JP3173016B2 - 車両用制御装置 - Google Patents

車両用制御装置

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JP3173016B2
JP3173016B2 JP41420390A JP41420390A JP3173016B2 JP 3173016 B2 JP3173016 B2 JP 3173016B2 JP 41420390 A JP41420390 A JP 41420390A JP 41420390 A JP41420390 A JP 41420390A JP 3173016 B2 JP3173016 B2 JP 3173016B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用制御装置に係
り、とくに、ドアロックコンローラやパッシブベルトコ
ントローラ等のように、制御系とモータ等を駆動する駆
動系とを有する車両用制御装置に関する。
【0002】
【背景技術】図3に、この種の制御装置の例として、従
来のドアロックコントローラの一例が示されている。こ
の図において、ドアロックコントローラ51は、マイコ
ン等で構成される制御部52と、この制御部52により
制御され、モータ54,55を駆動する駆動部53とを
含んで構成されている。制御部52には、図示しないド
アキーやノブなどのロック操作もしくはアンロック操作
に連動して作動するスイッチ56,57が接続され、制
御部52とこれらのスイッチ56,57とによって制御
系が構成されている。スイッチ56としては、ロック接
点56A,アンロック接点56Bの中間に中立点を持つ
ものが、スイッチ57としてはロック時にオンとなり、
アンロック時にオフとなるものが使用されている。
【0003】ここで、このドアロックコントローラ51
の動作について説明する。スイッチ56,57の状態の
変化を制御部52が感知すると、当該制御部52では、
モータ駆動用の制御信号を駆動部53に送出する。駆動
部53では、この制御信号を受けて電源(+B)より電
流を取り込みモータ54,55へロック用の電流I1
しくはアンロック用の電流I2 を流す。この結果、モー
タ54,55が作動してドアロック或いはドアロックの
解除が行なわれる。
【0004】ところで、このドアロックコントローラ5
1では、制御用の電子回路のバックアップメモリや、ロ
ック時にオンとなるスイッチ57に、図に点線矢印で示
す如く、微小電流が常時流れるようになっている。この
微小電流を俗称暗電流と呼ぶが、このような暗電流は、
自動車のエレクトロニクス化が進むに伴い、増加する傾
向にあり、無視できなくなっている。特に、車両の稼動
率が良くない場合や、車両を長時間放置している場合
や、輸出入に際しての車両の運搬時等にあっては、バッ
テリの過放電によって、いわゆる「バッテリ上がり」の
状態となりその後始動できないというトラブルがしばし
ば生じるようになってきた。このため、最近では、図4
に示す如く、バッテリ上がり防止用のスイッチ60が、
ドアロックコントローラ51の電源供給回路に設けられ
ている。この図において符号58,59は、他のコント
ローラを示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例にあっては、バッテリ上がり防止用のスイッチ60
を介して、非常に大きなモータ駆動電流が流れるため、
スイッチ60として容量の大きなものを使用しなければ
ならず、モータ駆動電流のスパークのためスイッチ60
の寿命が比較的短く、他のコントローラ58,59にモ
ータ駆動電流による電圧降下の影響が生じる等の不都合
があった。
【0006】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、バッテリ上がり防止のためのスイッチとして
容量の小さなスイッチを使用することが可能な車両用制
御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、低消費電力の
制御系と、高消費電力の駆動系とを含んで構成された車
両用制御装置において、制御系用の電源と駆動系用の電
源とを別系統になるように設けるとともに、制御系用の
電源から制御系へ通電する回路を開閉するバッテリ上が
り防止用スイッチを、制御系用の電源と制御系との間に
設けたという構成をとっている。これによって、前述し
た目的を達成しようとするものである。
【0008】
【発明の実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし
図2に基づいて説明する。ここで、前述した従来例と同
一または同等の構成部分については同一の符号をも用い
るとともに、その説明を簡略もしくは省略するものとす
る。
【0009】この実施例は、ドアロックコントローラに
ついてのものである。このドアロックコントローラ51
は、前述した図3の従来例とほぼ同様に構成されている
が、制御部52及びスイッチ56,57からなる制御
系,駆動部53及びモータ54,55からなる駆動系
に、別々の電源(+BB)と(+B)がそれぞれ設けら
れている点に特徴を有する。即ち、駆動系用の電源は前
述した従来例における電源がそのまま使用され、制御系
用の電源(+BB)が新たに設けられたものである。こ
の電源(+BB)は、図に点線矢印で示す暗電流用の電
源である。その他の構成は前述した図3と同様に構成さ
れている。
【0010】このドアロックコントローラ51は、実際
には、図2に示すように他のコントローラ58,59と
ともに、バッテリ上がり防止用のスイッチ1を介して電
源+BBに接続されている。
【0011】このように構成された本実施例によると、
消費電力の小さな制御系と、消費電力の大きな駆動系と
の電源を2系統にしたことから、制御系には微小な電流
(暗電流)しか流れないので、バッテリ上がり防止用の
スイッチとして暗電流に対する数ミリアンペア程度の容
量のスイッチが使用可能となり、当該スイッチの耐久性
の向上が図れる。また、従来のように、モータ駆動用の
大電流が流れた場合に他のコントローラが電圧降下の影
響を受けるという不都合が生じるおそれもない。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
低消費電力の制御系用の電源と、高消費電力の駆動系用
の電源とを別系統になるように設けるとともに、制御系
に流れる暗電流によバッテリ上がりを防止するため専
用のスイッチを、制御系用の電源と制御系との間に設け
たことにより、駆動系へ供給される大電流が当該スイッ
チに流れることを防止できる。したがって、当該スイッ
チとして数ミリアンペアの容量のものが使用でき、該
スイッチの耐久性の向上及び駆動電流の節約を図ること
ができ、更には、低消費電力の他のコントローラと当該
装置の制御系とから暗電流防止用の回路を構成すること
ができるので、駆動系を構成するモータ、ソレノイド等
の駆動時に大電流が流れて他のコントローラが電圧降下
等の影響を受ける等の不都合が生じるのを効果的に防止
することができるという従来にない優れた車両用制御装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1の実施例のコントローラと他のコントロー
ラとから構成された暗電流防止回路の構成を示す説明図
である。
【図3】従来例を示す説明図である。
【図4】 従来例を示す説明図である。
【符号の説明】 52 制御系を構成する制御部 53 駆動系を構成する駆動部 +BB 制御系の電源 +B 駆動系の電源

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低消費電力の制御系と、高消費電力の駆
    動系とを含んで構成された車両用制御装置において、 前記制御系用の電源と前記駆動系用の電源とを別系統に
    なるように設け、 前記制御系用の電源から前記制御系へ通電する回路を開
    閉するバッテリ上がり防止用スイッチを、当該制御系用
    の電源と当該制御系との間に設けた ことを特徴とする車
    両用制御装置。
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