JP2544060Y2 - 自動車用電動式ドアロック装置 - Google Patents

自動車用電動式ドアロック装置

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JP2544060Y2
JP2544060Y2 JP16601188U JP16601188U JP2544060Y2 JP 2544060 Y2 JP2544060 Y2 JP 2544060Y2 JP 16601188 U JP16601188 U JP 16601188U JP 16601188 U JP16601188 U JP 16601188U JP 2544060 Y2 JP2544060 Y2 JP 2544060Y2
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switching
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良昭 野沢
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Fuji Jukogyo KK
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は自動車用電動式ドアロック装置に関するもの
である。
従来の技術 自動車のドアに設けられ該ドアをロック及びアンロッ
ク作動するアクチュエータを、運転席側ドアのロック,
アンロック用のシルコンスイッチ或は運転席近傍に設け
られた手元スイッチのロック側オン又はアンロック側オ
ンにより所定時間だけロック作動又はアンロック作動さ
せるようにした自動車のドアロック装置(実開昭60−19
655号公報参照)は既に開発されている。
上記シルコンスイッチ或は手元スイッチのようなロッ
ク・アンロックスイッチとして、ロック側及びアンロッ
ク側の双方ともオン信号によりアクチュエータを所定時
間だけロック作動或はアンロック作動させるようにした
ものは、待機中に暗電流が流れることはないが、アクチ
ュエータをロック作動及びアンロック作動させる駆動回
路を別々に持たなければならないので、回路構成が複雑
になるという問題を有する。
上記ロック作動及びアンロック作動を1つの駆動回路
で行なわせる方法として、アンロックスイッチのオフ信
号とオン信号をロック信号とアンロック信号として用い
る方法があり、その一例を第3図及び第4図に示す。
第3図及び第4図に示すように、アンロックスイッチ
2をオフからオンに切換えると、制御回路3のCPU4がそ
のオンへの切換えを検出し、タイマ42によって設定され
た時間Tだけアンロック信号を発し、トランジスタ7を
介してアンロックリレー8を設定時間Tだけオン作動さ
せてアクチュエータ9がアンロック作動する。又、アン
ロックスイッチ2をオンからオフに切換えると、CPU4が
オフへの切換えを検出し、タイマ42によって設定された
時間Tだけロック信号を発し、トランジスタ5を介して
ロックリレー6を設定時間Tだけオン作動させてアクチ
ュエータ9がロック作動するものである。
考案が解決しようとする課題 このようにアンロックスイッチ2のオフ信号とオン信
号をロック信号とアンロック信号として用いるものは、
回路構成は簡単となるが、アンロックスイッチ2の切換
えを検出するのに必要な信号用電圧をアンロックスイッ
チ2に与えておくことが必要であるから、アンロックス
イッチ2がオンの状態では常に暗電流が流れ、この時間
が長いとバッテリ1の放電量が多くなり、該バッテリ1
の充放電バランスを悪化させる、という課題を有してい
る。
本考案はこのような課題に対処することを目的とする
ものである。
課題を解決するための手段 本考案は、運転席側ドアに設けられているロックノブ
の作動に連動するアンロックスイッチのオフからオンへ
の切換え或はオンからオフへの切換えを検出し、この信
号により運転席側ドア以外のドアのアンロック或はロッ
ク作動を行なわせるようにした自動車用電動式ドアロッ
ク装置において、通常はオフでロックノブの作動を検出
したときのみオンとなりアンロックスイッチの切換え作
動に先行してトリガ信号を発するトリガスイッチを設
け、該トリガ信号が発せられてから所定時間の間アンロ
ックスイッチに該アンロックスイッチの切換えを検出す
るのに必要な信号用電圧を与えるタイマ回路を設けたこ
とを特徴とするものである。
作用 上記により、アンロックスイッチに信号用電圧を与え
る時間は、該アンロックスイッチの切換え信号発生の少
し前から該切換え信号発生後の所定時間範囲に限定され
るので、該アンロックスイッチの切換え検出に支障を与
えることなく、バッテリの放電量を減少させ、バッテリ
の充放電バランスの悪化を防止することができる。
実施例 以下、本考案の実施例を第1図及び第2図を参照して
説明する。
第1図において、1は電源(バッテリ)、2は例えば
運転席側ドアに取付けられたロックノブの作動と連動し
てオンオフ作動するスナップアクション機構をもったア
ンロックスイッチ、3は制御回路であり、該制御回路3
は、上記アンロックスイッチ2のオンからオフ或はオフ
からオンへの切換えを検出しタイマ41,42で設定された
時間T(例えば0.5秒程度)だけロック信号或はアンロ
ック信号を発する中央演算処理装置(以下CPUと称す)
4と、該CPU4からのロック信号によりオン作動するトラ
ンジスタ5と、該トランジスタ5のオン作動によりリレ
ーコイルが励磁されるロックリレー6と、上記CPU4のア
ンロック信号によりオン作動するトランジスタ7と、該
トランジスタ7のオン作動により領リレーコイルが励磁
されるアンロックリレー8等から構成されており、上記
ロックリレー6及びアンロックリレー8の常閉接点NCは
接地され、常開接点NOは電源1に接続され、共通接点C
は運転席側ドア以外のドアをロック或はアンロックする
ドアロックアクチュエータ9の両端子にそれぞれ接続さ
れている。
10は運転席側ドアのロックノブの作動を検出してトリ
ガ信号を発するトリガスイッチであり、該トリガスイッ
チ10のトリガ信号が発せられてから所定時間t(例えば
3秒程度)の間、アンロックスイッチ2の切換え検出に
必要な信号用電圧をアンロックスイッチ2に与えるタイ
マ回路4aをCPU4に設けている。
上記トリガスイッチ10としては、例えば摺動接点方式
のスイッチが採用され、該トリガスイッチ10の全ストロ
ークの中でロック位置近傍及びアンロック位置近傍を除
く広い範囲でオン状態となるよう摺動接点の幅を広く構
成することにより、スナップアクション機能を備えスト
ロークの半分を越えたところでオンからオフ或はオフか
らオンに切換わるアンロックスイッチ2に対し、第2図
に示すように、該アンロックスイッチがオフからオンに
切換わる場合或はオンからオフに切換わる場合のいずれ
の場合も、トリガスイッチ10のオン作動がアンロックス
イッチ2の切換わりより先行するよう構成している。
上記において、アンロックスイッチ2をオフからオン
に切換えると、該切換えに先行してトリガスイッチ10が
トリガ信号を発し、該トリガ信号にてタイマ回路4aが設
定時間tだけアンロックスイッチ2に信号用電圧を与え
ているので、その間にCPU4がアンロックスイッチ2の上
記オフからオンへの切換えを検出してアンロック信号を
発する。該アンロック信号はアンロックスイッチ2の切
換えを検出してからタイマ42の設定時間Tの間だけ発せ
られ、該アンロック信号にてトランジスタ7がオンとな
り、アンロックリレー8がT時間の間作動してドアロッ
クアクチュエータ9に点線矢印のようなアンロック電流
が流れ、運転席側ドア以外のドアのロックを解除する。
アンロックスイッチ2をオンからオフに切換えると、
該切換えに先行してトリガスイッチ10がトリガ信号を発
し、タイマ回路4aが信号用電圧を設定時間tの間アンロ
ックスイッチ2に与えることにより、CPU4が該アンロッ
クスイッチ2のオンからオフへの切換えを検出してロッ
ク信号を発する。このロック信号はアンロックスイッチ
2の切換えを検出してからタイマ41の設定時間Tだけ発
せられ、その間にトランジスタ5がオンとなり実線矢印
のようにロック電流がドアロックアクチュエータ9に流
れ、運転席側ドア以外のドアをロックする。
このように、アンロックスイッチ2の切換え検出に必
要な信号用電圧が、該アンロックスイッチ2の切換え直
前から切換え後にかけて、切換え検出に必要な時間だけ
与えられる構成としたことにより、電源の放電量は図3
に示す従来装置に比べて大幅に減少し、充送電バランス
の悪化という従来の課題は完全に解決される。
尚、トリガスイッチ10としては、上記した摺動接点方
式のスイッチに限らず、例えばロックノブに接触したと
きトリガ信号を発するコンタクトスイッチを用いてもよ
く、このようにコンタクトスイッチをトリガスイッチと
して使用した場合にはアンロックスイッチ2にスナップ
アクション機能をもたせなくても、アンロックスイッチ
の切換えに先行してトリガ信号が発せられる。
考案の効果 以上のように本考案によれば、運転席側ドアのロック
ノブに連動するアンロックスイッチのオンオフ切換え信
号にて運転席側ドア以外のドアのロック,アンロック作
動を行なわせる自動車用ドアロック装置において、通常
はオフであり上記ロックノブの作動を検出したときのみ
オンとなりアンロックスイッチの切換えに先行してトリ
ガ信号を発するトリガスイッチと、該トリガ信号が発せ
られてから所定時間の間アンロックスイッチに該アンロ
ックスイッチの切換えを検出するのに必要な信号用電圧
を与えるタイマ回路とを設けたことにより、初期の機能
をいささかも損なうことなく、電源(バッテリ)の放電
量を減少させ、充放電バランスの悪化を防ぐことができ
るもので、構成の簡単なることと相俟って実用上多大の
効果をもたらし得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す回路図、第2図は第1図
装置の動作態様を示すタイムチャート、第3図は従来例
を示す回路図、第4図は第3図装置の動作態様を示すタ
イムチャートである。 1……電源、2……アンロックスイッチ、3……制御回
路、4……中央演算処理装置(CPU)、4a……タイマ回
路、5,7……トランジスタ、6……ロックリレー、8…
…アンロックリレー、9……ドアロックアクチュエータ
9、10……トリガスイッチ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】運転席側ドアに設けられているロックノブ
    の作動に連動するアンロックスイッチのオフからオンへ
    の切換え或はオンからオフへの切換えを検出し、この信
    号により運転席側ドア以外のドアのアンロック或はロッ
    ク作動を行なわせるようにした自動車用電動式ドアロッ
    ク装置において、通常はオフで上記ロックノブの作動を
    検出したときのみオンとなりアンロックスイッチの切換
    え作動に先行してトリガ信号を発するトリガスイッチを
    設け、該トリガ信号が発せられてから所定時間の間アン
    ロックスイッチに該アンロックスイッチの切換えを検出
    するのに必要な信号用電圧を与えるタイマ回路を設けた
    ことを特徴とする自動車用電動式ドアロック装置。
JP16601188U 1988-12-22 1988-12-22 自動車用電動式ドアロック装置 Expired - Lifetime JP2544060Y2 (ja)

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JP16601188U JP2544060Y2 (ja) 1988-12-22 1988-12-22 自動車用電動式ドアロック装置

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JP16601188U JP2544060Y2 (ja) 1988-12-22 1988-12-22 自動車用電動式ドアロック装置

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JPH0285769U JPH0285769U (ja) 1990-07-05
JP2544060Y2 true JP2544060Y2 (ja) 1997-08-13

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ID=31453017

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58156854U (ja) * 1982-04-12 1983-10-19 オムロン株式会社 自動車等のドアロツク制御装置

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JPH0285769U (ja) 1990-07-05

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