JP4460972B2 - ステアリングロック装置 - Google Patents

ステアリングロック装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4460972B2
JP4460972B2 JP2004227130A JP2004227130A JP4460972B2 JP 4460972 B2 JP4460972 B2 JP 4460972B2 JP 2004227130 A JP2004227130 A JP 2004227130A JP 2004227130 A JP2004227130 A JP 2004227130A JP 4460972 B2 JP4460972 B2 JP 4460972B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steering
motor
actuator
lock
lock device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2004227130A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006044429A (ja
Inventor
和也 大谷
裕史 森
大輔 染田
智央 掛川
昌史 神谷
徳靖 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP2004227130A priority Critical patent/JP4460972B2/ja
Priority to US11/194,340 priority patent/US7362006B2/en
Priority to EP20050254827 priority patent/EP1623894B1/en
Priority to DE200560000528 priority patent/DE602005000528T2/de
Priority to CNU2005201032082U priority patent/CN2851032Y/zh
Priority to CNB2005100890413A priority patent/CN100396524C/zh
Publication of JP2006044429A publication Critical patent/JP2006044429A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4460972B2 publication Critical patent/JP4460972B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R25/00Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles
    • B60R25/01Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens
    • B60R25/02Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the steering mechanism
    • B60R25/021Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the steering mechanism restraining movement of the steering column or steering wheel hub, e.g. restraining means controlled by ignition switch
    • B60R25/02142Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the steering mechanism restraining movement of the steering column or steering wheel hub, e.g. restraining means controlled by ignition switch comprising externally controlled safety devices for preventing locking during vehicle running condition
    • B60R25/02144Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the steering mechanism restraining movement of the steering column or steering wheel hub, e.g. restraining means controlled by ignition switch comprising externally controlled safety devices for preventing locking during vehicle running condition interlocked with gear box or gear lever
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R25/00Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles
    • B60R25/01Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens
    • B60R25/02Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the steering mechanism
    • B60R25/021Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the steering mechanism restraining movement of the steering column or steering wheel hub, e.g. restraining means controlled by ignition switch
    • B60R25/0215Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the steering mechanism restraining movement of the steering column or steering wheel hub, e.g. restraining means controlled by ignition switch using electric means, e.g. electric motors or solenoids
    • B60R25/02153Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the steering mechanism restraining movement of the steering column or steering wheel hub, e.g. restraining means controlled by ignition switch using electric means, e.g. electric motors or solenoids comprising a locking member radially and linearly moved towards the steering column

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

本発明は、ステアリングシャフトに対してロック手段を嵌合させることによりステアリング操舵を不可能にするステアリングロック装置に関する。
近年、電子式のステアリングロック装置が提案されている。この種のステアリングロック装置では、ステアリングロック電子制御ユニット(以下、ステロクECUと称す)によってモータが駆動制御される。そして、該モータの回転駆動力によってステアリングシャフトに対してロックバーが係脱される。ここで、ステアリングシャフトに対してロックバーが嵌合されている状態(ステアリング操舵が不可能な状態)をロック状態という。反対に、ステアリングシャフトに対するロックバーの嵌合が解除されている状態(ステアリング操舵が可能な状態)をアンロック状態という。また、ロック状態からアンロック状態に向かう一連の動作をアンロック作動という。反対に、アンロック状態からロック状態に向かう一連の動作をロック作動という。
電子式のステアリングロック装置では、電気的なノイズによってステロクECUが誤作動したとき、本来とは異なる誤った態様でモータが駆動制御されることも考えられる。そこで、電子式のステアリングロック装置では、車両の走行中にロック作動が行われないように配慮されている。特許文献1には、モータに電力を供給する給電経路において、モータを駆動するリレーに対してFETが直列接続されたステアリングロック装置が開示されている。該ステアリングロック装置では、電気的なノイズによってステロクECUが仮に誤作動したとしても、リレー及びFETの両者がON作動されない限り、誤った態様でモータが駆動制御されることがない。このため、車両の走行中に誤ってロック作動が行われることがない。
特開2003−063354号公報
しかしながら、FETがリレーに対して直列接続された構成と言えども、誤った態様でモータが駆動制御される可能性もある。
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、その目的は、アンロック状態を維持すべき状況下においてアンロック状態を確実に維持することが可能なステアリングロック装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、アクチュエータの駆動力によってステアリングシャフトに対してロック手段を嵌合させることによりステアリング操舵を不可能にするステアリングロック装置において、ステアリングシャフトに対してロック手段が嵌合されているロック状態から該ステアリングシャフトに対するロック手段の嵌合が解除されているアンロック状態へ該ステアリングロック装置を移行させるアンロック作動制御として、前記アクチュエータをアンロック側へ駆動制御する制御手段を備え、前記制御手段は、前記アンロック作動制御に伴ってステアリングロック装置がアンロック状態へ移行して以後も継続して前記アクチュエータをアンロック側へ駆動制御し、前記制御手段は、前記アンロック作動制御に伴ってステアリングロック装置がアンロック状態へ移行して以後、アンロック作動制御時よりも小さな電流が前記アクチュエータとしてのモータに流れるように、前記アクチュエータをアンロック側へ駆動制御し、前記制御手段は、前記アンロック状態から前記ロック状態へ該ステアリングロック装置を移行させるロック作動制御として、前記アクチュエータをロック側へ駆動制御するものであり、同制御手段は、前記ロック作動制御を行っていないにも拘わらず前記アクチュエータがロック側へ駆動制御されているとき、前記アクチュエータをアンロック側へ駆動制御する
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載のステアリングロック装置において、前記制御手段は、車両が走行中であるとき、前記アクチュエータをアンロック側へ駆動制御する。
請求項3に記載の発明では、請求項1又は請求項2に記載のステアリングロック装置において、前記制御手段は、車両が走行可能な状態であるとき、前記アクチュエータをアンロック側へ駆動制御する。
以下、本発明の「作用」について説明する。
請求項1に記載の発明によれば、アンロック作動制御に伴ってステアリングロック装置がアンロック状態へ移行して以後も継続してアクチュエータがアンロック側へ駆動制御される。このため、アンロック状態を維持すべき状況下において、アンロック作動制御とは異なる誤った態様でアクチュエータが駆動制御されることが回避される。
特に、アンロック作動制御に伴ってステアリングロック装置がアンロック状態へ移行して以後、アンロック作動制御時よりも小さな電流が前記アクチュエータとしてのモータに流れるように、前記アクチュエータがアンロック側へ駆動制御されるので、消費電力を抑制することができる。
また、ロック作動制御が行われていないにも拘わらずアクチュエータがロック側へ駆動制御されているときには、いわば強制的にアクチュエータがアンロック側へ駆動制御される。従って、アンロック状態へ復帰させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、車両の走行中においてアンロック状態を確実に維持することができる。また、アクチュエータの駆動に伴う音が、車両が走行するときに発生する音によって掻き消される。このため、運転者に不快感を与えることはない。従って、快適性を維持することができる。
請求項3に記載の発明によれば、車両が走行可能な状態であるときにおいてアンロック状態を確実に維持することができる。また、アンロック状態を維持するための状況を車両の走行に先立っていち早く作り出すことができる。
本発明は、以上のように構成されているため、次のような効果を奏する。
請求項1〜請求項のいずれか1項に記載の発明によれば、アンロック状態を維持すべき状況下においてアンロック状態を確実に維持することができる。
以下、本発明を自動車のステアリングロック装置に具体化した一実施形態を説明する。
図1に示すように、本実施形態のステアリングロック装置1は、モータ10の回転駆動力によってステアリングシャフト20に対してロックバー30を嵌合させることによりステアリング操舵を不可能にする電子式のステアリングロック装置である。
まず、ステアリングロック装置1の概略構成について説明する。
図1に示すように、ステアリングロック装置1は、モータ10、ウォームギヤ11、平歯車12、ロックバー30、ステロクECU40を備えている。モータ10は、ステアリングシャフト20に対してロックバー30を係脱させるための駆動源である。モータ10は、正転駆動及び逆転駆動が可能な直流モータにより構成されている。モータ10の出力軸には、ウォームギヤ11が固着されている。ウォームギヤ11には、平歯車12が噛合されている。平歯車12には、ロックバー30のギヤ部31が噛合されている。
このため、モータ10が回転駆動されたとき、該モータ10の回転駆動力は、ウォームギヤ11、平歯車12を介してロックバー30のギヤ部31に伝達される。つまり、モータ10の回転運動がギヤ機構(ウォームギヤ11、平歯車12、ギヤ部31)によりロックバー30の直線運動に変換される。ちなみに、ウォームギヤ11と平歯車12とにより、主動軸(モータ10の出力軸)の回転速度に対して従動軸(平歯車12の回転軸)の回転速度を減少させる減速機構が構成されている。
ここで、エンジン始動操作が行われたことによって、ロック状態からステロクECU40によりモータ10が正転駆動されたとき、ロックバー30は、図1に矢印Aで示す方向に移動する。すると、ステアリングシャフト20のロック溝21からロックバー30が引き抜かれて、ステアリングロック装置1は、ロック状態からアンロック状態へ移行する。つまり、ステロクECU40は、エンジン始動操作が行われたとき、アンロック作動制御として、モータ10をアンロック側へ駆動制御する(モータ10を正転駆動させる)。
一方、エンジン停止後において、降車に伴って車載ドアが開閉されたことによって、アンロック状態からステロクECU40によりモータ10が逆転駆動されたとき、ロックバー30は、図1に矢印Bで示す方向に移動する。すると、ステアリングシャフト20のロック溝21に対してロックバー30が嵌合されて、ステアリングロック装置1は、アンロック状態からロック状態に移行する。つまり、ステロクECU40は、エンジン停止後において、降車に伴って車載ドアが開閉されたとき、ロック作動制御として、モータ10をロック側へ駆動制御する(モータ10を逆転駆動させる)。
要するに、ロックバー30は、ステアリングシャフト20のロック溝21に対して嵌合されている位置(ロック位置)と、ロック溝21に対する嵌合が解除されている位置(アンロック位置)との間を移動可能である。
ステアリングロック装置1は、アンロック状態検出スイッチ41、ロック状態検出スイッチ42を備えている。アンロック状態検出スイッチ41は、ロックバー30がアンロック位置まで移動されたとき、ON作動(スイッチ閉)する。すると、アンロック状態である旨の信号(Hレベルの信号)がアンロック状態検出スイッチ41からステロクECU40に入力される。その結果、ステロクECU40によりアンロック状態である旨が認識されて、同ステロクECU40によりモータ10の正転駆動が停止される。
ロック状態検出スイッチ42は、ロックバー30がロック位置まで移動されたとき、ON作動(スイッチ閉)する。すると、ロック状態である旨の信号(Hレベルの信号)がロック状態検出スイッチ42からステロクECU40に入力される。その結果、ステロクECU40によりロック状態である旨が認識されて、同ステロクECU40によりモータ10の逆転駆動が停止される。
次に、ステロクECU40の構成について説明する。
図2に示すように、ステロクECU40は、マイコン60、トランジスタTR1,TR2、リレー70,80を備えている。マイコン60は、CPU、ROM、RAM、タイマ等からなるCPUユニットである。マイコン60は、車載バッテリからDC−DCコンバータ(図示略)等を介して得られる電力によって各種制御を行う。
トランジスタTR1,TR2の各々は、マイコン60からHレベルの信号が入力されたとき、ON作動する。リレー70は、トランジスタTR1がON作動されることによってコイル71が励磁されたとき、可動接点72がマイナス側固定接点73に電気的に接続されている状態から該可動接点72がプラス側固定接点74に電気的に接続されている状態に切り替わる。リレー80は、トランジスタTR2がON作動されることによってコイル81が励磁されたとき、可動接点82がマイナス側固定接点83に電気的に接続されている状態から該可動接点82がプラス側固定接点84に電気的に接続されている状態に切り替わる。
リレー70の可動接点72とリレー80の可動接点82との間には、モータ10が電気的に接続されている。
マイコン60は、アンロック作動制御時には、トランジスタTR1にHレベルの信号を出力する一方、トランジスタTR2にLレベルの信号を出力する。すると、トランジスタTR1はON作動される一方、トランジスタTR2はOFF作動される。このため、リレー70のコイル71は励磁される一方、リレー80のコイル81は消磁される。その結果、アンロック作動制御時には、車載バッテリのプラス側端子からリレー70のプラス側固定接点74、可動接点72、モータ10、リレー80の可動接点82、マイナス側固定接点83を介して車載バッテリのマイナス側端子に電流が流れる。
つまり、車載バッテリのプラス側端子からリレー70のプラス側固定接点74、可動接点72、モータ10、リレー80の可動接点82、マイナス側固定接点83を介して車載バッテリのマイナス側端子に至る経路によりアンロック作動用給電経路が構成されている。
このようにマイコン60は、アンロック作動制御時には、トランジスタTR1のみをON作動させることによりモータ10を正転駆動させる。
マイコン60は、アンロック作動制御に伴って、アンロック状態である旨の信号がアンロック状態検出スイッチ41から入力されたとき、トランジスタTR1にLレベルの信号を出力する一方、トランジスタTR2にLレベルの信号を出力する。すると、トランジスタTR1はOFF作動される一方、トランジスタTR2はOFF作動される。このため、リレー70のコイル71は消磁される一方、リレー80のコイル81は消磁される。その結果、モータ10に電流は流れない。従って、モータ10の正転駆動が停止される。
このようにマイコン60は、アンロック状態である旨を認識したとき、モータ10の正転駆動を停止させる。
マイコン60は、ロック作動制御時には、トランジスタTR2にHレベルの信号を出力する一方、トランジスタTR1にLレベルの信号を出力する。すると、トランジスタTR2はON作動される一方、トランジスタTR1はOFF作動される。このため、リレー80のコイル81は励磁される一方、リレー70のコイル71は消磁される。その結果、ロック作動制御時には、車載バッテリのプラス側端子からリレー80のプラス側固定接点84、可動接点82、モータ10、リレー70の可動接点72、マイナス側固定接点73を介して車載バッテリのマイナス側端子に電流が流れる。
つまり、車載バッテリのプラス側端子からリレー80のプラス側固定接点84、可動接点82、モータ10、リレー70の可動接点72、マイナス側固定接点73を介して車載バッテリのマイナス側端子に至る経路によりロック作動用給電経路が構成されている。
このようにマイコン60は、ロック作動制御時には、トランジスタTR2のみをON作動させることによりモータ10を逆転駆動させる。
マイコン60は、ロック作動制御に伴って、ロック状態である旨の信号がロック状態検出スイッチ42から入力されたとき、トランジスタTR1にLレベルの信号を出力する一方、トランジスタTR2にLレベルの信号を出力する。すると、トランジスタTR1はOFF作動される一方、トランジスタTR2はOFF作動される。このため、リレー70のコイル71は消磁される一方、リレー80のコイル81は消磁される。その結果、モータ10に電流は流れない。従って、モータ10の逆転駆動が停止される。
このようにマイコン60は、ロック状態である旨を認識したとき、モータ10の逆転駆動を停止させる。
次に、ステアリングロック装置1の特徴点について説明する。
図2に示すように、ステロクECU40のマイコン60には、車速センサ91、イグニッションリレー92、パーキングブレーキスイッチ93が電気的に接続されている。車速センサ91は、車速に対応した周期のパルス信号を生成し、そのパルス信号をマイコン60に出力する。マイコン60は、車速センサ91から入力されるパルス信号に基づいて車速を検出する。マイコン60は、車速が「0」でないとき(自動車が走行中であるとき)、モータ10をアンロック側へ駆動制御する(モータ10を正転駆動させる)。
イグニッションリレー92は、自動車がイグニッションONの状態であるとき、Hレベルの信号をマイコン60に出力する。一方、イグニッションリレー92は、自動車がイグニッションOFFの状態であるとき、Lレベルの信号をマイコン60に出力する。マイコン60は、イグニッションリレー92から入力される信号に基づいて、自動車がイグニッションONの状態であるか否かを検出する。マイコン60は、自動車がイグニッションONの状態であるとき(自動車が走行可能な状態であるとき)、モータ10をアンロック側へ駆動制御する(モータ10を正転駆動させる)。
パーキングブレーキスイッチ93は、パーキングブレーキがONされているとき、Hレベルの信号をマイコン60に出力する。一方、パーキングブレーキスイッチ93は、パーキングブレーキがOFFされているとき、Lレベルの信号をマイコン60に出力する。マイコン60は、パーキングブレーキスイッチ93から入力される信号に基づいて、パーキングブレーキがONされているか否かを検出する。マイコン60は、パーキングブレーキがOFF(解除)されているとき(自動車が走行可能な状態であるとき)、モータ10をアンロック側へ駆動制御する(モータ10を正転駆動させる)。
ところで、マイコン60は、リレー80のコイル81とトランジスタTR2との間のノードNの電圧レベルを監視している。ノードNの電圧レベルは、アンロック作動制御時(トランジスタTR2がOFF作動されているとき)には、Hレベルである。一方、ノードNの電圧レベルは、ロック作動制御時(トランジスタTR2がON作動されているとき)には、Lレベルである。マイコン60は、ロック作動制御を行っていないにも拘わらず、ノードNの電圧レベルがLレベルであるとき(ロック作動制御を行っていないにも拘わらずモータ10がロック側へ駆動制御されているとき)、モータ10をアンロック側へ駆動制御する(モータ10を正転駆動させる)。
要するに、マイコン60は、アンロック作動制御に伴ってステアリングロック装置1がアンロック状態へ移行して以後も継続してモータ10をアンロック側へ駆動制御する(モータ10を正転駆動させる)。
以上、詳述したように本実施形態によれば、次のような作用、効果を得ることができる。
(1)アンロック作動制御に伴ってステアリングロック装置1がアンロック状態へ移行して以後も継続してモータ10がアンロック側へ駆動制御される。このため、アンロック状態を維持すべき状況下において、アンロック作動制御とは異なる誤った態様でモータ10が駆動制御されること(モータ10がロック作動制御されること)が回避される。従って、アンロック状態を維持すべき状況下においてアンロック状態を確実に維持することができる。
(2)自動車が走行中であるとき、モータ10がアンロック側へ駆動制御される。このため、自動車の走行中においてアンロック状態を確実に維持することができる。また、モータ10の駆動に伴う音が、自動車が走行するときに発生する音によって掻き消される。このため、運転者に不快感を与えることはない。従って、快適性を維持することができる。
(3)自動車が走行可能な状態であるとき、モータ10がアンロック側へ駆動制御される。このため、自動車が走行可能な状態であるときにおいてアンロック状態を確実に維持することができる。また、アンロック状態を維持するための状況を自動車の走行に先立っていち早く作り出すことができる。
(4)ロック作動制御が行われていないにも拘わらずモータ10がロック側へ駆動制御されているときには、いわば強制的にモータ10がアンロック側へ駆動制御される。従って、アンロック状態へ復帰させることができる。
(5)従来のステアリングロック装置とは異なり、ロック作動用給電経路において、リレー80に対してFETを直列接続しなくても、アンロック状態を確実に維持することができる。つまり、ステアリングロック装置1のコストを低減できる。
尚、前記実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・アンロック作動制御に伴ってステアリングロック装置1がアンロック状態へ移行して以後、アンロック作動制御時よりも小さな電流がモータ10に流れるように、マイコン60によりモータ10をアンロック側へ駆動制御する構成としてもよい。このように構成すれば、消費電力を抑制することができる。例えば、リレー70、リレー80、トランジスタTR1,TR2に代えて、4個のFETにてフルブリッジを構成し、これらのFETをマイコン60によりPWM制御する構成を採用してもよい。この場合、アンロック状態へ移行して以後、アンロック作動制御時よりも小さなONデューティ比でPWM制御すればよい。ただし、ロック作動制御を行っていないにも拘わらずモータ10がロック側へ駆動制御されているときに限り、100%のONデューティ比でPWM制御する構成が好ましい。
・エンジン始動操作が行われてから、エンジン停止後において降車に伴って車載ドアが開閉されるまでの期間内全体に亘ってモータ10をアンロック側へ駆動制御する構成としてもよい。
・ロック作動用給電経路において、FET等のスイッチング手段をリレー80に対して直列接続してもよい。
・アクチュエータは、モータ10と同じたぐいのモータに限定されない。
・ステアリングシャフト20とロックバー30との両者において、凹凸の関係を前記実施形態とは逆にしてもよい。
ステアリングロック装置の構成を示す概略図。 ステアリングロック装置の構成を示す電気回路図。
符号の説明
1…ステアリングロック装置、10…モータ(アクチュエータ)、20…ステアリングシャフト、30…ロックバー(ロック手段)、60…マイコン(制御手段)。

Claims (3)

  1. アクチュエータの駆動力によってステアリングシャフトに対してロック手段を嵌合させることによりステアリング操舵を不可能にするステアリングロック装置において、
    ステアリングシャフトに対してロック手段が嵌合されているロック状態から該ステアリングシャフトに対するロック手段の嵌合が解除されているアンロック状態へ該ステアリングロック装置を移行させるアンロック作動制御として、前記アクチュエータをアンロック側へ駆動制御する制御手段を備え、
    前記制御手段は、前記アンロック作動制御に伴ってステアリングロック装置がアンロック状態へ移行して以後も継続して前記アクチュエータをアンロック側へ駆動制御し、
    前記制御手段は、前記アンロック作動制御に伴ってステアリングロック装置がアンロック状態へ移行して以後、アンロック作動制御時よりも小さな電流が前記アクチュエータとしてのモータに流れるように、前記アクチュエータをアンロック側へ駆動制御し、
    前記制御手段は、前記アンロック状態から前記ロック状態へ該ステアリングロック装置を移行させるロック作動制御として、前記アクチュエータをロック側へ駆動制御するものであり、
    同制御手段は、前記ロック作動制御を行っていないにも拘わらず前記アクチュエータがロック側へ駆動制御されているとき、前記アクチュエータをアンロック側へ駆動制御することを特徴とするステアリングロック装置。
  2. 請求項1に記載のステアリングロック装置において、
    前記制御手段は、車両が走行中であるとき、前記アクチュエータをアンロック側へ駆動制御することを特徴とするステアリングロック装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のステアリングロック装置において、
    前記制御手段は、車両が走行可能な状態であるとき、前記アクチュエータをアンロック側へ駆動制御することを特徴とするステアリングロック装置。
JP2004227130A 2004-08-03 2004-08-03 ステアリングロック装置 Active JP4460972B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004227130A JP4460972B2 (ja) 2004-08-03 2004-08-03 ステアリングロック装置
US11/194,340 US7362006B2 (en) 2004-08-03 2005-08-01 Steering lock
EP20050254827 EP1623894B1 (en) 2004-08-03 2005-08-02 Steering lock
DE200560000528 DE602005000528T2 (de) 2004-08-03 2005-08-02 Lenkungsverriegelungsvorrichtung
CNU2005201032082U CN2851032Y (zh) 2004-08-03 2005-08-03 转向锁定装置
CNB2005100890413A CN100396524C (zh) 2004-08-03 2005-08-03 转向锁定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004227130A JP4460972B2 (ja) 2004-08-03 2004-08-03 ステアリングロック装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006044429A JP2006044429A (ja) 2006-02-16
JP4460972B2 true JP4460972B2 (ja) 2010-05-12

Family

ID=35169451

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004227130A Active JP4460972B2 (ja) 2004-08-03 2004-08-03 ステアリングロック装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7362006B2 (ja)
EP (1) EP1623894B1 (ja)
JP (1) JP4460972B2 (ja)
CN (2) CN100396524C (ja)
DE (1) DE602005000528T2 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4222284B2 (ja) * 2004-10-05 2009-02-12 日産自動車株式会社 電動ステアリングロック装置および電動ステアリングロック方法
JP5020153B2 (ja) * 2008-04-18 2012-09-05 株式会社ユーシン 電動ステアリングロック装置
JP5342822B2 (ja) * 2008-07-24 2013-11-13 株式会社ユーシン 電動ステアリングロック装置
JP2010234993A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Alpha Corp 電動ステアリングロック装置
US8424348B2 (en) * 2010-01-27 2013-04-23 Strattec Security Corporation Steering lock
ES2457241T3 (es) * 2011-01-21 2014-04-25 Valeo Sicherheitssysteme Gmbh Antirrobo de dirección para vehículo automóvil
JP5278504B2 (ja) * 2011-06-29 2013-09-04 トヨタ自動車株式会社 ステアリングロック駆動回路、ステアリングロック装置
DE102011054437A1 (de) * 2011-10-12 2013-04-18 Huf Hülsbeck & Fürst Gmbh & Co. Kg Vorrichtung für ein Sicherheitssystem eines Kraftfahrzeuges mit einer autonom, unabhängig vom Kraftfahrzeug vorgesehenen Elektronik
DE102013217735A1 (de) 2012-09-07 2014-03-13 Strattec Security Corporation Lenkschloss
KR101405757B1 (ko) * 2012-11-30 2014-06-10 주식회사 만도 전동 파워스티어링의 종료 모드 제어 방법
US11017069B2 (en) * 2013-03-13 2021-05-25 Lookout, Inc. Method for changing mobile communications device functionality based upon receipt of a second code and the location of a key device
DE102014211440A1 (de) * 2014-06-16 2015-12-17 Volkswagen Aktiengesellschaft Elektronische Lenkverriegelung
CN111704078A (zh) * 2020-07-20 2020-09-25 湖北科德智能装备有限公司 一种道岔轨道换向机构和堆垛机
JP2022155048A (ja) * 2021-03-30 2022-10-13 本田技研工業株式会社 車両制御システム、車両、車両制御方法
JP2024074548A (ja) * 2022-11-21 2024-05-31 スズキ株式会社 ステアリングロックシステム

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54153442A (en) * 1978-05-22 1979-12-03 Nissan Motor Co Ltd Steering lock apparatus
JPH03118719A (ja) * 1989-09-29 1991-05-21 Seikosha Co Ltd モータの制御方法
DE69721942T2 (de) * 1996-11-13 2004-05-19 Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho Lenkschloss
DE19945867C2 (de) 1999-09-24 2002-01-17 Daimler Chrysler Ag Elektrische Lenkungsverriegelungsvorrichtung
DE10006234A1 (de) * 2000-02-11 2001-08-23 Siemens Ag Verfahren und Vorrichtung zum Ansteuern einer elektrischen Betätigungseinheit
JP4658406B2 (ja) 2001-08-24 2011-03-23 株式会社東海理化電機製作所 電子式車両盗難防止装置
JP2003112602A (ja) * 2001-10-04 2003-04-15 Tokai Rika Co Ltd 電子式車両盗難防止装置
US6989611B2 (en) 2001-10-09 2006-01-24 Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho Electronic automobile anti-theft apparatus
JP4084200B2 (ja) 2003-01-10 2008-04-30 株式会社東海理化電機製作所 電動式ステアリングロック装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP1623894B1 (en) 2007-01-31
JP2006044429A (ja) 2006-02-16
DE602005000528T2 (de) 2007-11-15
CN1733536A (zh) 2006-02-15
CN2851032Y (zh) 2006-12-27
US20060028067A1 (en) 2006-02-09
US7362006B2 (en) 2008-04-22
DE602005000528D1 (de) 2007-03-22
CN100396524C (zh) 2008-06-25
EP1623894A1 (en) 2006-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7362006B2 (en) Steering lock
JP4658406B2 (ja) 電子式車両盗難防止装置
JP5989530B2 (ja) 電動式駐車ブレーキ制御装置
JP5233377B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP6218189B2 (ja) 操作補助制御装置
JP4205507B2 (ja) ステアリングロック装置
JP5829530B2 (ja) 電気自動車のコンデンサ電荷放電装置
JP4470093B2 (ja) 車載ドア駆動システム
JP4348273B2 (ja) ステアリングロック装置
JP2008195097A (ja) 車両のステアリングロック装置
JP5019139B2 (ja) 車載ドア駆動システム
JP4384962B2 (ja) ステアリングロック装置
JP2020059356A (ja) 車両および停止スイッチ装置
JP3945224B2 (ja) 自動車の電源システム
JP2007076514A (ja) 電源装置及び車両用操舵制御装置
JP4422588B2 (ja) ステアリングロック装置
JP2001329749A (ja) 車両用パワースライドドアの制御装置
JP2008195098A (ja) 車両のステアリングロック装置
JP5211668B2 (ja) モータ駆動装置
JP2006192990A (ja) キーインタロック装置
JP2016050384A (ja) ドア開閉制御装置及び車両
JP4940981B2 (ja) 車両のステアリングロック装置
JP2003118413A (ja) 電子式車両盗難防止装置
JP2003182522A (ja) 電子式車両盗難防止装置
JP2021025392A (ja) 車両用開閉体駆動制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070309

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090625

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090707

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090826

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090915

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091104

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20091222

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100202

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100215

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4460972

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130219

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130219

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140219

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250