JPH0238246Y2 - - Google Patents

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JPH0238246Y2
JPH0238246Y2 JP1983143163U JP14316383U JPH0238246Y2 JP H0238246 Y2 JPH0238246 Y2 JP H0238246Y2 JP 1983143163 U JP1983143163 U JP 1983143163U JP 14316383 U JP14316383 U JP 14316383U JP H0238246 Y2 JPH0238246 Y2 JP H0238246Y2
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JP
Japan
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storage chamber
board
ferrule
connector member
fixture
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JP1983143163U
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JPS6051519U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、光フイアバー用コネクタの改良に関
するものである。
従来のこの種コネクタとして例えば第1図に示
すものが存する。該コネクタは図示する如く、一
対のコネクタ部材1,2から成り、一方を光フイ
アバーF1を接続したフエルール8をバネ3を介
して内部収納室4に保持するフエルール側コネク
タ部材1となし、他方を光フイアバーF2を接続
するIC基板9を内部収納室5に保持するIC側コ
ネクタ部材2となし、上記フエルール8をIC側
コネクタ部材2の前壁側に収納室5と連通して穿
設された孔6に差入れた状態で、該一対のコネク
タ部材1,2を雌誘嵌合することにより、該フエ
ルール8をIC基板9の集光レンズ9aに合致さ
せる構成となつている。
この為、従来のコネクタにあつては、IC側コ
ネクタ部材2の収納室5内にIC基板9を確実に
固定し且つ光を確実に遮断する必要上、図示する
如く収納室5の開口5aと接着剤Aを充填して、
光の侵入を遮断すると同時に収納室5内のIC基
板9を固定していた。
然し乍ら、斯る接着剤Aを用いる作業は仲々大
変とされ、コネクタの製造面で問題点を招来して
いる。
そこで、特開昭58−58510号公報に示すものが
提供されている。
該コネクタは、具体的には図示しないが、IC
基板を収納室内に固定するための手段に、当該収
納室内に単に嵌め込まれる押え蓋を用いて、該押
え蓋を収納室の開口部に超音波溶着・熱かしめ・
ビス止め等で一体化することにより、IC基板を
収納室に固定する構成となしたものである。
従つて、このコネクタにあつては、IC基板の
固定手段に接着剤を使用する必要がなくなる反
面、押え蓋の使用により、該押え蓋を収納室の開
口部に対して、超音波溶着・熱かしめ・ビス止め
等で一体的に固着しなければならないので、今度
は、斯る押え蓋の固着作業が大変となつてしまう
大きな問題点を抱えることとなる。
而して、本考案は、上記従来の各コネクタの問
題点に鑑み案出されたもので、IC側コネクタ部
材に、係止手段を有してIC基板の収納室と連続
する第2収納室を連設する一方、該第二収納室内
に収納される固定具を備え、該固定具は、上記収
納室内に保持されたIC基板の上部側を押圧する
上部押片と、IC基板の背部側を押圧する背部押
片と、上記係止手段に係着する係合手段とを有
し、該係合手段と係止手段の係着のみで、第二収
納室内に固着されて、その上部押片で収納室の開
口を閉塞すると同時に、該上部押片と背部押片と
で収納室内のIC基板を固定する構成を採用する
ことにより、上記問題点を有効に解決せんとする
ものである。
以下、本考案を図示する一実施例に基づいて詳
述すれば、本考案に係るコネクタもフエルール側
コネクタ部材10とIC側コネクタ部材20とか
ら成るが、特徴とするところは第2図に示す如く
IC側コネクタ部材20にIC基板9の収納室21
と連続する別の第二収納室22を仕切壁23,2
3を介して連設し、該別の第二収納室22内に後
述する固定具を収納して、収納室21の開口21
aの閉塞と該収納室21内のIC基板9の固定を
図る構成とした点にある。
又、斯る第二収納室22の後壁には、後述する
固定具の係合爪(係合手段)を係着する係止孔
(係止手段)24を穿設して、該係止孔24に係
合爪を係着するだけで、固定具を第二収納室22
内に確実に固着できる構成となす。
尚、該IC側コネクタ部材20と雌雄嵌合する
フエルール側コネクタ部材10は、第3図に示す
如く開口を有する本体部10aと該開口の蓋部1
0bとから構成し、該蓋部10bの両側係合片1
1を本体部10aの係合突起12に着脱自在に係
合してフエルール8の収納室13を画成すると共
に、蓋部10bに別途設けられている係合腕14
の先端を上記IC側コネクタ部材20の係止孔2
6に係合すれば、両者の雌雄嵌合が確実に得られ
るようになつている。
又、上記第二収納室22内に収納固着される固
定具30は、合成樹脂材で一体成形されるもの
で、具体的には第4図A,Bに示す如く略逆L字
状の基体31の上部折曲端縁に連結部36を介し
て若干下方向に傾斜にして設けられる上部押圧3
2と、基体31の下部に上方向に湾曲して立上が
る状態で設けられる背部押片33とを有し、固定
具30を上記第二収納室22内に収納することに
より、上部押圧32は自身の斜設状態に抗して
IC収納室21の開口21aを閉塞し、背部押片
33は第二収納室22から該収納室21内に張出
す構成とすると共に、基体31の背部押片33の
反対側に上記係止孔24に係止する弾性係合爪3
4を形成する構成である。更に、上部押片32と
基体31の上部折曲端縁間に形成される間隙37
内に光フイアバーF2と接続されるIC基板9の
各端子9bを挿通する構成とする。
依つて、斯る構成の固定具30を用いてIC基
板9を収納室21内に固定する場合には、予じめ
IC基板9を収納室21内に収納した後、固定具
30を第二収納室22に仕切壁23を介して収納
すると、第5図Aに示す如くIC基板9の各端子
9bは上記間隙37内に対して自動的に挿通され
る一方、固定具30は自身の係合爪34をコネク
タ部材20側の係止孔24に係着して、第二収納
室22内に確実に固着されると同時に、自身の上
部押片32が自身の斜設状態に抗して収納室21
内のIC基板9の上部を下方に強く押圧すると共
に、背部押片33が収納室21内のIC基板9の
背部を前方に強く押圧するので、IC基板9は上
部と背部の二方向から押圧されて、収納室21内
に確実に固定されることとなる。
又、斯るIC基板9の押圧固定状態にあつては、
特に固定具30の上部押片32が先端薄肉テーパ
ー形状で且つ全体が傾斜状に形成されているた
め、収納室21の開口21aはより確実に閉塞さ
れて、光の侵入が確実に遮断されている。
従つて、後は同図Bに示す如くIC基板9の各
端子9bに光フイアバーF2を夫々接続して、前
記係合腕14と係止孔26を介してフエルール側
コネクタ部材10と雌雄嵌合すれば、孔25を通
してフエルール8とIC基板9の集光レンズ9a
の確実な合致状態が保障されて、通常の使用に供
されることとなる。
尚、以上の実施例はIC基板とフエルールを
夫々2個備える2回線用のコネクタを示している
が、本考案はこれに限定されるものではなく、1
回線用は勿論のことその他複数回線用のコネクタ
にも容易に実施応用できることは言うまでもな
い。
以上の如く、本考案は、IC側コネクタ部材に
対して、IC基板の収納室と連続する第二収納室
を新たに連設して、該第二収納室側の係止手段と
固定具側の係合手段の係着のみで、IC基板を収
納室内に固定する固定具を第二収納室内に固着し
て、該固定具の上部押片と背部押片を作用させる
ことを特徴とするものであるから、従来の如き接
着剤の充填作業や、超音波溶着・熱かしめ・ビス
止め等の作業を行わなくとも、単に固定具を第二
収納室内に収納するだけのワンタツチ作業で、直
ちに、収納室開口の閉塞状態とIC基板の固定状
態が同時に得られることとなるので、IC基板の
固定作業が頗る向上して、コネクタの組立・製造
が簡素化されることとなつた。
その上、固定具は、自身の上部押片と背部押片
で、収納室内のIC基板を二方向から押圧するこ
とが可能となるので、IC基板は収納室内に確実
に固定されこととなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の光フイアバー用コネクタを雌雄
嵌合した状態で示す断面図、第2図は本考案に係
るコネクタのIC側コネクタ部材を示す斜視図、
第3図は同フエルール側コネクタ部材を示す分解
斜視図、第4図A,Bは本考案に係るコネクタに
供される固定具を表裏から示す斜視図、第5図A
は固定具で収納室開口を閉塞し且つIC基板を固
定した状態を示す断面図、同図Bは本考案に係る
光フイアバー用コネクタを雌雄嵌合した状態で示
す断面図である。 8……フエルール、9……IC基板、9a……
集光レンズ、10……フエルール側コネクタ部
材、20……IC側コネクタ部材、21……IC基
板の収納室、21a……開口、22……第二収納
室、30……固定具、31……基体、32……上
部押片、33……背部押片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対のコネクタ部材から成り、一方をフエルー
    ルを内部収納室に保持するフエルール側コネクタ
    部材となし、他方をIC基板を内部収納室に保持
    するCI側コネクタ部材となし、該一対のコネク
    タ部材を雌雄嵌合して、フエルールとIC基板の
    集光レンズを合致させる構成の光フアイバー用コ
    ネクタにおいて、上記IC側コネクタ部材に、係
    止手段を有してIC基板の収納室と連続する第二
    収納室を連設する一方、該第二収納室内に収納さ
    れる固定具を備え、該固定具は、上記収納室内に
    保持されたIC基板の上部側を押圧する上部押片
    と、IC基板の背部側を押圧する背部押片と、上
    記係止手段に係着する係合手段とを有し、該係合
    手段と係止手段の係着のみで、第二収納室内に固
    着されて、その上部押片で収納室の開口を閉塞す
    ると同時に、該上部押片と背部押片とで収納室内
    のIC基板を固定するように構成したことを特徴
    とする光フアイバー用コネクタ。
JP14316383U 1983-09-14 1983-09-14 光ファイバ−用コネクタ Granted JPS6051519U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14316383U JPS6051519U (ja) 1983-09-14 1983-09-14 光ファイバ−用コネクタ

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JP14316383U JPS6051519U (ja) 1983-09-14 1983-09-14 光ファイバ−用コネクタ

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Publication Number Publication Date
JPS6051519U JPS6051519U (ja) 1985-04-11
JPH0238246Y2 true JPH0238246Y2 (ja) 1990-10-16

Family

ID=30319645

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14316383U Granted JPS6051519U (ja) 1983-09-14 1983-09-14 光ファイバ−用コネクタ

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JP (1) JPS6051519U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57178208A (en) * 1981-04-27 1982-11-02 Toshiba Corp Optical transmitter
JPS5858510A (ja) * 1981-10-01 1983-04-07 Sumitomo Electric Ind Ltd 光コネクタ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57178208A (en) * 1981-04-27 1982-11-02 Toshiba Corp Optical transmitter
JPS5858510A (ja) * 1981-10-01 1983-04-07 Sumitomo Electric Ind Ltd 光コネクタ

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JPS6051519U (ja) 1985-04-11

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