JPH08144635A - パワーウインド操作装置 - Google Patents

パワーウインド操作装置

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JPH08144635A
JPH08144635A JP6311329A JP31132994A JPH08144635A JP H08144635 A JPH08144635 A JP H08144635A JP 6311329 A JP6311329 A JP 6311329A JP 31132994 A JP31132994 A JP 31132994A JP H08144635 A JPH08144635 A JP H08144635A
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JP
Japan
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door
window
power window
key
operated
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Application number
JP6311329A
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English (en)
Inventor
Katsufumi Nagatome
克文 永留
Kenichi Nishi
賢一 西
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パワーウインド操作がドアロック等の操作と
連動せず別個の明らかに識別できる操作とし、ドアロッ
ク等の状態に関係なくウインドの開閉が所定時間待つこ
となくできる便利なパワーウインド操作装置を供する。 【構成】 パワーウインドを装備した車両において、遠
隔操作するパワーウインド作動用発信器4と、車体側に
装着された受信器14と、車体側に設けられ外部から操作
可能なスイッチ手段15と、前記スイッチ手段15の操作状
態で前記パワーウインド作動用発信器4からの信号を前
記受信器14が受信した場合に前記パワーウインドを作動
する制御手段80とを備えたパワーウインド操作装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両におけるパワーウ
インドの操作装置に関する。
【0002】
【従来技術】一般にパワーウインド装備の車両は、キー
スイッチをオンした状態で車内の操作スイッチによりウ
インドの開閉を行っているが、ウインドを開けた状態で
ドアロックし駐車してしまったような場合等、ウインド
を閉めるのにドアロックを解除してドアを開けキーを差
し込んで電源をオンしてから車内の操作スイッチを操作
してウインドを閉め再びドアを閉めてドアロックしなけ
ればならず作業工程が多く極めて面倒である。
【0003】そこで車外からパワーウインドを操作でき
る例が種々提案されており、実公平2−30625号公
報に記載されたものは、ドアキーをドアキーシリンダに
差し込んでドアロックまたはアンロック状態に回し所定
時間保持した場合にパワーウインドを開閉作動する。
【0004】
【解決しようとする課題】同例は、通常のドアロック・
アンロックをドアキーを差し込んで行うもので、遠隔操
作する所謂キーレス型ではなく、パワーウインドを開閉
させる場合ドアキーをドアキーシリンダに差し込んでロ
ックまたはアンロック位置まで回転させなければならず
ロック位置に所定時間維持されればウインドが閉動作
し、アンロック位置に所定時間維持されればウインドが
開動作する。
【0005】すなわち車外からパワーウインドを作動す
る場合は、ドアロック状態にしなければウインドを閉じ
ることができず、アンロック状態にしなければウインド
を開くことができない。
【0006】したがってウインドを閉め忘れて車外に出
てドアロックした場合はキーをドアキーシリンダーに挿
入してドアロック位置に回転して所定時間保持すればウ
インドが閉まるので時間がかかるものの通常は問題ない
が、強い日差しに車体が晒されるような場所に駐車する
時などウインドを若干開けておきたい場合がある。この
ような時全閉にしたウインドを若干開けるべくドアキー
をドアキーシリンダに差し込んでアンロック位置まで回
転させ所定時間保持しなければならず時間がかかるとと
もにドアロックが解除されてしまうので、ウインドを若
干開けた後ドアキーをロック位置まで回転してロックす
る必要がある。
【0007】このようにウインドを若干開けるだけでも
時間がかかり、最後にドアロックを忘れてしまうおそれ
がある。上記の場合以外にも車外でパワーウインドを作
動させた後に、ドアがロック状態にあるのかアンロック
状態にあるのか錯誤を生じるおそれがある。
【0008】本発明はかかる点に鑑みなされたもので、
その目的とする処は、パワーウインド操作がドアロック
等の操作と連動せず別個の明らかに識別できる操作と
し、ドアロック等の状態に関係なくウインドの開閉が所
定時間待つことなくできる便利なパワーウインド操作装
置を供する点にある。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために、本発明は、パワーウインドを装備した車
両において、遠隔操作するパワーウインド作動用発信器
と、車体側に装着された受信器と、車体側に設けられ外
部から操作可能なスイッチ手段と、前記スイッチ手段の
操作状態で前記パワーウインド作動用発信器からの信号
を前記受信器が受信した場合に前記パワーウインドを作
動する制御手段とを備えたパワーウインド操作装置とし
た。
【0010】制御手段がスイッチ手段の操作状態で前記
パワーウインド作動用発信器からの信号を前記受信器が
受信した場合に前記パワーウインドを作動するよう制御
するので、操作者は車体に設けられたスイッチ手段を操
作した状態でパワーウインド作動用発信器を発信駆動さ
せてウインドを開閉させる。
【0011】したがってウインド開閉操作はドアロック
等の操作と連動せず別個の明らかに識別できる操作であ
り、ドアロック等の状態に関係なくウインドの開閉が所
定時間待つことなく直ぐでき便利である。またウインド
開閉操作は車両のスイッチ手段が操作状態にあることを
条件としおり、操作者は車両のすぐそばにいなければな
らないので、操作者は常にウインドの開閉状態を認識で
きる。
【0012】またドアのロックおよびアンロック操作を
遠隔操作で行うドアロック作動用発信器が前記パワーウ
インド作動用発信器を兼用し、前記制御手段が前記スイ
ッチ手段の非操作状態ではドアロック作動が可能でパワ
ーウインドの作動は不能に設定し、前記スイッチ手段の
操作状態ではドアロック作動が不能でパワーウインドの
作動が可能に設定するパワーウインド操作装置とした。
【0013】ドアロック作動用発信器がパワーウインド
作動用発信器を兼用することで、パワーウインド作動用
発信器をドアロック作動用発信器と別個に製造する必要
がなくコスト的に有利である。なお制御手段の制御によ
りスイッチ手段が非操作状態ではドアロックの操作のみ
が可能で、操作状態ではパワーウインドの操作のみが可
能なので、同じ発信器を操作しても容易に識別ができ、
ドアのロック状態とは関係なくパワーウインドを操作で
きる。
【0014】またトランクの開作動を遠隔操作で行うト
ランク開作動用発信器が前記パワーウインド作動用発信
器を兼用し、前記制御手段が前記スイッチ手段の非操作
状態ではトランク開作動が可能でパワーウインドの作動
は不能に設定し、前記スイッチ手段の操作状態ではトラ
ンク開作動が不能でパワーウインドの作動が可能に設定
するパワーウインド操作装置としても同様に、コストの
低減を図ることができるとともに操作を正確に認識しト
ランクの開閉状態に関係なくパワーウインドを操作でき
る。
【0015】パワーウインド作動用発信器をキーに取り
付けることで、パワーウインド専用の発信器を別個に持
つ必要がなく便利である。スイッチ手段をドアキーシリ
ンダーに設けることで、キーの該ドアキーシリンダーへ
の差し込みでスイッチ手段を操作状態にすることができ
る。スイッチ手段をアウターハンドルに設けることで、
アウターハンドルを引くことでスイッチ手段を操作状態
にすることができる。
【0016】パワーウインドの作動と連動してサンルー
フを作動させることで、サンルーフを別に作動させる必
要がなく便利である。
【0017】
【実施例】以下図1ないし図5に図示した本発明の一実
施例について説明する。図1は本実施例のパワーウイン
ド操作装置を備えた自動四輪車1の外観図であり、所要
部材をその各配設場所に破線で示している。ドライバー
側ドア10にはドライバウインドモータ11およびドライバ
ドアロックアクチュエータ12が配設されるとともにドア
キーシリンダー13が設けられ、ドアキーシリンダー13に
は赤外線の受光センサ部14およびキー挿入検知スイッチ
15が設けられている(図3参照)。
【0018】左側フロントドア20,右側リヤドア30およ
び左側リヤドア40にはそれぞれウインドモータ21,31,
41とドアロックアクチュエータ22,32,42が配設されて
いる。なお各ドア10,20,30,40には車室側に図示しな
いがウインド開閉スイッチが設けられている。
【0019】車体後部のトランクリッド50の揺動する自
由端部にはトランクロックアクチュエータ52が取り付け
られ、テールライト53の一部に赤外線の受光センサ部54
が設けられている。ルーフ2の前半部には開閉自在のサ
ンルーフ60が設けられ、ルーフ2の後部にサンルーフモ
ータ61が配設されている。なお図示しないが車室内には
サンルーフスイッチが設けられている。
【0020】図2は該自動四輪車1のキー3であり、キ
ー3の柄3aの部分に赤外線の発信器4が内蔵されてお
り、柄3aの付け根部分に発光部5がキー挿入部3bの
方に向いて設けられ、柄3aの表面にはドアロック操作
ボタン6とトランクロック操作ボタン7が配設されてい
る。ドアロック操作ボタン6とトランクロック操作ボタ
ン7は、押されると互いに周波数の異なる赤外線を発光
部5から発光させる。
【0021】このキー3が挿入されるドアキーシリンダ
ー13の方は、図3に一部欠截されて示されるようにキー
3が挿入されたときに発光部5に対向する位置に受光セ
ンサ部14が位置しており、内部には枢軸13aで枢支され
揺動するレバー13bの端部が屈曲してキー3の挿入され
る挿入孔13cに臨んだ作動部材13dに当接しており、レ
バー13b自体はリターンスプリング13eに付勢されて作
動部材13dを挿入孔13cに若干突出させていて、リター
ンスプリング13eと並んでキー挿入検知スイッチ15が設
けられている。
【0022】図3に実線で示す状態はキー3の挿入がな
いときの状態であり、キー3の挿入があると2点鎖線で
示すように作動部材13dがキー3に押されて移動しレバ
ー13bをリターンスプリング13eに抗して揺動するの
で、キー挿入検知スイッチ15がこのレバー13bの揺動に
より作動しキー3の挿入があったことを検知することが
できる。
【0023】本実施例の制御系の概略ブロック図を図4
に図示する。コンピュータによる電子制御ユニットEC
U80が制御しており、ドア10のドアキーシリンダ13に設
けられた受光センサ部14とキー挿入検知スイッチ15およ
び車体後部の受光センサ部54等からの信号がECU80に
入力され、ECU80は入力信号を処理してパワーウイン
ド制御ユニット81およびドアロック制御ユニット82に制
御指示信号を出力する。
【0024】パワーウインド制御ユニット81は、制御指
示信号に従いドライバウインドモータ11およびその他の
ウインドモータ21,31,41を駆動するとともにサンルー
フモータ61も駆動する。またドアロック制御ユニット82
は、制御指示信号に従いドライバドアロックアクチュエ
ータ12およびその他のドアロックアクチュエータ22,3
2,42を駆動するとともにトランクロックアクチュエー
タ52も駆動する。
【0025】以上のような制御系において車外からの操
作に係る制御手順を図5のフローチャートに従って説明
する。まずドアキーシリンダー13に設けられたキー挿入
検知スイッチ15がオンしているか否かすなわちキー3の
ドアキーシリンダー13への挿入があるのかないのかを判
断し、キー挿入がなければステップ2に進み、キー挿入
があればステップ6に飛ぶ。
【0026】キー挿入がなくステップ2に進んだ場合は
トランクロック操作ボタン7が押されたか否かを受光セ
ンサ部54へのトランクオープン信号の受光の有無で判断
し、トランクロック操作ボタン7が押されたときはステ
ップ5に進みトランクロックアクチュエータ52が駆動さ
れトランクロックが解除されトランクリッド50がオープ
ンする。
【0027】ステップ2でトランクロック操作ボタン7
が押されていないときはステップ3に進みドアロック操
作ボタン6が押されたか否かを受光センサ部14へのドア
ロック操作信号の受光の有無で判断し、ドアロック操作
ボタン6が押されたときはステップ4に進みドアロック
アクチュエータ12,22,32,42が駆動され今までがドア
ロックされていないときはドアロックし、ドアロックさ
れていればロックを解除する。いずれのボタン6,7も
押されていないときは何も作動せず本ルーチンを抜けス
テップ1に戻る
【0028】以上のようにキー3がドアキーシリンダー
13に挿入されていない場合は、キー3に備えられたドア
ロック操作ボタン6およびトランクロック操作ボタン7
はその本来の機能を果たし赤外線による遠隔操作により
ドアのロック・アンロックおよびトランクのオープンを
指示することができる。
【0029】そしてキー3がドアキーシリンダー13に挿
入された場合はステップ1からステップ6に飛びトラン
クロック操作ボタン7が押されたか否かを受光センサ部
14へのトランクオープン信号の受光の有無で判断し、ト
ランクロック操作ボタン7が押されたときはステップ9
に進みウインドモータ11,21,31,41およびサンルーフ
モータ61が駆動されドアウインドがサンルーフ60ととも
に開動作をトランクロック操作ボタン7が押されている
間行う。
【0030】ステップ6でトランクロック操作ボタン7
が押されていないときはステップ7に進みドアロック操
作ボタン6が押されたか否かを受光センサ部14へのドア
ロック操作信号の受光の有無で判断し、ドアロック操作
ボタン6が押されたときはステップ8に進みウインドモ
ータ11,21,31,41およびサンルーフモータ61が逆転駆
動されドアウインドが閉動作しドアロック操作ボタン6
が押されている間ドアウインドは閉動作が続行する。い
ずれのボタン6,7も押されていないときは何も作動せ
ず本ルーチンを抜けステップ1に戻る
【0031】なお双方の操作ボタン6,7が同時に押さ
れたときは、ステップ6,7でトランクロック操作ボタ
ン7の操作状態の方を先に判断しているので、ステップ
6からステップ9に飛びウインドは開動作となる。した
がってパワーウインド操作中に物等が挟まれようとした
ような場合に慌ててドアロック操作ボタン6とトランク
ロック操作ボタン7との双方を同時に押してしまっても
ウインドは開く方向に動くので物等が挟まれるのを防止
することができる。
【0032】以上のようにキー3がドアキーシリンダー
13に挿入されている場合は、キー3に備えられたドアロ
ック操作ボタン6およびトランクロック操作ボタン7は
その本来の機能ではなくウインドおよびサンルーフの開
閉指示を行うことになる。
【0033】キー3がドアキーシリンダー13に挿入され
ているか否かでドアロック操作ボタン6およびトランク
ロック操作ボタン7の指示が異なり、操作内容の識別性
は明確となり、ドアのロックまたはアンロックの状態に
関係なくウインドやサンルーフの開閉ができ、ドアのロ
ック状態に錯誤を生じることもない。
【0034】また車外からウインドの開閉操作をする場
合はキー3をドアキーシリンダー13に挿入しなければな
らず車両から離れては操作できないので、自ずとドアの
開き状態または完全に閉まったかどうか等の確認をする
ことになり便利である。
【0035】さらに本実施例ではキー3に備えられたド
アロック操作ボタン6およびトランクロック操作ボタン
7を利用してパワーウインドの操作ボタンとして使用で
きるようにしているので、別個にパワーウインド専用の
操作器を用意する必要はなく便利であるとともにコスト
的にも有利である。
【0036】次に別の実施例として図6に図示するよう
にキー90がドアのロック操作ボタン91,アンロック操作
ボタン92,トランクロック操作ボタン93の3種類の操作
ボタンを備え、各操作ボタンが異なる周波数の赤外線を
発光部94から発光するものとし、かかるキー90によりパ
ワーウインドの操作を行うようにしてもよく、車両の方
は前記実施例のものと同じで、ただ以下のように制御す
る。
【0037】すなわちキー90をドアキーシリンダーに挿
入していないときはロック操作ボタン91が押されるとド
アがロックされ、アンロック操作ボタン92が押されると
ドアのロックが解除され、トランクロック操作ボタン93
が押されるとトランクのロックが解除されトランクがオ
ープンとなるが、キー90をドアキーシリンダーに挿入さ
れたときはパワーウインドが駆動されロック操作ボタン
91が押されるとウインドが閉じ、アンロック操作ボタン
92またはトランクロック操作ボタン93が押されるとウイ
ンドが開き、2つ以上の操作ボタンが同時に押されたと
きはウインドが開く。
【0038】また上記制御のうちキー90をドアキーシリ
ンダーに挿入された場合においてトランクロック操作ボ
タン93が押されたときはドライバー側ドア10のウインド
のみが開くようにしてもよい。この場合トランクロック
操作ボタン93は他の操作ボタンより使用頻度が少なく、
それに伴ってボタンの占める面積も小さくして操作の間
違いを起こさないようにする。
【0039】さらにアンロック操作ボタン92とトランク
操作ボタン93が同時に押されたときは押されているいる
間だけでなく一度押されるだけで、ウインドが全開とな
るまで自動的に作動するようにしてもよく、このように
制御することでウインドを全開にするまでボタンを押し
続ける必要がなく便利である。なおアンロック操作ボタ
ン92とトランクロック操作ボタン93に限らず幾らか離れ
た位置にあるボタンで一本の指では同時に押せない2つ
のボタンをこの制御に当てるのが適当である。
【0040】以上の実施例ではドライバー側のドア10に
設けられたドアキーシリンダーにキーが挿入されたこと
を条件にパワーウインドの駆動を行っていたが、助手席
側の左側フロントドア11のドアキーシリンダーまたはト
ランクのキーシリンダーへキーを挿入した場合でもこれ
を条件にパワーウインドの駆動を行うようにしてもよ
い。
【0041】またキーのドアキーシリンダーへの挿入を
条件にパワーウインドの駆動ができるようにしていた
が、その他車外から操作できるものであればこれに代え
ることができる。例えば図7に示すようにドア100 に設
けられたアウターハンドル101 の揺動基端部近傍にリミ
ットスイッチ102 を配設し、アウターハンドル101 が操
作され図6に2点鎖線で示すように若干揺動された状態
でリミットスイッチ102 がオンするようにしておく。
【0042】車外からパワーウインドを駆動する場合は
アウターハンドル101 を引いて若干揺動させリミットス
イッチ102 をオンさせた状態で遠隔操作のパワーウイン
ド駆動用スイッチを操作してウインドの開閉を行う。同
例においてもパワーウインド操作はアウターハンドル10
1 を引かなければならないので、車両から離れてのウイ
ンドの開閉は禁止している。
【0043】なお以上の実施例ではパワーウインド作動
用発信器は赤外線を発光するものであったが、電波を送
信するものであってもよい。
【0044】
【発明の効果】本発明は、制御手段がスイッチ手段の操
作状態で前記パワーウインド作動用発信器からの信号を
前記受信器が受信した場合に前記パワーウインドを作動
するよう制御するので、操作者は車体に設けられたスイ
ッチ手段を操作した状態でパワーウインド作動用発信器
を発信駆動させてウインドを開閉させるため、ウインド
開閉操作はドアロック等の操作と連動せず別個の明らか
に識別できる操作であり、ドアロック等の状態に関係な
くウインドの開閉が所定時間待つことなく直ぐでき便利
である。
【0045】またウインド開閉操作はスイッチ手段が操
作状態にあることを条件としているので、車両から離れ
てウインドの開閉をするのを禁止して常にウインドの開
閉状態を操作者が認識できるようにしている。
【0046】ドアロック作動用発信器がパワーウインド
作動用発信器を兼用することで、パワーウインド作動用
発信器をドアロック作動用発信器と別個に製造する必要
がなくコスト的に有利である。またトランク開作動用発
信器がパワーウインド作動用発信器を兼用しても同様で
ある。
【0047】パワーウインド作動用発信器をキーに取り
付けることで、パワーウインド専用の発信器を別個に持
つ必要がなく便利である。パワーウインドの作動と連動
してサンルーフを作動させることで、サンルーフを別に
作動させる必要がなく便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るパワーウインド操作装
置を備えた自動四輪車1の外観図である。
【図2】同例で用いられるキーの正面図である。
【図3】ドアキーシリンダーの一部省略一部欠截した側
面図である。
【図4】同例における制御系の概略ブロック図である。
【図5】同制御系の制御手順を示すフローチャートであ
る。
【図6】別の実施例で用いられるキーの正面図である。
【図7】また別の実施例のアウターハンドルの動きの状
態を示す概略図である。
【符号の説明】
1…自動四輪車、2…ルーフ、3…キー、4…発信器、
5…発光部、6…ドアロック操作ボタン、7…トランク
ロック操作ボタン、10…ドライバー側ドア、11…ドライ
バウインドモータ、12…ドライバドアロックアクチュエ
ータ、13…ドアキーシリンダー、14…受光センサ部、15
…キー挿入検知スイッチ、20…左側フロントドア、21…
ウインドモータ、22…ドアロックアクチュエータ、30…
右側リヤドア、31…ウインドモータ、32…ドアロックア
クチュエータ、40…左側リヤドア、41…ウインドモー
タ、42…ドアロックアクチュエータ、50…トランクリッ
ド、52…トランクロックアクチュエータ、53…テールラ
イト、54…受光センサ部、60…サンルーフ、61…サンル
ーフモータ、80…ECU、81…パワーウインド制御ユニ
ット、82…ドアロック制御ユニット、90…キー、91…ロ
ック操作ボタン、92…アンロック操作ボタン、93…トラ
ンクロック操作ボタン、94…発光部、100 …ドア、101
…アウターハンドル、102 …リミットスイッチ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パワーウインドを装備した車両におい
    て、 遠隔操作するパワーウインド作動用発信器と、 車体側に装着された受信器と、 車体側に設けられ外部から操作可能なスイッチ手段と、 前記スイッチ手段の操作状態で前記パワーウインド作動
    用発信器からの信号を前記受信器が受信した場合に前記
    パワーウインドを作動する制御手段とを備えたことを特
    徴とするパワーウインド操作装置。
  2. 【請求項2】 ドアのロックおよびアンロック操作を遠
    隔操作で行うドアロック作動用発信器が前記パワーウイ
    ンド作動用発信器を兼用し、 前記制御手段が前記スイッチ手段の非操作状態ではドア
    ロック作動が可能でパワーウインドの作動は不能に設定
    し、前記スイッチ手段の操作状態ではドアロック作動が
    不能でパワーウインドの作動が可能に設定することを特
    徴とする請求項1記載のパワーウインド操作装置。
  3. 【請求項3】 トランクの開作動を遠隔操作で行うトラ
    ンク開作動用発信器が前記パワーウインド作動用発信器
    を兼用し、 前記制御手段が前記スイッチ手段の非操作状態ではトラ
    ンク開作動が可能でパワーウインドの作動は不能に設定
    し、前記スイッチ手段の操作状態ではトランク開作動が
    不能でパワーウインドの作動が可能に設定することを特
    徴とする請求項1記載のパワーウインド操作装置。
  4. 【請求項4】 前記パワーウインド作動用発信器をキー
    に取り付けたことを特徴とする請求項1,2または3記
    載のパワーウインド操作装置。
  5. 【請求項5】 前記スイッチ手段をドアキーシリンダー
    に設けたことを特徴とする請求項4記載のパワーウイン
    ド操作装置。
  6. 【請求項6】 前記スイッチ手段をアウターハンドルに
    設けたことを特徴とする請求項1,2,3または4記載
    のパワーウインド操作装置。
  7. 【請求項7】 前記パワーウインドの作動と連動してサ
    ンルーフを作動させることを特徴とする請求項1記載の
    パワーウインド操作装置。
JP6311329A 1994-11-22 1994-11-22 パワーウインド操作装置 Pending JPH08144635A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100443995B1 (ko) * 2001-09-11 2004-08-11 기아자동차주식회사 자동차의 도어 글래스 개폐 제어장치.
CN100449436C (zh) * 2005-12-12 2009-01-07 天津卡达克汽车高新技术公司 智能汽车车身网络控制系统装置及其方法
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