JPH0420112Y2 - - Google Patents
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- JPH0420112Y2 JPH0420112Y2 JP4877185U JP4877185U JPH0420112Y2 JP H0420112 Y2 JPH0420112 Y2 JP H0420112Y2 JP 4877185 U JP4877185 U JP 4877185U JP 4877185 U JP4877185 U JP 4877185U JP H0420112 Y2 JPH0420112 Y2 JP H0420112Y2
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- Japan
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- door
- switch
- door lock
- key plate
- vehicle
- Prior art date
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 22
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 22
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 22
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
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- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、電磁ソレノイドの如きアクチユエー
タを、スイツチ操作によつて作動して、ドアのロ
ツク、アンロツクを行わせる車両用ドアロツク装
置に関する。
タを、スイツチ操作によつて作動して、ドアのロ
ツク、アンロツクを行わせる車両用ドアロツク装
置に関する。
スイツチ操作によつてドアのロツク、アンロツ
クを行わせるドアロツク装置を採用した車両にお
いては、乗員が車両を離れるために、ドアキーに
キープレートを差し込んでドアをロツクした場
合、後で第3者が車両外側から何等かの方法で不
正に車室内のコンソールボツクスなどに配設され
ているドアロツクスイツチをアンロツク側に操作
すれば、ドアを容易に開放させることができる。
クを行わせるドアロツク装置を採用した車両にお
いては、乗員が車両を離れるために、ドアキーに
キープレートを差し込んでドアをロツクした場
合、後で第3者が車両外側から何等かの方法で不
正に車室内のコンソールボツクスなどに配設され
ているドアロツクスイツチをアンロツク側に操作
すれば、ドアを容易に開放させることができる。
このため、ドアキーと連動するように付設さ
れ、ドアキーによるロツク時にOFFとされるド
アロツクキヤンセルスイツチをドアロツクスイツ
チと直列に接続することにより、車両ドアのドア
キーによるロツク時には、ドアロツクスイツチを
操作してもドアのアンロツクができないようにし
た装置が提案(実願昭59−2526号(実開昭60−
115358号))されている。
れ、ドアキーによるロツク時にOFFとされるド
アロツクキヤンセルスイツチをドアロツクスイツ
チと直列に接続することにより、車両ドアのドア
キーによるロツク時には、ドアロツクスイツチを
操作してもドアのアンロツクができないようにし
た装置が提案(実願昭59−2526号(実開昭60−
115358号))されている。
しかし、このようなドアキーによるロツク時に
OFFとされるドアロツクキヤンセルスイツチを
ドアロツクスイツチと直列に接続した装置におい
ては、乗員が車両外側から、ドアキーにキープレ
ートを差し込んでアンロツク側に操作して乗車し
た後、車室内のドアロツクスイツチを操作してド
アをロツクさせておくと、ドアキーはドアロツク
スイツチのロツク、アンロツク操作に応動する電
磁ソレノイドのプランジヤとも連動しているた
め、ドアキーがロツク側に操作され、ドアロツク
キヤンセルスイツチはOFFとされる。従つて、
このような状態で、降車するとかドアを一時的に
開放したいような場合には、ドアロツクスイツチ
を操作してドアをアンロツクさせることができな
いため、電磁ソレノイドのプランジヤと連動して
いるドアロツクノブを手動で引つ張る操作をしな
ければアンロツクできないと言う不具合があり、
車両盗難防止機能を低下させることなくこれらの
問題を解決する必要がある。
OFFとされるドアロツクキヤンセルスイツチを
ドアロツクスイツチと直列に接続した装置におい
ては、乗員が車両外側から、ドアキーにキープレ
ートを差し込んでアンロツク側に操作して乗車し
た後、車室内のドアロツクスイツチを操作してド
アをロツクさせておくと、ドアキーはドアロツク
スイツチのロツク、アンロツク操作に応動する電
磁ソレノイドのプランジヤとも連動しているた
め、ドアキーがロツク側に操作され、ドアロツク
キヤンセルスイツチはOFFとされる。従つて、
このような状態で、降車するとかドアを一時的に
開放したいような場合には、ドアロツクスイツチ
を操作してドアをアンロツクさせることができな
いため、電磁ソレノイドのプランジヤと連動して
いるドアロツクノブを手動で引つ張る操作をしな
ければアンロツクできないと言う不具合があり、
車両盗難防止機能を低下させることなくこれらの
問題を解決する必要がある。
従つて、本考案の目的は、車両盗難防止機能を
低下させることなく、ドアロツクノブによる手動
操作によらないでドアがアンロツクできるように
することを目的とする。
低下させることなく、ドアロツクノブによる手動
操作によらないでドアがアンロツクできるように
することを目的とする。
そのため、本考案は、降車時とかドアの一時開
放時などにおいて、ドアがロツク状態にあつて
も、ドアロツクスイツチによるワンタツチ操作で
ドアがアンロツクできるようにしたことを特徴と
する。
放時などにおいて、ドアがロツク状態にあつて
も、ドアロツクスイツチによるワンタツチ操作で
ドアがアンロツクできるようにしたことを特徴と
する。
具体的には、ドアキーと連動するように付設さ
れ、ドアキーによるアンロツク時にON、ロツク
時にOFFとされるドアロツクキヤンセルスイツ
チと、イグニツシヨンスイツチへのキープレート
の挿脱が検知できるようにイグニツシヨンスイツ
チ近傍に付設され、キープレート挿入時にON、
抜脱時にOFFとされるキープレート挿脱検知ス
イツチとを有し、前記ドアロツクキヤンセルスイ
ツチとキープレート挿脱検知スイツチを論理和接
続した回路を前記ドアロツクスイツチと直列に接
続してある。
れ、ドアキーによるアンロツク時にON、ロツク
時にOFFとされるドアロツクキヤンセルスイツ
チと、イグニツシヨンスイツチへのキープレート
の挿脱が検知できるようにイグニツシヨンスイツ
チ近傍に付設され、キープレート挿入時にON、
抜脱時にOFFとされるキープレート挿脱検知ス
イツチとを有し、前記ドアロツクキヤンセルスイ
ツチとキープレート挿脱検知スイツチを論理和接
続した回路を前記ドアロツクスイツチと直列に接
続してある。
ドアロツクキヤンセルスイツチは、ドアキーと
連動するように付設されており、ドアキーにキー
プレートを差し込んでアンロツク側に操作した場
合にはON、ロツク側に操作した場合にはOFFと
される。
連動するように付設されており、ドアキーにキー
プレートを差し込んでアンロツク側に操作した場
合にはON、ロツク側に操作した場合にはOFFと
される。
また、キープレート挿脱検知スイツチは、イグ
ニツシヨンスイツチ近傍に付設されており、イグ
ニツシヨンスイツチにキープレートを挿入した時
にON、イグニツシヨンスイツチからキープレー
トを抜脱した時にOFFとされる。
ニツシヨンスイツチ近傍に付設されており、イグ
ニツシヨンスイツチにキープレートを挿入した時
にON、イグニツシヨンスイツチからキープレー
トを抜脱した時にOFFとされる。
ドアロツクキヤンセルスイツチとキープレート
挿脱検知スイツチは、論理和動作をするように回
路構成されており、論理和接続された回路がドア
ロツクスイツチと直列に接続してある。
挿脱検知スイツチは、論理和動作をするように回
路構成されており、論理和接続された回路がドア
ロツクスイツチと直列に接続してある。
従つて、降車時あるいはドアの一時開放時など
において、ドアがロツク状態にあつても、イグニ
ツシヨンスイツチにキープレートが挿入された状
態であれば、キープレート挿脱検知スイツチが
ONとなつているため、ドアロツクスイツチによ
るワンタツチ操作でドアがアンロツクできる。
において、ドアがロツク状態にあつても、イグニ
ツシヨンスイツチにキープレートが挿入された状
態であれば、キープレート挿脱検知スイツチが
ONとなつているため、ドアロツクスイツチによ
るワンタツチ操作でドアがアンロツクできる。
一方、降車して車両から離れる場合には、イグ
ニツシヨンスイツチからキープレートは抜脱され
ているので、ドアキーにキープレートを差し込ん
でロツク側に操作すれば、論理和動作をするよう
に回路構成されているドアロツクキヤンセルスイ
ツチとキープレート挿脱検知スイツチが何れも
OFF状態となるので、車両外側からドアロツク
スイツチを不正に操作してもドアはアンロツクさ
れないようになつている。
ニツシヨンスイツチからキープレートは抜脱され
ているので、ドアキーにキープレートを差し込ん
でロツク側に操作すれば、論理和動作をするよう
に回路構成されているドアロツクキヤンセルスイ
ツチとキープレート挿脱検知スイツチが何れも
OFF状態となるので、車両外側からドアロツク
スイツチを不正に操作してもドアはアンロツクさ
れないようになつている。
以下、本考案の実施例を図面によつて説明す
る。
る。
第1図は、本考案の第一の実施例を示す電磁ド
アロツク装置の電気回路構成図である。ドアロツ
クキヤンセルスイツチ1は、車両ドアに取付けら
れているドアキー(図示せず)と連動するように
付設されており、ドアキーにキープレートを差し
込んでアンロツク側に操作した場合にはONとさ
れ、ロツク側に操作した場合にはOFFとされる
ようになつており、接点の一方はドアロツクスイ
ツチ10の可動接点11に接続され、他方は接地
されている。また、キープレート挿脱検知スイツ
チ2は、ステアリングコラムに取付けられている
イグニツシヨンスイツチ(図示せず)近傍に付設
されており、キープレートをイグニツシヨンスイ
ツチに挿入した時にON、抜脱した時にOFFとさ
れるようになつており、接点の一方はドアロツク
スイツチ10の可動接点11に接続され、他方は
接地されている。つまり、ドアロツクキヤンセル
スイツチ1とキープレート挿脱検知スイツチ2
は、論理和動作をするように並列回路を構成して
おり、論理和接続されている並列回路の一方はド
アロツクスイツチ10の可動接点11に接続さ
れ、他方は接地されている。
アロツク装置の電気回路構成図である。ドアロツ
クキヤンセルスイツチ1は、車両ドアに取付けら
れているドアキー(図示せず)と連動するように
付設されており、ドアキーにキープレートを差し
込んでアンロツク側に操作した場合にはONとさ
れ、ロツク側に操作した場合にはOFFとされる
ようになつており、接点の一方はドアロツクスイ
ツチ10の可動接点11に接続され、他方は接地
されている。また、キープレート挿脱検知スイツ
チ2は、ステアリングコラムに取付けられている
イグニツシヨンスイツチ(図示せず)近傍に付設
されており、キープレートをイグニツシヨンスイ
ツチに挿入した時にON、抜脱した時にOFFとさ
れるようになつており、接点の一方はドアロツク
スイツチ10の可動接点11に接続され、他方は
接地されている。つまり、ドアロツクキヤンセル
スイツチ1とキープレート挿脱検知スイツチ2
は、論理和動作をするように並列回路を構成して
おり、論理和接続されている並列回路の一方はド
アロツクスイツチ10の可動接点11に接続さ
れ、他方は接地されている。
ドアロツクスイツチ10の固定接点12および
13は、ドアコントロールリレー20のロツク側
端子21およびアンロツク側端子22に接続さ
れ、ロツク側端子21はロツクタイマ23(約
0.2秒間作動)に、アンロツク側端子22はアン
ロツクタイマ24(約0.2秒間作動)にそれぞれ
接続されている。また、ロツクタイマ23の出力
側はトランジスタ25のベースに、アンロツクタ
イマ24の出力側はトランジスタ26のベースに
それぞれ接続されている。トランジスタ25およ
び26のコレクタはリレー27および28の一端
に接続され、トランジスタ25および26のエミ
ツタはロツク側端子21およびアンロツク側端子
22に接続されている。一方、リレー27および
28の他端は、ドアサーキツトブレーカ30を介
してバツテリ29のプラス電極に配線されている
電源端子31に接続され、リレー27および28
の可動接点32および33は、ソレノイド34〜
37(車両のフロント左右ドアFL,FR、リヤ左
右ドアRL,RR)の両端に配線されているソレノ
イド端子38および39に接続されている。そし
て、リレー27および28の固定接点41および
42は電源端子31に、同じく固定端子43およ
び44は接地端子40にそれぞれ接続され、可動
接点32および33は常時は接地側の固定接点4
3および44に接続されている。
13は、ドアコントロールリレー20のロツク側
端子21およびアンロツク側端子22に接続さ
れ、ロツク側端子21はロツクタイマ23(約
0.2秒間作動)に、アンロツク側端子22はアン
ロツクタイマ24(約0.2秒間作動)にそれぞれ
接続されている。また、ロツクタイマ23の出力
側はトランジスタ25のベースに、アンロツクタ
イマ24の出力側はトランジスタ26のベースに
それぞれ接続されている。トランジスタ25およ
び26のコレクタはリレー27および28の一端
に接続され、トランジスタ25および26のエミ
ツタはロツク側端子21およびアンロツク側端子
22に接続されている。一方、リレー27および
28の他端は、ドアサーキツトブレーカ30を介
してバツテリ29のプラス電極に配線されている
電源端子31に接続され、リレー27および28
の可動接点32および33は、ソレノイド34〜
37(車両のフロント左右ドアFL,FR、リヤ左
右ドアRL,RR)の両端に配線されているソレノ
イド端子38および39に接続されている。そし
て、リレー27および28の固定接点41および
42は電源端子31に、同じく固定端子43およ
び44は接地端子40にそれぞれ接続され、可動
接点32および33は常時は接地側の固定接点4
3および44に接続されている。
ドアロツクスイツチ10の操作によつて、ロツ
ク側端子21が接地され、ロツクタイマ23が作
動し、トランジスタ25がON状態となると、リ
レー27が作動して可動接点32が電源端子31
に接続されている固定端子41側に切換えられる
ので、ソレノイド34〜37には矢印X方向に電
流が流れ、ドアはロツクされる。また、ドアロツ
クスイツチの操作によつてアンロツク側端子22
が接地され、アンロツクタイマ24が作動して、
トランジスタ26がON状態となると、リレー2
8が作動して可動接点33が固定接点42側に切
換えられるので、リレー34〜37には矢印Y方
向に電流が流れ、ドアはアンロツクされる。
ク側端子21が接地され、ロツクタイマ23が作
動し、トランジスタ25がON状態となると、リ
レー27が作動して可動接点32が電源端子31
に接続されている固定端子41側に切換えられる
ので、ソレノイド34〜37には矢印X方向に電
流が流れ、ドアはロツクされる。また、ドアロツ
クスイツチの操作によつてアンロツク側端子22
が接地され、アンロツクタイマ24が作動して、
トランジスタ26がON状態となると、リレー2
8が作動して可動接点33が固定接点42側に切
換えられるので、リレー34〜37には矢印Y方
向に電流が流れ、ドアはアンロツクされる。
次に、第一の実施例の作用について説明する。
乗車するために、車両ドアが車両外側からドア
キーによりアンロツクされ、乗員が運転席に着い
た状態では、ドアロツクキヤンセルスイツチ1の
接点が閉じてON状態となり、ドアロツクスイツ
チ10の可動接点11が接地されるため、ドアロ
ツクスイツチ10をロツク側に操作して、可動接
点11をロツク側の固定接点12に切換えれば、
ソレノイド34〜37には矢印X方向に電流が流
れ、ドアはロツクされる。
キーによりアンロツクされ、乗員が運転席に着い
た状態では、ドアロツクキヤンセルスイツチ1の
接点が閉じてON状態となり、ドアロツクスイツ
チ10の可動接点11が接地されるため、ドアロ
ツクスイツチ10をロツク側に操作して、可動接
点11をロツク側の固定接点12に切換えれば、
ソレノイド34〜37には矢印X方向に電流が流
れ、ドアはロツクされる。
このようにドアをロツクしたまま乗車している
状態で、降車あるいはドアを一時的に開放したい
場合には、イグニツシヨンスイツチにキープレー
トが挿入されておれば、キープレート挿脱検知ス
イツチ2の接点が閉じてON状態となり、ドアロ
ツクスイツチ10の可動接点11が接地される。
このため、ドアロツクスイツチ10は作動可能な
状態になつているので、ドアロツクスイツチ10
をアンロツク側に操作して、可動接点11をアン
ロツク側の固定接点13に切換えれば、ソレノイ
ド34〜37には矢印Y方向の電流が流れ、ドア
はアンロツクされる。この場合、キープレート挿
脱検知スイツチ2が設けられていないときには、
ドアはロツクされているため、ドアロツクキヤン
セルスイツチ1がOFF状態となり、ドアロツク
スイツチ10を操作してもアンロツクされない。
従つて、ソレノイド34〜37のプランジヤと連
動しているドアロツクノブ(図示せず)を手動操
作してアンロツクする必要がある。
状態で、降車あるいはドアを一時的に開放したい
場合には、イグニツシヨンスイツチにキープレー
トが挿入されておれば、キープレート挿脱検知ス
イツチ2の接点が閉じてON状態となり、ドアロ
ツクスイツチ10の可動接点11が接地される。
このため、ドアロツクスイツチ10は作動可能な
状態になつているので、ドアロツクスイツチ10
をアンロツク側に操作して、可動接点11をアン
ロツク側の固定接点13に切換えれば、ソレノイ
ド34〜37には矢印Y方向の電流が流れ、ドア
はアンロツクされる。この場合、キープレート挿
脱検知スイツチ2が設けられていないときには、
ドアはロツクされているため、ドアロツクキヤン
セルスイツチ1がOFF状態となり、ドアロツク
スイツチ10を操作してもアンロツクされない。
従つて、ソレノイド34〜37のプランジヤと連
動しているドアロツクノブ(図示せず)を手動操
作してアンロツクする必要がある。
一方、乗員が車両を離れ、ドアキーによりロツ
クする場合には、イグニツシヨンスイツチからキ
ープレートは抜脱されているので、ドアキーにキ
ープレートを差し込んでロツク側に操作すれば、
並列回路を構成しているドアロツクキヤンセルス
イツチ1とキープレート挿脱検知スイツチ2が何
れもOFF状態となるため、ドアロツクスイツチ
10の可動接点11は接地されなくなり、ドアロ
ツクスイツチ10は非作動状態となる。従つて、
車両外側から故意に車室内に配設されているドア
ロツクスイツチ10をアンロツク側に操作して
も、ソレノイド34〜37には通電されないた
め、ドアはアンロツクされない。
クする場合には、イグニツシヨンスイツチからキ
ープレートは抜脱されているので、ドアキーにキ
ープレートを差し込んでロツク側に操作すれば、
並列回路を構成しているドアロツクキヤンセルス
イツチ1とキープレート挿脱検知スイツチ2が何
れもOFF状態となるため、ドアロツクスイツチ
10の可動接点11は接地されなくなり、ドアロ
ツクスイツチ10は非作動状態となる。従つて、
車両外側から故意に車室内に配設されているドア
ロツクスイツチ10をアンロツク側に操作して
も、ソレノイド34〜37には通電されないた
め、ドアはアンロツクされない。
この実施例の場合、ドアロツクキヤンセルスイ
ツチ1とキープレート挿脱検知スイツチ2を並列
に回路構成するとともに、この並列回路をドアロ
ツクスイツチと直列に接続してあるため、降車あ
るいはドアを一時的に開放したい場合には、ドア
がロツク状態にあつても、イグニツシヨンスイツ
チにキープレートを挿入しておけば、ドアロツク
スイツチ10によるワンタツチ操作で全ドアが自
動的にアンロツクできるほか、車両から離れる場
合には、ドアロツクスイツチ10が非作動状態と
なるので、車両外側から不正にドアロツクスイツ
チ10を操作してもアンロツクさせることが不可
能となり、車両盗難防止面での機能向上もあわせ
て達成できる。
ツチ1とキープレート挿脱検知スイツチ2を並列
に回路構成するとともに、この並列回路をドアロ
ツクスイツチと直列に接続してあるため、降車あ
るいはドアを一時的に開放したい場合には、ドア
がロツク状態にあつても、イグニツシヨンスイツ
チにキープレートを挿入しておけば、ドアロツク
スイツチ10によるワンタツチ操作で全ドアが自
動的にアンロツクできるほか、車両から離れる場
合には、ドアロツクスイツチ10が非作動状態と
なるので、車両外側から不正にドアロツクスイツ
チ10を操作してもアンロツクさせることが不可
能となり、車両盗難防止面での機能向上もあわせ
て達成できる。
第2図は、本考案の第二の実施例を示す電磁ド
アロツク装置の電気回路構成図であり、第1図に
示すドアロツクスイツチ10と直列に接続されて
いるドアロツクキヤンセルスイツチ1とキープレ
ート挿脱検知スイツチ2よりなる並列回路を、電
子素子を用いて等価的に同じ論理和動作をする回
路構成にしたものである。
アロツク装置の電気回路構成図であり、第1図に
示すドアロツクスイツチ10と直列に接続されて
いるドアロツクキヤンセルスイツチ1とキープレ
ート挿脱検知スイツチ2よりなる並列回路を、電
子素子を用いて等価的に同じ論理和動作をする回
路構成にしたものである。
従つて、第1図と対応する部分は、第1図と同
一符号によつて示してあるので、電子素子を用い
た回路構成について説明する。
一符号によつて示してあるので、電子素子を用い
た回路構成について説明する。
ドアロツクキヤンセルスイツチ1の接点の一方
は電圧発生回路3の入力端子に接続され、他方は
接地されている。また、キープレート挿脱検知ス
イツチ2の接点の一方は電圧発生回路4の入力端
子に接続され、他方は接地されている。電圧発生
回路3および4は、ドアロツクキヤンセルスイツ
チ1およびキープレート挿脱検知スイツチ2が
OFFとされた時、出力端子からはローレベルの
電圧信号が、またONとされた時、出力端子から
はハイレベルの電圧信号が出力されるようになつ
ており、それぞれの出力端子は、OR回路(論理
和回路)5の入力端子に接続されている。OR回
路5の出力端子はトランジスタ6のベースに接続
されている。そして、トランジスタ6のコレクタ
には一端が電源端子31に接続されているリレー
7が接続され、エミツタは接地されている。リレ
ー7の可動接点8は接地され、固定接点9はドア
ロツクスイツチ10の可動接点11に接続されて
いる。
は電圧発生回路3の入力端子に接続され、他方は
接地されている。また、キープレート挿脱検知ス
イツチ2の接点の一方は電圧発生回路4の入力端
子に接続され、他方は接地されている。電圧発生
回路3および4は、ドアロツクキヤンセルスイツ
チ1およびキープレート挿脱検知スイツチ2が
OFFとされた時、出力端子からはローレベルの
電圧信号が、またONとされた時、出力端子から
はハイレベルの電圧信号が出力されるようになつ
ており、それぞれの出力端子は、OR回路(論理
和回路)5の入力端子に接続されている。OR回
路5の出力端子はトランジスタ6のベースに接続
されている。そして、トランジスタ6のコレクタ
には一端が電源端子31に接続されているリレー
7が接続され、エミツタは接地されている。リレ
ー7の可動接点8は接地され、固定接点9はドア
ロツクスイツチ10の可動接点11に接続されて
いる。
次に、第二の実施例の作用について説明する。
乗車するために、車両ドアが車両外側からドアキ
ーによりアンロツクされ、乗員が運転席に着いた
状態では、ドアロツクキヤンセルスイツチ1の接
点が閉じてON状態となり、電圧発生回路3から
はハイレベルの信号が出力される。このハイレベ
ルの信号がOR回路5に入力されると、OR回路
5からはハイレベルの信号が出力されて、トラン
ジスタ6のベースに入力される。このために、ト
ランジスタ6がONとなり、リレー7が作動し
て、可動接点8が固定接点9側に切換えられて、
ドアロツクスイツチ10の可動接点11が接地さ
れる。従つて、ドアロツクスイツチ10をロツク
側に操作すれば、ドアはロツクされる。
乗車するために、車両ドアが車両外側からドアキ
ーによりアンロツクされ、乗員が運転席に着いた
状態では、ドアロツクキヤンセルスイツチ1の接
点が閉じてON状態となり、電圧発生回路3から
はハイレベルの信号が出力される。このハイレベ
ルの信号がOR回路5に入力されると、OR回路
5からはハイレベルの信号が出力されて、トラン
ジスタ6のベースに入力される。このために、ト
ランジスタ6がONとなり、リレー7が作動し
て、可動接点8が固定接点9側に切換えられて、
ドアロツクスイツチ10の可動接点11が接地さ
れる。従つて、ドアロツクスイツチ10をロツク
側に操作すれば、ドアはロツクされる。
このようにドアをロツクしたまま乗車している
状態で、降車あるいはドアを一時的に開放したい
場合には、イグニツシヨンスイツチにキープレー
トが挿入されておれば、キープレート挿脱検知ス
イツチ2の接点が閉じてON状態となり、電圧発
生回路4からはハイレベルの信号が出力される。
このハイレベルの信号はOR回路5を介してトラ
ンジスタ6のベースに入力される。このために、
トランジスタ6がONとなり、リレー7の可動接
点8が固定接点9側に切換えられてドアロツクス
イツチ10の可動接点11が接地される。従つ
て、ドアロツクスイツチ10をアンロツク側に操
作すれば、ドアはアンロツクされる。
状態で、降車あるいはドアを一時的に開放したい
場合には、イグニツシヨンスイツチにキープレー
トが挿入されておれば、キープレート挿脱検知ス
イツチ2の接点が閉じてON状態となり、電圧発
生回路4からはハイレベルの信号が出力される。
このハイレベルの信号はOR回路5を介してトラ
ンジスタ6のベースに入力される。このために、
トランジスタ6がONとなり、リレー7の可動接
点8が固定接点9側に切換えられてドアロツクス
イツチ10の可動接点11が接地される。従つ
て、ドアロツクスイツチ10をアンロツク側に操
作すれば、ドアはアンロツクされる。
一方、乗員が車両を離れ、ドアキーによりロツ
クする場合には、イグニツシヨンスイツチからキ
ープレートは抜脱されているので、ドアキーにキ
ープレートを差し込んでロツク側に操作すれば、
ドアロツクキヤンセルスイツチ1とキープレート
挿脱検知スイツチ2が何れもOFF状態となるた
め、電圧発生回路3および4からはローレベルの
信号が出力される。このため、OR回路5からは
ローレベルの信号が出力されるため、トランジス
タ6はOFFとされ、リレー7の可動接点8は作
動しないので、ドアロツクスイツチ10は非作動
状態となる。
クする場合には、イグニツシヨンスイツチからキ
ープレートは抜脱されているので、ドアキーにキ
ープレートを差し込んでロツク側に操作すれば、
ドアロツクキヤンセルスイツチ1とキープレート
挿脱検知スイツチ2が何れもOFF状態となるた
め、電圧発生回路3および4からはローレベルの
信号が出力される。このため、OR回路5からは
ローレベルの信号が出力されるため、トランジス
タ6はOFFとされ、リレー7の可動接点8は作
動しないので、ドアロツクスイツチ10は非作動
状態となる。
つまり、ドアロツクスイツチ10と直列に接続
されているリレー7の可動接点8および固定接点
9は、第1図に示すドアロツクキヤンセルスイツ
チ1とキープレート挿脱検知スイツチ2とを並列
接続した回路と等価的に同じ論理和の動作をする
回路構成となつている。
されているリレー7の可動接点8および固定接点
9は、第1図に示すドアロツクキヤンセルスイツ
チ1とキープレート挿脱検知スイツチ2とを並列
接続した回路と等価的に同じ論理和の動作をする
回路構成となつている。
本考案によれば、ドアロツクキヤンセルスイツ
チとキープレート挿脱検知スイツチを論理和接続
した回路をドアロツクスイツチと直列に接続して
あるため、降車時あるいはドアの一時開放時にお
いて、ドアがロツク状態であつても、イグニツシ
ヨンスイツチにキープレートを挿入しておけば、
ドアロツクスイツチによるワンタツチ操作で全ド
アが自動的にアンロツクできるほか、車両を離れ
る場合には、ドアロツクスイツチが非作動状態と
なるので、車両外側から不正にドアロツクスイツ
チを操作してもアンロツクさせることができない
ため、車両盗難防止面での機能向上もあわせて達
成できる。
チとキープレート挿脱検知スイツチを論理和接続
した回路をドアロツクスイツチと直列に接続して
あるため、降車時あるいはドアの一時開放時にお
いて、ドアがロツク状態であつても、イグニツシ
ヨンスイツチにキープレートを挿入しておけば、
ドアロツクスイツチによるワンタツチ操作で全ド
アが自動的にアンロツクできるほか、車両を離れ
る場合には、ドアロツクスイツチが非作動状態と
なるので、車両外側から不正にドアロツクスイツ
チを操作してもアンロツクさせることができない
ため、車両盗難防止面での機能向上もあわせて達
成できる。
第1図は、本考案の第一の実施例を示す電磁ド
アロツク装置の電気回路構成図、第2図は、本考
案の第二の実施例を示す電磁ドアロツク装置の電
気回路構成図である。 1……ドアロツクキヤンセルスイツチ、2……
キープレート挿脱検知スイツチ、3,4……電圧
発生回路、5……OR回路、6……トランジス
タ、7……リレー、8……可動接点、9……固定
接点、10……ドアロツクスイツチ、20……ド
アコントロールリレー、29……バツテリ、30
……ドアサーキツトブレーカ、34,35,3
6,37……ソレノイド(アクチユエータ)。
アロツク装置の電気回路構成図、第2図は、本考
案の第二の実施例を示す電磁ドアロツク装置の電
気回路構成図である。 1……ドアロツクキヤンセルスイツチ、2……
キープレート挿脱検知スイツチ、3,4……電圧
発生回路、5……OR回路、6……トランジス
タ、7……リレー、8……可動接点、9……固定
接点、10……ドアロツクスイツチ、20……ド
アコントロールリレー、29……バツテリ、30
……ドアサーキツトブレーカ、34,35,3
6,37……ソレノイド(アクチユエータ)。
Claims (1)
- ドアロツクスイツチを介して通電されるアクチ
ユエータの作動によつてロツク、アンロツクする
ドアロツク装置において、ドアキーと連動するよ
うに付設され、ドアキーによるアンロツク時に
ON、ロツク時にOFFとされるドアロツクキヤン
セルスイツチと、イグニツシヨンスイツチへのキ
ープレートの挿脱が検知できるようにイグニツシ
ヨンスイツチ近傍に付設され、キープレート挿入
時にON、抜脱時にOFFとされるキープレート挿
脱検知スイツチとを有し、前記ドアロツクキヤン
セルスイツチとキープレート挿脱検知スイツチを
論理和接続した回路を前記ドアロツクスイツチと
直列に接続したことを特徴とする車両用ドアロツ
ク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4877185U JPH0420112Y2 (ja) | 1985-04-02 | 1985-04-02 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4877185U JPH0420112Y2 (ja) | 1985-04-02 | 1985-04-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61166068U JPS61166068U (ja) | 1986-10-15 |
JPH0420112Y2 true JPH0420112Y2 (ja) | 1992-05-08 |
Family
ID=30565341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4877185U Expired JPH0420112Y2 (ja) | 1985-04-02 | 1985-04-02 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0420112Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-04-02 JP JP4877185U patent/JPH0420112Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61166068U (ja) | 1986-10-15 |
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