JPH03115676A - スライドドアのオートフルロック制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車のスライドドアのハーフロッり状態を
検出しドアフルロツク機構を介して自動的にフルロツク
するスライドドアのオートフルロツク制御装置に関する
。

〔従来の技術〕

近年、所謂ワンボックスカーがその用途の多様さから広
まっている。このワンボックスカーにおいては、スライ
ドドアが使用されることが多い。

この他、軽自動車等の小型の乗用自動車にあっても、駐
車スペースを余り必要としない等の利点からスライドド
アを装備した車種が出現している。

このスライドドアを装備した車輌に共通する問題点とし
て、該スライドドアを閉める際にある程度力を要すると
いうことがある。特に、力の弱い女性や子供にとっては
、このスライドドアを確実に閉めることが困難である。

かかる問題点を解消するものとして、最近になって、自
動車のスライドドアのオートフルロツクシステムが考案
された。

これは、スライドドアを閉める時、スライドドアを手動
でハーフロック状態まで持っていき、その後、フルロツ
ク状態にもっていくまでの作動をモータの駆動力を利用
して自動で行うものである。

第４図に、このスライドドアのオートフルロツクシステ
ムの構成図を示す。

同図において、ドアフルロツク機構２０は、ドアロック
Ａｓ５ｙ５０と、ケーブルＡｓ５ｙ６０と、クロージヤ
ーＡｓ５ｙ４０とから構成されている。

この内、ドアロックＡｓ５ｙ５０は、第６図に示すよう
に構成され、車体１００側に装備されたストライカ５１
とスライドドア３ｏ（以下、「ドア３０．という。）の
ラッチ５２を噛み合わせて、菖亥ドア３０を口・ンクす
るものである。また、クロージヤーＡｓ５ｙ４０は、第
６図に示すように構成され、モータ４１の駆動力をケー
ブルＡｓ５ｙ６０に伝え、ケーブルＡｓ５ｙ６０はクロ
ージヤーＡｓ５ｙ４０の作動をドア０７りＡｓ５ｙ５０
に伝えるものである。フルロツクコントロールユニット
７０は、クロージヤーＡｓ５ｙ４０の作動を制御する機
能を有している。パワーサプライターミナル（コネクタ
）８０は、第５図の回路図に示すように、ドア３０側と
車体１００側を電気的に接続し、車体１００側のバッテ
リ９０よりドア３０側へ電源を供給するためのものであ
る。パワーサプライスイッチ８５は、ハーフロック状態
に近づくとこれを検出し、電源供給タイミングを制御す
るスイッチである。パワーコントロールユニット８１は
、電源供給時間を制御する機能を有する。

次に、上記システムの動作を説明する。

ドア閉扉に際し、ドア３０をスライドさせ、当該ドア３
０が車体１００に接近すると、センタピラーに取り付け
られたパワーサプライスイッチ８５が作動する。パワー
サプライスイッチ８５が「オン（ＯＮ）Ｊになると、パ
ワーコントロールユニット８１により車体１００側のパ
ワーサプライターミナル８０Ａに電源が一定時間（例え
ば。

１０秒）供給される。

更に、ドア３０が車体１００に接近すると、ドア３０側
のパワーサプライターミナル８０Ｂが車体１００側に接
触して、ドア３０に内蔵されたフルロツクコントロール
ユニット７０にｔ　ｆｉ　カ（Ａ　給される。ドア３０
がハーフロック状態に近づくと、ドアロックＡｓ５ｙ５
０内のラッチ５２が、車体１００のストライカ５１と噛
み合い始める。

ハーフロック状態になると、ラッチ５２に接触している
ポール５３が作動して、第１のスイッチ７１が「オン（
ＯＮ）Ｊとなり、フルロツクコントロールユニット７０
によりクロージヤーＡｓ５ｙ４０内のモータ４１が駆動
され、このモータ４１の回転によりギヤ４２が第６図の
矢印Ａ方向に回転する。この結果、ケーブルＡｓ５ｙ６
０を介してドアロックＡｓ５ｙ５０内のフルロツクレバ
ー５４が第６図の矢印Ｂ方向に回動する。フルロツクレ
バー５４が回動することにより、当該フルロツクレバー
５４がラッチ５２の先端に接触し、ラッチ５２とストラ
イカ５１の噛み合いを介助する。その後、ドア３０がフ
ルロツク状態になる寸前で、第１のスイッチ７１が「オ
フ（ＯＦＦ）Ｊとなり（モータ４１は作動したまま）、
更にフルロックレバ−５４がラッチ５２を動かすことに
より、フルロツク状態となる。

フルロツク状態になると、ボール５３が作動し、再び第
１のスイッチ７１が「ＯＮ」になると、モータ４１が逆
転作動を行い、ギヤ４２も逆転し、このギヤ４２の逆転
によりケーブルＡｓ５ｙ６０を介してドアコツタＡｓ５
ｙ５０内のフルロツクレバー５４が第６図の矢印Ｂ°力
方向回動し、元の位置に戻りラッチ５２への介助を完了
する。

ギヤ４２が元の位置に戻ると、これを第２のスイッチ７
２が恩知して、フルロックコットロールユニッ）７０が
モータ４１の回転を停止させる。

この場合において、ドア３０と車体１００との間に異物
が挟まった等何らかの原因でモータ逆転用信号が入力さ
れない場合、モータ４１が過負荷状態になり、この状態
が続くとモータ４１が損傷するため、正規信号（ハーフ
ロック信号）Ｓｔ大入力後一定時間１＋　　（例えば、
約４秒間）逆転信号（フルロツク信号）Ｓｔの入力がな
い場合、モータ４１を強制的に逆転させるフェールセー
フ機能を備えている（第７図参照）。

第６図において、符号５５は、ケーブルＡｓ５ｙ６０が
切断した場合のフルロツクレバー５４を元に戻すための
リターンスプリングを示す。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、上記従来例においては、タイマ制御によ
り、ハーフロック信号入力後フルロツク信号の入力が一
定時間ない場合に、強制的にモータ４１を逆回転させて
フルロツク状態をキャンセルする手法により、ドア３０
と車体１００との間に異物が挟まった等の異常時におけ
るモータ４１の損傷を防止するようになっていたことか
ら、上記一定時間の間はモータ４１が正転する過負荷状
態が続いており、異常時のキャンセル制御が必ずしも十
分でなく、また、その分余計に電力消費が行われるとい
う不都合があった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、かかる従来例の有する不都合を改善し
、とくに、異常時におけるオートフルロツク機能のキャ
ンセル制御を十分なものとするスライドドアのオートフ
ルロツク制御装置を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明では、車体側に装備された電源供給制御用のパワ
ーコントロールユニットと、スライドドア側に装備され
たドアフルロツク機構の作動制御用のフルロツクコント
ロールユニットと、両ユニットに各々のプラス側端子と
マイナス側端子がそれぞれ接続されるとともに、スライ
ドドアの閉扉時に相互に電気的に接続される一対のコネ
クタとを備えている。この内、パワーコントロールユニ
ットが、閉扉時にスライドドアが車体に接近した場合に
これを検出し、電源供給指令信号を出力するパワーサブ
ライスインチと、電源供給指令信号を受け一定時間電源
供給回路開閉用のパワーリレーを作動せしめる電源供給
制御部と、電源供給回路内の電流を検出する電流検出部
とを有している。

また、フルロツクコントロールユニットが、ハーフロッ
ク状態を検出しモータ正転指令信号を出力するとともに
、フルロツク状態を検出しモータ逆転指令信号を出力す
る第１のスイッチと、ドアフルロツク機構が作動前の状
態に復帰したときこれを検出し、モータ停止指令信号を
出力する第２のスイッチと、前記各モータ制御指令信号
に応じてドアフルロツク機構駆動用のモータの回転を制
御するモータ制御部とを有している。更に、電流検出部
とモータ制御部とを閉扉時に電気的に接続する一方と他
方の電流検出ターミナルをそれぞれ設けている。そして
、モータ制御部が、電流検出部の出力に基づきモータ電
流が異常レベルであると判断した場合に直ちにモータを
逆転せしめる制御機能を有しているという構成を採って
いる。これによって、前述した目的を達成しようとする
ものである。

〔発明の実施例］ 以下、本発明の一実施例を第１図ないし第３図に基づい
て説明する。

ここで、前述した従来例と同一の構成部分については、
同一の符号を用いるものとする。

この第１図に示す実施例は、車体１００側に装備された
電源供給制御用のパワーコントロールユニットｌと、ド
ア３０側に装備された前述のドアフルロツク機ｆｌ１２
０の作動制御用のフルロツクコントロールユニット２と
、前記両ユニット１．２に各々のプラス側端子３ａ、４
ａとマイナス側端子３ｂ、４ｂがそれぞれ接続されると
ともに、ドア３０の閉扉時に相互に電気的に接続される
一対のコネクタ３．４とを備えている。

この内、パワーコントロールユニット１は、閉扉時にド
ア３０が車体１００に接近した場合にこれを検出し、電
源供給指令信号を出力するパワーサプライスイッチ８５
と、電源供給指令信号を受け一定時間電源供給回路５開
閉用のパワーリレー６を作動せしめる電源供給制御部７
と、電源供給回路５内の電流を検出する電流検出部８と
を有している。また、フルロツクコントロールユニット
２は、ハーフロック状態を検出しモータ正転指令信号を
出力するとともに、フルロツク状態を検出しモータ逆転
指令信号を出力する第１のスイッチ７１と、前述したド
アフルロツク機構２０が作動前の状態に復帰したときこ
れを検出し、モータ停止指令信号を出力する第２のスイ
ッチ７２と、各モータ制御指令信号に応じてドアフルロ
ツク機構２０駆動用のモータ４１の回転を制御するモー
タ制御部路とを有している。

これを更に詳述すると、パワーサプライスイッチ８５は
、第１図に示すように、一端が電源供給回路５に接続さ
れるとともに、他端が電源供給制御部７を構成する論理
回路１００入力段に接続されている。このパワーサプラ
イスイッチ８５は、前述したように、実際には、センタ
ピラーに装備されており、ここでは、ワンショットタイ
プのものが使用されている。このため、閉扉時にドア３
０が車体１００に接近した場合に、一定時間だけ電圧パ
ルスを電源供給指令信号として出力する（第３図参照）
。

前記論理回路１０の出力段には、タイマー回路１１が接
続され、更にこのタイマー回路１１の出力段には、パワ
ーリレー６の「ＯＮ」信号を出力する出力回路１２が接
続されている。本実施例では、これらの回路１０，１１
．１２によって電源供給制御部７が構成されている。

パワーリレー６は、電源供給回路５の中間に設けられ、
このパワーリレー６の出力段には、同回路５内を流れる
電流を検出する電流検出回路１３が併設されている。こ
の電流検出回路１３の出力段には、コネクタ３のプラス
側端子３ａが接続されている。また、この電流検出回路
１３には、当該電流検出回路１３の出力であるモータ電
流が通常電流検出レベル■、を超えた場合にこれを検出
する第１の電流レベル検出回路１４Ａと、モータ電流が
異常電流検出レベルＩ、を超えた場合にこれを検出する
第２の電流レベル検出回路１４Ｂとが接続されている（
第２図参照）。本実施例では、電流検出回路１３と、第
１及び第２の電流レベル検出回路１４Ａ、１４Ｂとによ
り電流検出部８が構成されている。

第１の電流レベル検出回路１４Ａの他端側は、論理口Ｉ
ａ１１０に接続されている。一方、第２の電流レベル検
出回路１４Ｂの他端側には、一方の電流検出ターミナル
３ｃが設けられている。

この一方、第２のスイッチ７２は、その一端がフルロツ
クコントロールユニット２例のコネクタ４のプラス端子
４ａに接続され、他端がモータ制御部の一部を成すモー
タコントロール回路１５に接続されている。このモータ
コントロール回路１５の出力段には、当該回路１５がら
出力されるモータ制御指令信号に応じてモータ４１の正
転・逆転・停止等を行うモータスイッチング回路１６が
設けられている。これらの両回路１５．１６によってモ
ータ制御部９が構成されている。

また、モータコントロール回路１５の入力段には、第１
のスイッチ７１のモータ正転指令信号及びモータ逆転指
令信号により作動するタイマー回路１７が設けられてい
る。

第１のスイッチ７１は、コネクタ４のマイナス側端子４
ｂに一端が接続されるとともに、他端がタイマー回路１
７に接続されている。

前記モータスイッチング回路１６には、第１図に示すよ
うに、コネクタ４のプラス側端子４ａとマイナス側端子
４ｂがそれぞれ接続されるとともに、モータ４１が併設
されている。

更に、本実施例では、前述した一方の電流検出ターミナ
ルに対応して他方の電流検出ターミナル４Ｃが設けられ
、モータコントロール回路１５に接続されている。電流
検出ターミナル３ｃ、４ｃにより、閉扉時に電流検出部
８とモータ制御部９とが電気的に接続され、第２の電流
レベル検出回路１４Ｂの出力がモータコントロール回路
１５に送出されるようになっている。

その他、ドアフルロツク機横２０の構成等は従来例と同
一となっている。

次に、上述のように構成された本実施例の全体的動作を
説明する。

ドア３０閉扉に際し、ドア３０をスライドさせ、ドア３
０が車体１００に接近すると、パワーサプライスイッチ
８５がこれを検出して電源供給指令信号を出力する。こ
の電源供給指令信号によりパワーコントロールユニット
１の論理回路１０がタイマー回路１１を作動させ、出力
回路１２からｒＯＮ、信号がパワーリレー６に出力され
る。このため、パワーリレー６が電源供給回路５を閉じ
、車体１００側のコネクタ３のプラス端子３ａに一定時
間電源電圧が印加される（電源が供給される）。

更に、ドア３０が車体１００に接近すると、ドア側のコ
ネクタ４が車体１００側のコネクタ３に接触して、フル
ロツクコントロールユニット２に電源が供給される。ド
ア３０がハーフロック状態に近づくと、ドアロックＡｓ
５ｙ５０内のラッチ５２が、車体１００のストライカと
噛み合い始め、バーフロツタ状態になると、ラッチ５２
に接触しているボール５３が作動して、第１のスイッチ
７１が「ＯＮ」となり、タイマ回路１７に対しモータ正
転指令信号（ハーフロック信号）が出力される。このハ
ーフロック信号によりタイマー回路１７が作動して一定
時間モータコントロール回路１５に対し信号を出力する
。この出力信号によりモータコントロール回路１５がス
イッチング回路１６を介してモータ４１を正転させる。

このモータ４１の正転により従来例と同様にしてドアロ
ックＡｓ　ｓ　ｙ５０内のフルロツクレバー５４がラッ
チ５２の先端に接触し、ラッチ５２とストライカ５１の
噛み合いを介助する。その後、ドア３０がフルロツク状
態になる寸前で、第１のスイッチ７１がｒＯＦＦＪとな
るが、タイマー回路１７が信号を出力し続けているので
モータ４１は作動したままである。更にフルロツクレバ
ー５４がラッチ５２を動かすことにより、フルロツク状
態となる。

フルロツク状態になると、ポール５３が作動し、再び第
１のスイッチ７１がｒ　ＯＮ　」になると、当該第１の
スイッチ７１がモータ４１逆転指令信号（フルロツク信
号）をタイマー回路１７に出力する。このフルロツク信
号によりタイマー回路が作動して一定時間モータコント
ロール回路１５に対し信号を出力する。この出力信号に
よりモータコントロール回路１５がスイッチング回路１
６を介してモータ４１を逆転させる。モータ４１が逆転
作動を行い、従来例と同様にして、ドアロックＡｓ５ｙ
５０内のフルロツクレバー５４が元の位置に戻りラッチ
５２への介助を完了する。

ギヤ４２が元の位置に戻る。即ち、フルロツク機構２０
が作動前の状態に戻ると、これを第２のスイッチ７２が
感知して、モータ停止指令信号をモータコントロール回
路１５に出力し、該モータコントロール回路１５がモー
タスイッチング回路１６を介してモータ４１の回転を停
止させる。

この場合において、ドア３０と車体１００との間に異物
が挟まった等何らかの原因でモータ４１に過電流が流れ
た場合、モータ電流が前述した異常電流検出レベルＩ、
を超えるため、電流検出部８の第２の電流レベル検出回
路１４Ｂがこれを検出し、「ハイ（Ｈ）ｊレベルの信号
を出力する。

この「Ｈ」レベルの信号によりモータコントロール回路
１５がモータ電流が異常レベルであると判断して直ちに
モータスイッチング回路１６を介してモータ４１を強制
的に逆転せしめる。これにより、異常時の過負荷状態に
よるモータ４１の損傷をほぼ完全に回避することができ
る。

第３図は、この場合のタイミングチャートを示す。

尚、本実施例では、第１の電流レベル検出回路１４Ａの
出力が論理回路１０に入力されるようになっていること
から、論理回路１０では当該回路１４Ａの出力に基づい
てタイマーの更新を行い、また、一定時間ハーフロック
信号が入力しない場合には電源供給を停止するようにな
っている。また、コネクタ端子の電蝕防止と回路の暗電
流を抑えるため、フルロツク機構２０の作動に必要な時
間のみ電源供給が行われるようになっている。

〔発明の効果〕

本発明は、以上のように構成され機能するので、閉扉時
に電流検出部とモータ制御部とを電気的に接続する一方
と他方の電流検出ターミナルと、モータ制御部との機能
により、ドアと車体の間に異物が挟まった等何らかの原
因でドアフルロツク機構駆動用のモータに過電流が流れ
た場合、モータ制御部が電流検出部の出力に基づきモー
タ電流が異常レベルであると判断してモータを強制的に
逆転せしめることができ、これにより、異常時の過負荷
状態によるモータの損傷をほぼ完全に回避することがで
き、異常時におけるオートフルロツク機能のキャンセル
制御を十分なものとすることができ、モータ電流が異常
レベルであると判断した場合に直ちにモータを逆転させ
るのでタイマー制御の場合と比較して電力消費を低減せ
しめることができるという従来にない優れたスライドド
アのオートフルロツク制御装置を提供することができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、第
２図は第１図の実施例におけるモータ電流と第１．第２
の電流レベル検出回路出力との関係を示す説明図、第３
図は同実施例の異常時における主要部の動作を示すタイ
ミングチャーと、第４図は従来のドアオートフルロツク
システムの構成を示す説明図、第５図は第４図の回路構
成を示す説明図、第６図はドアフルロツク機構の具体的
構成及び動作を示す説明図、第７図は第４図の従来例の
主要な動作を示すタイミングチャートである。 １・・・・・・パワーコントロールユニッと、２・・・
・・・フルロツクコントロールユニッと、３．４・・・
・・・コネクタ、３Ｃ・・・・・・一方の電流検出ター
ミナル、４ｃ・・・・・・他方の電流検出ターミナル、
５・・・・・・電源供給回路、６・・・・・・パワーリ
レー、７・・・・・・電源供給制御部、８・・・・・・
電流検出部、９・・・・・・モータ制御部、３０・・・
・・・ドア、４１・・・・・・モータ、７１・・・・・
・第１のスイッチ、７２・・・・・・第２のスイッチ、
８５・・・・・・パワーサプライスイッチ、１００・・
・・・・車体。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）、車体側に装備された電源供給制御用のパワーコ
   ントロールユニットと、スライドドア側に装備されたド
   アフルロック機構の作動制御用のフルロックコントロー
   ルユニットと、前記両ユニットに各々のプラス側端子と
   マイナス側端子がそれぞれ接続されるとともに、前記ス
   ライドドアの閉扉時に相互に電気的に接続される一対の
   コネクタとを備え、 前記パワーコントロールユニットが、閉扉時にスライド
   ドアが車体に接近した場合にこれを検出し、電源供給指
   令信号を出力するパワーサプライスイッチと、前記電源
   供給指令信号を受け一定時間電源供給回路開閉用のパワ
   ーリレーを作動せしめる電源供給制御部と、前記電源供
   給回路内の電流を検出する電流検出部とを有し、 前記フルロックコントロールユニットが、ハーフロック
   状態を検出しモータ正転指令信号を出力するとともに、
   フルロック状態を検出しモータ逆転指令信号を出力する
   第１のスイッチと、前記ドアフルロック機構が作動前の
   状態に復帰したときこれを検出し、モータ停止指令信号
   を出力する第２のスイッチと、前記各モータ制御指令信
   号に応じて前記ドアフルロック機構駆動用のモータの回
   転を制御するモータ制御部とを有し、 前記電流検出部とモータ制御部とを閉扉時に電気的に接
   続する一方と他方の電流検出ターミナルをそれぞれ設け
   、 前記モータ制御部が、前記電流検出部の出力に基づきモ
   ータ電流が異常レベルであると判断した場合に直ちに前
   記モータを逆転せしめる制御機能を有していることを特
   徴としたスライドドアのオートフルロック制御装置。