組合せ又は統合したオー
トスライドドアの開閉制御システムを提供する。
【0014】
【作用】本発明の第1の視点においては、車両本体の外
側にスライドドアを開閉させるための操作スイッチが固
定して備えられているため、車外からオートスライドド
アの作動の制御を行うことができ、且つ、操作者は操作
する場所を移動することなくドアの開閉を行うことがで
きる。
【0015】また、第2の視点により、フューエルリッ
ドの開閉状態に応じてスライドドアの作動を制御するこ
とによって、フューエルリッドとスライドドアが接触す
ることを回避でき、安全性を高める。
【0016】そして、第3の視点により、スライドドア
の開閉動作とドアミラーの格納又は復帰動作が、状況に
応じて連動して作動するように設定することによって、
操作性を向上することができる。例えば、助手席側のド
アを開閉する際には、ドアミラーが車両の傍に位置する
構造物に接触しないようドアミラーを格納したままドア
の開閉を行うことによって、安全性の高い作動を行うこ
とができ、一方、運転席側は、スライドドアの移動とド
アミラーの作動を同時に行うことによって、作動時間を
短縮することができる。
【0017】さらに、第4の視点の工程を為す制御手段
によって、安全性を重視する実施態様が得られる。
【0018】第5、6の視点によれば、より安全性が高
くしかも操作性に優れた、統合したスライドドア開閉制
御システムが得られる。
【0019】本願発明はオートスライドドアとして各視
点を記載したがこれは、対応する制御システムを有し、
それによって制御されるものであることは以下の実施例
によって明らかとなる。
【0020】
【実施例】以下に本発明における実施例について説明す
る。
【0021】図1には、スライドドアの開閉操作をさせ
るための各種のスイッチが示されている。スライドドア
21の作動を操作するスイッチは、車両本体の外側に取
付けられているアウタスイッチ52、車内に取付けられ
ているインナスイッチ53、そしてワイヤレスリモコン
54によるスイッチから成る。アウタスイッチ52は、
車外の左右両側に備えられ、インナスイッチ53は、車
内の計器板部及び前後席の両サイド部に設けられてい
る。
【0022】図2に、スライドドアが開放された状態を
示す。アウタスイッチ52が車両本体に固定されている
ので、操作者は動くことなく同じ位置でドア21の開閉
操作を行うことができる。
【0023】図3に、本実施例で用いられるワイヤレス
リモコン54を示す。同図(A)は、第1の実施例を示
すワイヤレスリモコン54Aであり、スライドスイッチ
57の切替によって作動させようとする側のドアの選択
を行い、押しボタン式の開スイッチ58又は閉スイッチ
59を押して左右のドアの開閉を行う。第2のワイヤレ
スリモコン54Bの実施例を示す同図(B)では、スイ
ッチは4つあり、例えば、左ドアの開放及び閉鎖操作は
それぞれ左側のスイッチ60、60で行い、右ドアの開
閉操作は、右側のスイッチ61、61によって行う。第
3の実施例を示す同図(C)は、ワイヤレスリモコン5
4Cのケースの両側にスイッチを配設し、例えば左ドア
の開閉操作を一側に配された2つのスイッチ60a、6
0aで行い、右ドアは他側に配された2つのスイッチ6
1a、61aで操作する。
【0024】図4に、操作スイッチ及び検出スイッチか
ら入力される信号と、入力信号に基づいて制御されるア
クチュエータ及びモータのブロック図を示す。入力信号
となる操作スイッチは、アウタスイッチ52、インナス
イッチ53及びワイヤレスリモコン54によるスイッチ
がある。
【0025】また、入力信号となる検出スイッチとして
は、シフトレバーがニュートラル又はパーキングである
ことを検出するシフトスイッチ63、パーキングブレー
キが掛かっていることを検出するパーキングブレーキス
イッチ64、スライドドア21の窓が閉じていることを
検出するW/Rスイッチ65、フューエルリッド56が
閉じられていることを検出するフューエルリッドスイッ
チ66、前後のドアロック37、38が解除されている
ことを検出するフロントドアロックスイッチ67及びリ
アドアロックスイッチ68、スライドドアの内外方向の
回動と前後方向の移動との切替位置を検出するスイング
・スライド切替検出スイッチ69、スライドの移動速度
を変化させる所定の区間を検出するスライド制御スイッ
チ70、スライドの後端位置を検出するスライド後端ス
イッチ71がある。
【0026】さらに、各アクチュエータ又はモータの作
動状態を検出するスイッチとして、ロック・アンロック
アクチュエータ36の作動状態を検出するロック・アン
ロックスイッチ72、ラッチレリーズアクチュエータ3
5の1回転した原位置を検出する原位置スイッチ73、
フロント及びリアのドアクローザ39、40の開閉位置
を検出するオープン位置スイッチ74、76、クローズ
位置スイッチ75、77、電動式ドアミラー55の格納
されたことを検出する格納位置スイッチ78と復帰した
ことを検出する復帰位置スイッチ79がある。
【0027】図5には、本発明におけるアクチュエータ
及びモータの係合関係を示す斜視図が示されている。
【0028】次に、本実施例における動作についてフロ
ーチャートを参照しながら説明する。
【0029】図6〜図8に、ドアを開放する際のフロー
チャートを示す。インナスイッチ53、及びワイヤレス
リモコン54の操作スイッチによるスライドドアの制御
は同一の流れ図に沿って進むが、アウタスイッチ52の
操作スイッチでは、ドア21が施錠(ロック)されてい
る時は作動しないのでこの部分の流れ図が異なる。
【0030】インナスイッチ53又はワイヤレスリモコ
ン54の操作スイッチが入力されると、ステップ#1で
シフトレバーがパーキング又はニュートラルの位置にあ
るか否か判定し、NOの場合にはスライドドア21は作
動しない。ステップ#2でパーキングブレーキが掛かっ
ているか否か、ステップ#3で窓は閉じられているか否
か、ステップ#4でフューエルリッドは閉じられている
か否かがそれぞれ判定され、NOの場合にはスライドド
ア21は作動しない。
【0031】ステップ#5でドアが施錠されているか否
か判定され、解除されていない場合はロック・アンロッ
クアクチュエータ36を作動させて解除する。アウタス
イッチ52による操作ではドアがロックされている場合
は、盗難等の防止のためにドアの開放は行なわれない。
【0032】続いて図7に示すように、スライドドア2
1に対して外方向への旋回を作動させ、ラッチレリーズ
アクチュエータ35を作動させ、ドアミラー55の格納
を作動させる。ステップ#6では、スライドドア21の
フロント側のドアラッチが解除されたか否かを判定し、
ラッチが解除されていない場合は、解除されるまでラッ
チレリーズアクチュエータ35を作動させる工程に戻
る。リア側のドアラッチもステップ#7で同様にラッチ
が解除されるまでラッチレリーズアクチュエータ35を
作動させる工程に戻る。
【0033】ラッチレリーズアクチュエータ35は1回
転して止まる構造であるため、ステップ#8において、
原位置を検出するスイッチ73によってラッチレリーズ
アクチュエータ35が1回転して原位置にあるか否かを
判定し、原位置にある場合はラッチレリーズアクチュエ
ータ35の作動を停止させ、原位置にない場合は、ラッ
チレリーズアクチュエータ35を作動させる工程に戻
る。
【0034】ステップ#9において、スイング・スライ
ドの切替検出スイッチ69が作動したか否かを判定し、
切替検出スイッチ69が作動した場合はスイング(旋
回)駆動手段を停止させ、作動していない場合はドア2
1の旋回を作動させる工程に戻る。
【0035】ステップ#10で、ドアミラー55が完全
に格納されたか否かを判定し、格納された場合は格納動
作を停止させ、格納されていない場合は格納を作動させ
る工程に戻る。本実施例のフローチャートでは、ドアミ
ラー55が格納されたことを検出した後にスライド動作
を行っているが、スライドドア21の移動時間を短縮す
るために、ドアミラー55の格納動作中にドア21のス
ライド動作を行ってもよい。
【0036】次に図8に示すように、スライドドア21
を車両の後方向へ移動させ、ステップ#11で前席部分
が開放されたか否かを判定し、開放された場合にはスラ
イドドア21の作動を一旦停止させ、開放されていない
場合は後方への移動動作を続ける。
【0037】スライドドア21の操作スイッチが再度入
力された場合には、スライドドア1は車両の後方向へ移
動され、ステップ#12で後席部分が開放されたか否か
を判定し、開放されるまで作動を続け開放された場合は
スライドを完全に停止させる。
【0038】図9〜図11に、ドアを閉鎖する際のフロ
ーチャートを示す。インナスイッチ53によってスライ
ドドア21を閉鎖する操作スイッチが入力されると、ス
ライドドア21を車両の前方向へ移動するための起動が
為され、フロントとリアのドアクローザ39、40を開
放方向に起動する。ステップ#14でスライド用モータ
14の駆動電流が設定値以下であるか否かを判定し、設
定値以上であれば障害物等があると判断しスライドドア
21を開方向に移動させる。ステップ#15では障害物
等があるか否かを作動時間が設定値以下であるかによっ
て判定し、設定値以上であれば同様にドア21を制御し
ている。
【0039】ステップ#16では、スイング・スライド
の切替検出スイッチ69が作動したか否かを判定し、切
替検出スイッチ69が作動した場合はスライド駆動手段
を停止させ、作動していない場合はスライドドア21を
起動する工程に戻る。
【0040】次に、図10に示すように、スイング駆動
手段を起動させてスライドドア21を内方向に移動さ
せ、ステップ#17でドアミラー55が復帰位置にある
か否かを判定し、復帰位置になければ復帰の方向へ起動
する。ステップ#18及びステップ#19で、スイング
用モータ11の電流値及び作動時間によって障害物等の
有無を判定している。
【0041】ステップ#20で、フロント及びリアのド
アクローザ39、40が開放になっているか否かを判定
し、開放になっていればドアクローザ39、40を開放
させる作動を停止させ、開放していない場合については
後述する。そしてステップ#21及び#22で、フロン
ト及びリアのドアロック37、38のラッチの状態を判
定し、ラッチがストライカと係合していない解除状態で
あればスライドドア21のスイング動作を起動させる工
程に戻る。一方、ラッチがドアクローザ39、40のス
トライカに係合していればスイング動作を停止する。
【0042】また一方、ステップ#20の判定で、ドア
クローザ39、40が開放になっていなければ、さら
に、ステップ#23及び#24でドアロック37、38
のラッチ状態を判定し、ラッチが解除状態であればドア
クローザ39、40の起動動作の工程に戻り、一方、ラ
ッチがストライカに係合していればスイング動作を停止
する。
【0043】そして、図11に示すように、スイング駆
動を停止させた後は、フロント及びリアのドアクローザ
39、40を閉作動させ、ステップ#25及び#26で
ドアクローザのモータ電流と作動時間によって障害物等
の有無を判定し、作動状態に異常が無ければステップ#
26でドアクローザ39、40が閉位置に達しているか
否かを判定し、閉位置に達していればドアクローザ3
9、40の閉作動を停止させ、達していなければドアク
ローザを閉作動させる工程に戻る。
【0044】ステップ#28では、ドアミラー55が復
帰位置にあるか否かを判定し、復帰位置になければステ
ップ#17の後のドアミラー55の起動の工程に戻り、
復帰位置に達していればドアミラー55の起動を停止さ
せ、一連の動作を終了する。
【0045】アウタスイッチ52によるドアの閉鎖にお
いては、車外にいる運転者がドアを閉鎖することを考慮
して、ドアミラー55の復帰動作は行なわない。また、
ワイヤレスリモコン54によるドアの閉鎖においても、
同じようにドアミラー55の復帰動作は行なわない。ワ
イヤレスリモコン54によるドアの閉鎖においては、ド
アが施錠されていない場合に、ロック・アンロックアク
チュエータ36を作動させ施錠した後に一連の動作を終
了する。
【0046】なお、スライドドア21を開放する場合
に、フューエルリッド56が開放状態にあるときは、ド
ア21とフューエルリッド56の位置関係によりどこま
でドア21を開放させてよいか制御する必要があり、フ
ューエルリッド56の手前でドア21の作動を停止しな
ければならないことがある。
【0047】ドアミラー55の格納あるいは復帰作動に
おいては、ドアミラー55と障害物との接触を回避する
ために、スライドドア21を開放する際にはドアミラー
55が確実に格納されてからドア21の移動動作を行
い、スライドドア21を閉鎖する際にはドア21のスラ
イド動作が完了した後にドアミラー55を復帰させるこ
とが必要となる。一方、全体の動作時間を短縮するため
には、ドアミラー55とスライドドア21はほぼ同時に
作動させた方がよい。
【0048】また、スライドドア21の作動中に複数の
操作スイッチが入力された際は、例えば0.1秒間作動
を停止させ、その後に最後に入力された操作スイッチに
基づいてスライドドア21を作動させてもよい。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
車外の車両本体にスライドドアの操作スイッチが備え付
けられているため、操作する場所を移動することなく容
易にドアの開閉を行うことが可能となる。
【0050】また、フューエルリッドの開閉状態に応じ
てスライドドアの作動が制御されるので、スライドドア
とフューエルリッドが互いに接触し破損することを防止
することができる。
【0051】さらに、スライドドアの開閉動作とドアミ
ラーの格納又は復帰動作とを互いに連動して行うことに
よって、安全性が高く操作性の良い作動を設定でき、請
求項4の構成によれば、安全性を重視した実施態様を実
現することができる。そして、請求項5、6の構成によ
れば、より安全性が高く且つ操作性に優れたスライド制
御システムが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるオートスライドドアの操作スイ
ッチの配置を示す説明図である。
【図2】本発明におけるアウタスイッチの配置を示す斜
視図である。
【図3】本発明におけるワイヤレスリモコンの操作スイ
ッチの配置を示す斜視図である。
【図4】本発明における制御手段のブロック図である。
【図5】オートスライドドアの制動を行う機構を示す斜
視図である。
【図6】オートスライドドアを開放する時の動作を説明
するためのフローチャートである。
【図7】図6の続きの動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図8】図6及び図7の続きの動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図9】オートスライドドアを閉鎖する時の動作を説明
するためのフローチャートである。
【図10】図9の続きの動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図11】図9及び図10の続きの動作を説明するため
のフローチャートである。
【符号の説明】
21 スライドドア 52 アウタスイッチ 53 インナスイッチ 54、54A、54B、54C ワイヤレスリモコン 55 電動式ドアミラー 56 フューエルリッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 角谷 和宏 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 (72)発明者 中桐 由浩 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の自動開閉可能なオートスライドドア
    において、 該オートスライドドアを開閉するための操作スイッチ
    が、車両本体の外側に備え付けられていることを特徴と
    するオートスライドドア。
  2. 【請求項2】車両の自動開閉可能なオートスライドドア
    において、 車両本体の外側に備え付けられたフューエルリッドの開
    閉状態に応じて、該オートスライドドアの作動を制御す
    る制御手段を備えていることを特徴とするオートスライ
    ドドア。
  3. 【請求項3】車両の自動開閉可能なオートスライドドア
    において、 該オートスライドドアの開閉動作と、該オートスライド
    ドアに備え付けられた電動式のドアミラーの格納・復帰
    動作とを、互いに連動して制御する制御手段を備えてい
    ることを特徴とするオートスライドドア。
  4. 【請求項4】(a)該オートスライドドアを開放する際
    に、車内外に設けられた、該オートスライドドアを開放
    させる操作スイッチが入力された場合に、前記ドアミラ
    ーを格納する工程を経た後に該オートスライドドアの開
    放動作が開始される工程と、 (b)該オートスライドドアを閉鎖する際に、車内に設
    けられた、該オートスライドドアを閉鎖させる操作スイ
    ッチが入力された場合に、該オートスライドドアの閉鎖
    が終了した後に前記ドアミラーを作動状態に復帰させる
    工程と、 (c)該オートスライドを閉鎖する際に、車外から該オ
    ートスライドドアを閉鎖させる操作スイッチが入力され
    た場合に、前記ドアミラーは格納された状態を保持した
    まま該オートスライドドアの閉鎖が終了する工程と、 を含む制御手段を備えることを特徴とする請求項3に記
    載のオートスライドドア。
  5. 【請求項5】請求項1、2の特徴のいずれか又は両者を
    有することを特徴とする請求項3に記載のオートスライ
    ドドア。
  6. 【請求項6】請求項5のオートスライドドアにおいて、
    さらに請求項4の特徴を有するオートスライドドア。
JP5246001A 1993-09-06 1993-09-06 オートスライドドア Withdrawn JPH0776220A (ja)

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