JP2527501Y2 - バックドア用パワーウインドウの制御装置 - Google Patents

バックドア用パワーウインドウの制御装置

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JP2527501Y2
JP2527501Y2 JP2743891U JP2743891U JP2527501Y2 JP 2527501 Y2 JP2527501 Y2 JP 2527501Y2 JP 2743891 U JP2743891 U JP 2743891U JP 2743891 U JP2743891 U JP 2743891U JP 2527501 Y2 JP2527501 Y2 JP 2527501Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、バックドアにパワーウ
インドウを装備した自動車に利用する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動車のバックドア用の
パワーウインドウの制御装置では、運転者はパワーウイ
ンドウを全開にしたのちにバックドアが開扉でき、また
パワーウインドウはバックドアが完全に閉状態でないと
きにウインドウスイッチを操作しても、ウインドウを駆
動するモータの電流供給が禁止される構造となってい
た。
【0003】このバックドアが閉状態であることを検出
する閉状態検出回路には、バックドアの両側面部にそれ
ぞれ弾性接触点を含む接点スイッチにより構成される。
このスイッチの弾性的な接触点はドアの閉状態では、戸
当り部によって押し込まれ電気的に閉状態を検知する構
造のものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、バックドアが
完全に閉状態でないにもかかわらず閉状態の検出信号が
出ることがある。これはバックドアの閉操作に力の入れ
方が足らず半ドア状態になったときなどに起きやすく、
いったん閉信号が出てから、その閉信号が止まることな
どがある。すなわち、運転者は閉じたつもりでも事実上
は半ドアであり、バックドアの後からエンジンキーによ
りパワーウインドウの閉操作をする場合にバックドアを
手で押していると閉信号が出る。したがってパワーウイ
ンドウの閉操作が可能になる。この閉操作の途中でドア
から手をはなしたり、ウインドウのガラスランにウイン
ドウが進行するときの抵抗などにより、閉信号が断たれ
ることがある。このような偶然の条件では操作不能のま
まウインドウが途中で停止し、ドアの開閉もできなくな
ることがある。
【0005】本考案は、このようなときにも、安全に操
作できるパワーウインドウの制御装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、自動車のバッ
クドアが閉状態であることを検出する閉状態検出回路
と、操作によりバックドアのパワーウインドウを開閉す
るための指示を与える操作スイッチと、この操作スイッ
チが操作されても、検出回路の検出出力がないときには
パワーウインドウの駆動装置に駆動電流を供給すること
を禁止する回路手段とを備えたバックドア用パワーウイ
ンドウの制御装置において、回路手段は操作スイッチの
指示が開指示であるときには禁止を解除して駆動電流を
供給する手段を含むことを特徴とする。
【0007】
【作用】バックドアが完全に閉じていない状態で、パワ
ーウインドウを閉じることは禁止されなければならない
が、開くことは、ガラスランやウインドウに無理がかか
ることはなく許容されてもよいし、その方が便利であ
る。
【0008】したがって前述のようにパワーウインドウ
が途中で停止したときには、パワーウインドウを開く操
作をして、途中で停止した中途半端な状態を脱してか
ら、あらためてバックドアを閉じなおし、パワーウイン
ドウの閉操作を行うことができる。
【0009】
【実施例】次に本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
【0010】図1は本考案一実施例の配置図であり、図
2は同じく制御ブロック構成図である。
【0011】図1で自動車のバックドアBDは破線に示
す状態で開扉される。バックドアBDの両側にはドアが
閉状態であることを検出する閉状態検出回路である左右
のドアロックLRおよびRRを備える。バックドアBD
のパワーウインドウPWは、バックドアBDに取付けら
れるウインドウスイッチPS2および運転席に取付けら
れるウインドウスイッチPS1により開指示および閉指
示がされる。これらのウインドウスイッチPS1が操作
されても前記2つのドアロックRR、LRがともに閉状
態にないと、パワーウインドウPWを駆動するモータM
1に駆動電流の供給を禁止する回路手段を備えたリレー
箱CRBが車体の後部に取付けられる。
【0012】このリレー箱CRBでは、図2に示すよう
にドアロックRR、LRおよびウインドウスイッチPS
1、PS2の各信号は制御部CPにより、リレーの巻線
R3およびR4をそれぞれ制御することにより、リレー
の接点r3およびr4より前記モータM1が互いに逆転
するように駆動され、パワーウインドウPWを開動作お
よび閉動作させる。
【0013】ここで本考案の特徴とするところは、図3
(a) に示すように前記制御部CPは、操作スイッチであ
るウインドウスイッチ(PS1またはPS2のうち特に
PS2)の指示が開指示であるとき、ドアロックRRお
よびLRの状態に関係なくパワーウインドウPWを開動
作させるようにモータM1にリレーの接点r4からの駆
動電流を供給するリレーの巻線R4を付勢することにあ
る。
【0014】すなわち図3は本実施例のリレー箱CRB
の制御部CPの論理回路図であり、図3(a) はウインド
ウスイッチPS2で開指示をした場合は、なんらの制約
なしにモータM1の開動作の駆動電流を供給するリレー
の巻線R4が作動することを示す。一方閉指示の場合は
2つのドアロックRR、LRがともに閉状態を検出して
いなければ、パワーウインドウPWは閉操作されないこ
とを示す。
【0015】図4は、自動車のバックドアBDを一旦開
扉したのち閉扉するさいの前記制御部CPの制御流れ図
を示す。
【0016】開扉されたバックドアBDを手操作で閉扉
し、ウインドウスイッチPS2を閉指示させる。これに
よりパワーウインドウPWは上昇するが、途中でウイン
ドウの上昇圧力により、ドアロックLR、RRのいずれ
かが開状態となると、パワーウインドウPWは停止す
る。このときさらにウインドウスイッチPS2を開指示
にすると、パワーウインドウPWを下降する。これによ
り再びバックドアBDを手操作により完全に閉状態とす
ることにより、バックドアBDの半ドア状態は解消され
る。
【0017】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
バックドアを一旦開扉したのちに、バックドアを手操作
により閉扉したさいに、バックドアが完全に閉状態にな
いときにパワーウインドウの上昇圧力によりウインドウ
が中途停止して動かなくなることがなくなるので、運転
者にとってパワーウインドウの操作を容易にできるとと
もに、故障に対応するサービス工数を軽減する効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案一実施例の配置図。
【図2】 同実施例の制御ブロック構成図。
【図3】 制御部の論理回路図。
【図4】 バックドアの閉扉時の制御流れ図。
【符号の説明】
AND 論理積回路 BA 電池 BD バックドア BZ ブザー CB ブレーカ CP 制御部 CRB リレー箱 DL 表示手段 LR、RR ドアロック LS リミットスイッチ M1 モータ OR 論理和回路 PS1、PS2 ウインドウスイッチ PW パワーウインドウ R3、R4、R6 リレーの巻線 r3、r4、r6 リレーの接点

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のバックドアが閉状態であること
    を検出する閉状態検出回路と、操作により前記バックド
    アのパワーウインドウを開閉するための指示を与える操
    作スイッチと、この操作スイッチが操作されても、前記
    検出回路の検出出力がないときには前記パワーウインド
    ウの駆動装置に駆動電流を供給することを禁止する回路
    手段とを備えたバックドア用パワーウインドウの制御装
    置において、前記回路手段は前記操作スイッチの指示が
    開指示であるときには禁止を解除して前記駆動電流を供
    給する手段を含むことを特徴とするバックドア用パワー
    ウインドウの制御装置。
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KR102598418B1 (ko) * 2018-10-17 2023-11-06 현대자동차주식회사 차량 테일게이트 수납 안전 장치 및 그 제어 방법

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