JPH04114977U - バツクドア用パワーウインドウの制御装置 - Google Patents
バツクドア用パワーウインドウの制御装置Info
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- JPH04114977U JPH04114977U JP2743891U JP2743891U JPH04114977U JP H04114977 U JPH04114977 U JP H04114977U JP 2743891 U JP2743891 U JP 2743891U JP 2743891 U JP2743891 U JP 2743891U JP H04114977 U JPH04114977 U JP H04114977U
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 パワーウインドウを装備したバックドアを備
えた自動車のバックドアが不完全閉扉のとき、パワーウ
インドウの駆動装置に電流の供給を禁止するよう構成さ
れたパワーウインドウの制御装置において、ウインドウ
の操作スイッチが開指示のとき、禁止を解除する。 【効果】 バックドアが不完全閉扉状態におけるパワー
ウインドウの操作を開指示についてのみ容易に行えるよ
うにする。
えた自動車のバックドアが不完全閉扉のとき、パワーウ
インドウの駆動装置に電流の供給を禁止するよう構成さ
れたパワーウインドウの制御装置において、ウインドウ
の操作スイッチが開指示のとき、禁止を解除する。 【効果】 バックドアが不完全閉扉状態におけるパワー
ウインドウの操作を開指示についてのみ容易に行えるよ
うにする。
Description
【0001】
本考案は、バックドアにパワーウインドウを装備した自動車に利用する。
【0002】
従来、この種の自動車のバックドア用のパワーウインドウの制御装置では、運
転者はパワーウインドウを全開にしたのちにバックドアが開扉でき、またパワー
ウインドウはバックドアが完全に閉状態でないときにウインドウスイッチを操作
しても、ウインドウを駆動するモータの電流供給が禁止される構造となっていた
。
【0003】
このバックドアが閉状態であることを検出する閉状態検出回路には、バックド
アの両側面部にそれぞれ弾性接触点を含む接点スイッチにより構成される。この
スイッチの弾性的な接触点はドアの閉状態では、戸当り部によって押し込まれ電
気的に閉状態を検知する構造のものである。
【0004】
しかし、バックドアが完全に閉状態でないにもかかわらず閉状態の検出信号が
出ることがある。これはバックドアの閉操作に力の入れ方が足らず半ドア状態に
なったときなどに起きやすく、いったん閉信号が出てから、その閉信号が止まる
ことなどがある。すなわち、運転者は閉じたつもりでも事実上は半ドアであり、
バックドアの後からエンジンキーによりパワーウインドウの閉操作をする場合に
バックドアを手で押していると閉信号が出る。したがってパワーウインドウの閉
操作が可能になる。この閉操作の途中でドアから手をはなしたり、ウインドウの
ガラスランにウインドウが進行するときの抵抗などにより、閉信号が断たれるこ
とがある。このような偶然の条件では操作不能のままウインドウが途中で停止し
、ドアの開閉もできなくなることがある。
【0005】
本考案は、このようなときにも、安全に操作できるパワーウインドウの制御装
置を提供することを目的とする。
【0006】
本考案は、自動車のバックドアが閉状態であることを検出する閉状態検出回路
と、操作によりバックドアのパワーウインドウを開閉するための指示を与える操
作スイッチと、この操作スイッチが操作されても、検出回路の検出出力がないと
きにはパワーウインドウの駆動装置に駆動電流を供給することを禁止する回路手
段とを備えたバックドア用パワーウインドウの制御装置において、
回路手段は操作スイッチの指示が開指示であるときには禁止を解除して駆動電
流を供給する手段を含むことを特徴とする。
【0007】
バックドアが完全に閉じていない状態で、パワーウインドウを閉じることは禁
止されなければならないが、開くことは、ガラスランやウインドウに無理がかか
ることはなく許容されてもよいし、その方が便利である。
【0008】
したがって前述のようにパワーウインドウが途中で停止したときには、パワー
ウインドウを開く操作をして、途中で停止した中途半端な状態を脱してから、あ
らためてバックドアを閉じなおし、パワーウインドウの閉操作を行うことができ
る。
【0009】
次に本考案の実施例を図面を参照して説明する。
【0010】
図1は本考案一実施例の配置図であり、図2は同じく制御ブロック構成図であ
る。
【0011】
図1で自動車のバックドアBDは破線に示す状態で開扉される。バックドアB
Dの両側にはドアが閉状態であることを検出する閉状態検出回路である左右のド
アロックLRおよびRRを備える。バックドアBDのパワーウインドウPWは、
バックドアBDに取付けられるウインドウスイッチPS2および運転席に取付け
られるウインドウスイッチPS1により開指示および閉指示がされる。これらの
ウインドウスイッチPS1が操作されても前記2つのドアロックRR、LRがと
もに閉状態にないと、パワーウインドウPWを駆動するモータM1に駆動電流の
供給を禁止する回路手段を備えたリレー箱CRBが車体の後部に取付けられる。
【0012】
このリレー箱CRBでは、図2に示すようにドアロックRR、LRおよびウイ
ンドウスイッチPS1、PS2の各信号は制御部CPにより、リレーの巻線R3
およびR4をそれぞれ制御することにより、リレーの接点r3およびr4より前
記モータM1が互いに逆転するように駆動され、パワーウインドウPWを開動作
および閉動作させる。
【0013】
ここで本考案の特徴とするところは、図3(a) に示すように前記制御部CPは
、操作スイッチであるウインドウスイッチ(PS1またはPS2のうち特にPS
2)の指示が開指示であるとき、ドアロックRRおよびLRの状態に関係なくパ
ワーウインドウPWを開動作させるようにモータM1にリレーの接点r4からの
駆動電流を供給するリレーの巻線R4を付勢することにある。
【0014】
すなわち図3は本実施例のリレー箱CRBの制御部CPの論理回路図であり、
図3(a) はウインドウスイッチPS2で開指示をした場合は、なんらの制約なし
にモータM1の開動作の駆動電流を供給するリレーの巻線R4が作動することを
示す。一方閉指示の場合は2つのドアロックRR、LRがともに閉状態を検出し
ていなければ、パワーウインドウPWは閉操作されないことを示す。
【0015】
図4は、自動車のバックドアBDを一旦開扉したのち閉扉するさいの前記制御
部CPの制御流れ図を示す。
【0016】
開扉されたバックドアBDを手操作で閉扉し、ウインドウスイッチPS2を閉
指示させる。これによりパワーウインドウPWは上昇するが、途中でウインドウ
の上昇圧力により、ドアロックLR、RRのいずれかが開状態となると、パワー
ウインドウPWは停止する。このときさらにウインドウスイッチPS2を開指示
にすると、パワーウインドウPWを下降する。これにより再びバックドアBDを
手操作により完全に閉状態とすることにより、バックドアBDの半ドア状態は解
消される。
【0017】
以上説明したように、本考案によれば、バックドアを一旦開扉したのちに、バ
ックドアを手操作により閉扉したさいに、バックドアが完全に閉状態にないとき
にパワーウインドウの上昇圧力によりウインドウが中途停止して動かなくなるこ
とがなくなるので、運転者にとってパワーウインドウの操作を容易にできるとと
もに、故障に対応するサービス工数を軽減する効果がある。
【図1】 本考案一実施例の配置図。
【図2】 同実施例の制御ブロック構成図。
【図3】 制御部の論理回路図。
【図4】 バックドアの閉扉時の制御流れ図。
AND 論理積回路
BA 電池
BD バックドア
BZ ブザー
CB ブレーカ
CP 制御部
CRB リレー箱
DL 表示手段
LR、RR ドアロック
LS リミットスイッチ
M1 モータ
OR 論理和回路
PS1、PS2 ウインドウスイッチ
PW パワーウインドウ
R3、R4、R6 リレーの巻線
r3、r4、r6 リレーの接点
Claims (1)
- 【請求項1】 自動車のバックドアが閉状態であること
を検出する閉状態検出回路と、操作により前記バックド
アのパワーウインドウを開閉するための指示を与える操
作スイッチと、この操作スイッチが操作されても、前記
検出回路の検出出力がないときには前記パワーウインド
ウの駆動装置に駆動電流を供給することを禁止する回路
手段とを備えたバックドア用パワーウインドウの制御装
置において、前記回路手段は前記操作スイッチの指示が
開指示であるときには禁止を解除して前記駆動電流を供
給する手段を含むことを特徴とするバックドア用パワー
ウインドウの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2743891U JP2527501Y2 (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | バックドア用パワーウインドウの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2743891U JP2527501Y2 (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | バックドア用パワーウインドウの制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04114977U true JPH04114977U (ja) | 1992-10-12 |
JP2527501Y2 JP2527501Y2 (ja) | 1997-03-05 |
Family
ID=31911724
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2743891U Expired - Fee Related JP2527501Y2 (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | バックドア用パワーウインドウの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2527501Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20050034333A (ko) * | 2003-10-09 | 2005-04-14 | 기아자동차주식회사 | 글래스 플립업 차량의 테일 게이트 글래스 파손 방지 방법 |
KR20200043113A (ko) * | 2018-10-17 | 2020-04-27 | 현대자동차주식회사 | 차량 테일게이트 수납 안전 장치 및 그 제어 방법 |
-
1991
- 1991-03-27 JP JP2743891U patent/JP2527501Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20050034333A (ko) * | 2003-10-09 | 2005-04-14 | 기아자동차주식회사 | 글래스 플립업 차량의 테일 게이트 글래스 파손 방지 방법 |
KR20200043113A (ko) * | 2018-10-17 | 2020-04-27 | 현대자동차주식회사 | 차량 테일게이트 수납 안전 장치 및 그 제어 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2527501Y2 (ja) | 1997-03-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |