JPH0430565Y2 - - Google Patents

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JPH0430565Y2
JPH0430565Y2 JP11472985U JP11472985U JPH0430565Y2 JP H0430565 Y2 JPH0430565 Y2 JP H0430565Y2 JP 11472985 U JP11472985 U JP 11472985U JP 11472985 U JP11472985 U JP 11472985U JP H0430565 Y2 JPH0430565 Y2 JP H0430565Y2
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optical fiber
insertion hole
fiber
optical
seat
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【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、光フアイバの端部に取付け固定さ
れる光通信用のアダプタに関する。
〈考案の概要〉 この考案の光通信用アダプタは、上下のケース
を嵌合して筐型に形成されたもので、下ケースに
設けた受座と、上ケースの窓孔に嵌合した押え台
との対接面間にフアイバ挿入孔を形成し、この挿
入孔に光フアイバの挿入は許すが後退は阻止する
保持機構を形成している。
〈考案の背景〉 従来の光通信用アダプタは、内部に発光ダイオ
ードとフオトダイオードとを収容し、側壁にはこ
れら各素子に対応する位置にコネクタ挿入孔を設
けた構造のものである。これに対して光フアイバ
は、その切断端面に研磨仕上げを施し、その光フ
アイバ端部に前記コネクタ挿入孔に適合する特別
なコネクタを取り付けている。この光フアイバに
前記アダプタを取り付けるに際して、コネクタを
コネクタ挿入孔へ挿入すると、光フアイバの端面
が発光ダイオードやフオトダイオードに面接合す
ることになる。
ところがこのような取付構造では、光フアイバ
の端面を研磨したり、光フアイバの端部にコネク
タを取り付けたりする必要があるため、コスト高
となり、特に現場での伝送距離や変更や断線等に
対して、迅速な対応ができないという問題点があ
る。
この問題を解決するのに、出願人は以前、第7
図に示す構造の光通信用アダプタ8を提案した。
同図のアダプタ8は、上面に凹溝82を形成した
端子台81上へ、下面に凹溝84を形成した押え
台83を装着し、両凹溝82,83間に光フアイ
バ9の端部を挿入するための挿入孔85を形成し
たものである。この構成によれば、光フアイバ9
の端面を切断するのみで、コネクタ等の部品を使
わずにフアイバ挿入孔85に光フアイバ9を挿入
して固定できるという利点がある。
ところがこの種の小さな部品の接続作業におい
ては、一方の手にアダプタ8を掴み、他方の手で
光フアイバ9を挿入し乍ら、押え台83のビス8
6に対しネジ廻し操作を行う必要があるため、ビ
ス固定の際、光フアイバが位置ずれしてその端面
を光素子の表面に密着させることが容易でないと
いう不利がある。
〈考案の目的〉 この考案は、全体の組立構造を工夫しかつフア
イバ挿入孔に簡単な構成を施こすことにより、光
フアイバの接続が容易かつ位置ずれを完全に防止
し得る新規な光通信用アダプタを提供することを
目的とする。
〈考案の構成および効果〉 この考案にかかる光通信用アダプタは、上下の
ケースを嵌合して筐型に形成されたもので、下ケ
ースの底面に受座を設け、上ケースには、前記受
座と対向する位置に窓孔を開設し、この窓孔に押
え台を嵌合して受座に対接させ、その対接面間に
フアイバ挿入孔を形成すると共に、このフアイバ
挿入孔の内面には光フアイバの保持機構を設けた
ものである。そしてこの光フアイバ保持機構は、
フアイバ挿入孔の内周面に光フアイバの挿入方向
へ径が狭まるようなテーパ面を形成して、前記テ
ーパ面の先端に光フアイバの径より小さな係止爪
を形成して構成してある。
この考案によれば、光フアイバの端面カツトを
行つた後、これを直ちにアダプタへ挿入すれば、
保持機構にて適正位置に仮止め保持できる。この
ため現場での迅速な作業が可能であり、また光フ
アイバ端面の研磨やコネクタの取付けが不要であ
るのでコストも低減される。しかもフアイバ保持
機構は、光フアイバの挿入は許すが後退は阻止す
るため、光フアイバの端面を光素子の表面に密着
状態に仮止めでき、ネジ固定に際しての位置ずれ
を完全に防止し得る等、構成簡易にして実用上の
顕著な効果を奏する。
〈実施例の説明〉 第1図〜第3図は、この考案の一実施例にかか
る光通信用アダプタ1を示している。
このアダプタ1は、ABSその他強靱な合成樹
脂製より成る上下のケース1a,1bを嵌合して
筐型に形成されている。上下の各ケース1a,1
bには、それぞれ後辺および両側辺に、互いに衝
合する側壁が周設され、下ケース1aの底面には
配線基板5を取り付ける取付座11と、その後方
に発光ダイオード3およびフオトダイオード4を
支持する受座12,12とが設けられ、また上ケ
ース1bの底面には発光ダイオード3およびフオ
トダイオード4を受座12との間で押圧支持する
押え片13が設けられている。上下の各ケース1
a,1bには、前記取付座11の両側位置に上下
のケース1a,1bを一体結合するためのビスを
挿入するビス孔14が配設されており、これらを
含む上下のケース1a,1bには内外全面にわた
りニツケルメツキが施してある。
下ケース1aの底面後部には、両側の受座12
と後側壁との間に上面をケース開口面にほぼ揃え
た光フアイバの受座15が一体に突設されてい
る。また上ケース1bの前記受座15に対向する
位置には、孔周縁に支持フランジ21を形成した
窓孔16を開設し、この窓孔16にフアイバ押え
台1cを嵌合して、前記受座15と対接させてあ
る。
受座15および押え台1cの各対接面には、そ
れぞれ一端がフオトダイオード3および発光ダイ
オード4の受座12に連通し、他端がケース後方
に連通した凹溝を設けて、両凹溝間にフアイバ挿
通孔17を形成すると共に、各フアイバ挿入孔1
7の内面には、光フアイバ6,7の挿入は許す
が、後退は阻止する光フアイバの保持機構18が
設けてある。
この光フアイバの保持機構18は、第4図〜第
6図に示す如く、フアイバ挿入孔17の内周面
に、光フアイバの挿入方向へ径が狭まるようなテ
ーパ面20を適当間隔に複数段にわたつて形成し
て、各テーパ面20の先端縁にリング状をなす係
止爪19を列設したもので、各係止爪19の内径
は光フアイバ6,7の太さよりも小径となしてい
る。
然して、この考案にかかるアダプタ1を組み立
てる場合、予めプラグ2、発光ダイオード3、フ
オトダイオード4が接続された配線基板5を下ケ
ース1aの取付座11にビス固定し、プラグ2は
ケース1aの前面開口部に、発光ダイオード3お
よびフオトダイオード4は受座12,12に定置
させた後、この下ケース1a上に上ケース1bを
嵌合し、配線基板5の両側のビス孔14へビスを
挿入して両ケース1a,1bを結合固定する。ま
た上ケース1bの窓孔16には押え台1cを嵌合
して受座15に対向させ、両側のフアイバ挿入孔
17,17の外側に設けられたビス孔22,22
に締付ビスを挿通して仮締め状態となす。このと
き上下の各ケース1a,1bは、合成樹脂材の弾
性により後部に若干のすき間が生じ、フアイバ挿
入孔17を構成する凹溝間を開放し、光フアイバ
6,7の挿入を容易となす。かかる開放状態の各
フアイバ挿入孔17へ光フアイバ6,7を挿入す
るとき、各光フアイバ6,7は、フアイバ挿入孔
17の内面に設けられた各係止爪19を弾圧して
進入し、それぞれの切断端面61,71が発光ダ
イオード3およびフオトダイオード4に密着して
止まる。この状態では各係止爪19は光フアイバ
6,7の後退を阻止して密着状態を保持してい
る。つぎに仮締め状態のビスを締付けて押え台1
cを完全固定することにより、両光フアイバ6,
7は受座15と押え台1cとの凹溝間によつて適
正位置に把握固定される。この場合光フアイバ
6,7に対する把持力の局部的な応力集中等がな
く、また電磁シールド効果も充分に得られる。
上記のとおり、この考案によれば、光フアイバ
6,7をアダプタ1のフアイバ挿入孔17へ直接
挿入することによりその切断端面を光素子に密着
できかつ保持機構18にて密着状態を保持でき、
その後、ビス固定にて完全に定位置にセツトでき
る。しかも光フアイバ端面の研磨やコネクタの取
付け等が不要であるので、コストの低減と組立て
作業の簡易化が実現され、殊に、現場作業での伝
送距離の変更や断線等に簡単に対応し得る等、実
用上の幾多の効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例にかかる光通信用
アダプタの断面図、第2図は第1図−線に沿
う断面図、第3図は第2図−線に沿う断面
図、第4図はフアイバ挿入孔の拡大平面図、第5
図は押え台の内面図、第6図は第5図−線に
沿う断面図、第7図は従来例の斜面図である。 1……アダプタ、1a……下ケース、1b……
上ケース、1c……押え台、15……受座、16
……窓孔、17……光フアイバ挿入孔、18……
保持機構、6,7……光フアイバ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上下のケースを嵌合して筐型に形成されたアダ
    プタであつて、 下ケースの底面に受座を設け、上ケースには、
    前記受座と対向する位置に窓孔を開設し、この窓
    孔に押え台を嵌合して受座に対接させ、その対接
    面間にフアイバ挿入孔を形成すると共に、このフ
    アイバ挿入孔の内面には光フアイバの保持機構を
    設けており、 前記光フアイバの保持機構は、フアイバ挿入孔
    の内周面に光フアイバの挿入方向へ径が狭まれる
    ようなテーパ面を形成して、前記テーパ面の先端
    に光フアイバの径より小さな係止爪を形成して構
    成されて成る光通信用アダプタ。
JP11472985U 1985-07-25 1985-07-25 Expired JPH0430565Y2 (ja)

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JP11472985U JPH0430565Y2 (ja) 1985-07-25 1985-07-25

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11472985U JPH0430565Y2 (ja) 1985-07-25 1985-07-25

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JPS6222615U JPS6222615U (ja) 1987-02-10
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JP2531211Y2 (ja) * 1991-03-19 1997-04-02 シャープ株式会社 光伝送装置

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JPS6222615U (ja) 1987-02-10

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