JPS5850039Y2 - 車両用ドア施錠装置 - Google Patents

車両用ドア施錠装置

Info

Publication number
JPS5850039Y2
JPS5850039Y2 JP1980185011U JP18501180U JPS5850039Y2 JP S5850039 Y2 JPS5850039 Y2 JP S5850039Y2 JP 1980185011 U JP1980185011 U JP 1980185011U JP 18501180 U JP18501180 U JP 18501180U JP S5850039 Y2 JPS5850039 Y2 JP S5850039Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
contact
switch
lock
locking device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1980185011U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57106948U (ja
Inventor
久敏 太田
裕 松崎
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by トヨタ自動車株式会社 filed Critical トヨタ自動車株式会社
Priority to JP1980185011U priority Critical patent/JPS5850039Y2/ja
Publication of JPS57106948U publication Critical patent/JPS57106948U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5850039Y2 publication Critical patent/JPS5850039Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、車両用ドア施錠装置に係り、特に、自動車等
の車両において他の席のドアの施錠を行うのに好適な車
両用ドア施錠装置に関する。
自動車等の車両において、従来から、ドアの施錠機構の
作動によってドアをロックする装置が種々提案されてい
る。
第1図は、従来の車両に用いられている車両用ドア施錠
装置の回路図であり、特公昭46−13327に記載の
ものと同等のものである。
第1図において、ドアをロックするロック用ソレノイド
Ll、ドアをアンロックするアンロック用ソレノイドL
2がそれぞれソレノイド駆動用のル−R1,R2の常開
接点TI、T2に接続されている。
一端が接地されたリレーR1のコイルL3と、一端が電
源Eに接続されたリレーR2のコイルL4の他端は、そ
れぞれドアをロック又はアンロックに切替える切替操作
機構に連動して接点が切替わる切替スイッチS1の接点
、T3.T4に接続されている。
切替スイッチS1の共通接点TcはコンデンサCに接続
されている。
以上の構成により、コンテ゛ンサCが放電状態のとき、
切替スイッチS1の共通接点Tcを接点T4側に切替え
ると、コイルL4、コンデンサCに電流が流れ、コイル
L4の励磁によって常開接点T2が閉じるので、アンロ
ック用ソレノイドL2が通電される。
コンデ゛ンサCが電源Eにより充電され、コンデンサC
の充電状態が飽和すると、コイルL4には電流が流れな
くなり、常開接点T2が開らいてリレーR2の作動が停
止する。
次に、共通接点Tcを接点T3(静に切替えると、コン
デンサCからの放電電流がコイルL3を流れ、コイルL
3の励磁によって常開接点T1が閉じ、リレーR1が作
動する。
その結果、電源Eからの電流がリレーR1を介してロッ
ク用ソレノイドL1に供給され、ロック用ソレノイドL
1が通電状態となってドアがロックされる。
放電によってコンデンサCの電荷わなくなるとコイルL
3に電法が流れなくなり、リレーR1の作動が停止する
このように、第1図に示されている装置はコンテ゛ンサ
Cの充放電を利用してドアをロック又はアンロック状態
にするようになっている。
ところがリレーR1を作動するためには、コンデンサC
には大容量のものが必要である。
そのため、スイッチS1がロック側(接点T3)にある
とき、スイッチS1がアンロック側(接点T4)に切替
った後すばやくロック側に切替わると、コンデンサCが
十分に充電されないので、リレーR1が作動しなくなる
ことがある。
すなわち、第1図に示されている装置の場合は、スイッ
チS1と連動した切替操作機構の操作の仕方によっては
ドアを確実にロックできない欠点がある。
又、運転席側ドアのノブをロックしたとき、この操作と
連動して他のドアのノブが自動的にロックされるように
したものとして第2図に示されている装置がある。
第2図は、この種の装置を車両に備えた従来の車両用ド
ア施錠装置の回路図である。
第2図において、電源1、運転席スイッチ2、遅延リレ
ー回路3、車両の助手席等の他のドアに連結され各ドア
をロックするソレノイド4が直列接続されている。
運転席スイッチ2は、第3図に示されている如く、ドア
5に基部が枢支され且つノブに連結するロッド6の上下
動によって回動し、遊端に作動突起7を有する扇形カム
8と、ドア5に内蔵された前記突起7が接し押圧したと
きオンになるマイクロスイッチ9等によって構成されて
いる。
マイクロスイッチ9の作動片9aに取付けられた従動ロ
ーラ9bのブラケット9Cはノブロックをオフにすると
、突起7に接した基部が屈折するあわゆるワンウニスイ
ッチの作動をする。
遅延リレー回路3は、常開接点RyC′がソレノイド4
に接続されたリレーRVと、リレーRVを駆動するトラ
ンジスタQ、トランジスタQのベースに接続された抵抗
R1,コンテ゛ンサC1,運転席スイッチ2に接続され
た抵抗R2、コンテ゛ンサC2等によって構成されてい
る。
以上の構成により、運転席が運転車席のドアのノブロッ
クをオンにすれば、扇形カム8が回動しマイ、クロスイ
ッチ9が第4図aに示すオフの状態から第4図すのよう
にオンの状態、さらに第4図Cのようにオフの状態とな
る。
すなわち扇形カム8の回動途中において突起7か゛マイ
クロスイッチ9を瞬時だけオンにする。
マイクロスイッチ9がオンになったとき、運転席スイッ
チ2を経て電流が流れ、コンデンサCI、C2が充電さ
れ、マイクロスイッチ9がオフになると、トランジスタ
Qのベースにコンテ゛ンサC1の放電電流が流れ、トラ
ンジスタQが導通し、リレーRyが作動する。
この結果、常開接点RyC′が閉じ、ソレノイド4に接
続されているノブがロックされる。
なお、コンテ゛ンサC1の放電時間はソレノイド4がノ
ブをロックするに充分な時間になっている。
又、このときコンテ゛ンサC2の電荷は抵抗R2を介し
て自己放電する。
そのため、運転席スイッチ2がオフとならすオンとなっ
ている場合には、コンテ゛ンサC2はさらに充電され、
遂には飽和容量点に達し、この時点で電源は流れなく自
動的に電源が切られる。
このように第2図〜第4図に示されている従来の車両用
ドア施錠装置は、運転席側ノブロックと連動するスイッ
チとして、ノブロックをオンにするとき、オフ→オン→
オフの状態になり、且つノブロックをオフにするときは
オンにならないようなワンウェイスイッチを用いること
により、ドアロックを確実に行うようになっている。
ところが、この装置の場合は第3図、第4図a−Cに示
す如く運転席スイッチが複雑な機構となる欠点がある。
本考案は、前記従来の欠点を解消すべくなされたもので
、運転席ドアの施錠機構の作動に連動して他の席のドア
の施錠機構を作動する車両用施錠装置において、簡単な
構成で他の席のドアの施錠が確実に行える車両用ドア施
錠装置を提供することを目的とする。
本考案は、ドアの施錠機構の作動に連動して接点が閉じ
るスイッチと、前記ドアとは別のドアの施錠機構の作動
を制御する施錠機構制御手段と、前記スイッチの接点が
閉じたとき前記施錠機構制御手段を駆動する駆動手段と
を備えた車両用ドア施錠装置において、前記駆動手段を
、前記スイッチの接点が閉じたとき所定時間駆動信号を
出力する単安定回路で構成して、前記目的を達成したも
のである。
以下、本考案による車両用ドア施錠装置の実施例を図面
に基づいて詳細に説明する。
第5図は、本考案による車両用ドア施錠装置の回路図で
ある。
第5図において、運転席に設けられているドアロックス
イッチ20のロック接点20 lは単安定回路22の入
力端22 iに接続されており、アンロック接点20
uは単安定回路24の入力端24 iに接続されている
単安定回路22.24の出力端220.240はそれぞ
れリレー26.28のコイルL 26. L 28の一
端に接続されている。
コイルL 26. L 28の他端に接続されている常
開接点T26.T28は他の席(助手席、後部座席)の
ドアをロック、アンロックするロック機構を作動するロ
ック用ソレノイド30、アンロック用ソレノイド32に
それぞれ接続されている。
コイルL 26. L 28、常開接点T26.T28
はブレーカ34、ヒユーズ36を介してバッテリ38に
接続されている。
単安定回路22.24の電源端子22 b 、24 b
はヒユーズ36を介してバッテリ38に接続されている
単安定回路22.24は、リレー26゜28を駆動する
トランジスタQ 10.Q 11.該トランジスタQ
10.Q 11制御用のトランジスタQ12.Q13、
Q 14.Q 15、バイアス及び時定数回路を形成す
る小容量のコンデンサC10,C11,抵抗RIO,R
11、R12,R13,R14,R15等により構成さ
れている。
ドアロックスイッチ20は、共通接点20 Cと連動し
た操作レバーがロック側又はアンロック側に操作される
と、共通接点20 Cがロック接点20 l、又はアン
ロック接点20 uに接触するように構成されている。
すなわち、ドアロックスイッチ20は、共通接点20
Cの移動途中で他の接点等に接触することなく、操作レ
バーの操作に応じてロック接点201又はアンロック接
点20 uに常に接触する。
次に作用を説明する。
ドアロックスイッチ20がロック側に操作されると、単
安定回路22の入力端22 iが接地され、それまで放
電していたコンデンサC10は抵抗RIOを通じて充電
される。
従ってトランジスタQ14はコンデンサC10の両端電
位がそのスレショールドレベルに達するまでオフになり
、トランジスタQ12、トランジスタQ10が共にオン
になるので、リレー26が作動し常開接点T26が閉じ
る。
この結果、ロック用ソレノイド30が通電状態になり、
他のドアがロックされる。
コンテ゛ンサC10の両端電位はやがてトランジスタQ
14のスレショールドレベルに達し、トランジスタQ1
4は抵抗R10,R12,R14によって適正なバイア
ス電圧が印加され、オン状態になる。
その結果、トランジスタQ 12.Q 10が共にオフ
になり、リレー26の作動が停止して常開接点T26が
開きロック用ソレノイド30が非通電状態になる。
すなわち、ドアロックスイッチ20の共通接点20Cが
ロック接点201に接触すると、瞬時のうちに他の席の
ドアがロックされ、ドアがロックされた後は共通接点2
0 Cがロック接点201に接触していても、ロック用
ソレノイド30は非通電状態になっている。
次に、ドアロックスイッチ20がアンロック側に操作さ
れたときは、単安定回路24が単安定回路22と同じ構
成になっているので、アンロック用ソレノイド32の作
用は、ロック用ソレノイド30が駆動するときと同じ作
用をする。
すなわち、ドアロックスイッチ20の共通接点20 C
がアンロック接点20 uに接触すると、瞬時のうちに
アンロック用ソレノイド32が通電状態になって、他の
席のドアがアンロック状態になる。
なお、本実施例ではロック側とアンロック側の両方に本
考案の車両用ドア施錠装置を備えたものについて述べた
が、ロック側あるいはアンロック側の一方のみに本考案
の車両用ドア施錠装置を適用してもよい。
以上説明したように、本考案によれば、ドアロックスイ
ッチとして特別の構成のものを用いる必要がなく、シか
も時定数の小さい単安定回路の作用によりドアのロック
又はアンロックを確実に行えるという優れた効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来の車両用ドア施錠装置の回路図、
第3図は、第2図に示されている車両用ドア施錠装置の
運転席スイッチの詳細説明図、第4図a−Cはそれぞれ
その作動説明図、第5図は、本考案による車両用ドア施
錠装置の回路図である。 20・・・・・・ドアロックスイッチ、22.24・・
・・・・単安定回路、26,28・・・・・・リレー、
30・・・・・・ロック用ソレノイド、32・・・・・
・アンロック用ソレノイド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドアの施錠機構の作動に連動して接点が閉じるスイッチ
    と、前記ドアとは別のドアの施錠機構の作動を制御する
    施錠機構制御手段と、前記スイッチの接点が閉じたとき
    前記施錠機構制御手段を駆動する駆動手段とを備えた車
    両用ドア施錠装置において、前記駆動手段を、前記スイ
    ッチの接点が閉じたとき所定時間駆動信号を出力する単
    安定回路で構成したことを特徴とする車両用ドア施錠装
    置。
JP1980185011U 1980-12-22 1980-12-22 車両用ドア施錠装置 Expired JPS5850039Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980185011U JPS5850039Y2 (ja) 1980-12-22 1980-12-22 車両用ドア施錠装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980185011U JPS5850039Y2 (ja) 1980-12-22 1980-12-22 車両用ドア施錠装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57106948U JPS57106948U (ja) 1982-07-01
JPS5850039Y2 true JPS5850039Y2 (ja) 1983-11-15

Family

ID=29985675

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980185011U Expired JPS5850039Y2 (ja) 1980-12-22 1980-12-22 車両用ドア施錠装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5850039Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6019655U (ja) * 1983-07-19 1985-02-09 株式会社 三ツ葉電機製作所 自動車のドアロツク装置
JPH0650619Y2 (ja) * 1987-06-25 1994-12-21 松下電工株式会社 電気錠制御システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57106948U (ja) 1982-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4137985A (en) Vehicle security system
US6175202B1 (en) Circuit for controlling an electrically operated motor vehicle door lock or similar
JP3783297B2 (ja) 車両のドアロック装置
JPS5850039Y2 (ja) 車両用ドア施錠装置
JPS5810550B2 (ja) 自動車開閉部材のロック及び/又は閉止の中央制御装置
US3486352A (en) Automotive electric door lock systems
JPH0235829B2 (ja)
JPS60230486A (ja) 自動車用中央鎖錠装置
JPH0228665B2 (ja)
JPH0528303Y2 (ja)
JP2544060Y2 (ja) 自動車用電動式ドアロック装置
JPH042293Y2 (ja)
JPS644616Y2 (ja)
JPH0345507Y2 (ja)
JPH0530990Y2 (ja)
JPH068667U (ja) 車両のパワーウインドウ装置
JPH0521818Y2 (ja)
JPH0224991B2 (ja)
JPH0235828B2 (ja)
JPS6345396Y2 (ja)
JPH0243174Y2 (ja)
JPH086582Y2 (ja) 車両用開閉体のロック制御装置
JP2590973Y2 (ja) 車両用ドアロック制御装置
JPS6198884A (ja) 電気錠および電気錠制御システム
JPH1171963A (ja) パワーウインドウ装置