JPH0535983U - 車両のドアロツク装置 - Google Patents

車両のドアロツク装置

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JPH0535983U
JPH0535983U JP8508891U JP8508891U JPH0535983U JP H0535983 U JPH0535983 U JP H0535983U JP 8508891 U JP8508891 U JP 8508891U JP 8508891 U JP8508891 U JP 8508891U JP H0535983 U JPH0535983 U JP H0535983U
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door lock
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operating
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満徳 丸山
徹 関
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Yazaki Corp
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Mitsubishi Motors Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 室内ドアハンドルを操作することによって少
なくとも操作した室内ドアハンドルが設けられているド
アのドアロック機構をアンロック状態にする車両のドア
ロック装置に関し、各ドアロック機構がロック状態で
も、操作性よく運転席以外の乗員が円滑に降車できるこ
とを目的とする。 【構成】 シフトポジションスイッチ12からの停止信
号、速度判定器13からの停止信号、および各ドアに設
けられているドアハンドルスイッチ3B〜3Dの少なく
とも1つが操作された操作信号を同時に検出すると、少
なくとも室内ハンドルを操作したドアに設けられている
ドアロック機構をアンロック状態にするようにドアロッ
クモータ8B〜8Dを動作させるコントロールユニット
CCを設けて構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、室内ドアハンドルを操作することによって少なくとも操作した室 内ドアハンドルが設けられているドアのドアロック機構をアンロック状態にする 車両のドアロック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6は従来の車両のドアロック装置の構成を示すブロック図である。 図6において、1は走行速度を検出する速度センサを示し、検出した走行速度 に対応する速度信号を出力するものである。 2は運転席のドアに設けられている集中ドアロックスイッチを示し、非作動状 態では中立位置に作動片2aがあり、ロック状態またはアンロック状態にすると 、作動片2aは対応するロック端子2bまたはアンロック端子2cに切り換わっ て中立位置に復帰するものである。
【0003】 3Aは運転席のドアに設けられている運転席ドアロックスイッチ、3Bは助手 席のドアに設けられている助手席ドアロックスイッチ、3Cは後席の一方のドア に設けられている第1の後席ドアロックスイッチ、3Dは後席の他方のドアに設 けられている第2の後席ドアロックスイッチを示し、各ドアロックスイッチ3A 〜3Dは、図示を省略したそのドアロック機構がロック状態になると、閉成(オ ン)状態になってロック信号を出力し、アンロック状態になると、開放(オフ) 状態になってアンロック信号を出力するものである。
【0004】 4は停止状態検出手段としての速度判定器を示し、速度センサ1からの速度信 号が所定速度以上、例えば3km/h以上であれば、走行信号を出力し、3km /h未満であれば、停止信号を出力するものである。 5は入力回路を示し、各ドアロックスイッチ3A〜3Dからロック信号が供給 されているときにロック信号を出力し、少なくとも1つのドアロックスイッチ、 例えば3Cからアンロック信号が供給されているときにアンロック信号を出力す るものである。
【0005】 6はタイマ回路を示し、速度判定器4から走行信号が供給され、入力回路5か らアンロック信号が供給されると、所定時間だけ駆動信号を出力し、入力回路5 からロック信号が供給されると、非駆動信号を出力するものである。 7はリレー回路を示し、一端が電源に接続され、他端がタイマ回路6の出力端 子と集中ドアロックスイッチ2のロック端子2bとに接続されたコイル7a1 へ の通電によって作動片7a2 がアース端子7a3 から電源端子7a4 に切り換わ る第1のリレー7aと、一端が電源に接続され、他端が集中ドアロックスイッチ 2のアンロック端子2cに接続されたコイル7b1 への通電によって作動片7b 2 がアース端子7b3 から電源端子7b4 に切り換わる第2のリレー7bとで構 成されている。
【0006】 8Aは運転席のドアロック機構を駆動する駆動源としての運転席ドアロックモ ータ、8Bは助手席のドアロック機構を駆動する駆動源としての助手席ドアロッ クモータ、8Cは第1の後席のドアロック機構を駆動する駆動源としての第1の 後席ドアロックモータ、8Dは第2の後席のドアロック機構を駆動する駆動源と しての第2の後席ドアロックモータを示し、各ドアロックモータ8A〜8Dは、 リレー回路7の作動片7a2 ,7b2 に対して並列に接続されている。 Xはドアロック制御回路としてのオートドアロックコントロールユニットを示 す。
【0007】 次に、動作について説明する。 まず、車両を走行させて速度センサ1からの速度信号が所定速度(例えば車両 が停止したと見なされる約0km/h〜3km/h)以上になると、速度判定器 4は走行信号を出力する。 このとき、タイマ回路6に入力回路5からロック信号が供給されると、すなわ ち各ドアロック機構がロック状態であれば、タイマ回路6は非駆動信号を出力す るので、各ドアロックモータ8A〜8Dは動作しない。
【0008】 しかし、タイマ回路6に入力回路5からアンロック信号が供給されると、すな わち少なくとも1つのドアロック機構がアンロック状態であれば、タイマ回路6 は走行信号の立ち上がりに基づいて所定時間だけ駆動信号を出力するので、コイ ル7a1 は所定時間だけ通電され、作動片7a2 がアース端子7a3 から電源端 子7a4 に切り換わり、各ドアロックモータ8A〜8Dにロック電流が流れる。 したがって、各ドアロックモータ8A〜8Dが回転することによって図示を省 略した各ドアに設けられたドアロック機構がロック状態になる。
【0009】 また、集中ドアロックスイッチ2の作動片2aをロック端子2bに切り換える と、コイル7a1 に通電されるので、前述したように、各ドアに設けられたドア ロック機構がロック状態になる。 しかし、集中ドアロックスイッチ2の作動片2aをアンロック端子2cに切り 換えると、コイル7b1 に通電されるので、作動片7b2 がアース端子7b3 か ら電源端子9b4 に切り換わるため、各ドアロックモータ8A〜8Dにアンロッ ク電流が流れる。 したがって、各ドアロックモータ8A〜8Dが回転することによって各ドアに 設けられたドアロック機構がアンロック状態になる。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
従来の車両のドアロック装置は、以上のように構成されているので、ドアロッ ク機構がロック状態の運転席以外の乗員がドアを開放して降車する場合、集中ド アロックスイッチ2を操作して各ドアロック機構をアンロック状態にしてもらう か、ドアロックノブをアンロック側にしてドアロック機構をアンロック状態にし た後、室内ドアハンドルを操作してドアを開放しなければならなかった。
【0011】 したがって、ドアロック機構がロック状態の運転席以外の乗員がドアを開放し て降車する場合、集中ドアロックスイッチ2またはドアロックノブを操作した後 、室内ドアハンドルを操作しなければならないため、操作が煩わしく、円滑な降 車が行なえないという不都合があった。 なお、運転席以外にも運転席に設けるような、室内ドアハンドルを操作するこ とによってドアロック機構を機械的にアンロック状態にする機構を設けることも 考えられるが、走行中に室内ドアハンドルを操作することによってドアロック機 構がアンロック状態となり、ドアを開放することができるようになるため、安全 性を考慮すると、そのような機構を設けることができない。
【0012】 この考案は、上記したような不都合を解消するためになされたもので、各ドア ロック機構がロック状態でも、操作性よく運転席以外の乗員が円滑に降車できる 車両のドアロック装置を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この考案にかかる車両のドアロック装置は、車両の停止状態を検出する停止状 態検出手段からの停止信号、および各ドアに設けられている室内ドアハンドルの 少なくとも1つが操作された操作信号を同時に検出すると、少なくとも室内ハン ドルを操作したドアに設けられているドアロック機構をアンロック状態にするよ うに駆動源を動作させるドアアンロック制御回路を設けたものである。
【0014】
【作用】
この考案の車両のドアロック装置におけるドアアンロック制御回路は、停止状 態検出手段からの停止信号、および各ドアに設けられている室内ドアハンドルの 少なくとも1つが操作された操作信号を同時に検出すると、少なくとも室内ハン ドルを操作したドアに設けられているドアロック機構をアンロック状態にする。
【0015】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図に基づいて説明する。 図1はこの考案の一実施例による車両のドアロック装置の構成を示すブロック 図であり、図6と同一または相当部分に同一符号を付して説明を省略する。 図1において、11Bは助手席のドアに設けられている助手席ドアハンドルス イッチ、11Cは第1の後席のドアに設けられている第1の後席ドアハンドルス イッチ、11Dは第2の後席のドアに設けられている第2の後席ドアハンドルス イッチを示し、各ドアハンドルスイッチ11B〜11Dは、対応する室内ドアハ ンドルの非操作(オフ)状態で非操作信号を出力し、操作(オン)状態で操作信 号を出力するものである。
【0016】 12はシフトレバーの位置に応じた信号を出力する停止状態検出手段としての シフトポジションスイッチ、13は停止状態検出手段としての速度判定器を示し 、この速度判定器13は、速度判定器4と同様な機能を有するものである。 14Bは入力回路を示し、各ドアロックスイッチ3B〜3Dからロック信号が 供給されているときはロック信号を出力し、少なくとも1つのドアロックスイッ チ、例えば3Cからアンロック信号が供給されているときはアンロック信号を出 力するものである。
【0017】 14Cは入力回路を示し、各ドアハンドルスイッチ11B〜11Dの少なくと も1つから操作信号が供給されると、操作信号を出力するものである。 14Eは入力回路を示し、シフトポジションスイッチ12からパーキング信号 またはニュートラル信号の駆動力遮断信号が供給されると、停止信号を出力する ものである。 15は制御部を示し、速度判定器13から停止信号が、入力回路14Bからロ ック信号が、入力回路14Cから操作信号が、および入力回路14Eから停止信 号が同時に供給されたときのみタイマ回路16B,16Cおよび16Dを動作さ せる動作制御信号を出力するものである。
【0018】 16B,16C,16Dはタイマ回路を示し、制御部15から動作制御信号が 供給されたときのみ所定時間だけ駆動信号を出力するものである。 17Bはリレー回路を示し、一端が電源に接続され、他端がタイマ回路16B の出力端子に接続されたコイル17b1 への通電によって作動片17b2 が第2 のリレー7b1 の作動片7b2 に接続された端子17b3 から電源端子17b4 に切り換わるものである。
【0019】 17Cはリレー回路を示し、一端が電源に接続され、他端がタイマ回路16C の出力端子に接続されたコイル17c1 への通電によって作動片17c2 が第2 のリレー7b1 の作動片7b2 に接続された端子17c3 から電源端子17c4 に切り換わるものである。 17Dはリレー回路を示し、一端が電源に接続され、他端がタイマ回路16D の出力端子に接続されたコイル17d1 への通電によって作動片17d2 が第2 のリレー7b1 の作動片7b2 に接続された端子17d3 から電源端子17d4 に切り換わるものである。
【0020】 そして、作動片17b2 は助手席ドアロックモータ8Bの一端に接続され、作 動片17c2 は第1の後席ドアロックモータ8Cの一端に接続され、作動片17 d2 は第2の後席ドアロックモータ8Dの一端に接続されている。 CCはドアアンロック制御回路としてのコントロールユニットを示す。 図2は動作を示すタイミングチャートである。
【0021】 次に、従来例の動作と異なる動作について説明する。 まず、図2に示すように、シフトレバーをドライブの状態にして走行している 状態で、各室内ドアハンドルを操作しなければ、速度判定器13から走行信号が 出力され、入力回路14Bからロック信号が出力され、入力回路14Cから非操 作信号が出力され、シフトポジションスイッチ12からロー信号、セコンド信号 、ドライブ信号またはリバース信号の駆動力伝達信号が出力されている。
【0022】 この状態で、例えば助手席の室内ドアハンドルを操作して助手席ドアハンドル スイッチ11Bがオン状態になって入力回路14Cが操作信号を出力しても、速 度判定器13から走行信号が出力され、入力回路14Eから走行信号が出力され ているので、制御部15は非動作制御信号をタイマ回路16B〜16Dに出力す る。 したがって、各ドアロック機構は、ロック状態を維持したままである。
【0023】 そして、走行させていた車両を停止させ、シフトレバーをニュートラルの位置 またはパーキングの位置にさせた状態で、すなわち速度判定器13から停止信号 が出力され、入力回路14Bからロック信号が供給され、入力回路14Eから停 止信号が出力されている状態で、例えば助手席の室内ドアハンドルを操作して助 手席ドアハンドルスイッチ11Bがオン状態になると、入力回路14Cから操作 信号が出力されるので、制御部15は動作制御信号をタイマ回路16B〜16D に出力する。
【0024】 したがって、タイマ回路16B〜16Dは制御部15からの動作制御信号の立 ち上がりに基づいて所定時間だけ駆動信号を出力するので、リレー回路17B〜 17Dのコイル17b1 〜17d1 は所定時間だけ通電され、作動片17b2 〜 17d2 が端子17b3 〜17d3 から電源端子17b4 〜17d4 に切り換わ ってドアロックモータ8B〜8Dにアンロック電流が流れ、助手席、第1の後席 および第2の後席のドアロック機構はアンロック状態になり、助手席のドアを開 放して降車することができる。
【0025】 上述したように、この実施例によれば、速度判定器13から停止信号が出力さ れ、入力回路14Bからロック信号が供給され、入力回路14Eから停止信号が 出力されている状態で、室内ドアハンドルを操作して各ドアハンドルスイッチ1 1B〜11Dのいずれかをオン状態にすることにより、制御部15は運転席を除 いたドアのドアロック機構をアンロック状態にすることができるので、降車する ためにドアを開放する操作は室内ドアハンドルを操作するのみでよいため、操作 性よく、円滑に降車することができる。
【0026】 図3は他の例の動作を説明するためのタイミングチャートで、ドアロック状態 で室内ドアハンドルを引いている場合はドアロックノブがアンロックしないタイ プのドアロック機構に適用したものである。 この実施例は、室内ドアハンドルを1回操作した立ち下がり信号に基づいてド アロック機構をアンロック状態にする。 したがって、室内ドアハンドルを2回操作するという簡単な操作により、図1 の実施例と同様に、操作性よく、円滑に降車することができる。 なお、このような機能を備えた車両のドアロック装置を構成するには、図1に 示した制御部15を、上述した条件でタイマ回路16B〜16Dを動作させる構 成とすればよい。
【0027】 図4はこの考案の他の実施例による車両のドアロック装置の構成を示すブロッ ク図であり、図1および図6と同一または相当部分に同一符号を付して説明を省 略する。 図4において、21は入出力回路を示し、速度センサ1からの速度信号が所定 速度で、シフトポジションスイッチ12から駆動力遮断信号が供給されていると きに許可信号を入力回路22B〜22Dに出力する停止状態検出手段の機能を有 するとともに、前述した入力回路5の機能を備えたものである。
【0028】 22Bは入力回路を示し、入出力回路21から許可信号が、助手席ドアロック スイッチ3Bからロック信号が、および助手席ドアハンドルスイッチ11Bから 操作信号が同時に供給されると、動作制御信号をタイマ回路16Bに出力するも のである。 22Cは入力回路を示し、入出力回路21から許可信号が、第1の後席ドアロ ックスイッチ3Cからロック信号が、および第1の後席ドアハンドルスイッチ1 1Cから操作信号が同時に供給されると、動作制御信号をタイマ回路16Cに出 力するものである。
【0029】 22Dは入力回路を示し、入出力回路21から許可信号が、第2の後席ドアロ ックスイッチ3Dからロック信号が、および第2の後席ドアハンドルスイッチ1 1Dから操作信号が同時に供給されると、動作制御信号をタイマ回路16Dに出 力するものである。 XAはドアロック制御回路としてのオートドアロックコントロールユニット、 Bは助手席のドアに設けられているドアアンロック制御回路としての助手席コン トロールユニット、Cは第1の後席のドアに設けられているドアアンロック制御 回路としての第1の後席コントロールユニット、Dは第2の後席のドアに設けら れているドアアンロック制御回路としての第2の後席コントロールユニットを示 す。 なお、各コントロールユニットB〜Dは、図1のコントロールユニットCCを 各ドアに対応させて分割し、コントロールユニットCCの機能の一部をオートド アロックコントロールユニットXAに移行させたものである。
【0030】 この実施例における動作は、図1の実施例における動作とほぼ同様になるが、 室内ドアハンドルを操作したドアのドアロック機構のみをアンロック状態にする 点で異なるものである。 したがって、図1の実施例と同様な効果を得ることができる。 また、不要なドアロック機構を動作させなくて済むので、消費電力を少なくす ることができる。
【0031】 図5はこの考案のさらに他の実施例によるドアロック装置の構成を示すブロッ ク図であり、図1、図4および図6と同一または相当部分に同一符号を付して説 明を省略する。 図5において、11Aは運転席のドアに設けられている運転席ドアハンドルス イッチを示し、運転席のドアハンドルの非操作(オフ)状態で非操作信号を出力 し、操作(オン)状態で操作信号を出力するものである。
【0032】 22Aは入力回路を示し、オートドアロックコントロールユニットXAの入出 力回路21から許可信号が、運転席ドアロックスイッチ3Aからロック信号が、 および運転席ドアハンドルスイッチ11Aから操作信号が同時に供給されると、 動作制御信号をタイマ回路16Aに出力するものである。 16Aはタイマ回路を示し、入力回路22Aから動作制御信号が供給されたと きにのみ所定時間だけ駆動信号を出力するものである。
【0033】 17Aはリレー回路を示し、一端が電源に接続され、他端がタイマ回路16A の出力端子に接続されたコイル17a1 への通電によって作動片17a2 が第2 のリレー7b1 の作動片7b2 に接続された端子17a3 から電源端子17a4 に切り換わるものである。 8Eは第5のドア(例えば、ハッチバックなどと呼称され、車両の後部に設け られているドアである。)のドアロック機構を駆動する駆動源としてのリアゲー トロックモータを示す。
【0034】 Aはドアアンロック制御回路としての運転席コントロールユニットを示し、運 転席ドアロックモータ8Aおよびリアゲートロックモータ8Eを同時にアンロッ ク状態に制御するものである。 なお、各コントロールユニットXA,B〜Dはの内部構成は、図4と同様なの で、図示を省略した。
【0035】 この実施例における動作は、図4の実施例における動作と同様になるが、運転 席の室内ドアハンドルを操作することによって運転席のドアおよび第5のドアの ドアロック機構をアンロック状態にする点で異なるものである。 したがって、図4の実施例と同様な効果を得ることができる。
【0036】 なお、上記した実施例では、この考案にかかる停止状態検出手段としてシフト ポジションスイッチ12、速度判定器13、入出力回路21を使用した例で説明 したが、シフトポジションスイッチ12または速度判定器13の一方のみでも同 様に機能させることができる。 そして、停止状態検出手段は、シフトポジションスイッチ12、速度判定器1 3の他、サイドブレーキを用いることができ、サイドブレーキをかけた信号を停 止信号とすることにより、同様な効果を得ることができる。
【0037】 また、駆動源としてモータを使用した例で説明したが、駆動源はロック機構を ロック状態またはアンロック状態にできるもの、例えばソレノイドなどであっも よい。 さらに、各ドアロック機構をアンロック状態にする場合、ドアロックスイッチ 3A〜3Dがオン状態となっていることを条件としたが、この条件は必ずしも必 要な条件ではない。
【0038】 また、図1、図4または図5の実施例にとらわれず、特定の室内ドアハンドル を操作することによってオン状態となるドアハンドルスイッチの出力により、全 てのドア、または操作した室内ドアハンドルのドアを含めた任意のドアのドアロ ック機構を同時にアンロック状態にさせてもよい。
【0039】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば、車両の停止状態を検出する停止状態検出手 段からの停止信号、および各ドアに設けられている室内ドアハンドルの少なくと も1つが操作された操作信号を同時に検出すると、少なくとも室内ハンドルを操 作したドアに設けられているドアロック機構をアンロック状態にするように駆動 源を動作させるドアアンロック制御回路を設けたので、室内ドアハンドルを操作 することにより、少なくとも操作した室内ドアハンドルが設けられているドアの ドアロック機構をアンロック状態にできる。 したがって、運転席以外の座席から降車する場合、ドアロック機構がロック状 態であっても、室内ドアハンドルを操作するのみでよいため、操作性よく円滑に 降車することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例によるドアロック装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】図1の動作を説明するためのタイミングチャー
トである。
【図3】他の例の動作を説明するためのタイミングチャ
ートである。
【図4】この考案の他の実施例によるドアロック解除装
置の構成を示すブロック図である。
【図5】この考案のさらに他の実施例によるドアロック
装置の構成を示すブロック図である。
【図6】従来のドアロック装置の構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 速度センサ 2 集中ドアロックスイッチ 3A 運転席ドアロックスイッチ 3B 助手席ドアロックスイッチ 3C 第1の後席ドアロックスイッチ 3D 第2の後席ドアロックスイッチ X,XA オートドアロックコントロールユニット 8A 運転席ドアロックモータ 8B 助手席ドアロックモータ 8C 第1の後席ドアロックモータ 8D 第2の後席ドアロックモータ 8E リアゲートドアロックモータ 11A 運転席ドアハンドルスイッチ 11B 助手席ドアハンドルスイッチ 11C 第1の後席ドアハンドルスイッチ 11D 第2の後席ドアハンドルスイッチ 12 シフトポジションスイッチ CC コントロールユニット A 運転席コントロールユニット B 助手席コントロールユニット C 第1の後席コントロールユニット D 第2の後席コントロールユニット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給される各信号に基づいて各ドアに設
    けられている駆動源を動作させ、前記各ドアのドアロッ
    ク機構をロック状態またはアンロック状態に制御するド
    アロック制御回路を備えた車両のドアロック装置におい
    て、 車両の停止状態を検出する停止状態検出手段からの停止
    信号、および前記各ドアに設けられている室内ドアハン
    ドルの少なくとも1つが操作された操作信号を同時に検
    出すると、少なくとも前記室内ハンドルを操作したドア
    に設けられている前記ドアロック機構をアンロック状態
    にするように前記駆動源を動作させるドアアンロック制
    御回路を設けた、ことを特徴とする車両のドアロック装
    置。
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