JPH024288B2 - - Google Patents

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JPH024288B2
JPH024288B2 JP60043234A JP4323485A JPH024288B2 JP H024288 B2 JPH024288 B2 JP H024288B2 JP 60043234 A JP60043234 A JP 60043234A JP 4323485 A JP4323485 A JP 4323485A JP H024288 B2 JPH024288 B2 JP H024288B2
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JP
Japan
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fundus
light
eye
photographing
papilla
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60043234A
Other languages
English (en)
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JPS61203937A (ja
Inventor
Kazunobu Kobayashi
Kyoji Sekiguchi
Isao Matsumura
Haruhisa Umadate
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP60043234A priority Critical patent/JPS61203937A/ja
Publication of JPS61203937A publication Critical patent/JPS61203937A/ja
Publication of JPH024288B2 publication Critical patent/JPH024288B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、写真撮影のための露光量が自動的に
適正に制御されるようにした眼底カメラに関す
る。
〔従来技術〕
従来の眼底カメラは、被対象物が眼底に限定さ
れているため、反射率の個人差は無視し、使用フ
イルムの感度や、撮影倍率等のみを考慮して、撮
影のためのストロボ光量を手動にて調節してい
た。しかしながら実際には、人種の差による眼底
色素量の差や、撮影のために行なわれる散瞳の程
度等によつてフイルム面に到達する光量が変化
し、常に適正な露光量で撮影されることはむずか
しく、露出の過不足の写真ができやすかつた。
以上の理由から、眼底カメラに自動露光量制御
機能を組込み、上記欠点を除くことが望まれる。
しかし、被撮影対象たる眼底は、乳頭部と他の部
分の反射率の差が大幅に異なるために、制御のた
めの反射光検出方法によつては、十分その目的が
達せられない。
〔本発明の目的〕
本発明は眼底における乳頭部と他の部分の反射
率の差を考慮し、撮影前に観察光にて眼底反射光
量をモニターして適正露光量での眼底撮影ができ
る眼底カメラをを提供することを目的とする。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を添付する図面を用いて
説明する。
第1図において1は観察用光源であるところの
フイラメントランプ、2はコンデンサーレンズ、
3は撮影用光源であるところのストロボ管、4は
ミラー5を介してフイラメントランプ1およびス
トロボ管3の像をリングスリツト6の位置に結像
するコンデンサーレンズ、7,8はリングスリツ
ト6の像を有孔ミラー9の位置に結像するリレー
レンズであり、照明光はここより左行して対物レ
ンズ10により被検眼Eの瞳孔Eiより入り、その
眼底を照明する。
この様にして照明された眼底からの反射光は、
今度は逆に上記光路を右行する。即ち瞳孔を通つ
て対物レンズ10により、一旦結像され更に有孔
ミラー9の中央穴部を通過し、フオーカスレンズ
11、撮影レンズ12によつてフイルム15に結
像される。フイルム直前にはシヤツタ14があ
り、また撮影前のアライメントやピント合わせの
ためには可動ミラー13が実線位置にあり、フイ
ルム面と共役位置にできた空中像がフイールドレ
ンズ16、ミラー17、アイピース18を介して
検者に観察される。写真撮影の場合には上記可動
ミラー13は鎖線位置に回動し、シヤツター14
が開き、ストロボ管3が発光されてフイルム15
が露光される。
更に21はビームスプリツターであり、22は
その平面視図を第2図に示す如く複数の小開口2
2aを持つて、フイルム面と略共役位置すなわち
被検眼眼底と略共役位置に置かれた遮光板であ
る。小開口22aの相互の間隔dは、該部に結像
される眼底像の乳頭直径に相当する寸法より大き
くとられている。ここで乳頭直径に相当する寸法
とは、乳頭直径に結像倍率を乗じた値である。な
お乳頭直径は約1.6mmである。23は遮光板22
の直後に設けられた光電素子で、本例の場合には
複数(9箇所)の小開口それぞれに対応して独立
の素子を複数個設けておき、各出力を加算するよ
うにする。その出力信号は、アンプ24、禁止回
路26を介して制御器27に至る。制御器27は
光電素子23の各出力を演算処理して撮影光量を
制御する。該演算処理は後述するように例えば最
大出力を除き他の出力の平均値をとるようにす
る。28は入力部で、フイルム感度や、カラー撮
影・螢光撮影等の撮影モード等が入力される。
禁止回路26は、入力部28により螢光撮影モ
ードが選択された時制御器27への回路を断つ。
29は撮影光源用の電源部である。
なお41は観察光源電源部、42は観察光制御
器であり観察光制御器42は観察用光源1を制御
すると共に、光量制御の程度を制御器27へも伝
える。
遮光板22の小開口22aを複数個所とし且つ
その間隔を前述の如く規定するのは、眼底との反
射率は乳頭部が他の部分に比して数倍高いけれど
も、適正露光量は乳頭部以外で評価されるため、
複数個所の検出部位の内、最大でも1ケ所しか乳
頭部位にかからないようにしてその影響を少なく
してしまうためである。なお小開口22aの大き
さは眼底血管部(幅約0.15mm)に埋没しないすな
わち眼底上で径が0.15mm以上あることが望まし
い。これは血管部が周辺部と一般に反射率を異に
するからである。
なおビームスプリツター21と遮光板22間に
不図示の光学系に配して、第2図のdの実寸法お
よび光電素子23の大きさを変化させることがで
きる。なお光電素子23は単一素子でも良く光学
系で縮小結像すれば単一素子を用いることができ
る。
また、FeおよびFdは螢光撮影の場合に到達し
た螢光剤を励起するために照明光路中に入れられ
るエキサイターフイルターおよび励起された螢光
のみをフイルム側に至らせるためのバリアフイル
ターである。
螢光撮影の場合には、眼底への螢光剤の到達量
に応じた露光量の写真が望まれるため、前述の如
く禁止回路26により上述した撮影光制御機能を
解除したが、入力部28から禁止回路26への入
力信号の替わりに、前述FeまたはFbの光路への
挿入に連動して例えばスイツチ(図示なし)の閉
信号によつて行なつても良い。
本実施例において光電素子23は小さな素子を
用いることができ、ノイズ除去及び経済性の点で
有利となる。
なお乳頭部の影響は受光部の数を増やすことに
よつて軽減される。
第3図は、別の実施例で、別の遮光板22′は
その平面視図を第4図に示す如く該部に結像され
る眼底像の乳頭直径に相当する寸法より大きな間
隔dにとられた2つの小開口22′aを有する。
そして2つの小開口に対応して別個の光電素子
23a,23bが設けられ、その出力信号は各々
アンプ24a,24bを通つた後比較器30、ア
ナログスイツチ31を介し、以降は第1図と同様
である。
ここで比較器30は、2つの光電素子23a,
23bからの信号のうちいずれが低い若しくは高
いかを検出し、その出力信号により、アナログス
イツチ31を作動させて23aまたは23bの低
い方の出力信号を選ぶようになつている。
このため2つの小開口22′aのいずれかに乳
頭部が結像されても、該部からの出力信号では露
光量は制御されず、従つて乳頭以外の他の眼底部
位の反射光により露光量が制御されることとな
る。
該実施例では、小開口を2つとして説明したが
3つ以上でも良く、最大出力信号を露光量制御用
信号から外すことにより、乳頭部以外の部位に基
づく露光量制御がなされる。すなわち小開口をn
個とすれば最大出力となるものを除いた(n−
1)個の出力を用い例えばその平均値をとつて露
光量制御すれば良い。
次に第5図は撮影系に変倍光学系を有した眼底
カメラの実施例である。
11′はフオーカスレンズ、12′は固定レンズ
12a,12d、バリエータ12b、エクステン
ダー12cより成るズームレンズである。
変倍つまみ32の回転によりカム33が回転
し、12b,12cが所定間係をもつて移動し結
像面での眼底像倍率が変化する。
本実施例に於ては、眼底像が最も拡大されて投
影されても前述の2つの小開口22′aの間隔が
この時の乳頭直径に相当する寸法より大きいこと
が条件である。これは小開口を3個以上設けた場
合も同様で任意の2つの小開口の間隔が乳頭直径
に相当する寸法より大となるように設定される。
これにより変倍に拘らず戦術の露光量制御がなさ
れる。本実施例では更に撮影倍率が変化しても適
正露光量となる様にカム33に連動するポテンジ
ヨメータ等の変倍量検出器34からの出力信号を
も制御器27に至らせる様にされている。
次に第6図は第1図実施例の変形例で、観察光
制御器42の信号を制御器27へ直接伝えず、観
察用光源1の発光量の一部を光検知器43で検出
し、その出力をアプ44を介した後、制御器27
を伝える。これにより観察用光源1の経時劣化に
よる光量低下も補正できる。なお光検知器43は
照明光路中の眼底と共役でない位置に直接或いは
適当な光分割器を介して設けても良い。なおこれ
は第3図、第5図に対応した実施例にも適用でき
る。
〔発明の効果〕
以上本発明によれば撮影前に観察光による眼底
検出部位を眼底と略共役な面内で、乳頭直径に相
当する寸法より大となる間隔に配置される複数箇
所とすることで他部位に比べ反射率の高い乳頭部
部位の影響を軽減し又は解除して低価格且つ簡易
な構成にて撮影時に適正露光量を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明眼底カメラの第1実施例の図、
第2図は第1図の遮光板22の平面図、第3図は
第1図と同じ光学系を有した眼底カメラに於ける
別の実施例の図、第4図は第3図における別の遮
光板22′の平面図、第5図は撮影系に変倍光学
系を有する眼底カメラにおける本発明の異なる実
施例の図、第6図は第1実施例の変形例の図、 図中1はフイラメントランプ、3はストロボ
管、6はリングスリツト、9は有孔ミラー、10
は対物レンズ、Eは被検眼、Eiは被検眼瞳孔、1
1,11′はフオーカスレンズ、12,12′は撮
影レンズ、13は可動ミラー、14はシヤツタ
ー、15はフイルム、22,22′は遮光板、2
2a,22′aは小開口、23,23a,23b
は光電素子、24,24a,24bはアンプ、2
6は禁止回路、27は制御器、28は入力部、2
9は電源部、30は比較器、31はアナログスイ
ツチ、34は変倍量検出器、41は観察光源電源
部、42は観察孔制御器である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 観察用光源及び撮影用光源を備え被検眼を照
    明する照明系と、 被検眼眼底を観察撮影する観察系及び撮影系
    と、 前記観察用光源から射出し被検眼眼底で反射す
    る光を受光し被検眼眼底と略共役な面内にあつて
    乳頭直径に対応する寸法より大となる間隔で複数
    箇所配置される眼底反射光受光部と、 該眼底反射光受光部の各出力を演算処理して撮
    影光量を制御する制御部を有することを特徴とす
    る眼底カメラ。
JP60043234A 1985-03-05 1985-03-05 眼底カメラ Granted JPS61203937A (ja)

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