JPH0446391Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0446391Y2
JPH0446391Y2 JP1987166444U JP16644487U JPH0446391Y2 JP H0446391 Y2 JPH0446391 Y2 JP H0446391Y2 JP 1987166444 U JP1987166444 U JP 1987166444U JP 16644487 U JP16644487 U JP 16644487U JP H0446391 Y2 JPH0446391 Y2 JP H0446391Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
engaging
covers
cover
connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1987166444U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0170285U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987166444U priority Critical patent/JPH0446391Y2/ja
Publication of JPH0170285U publication Critical patent/JPH0170285U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0446391Y2 publication Critical patent/JPH0446391Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、フラツトケーブルと接続されて、こ
のケーブルと回路基板等とを接続するための電気
コネクタに関し、特にコネクタ本体外部コネクタ
とケーブルを接続してなる接続部を保護するため
のカバーを備えたカバー付電気コネクタに関する
ものである。
(従来の技術) 従来、電気コネクタとして、コネクタ本体外部
でコンタクト端部とフラツトケーブルを接続して
なる接続部を被覆するとともに、フラツトケーブ
ルをその厚み方向に挾持して、ケーブルに加わつ
た外力が上記接続部に伝わらないようにする一対
のカバーを備えたものが知られている。(例えば
特公昭62−13797号)このような電気コネクタは
回路基板に装架された一連の柱状接触子として接
続して使用される場合が多く、このような場合に
は回路基板の実装効率を高めるために複数の電気
コネクタが基板上に極めて密に配列される。した
がつて、取扱者が手で基板からコネクタを引き抜
くことは容易でないため、通常上記カバーの一部
にコネクタ引抜用のプルタブを取り付けておき、
このプルタブを引つ張ることにより、カバーを介
して、コンタクト本体を基板から引き抜くように
している。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上述したような従来の電気コネ
クタにおいてはハウジングの側壁部で上記カバー
を固定するようにしているためカバーを固定する
力が弱く、プルタブを引つ張つた際にカバーがハ
ウジングからはずれてコネクタ本体を引き抜くこ
とができないおそれがある。
さらに、このような電気コネクタを伝送ケーブ
ルと接続してカバーを装着することはかなり細か
い作業となるので、組立効率を上げるためにはハ
ウジングとカバーが互いに容易に係合し得るよう
な構造とする必要がある。
本考案は、このような事情に鑑みなされたもの
で、カバーを引つ張つてコネクタ本体を基板から
抜く際に、カバーがコネクタ本体からはずれるお
それのない、組立作業性の良いカバー付電気コネ
クタを提供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案のカバー付電気コネクタは、ハウジング
内に、このハウジングの一端から他端に延びる複
数の接触子を配列収容し、このハウジングの上記
一端外部において上記複数の接触子と接続される
フラツトケーブルを一対のカバーにて挾持するも
ので、ハウジングの両側部に穿設された貫通孔に
下カバーの立上部を貫通せしめ、この立上部の貫
通孔から上方へ突出した部分の側部に形成された
係合用凹部に上カバーの係合用凸部を係合させて
立上部が貫通孔から抜けるのを防止し、これら係
合用凹部と係合用凸部が係合された状態で、両カ
バーが互いに組み合わされてケーブルを挾持する
ようにし、このとき両カバーのうち一方の側壁に
形成された第1係合部と他方に形成された第2係
合部が互いに係合して両カバーが互いに嵌め合わ
されるようにしたことを特徴とするものである。
また、コネクタ本体を基板等から引き抜くため
の、プルタブ等を取り付ける引抜部は下カバーの
ケーブル挾持側部分に形成されている。
(考案の作用および効果) 本考案のカバー付電気コネクタは、ハウジング
の両側部に穿設された貫通孔を貫通する下カバー
の立上部が、貫通孔から上方へ突出する部分で上
カバーと係合されてその位置でロツクされるよう
になつており、さらに上下両カバーが組み合わさ
れてケーブルを挾持するときこの両カバーが互い
に嵌め合わされてロツクされ容易に開かないよう
になつている。
したがつて、接触子の延びる方向にカバーを引
つ張つてコネクタ本体を引き抜くような力を加え
た場合にも両カバーが互いに開くような力が働く
ことがなく両カバーとハウジングが互いに嵌合状
態を維持してカバーがハウジングからはずれるお
それがない。
また、ハウジングの貫通孔に下カバーの立上部
を貫通させ、この立上部の係合用凹部に上カバー
の係合用凸部を係合させ、この状態で上下両カバ
ーを嵌め合わせるというように一連の簡単な組立
作業で両カバーを容易にハウジングに保持するこ
とができるので組立工程における作業性を極めて
良好にすることができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例について図面を用いて説
明する。
第1図は本考案の一実施例によるカバー付電気
コネクタを示す分解斜視図であり、第2a図、第
2b図、第3a図および第3b図は第1図に示す
上下カバーを第1図とは別の方向からみた状態を
示す概略図である。
このコネクタは、コネクタ本体1と、このコネ
クタ本体1を上下方向に挾持する、略コの字形状
をしたカバー2および上カバー3からなり、コネ
クタ本体1は、ハウジング4と、このハウジング
4の一端から他端に延びる複数の接触子5を内蔵
するとともに、両側部にハウジングの厚み方向に
貫通する1対の貫通孔8を備えている。下カバー
2は、上記1対の貫通孔8を上方へ貫通する1対
の立上部11と、この立上部11が貫通孔8と
各々係合した際ハウジング4の一端側に位置する
コネクタ引抜部14とを備え、この立上部11
の、貫通孔8を上方へ貫通する部分の側部に各々
係合用凹部12が形成されている。上カバー3
は、上記係合用凹部12と各々係合する係合用凸
部21を備え、この係合用の凹部12と凸部21
が各々係合した状態で両カバー2,3が互いに組
み合わされてフラツトケーブル7をその厚み方向
に挾持するように構成され、これら両カバー2,
3がこのケーブル7を挾持する位置にあるとき互
いに嵌め合わされるよう、下カバー2の両側壁に
それぞれテーパ形状の第1係合部15が、上カバ
ー3の両側壁にそれぞれ第1係合部15と係合す
るテーパ形状の第2係合部22が形成されてい
る。
また、接触子5はハウジング1の一端から外方
へ延出するように形成されており、その延出端部
6においてフラツトケーブル7の芯線と各々接続
されるようになつている。また、コネクタ引抜部
14はハウジング幅方向に延びる柱状部材であつ
て、第1図で示されるようにこの引抜部14にプ
ルタブ13が取り付けられるようになつている。
さらに、係合用凸部21は図示されるように円弧
状の曲面を有するフツク形状に形成され、係合用
凹部12はこの係合用凸部21を案内し得るよう
に円弧状曲面を有する溝状に形成されている。さ
らに、上カバー3の両側壁下面には半球状の突起
23が形成されており、下カバー2の両側壁上面
には、両カバー2,3が組み合わされたときこの
突起と嵌合する半球状の凹部16が形成されてい
る。
以下、このコネクタを組み立てる手順について
説明する。まず、ハウジング1の1対の貫通孔8
に各々下カバー2の立上部11を貫通せしめるよ
うにしてハウジング1と下カバー2を組み合わせ
る。次に、第4図に示すように、貫通孔8から上
方に突出している立上部上方部分11aの係合用
凹部12各々に上カバー3の係合用凸部21を挿
入し、この係合用凸部21を回転中心として上カ
バー3を下方に回転し、下カバー2の第1係合部
15と上カバー3の第2係合部22が嵌合するま
で両カバー2,3を互いに押しつけるようにす
る。これにより、コネクタは第5図に示すような
状態となり、接触子の延出端部6と接続されたフ
ラツトケーブル7(第5図には示されていない)
が上下両カバー2,3により強く挾持されるとと
もに両カバー2,3が互いに嵌合してハウジング
1に確実に保持される。なお、このとき上カバー
3の突起22と下カバーの凹部18とは係合状態
となり両カバー2,3の相対的横ずれが防止され
る。すなわち、両カバー2,3は、係合用凹部1
2と係合用凸部21を係合せしめて上下方向の相
対移動を防止し、第1係合部15と第2係合部2
2を係合せしめて上下方向とハウジング幅方向の
相対移動を防止し、さらに凹部16と突起22を
嵌合せしめて横方向の相対移動を防止して一体性
を保持するようになつており、ハウジング1はこ
のように一体性を有する両カバー2,3により挾
持されるとともに、立上部11にて内部を貫通さ
れて両カバー2,3と一体不可分に組み合わされ
る。したがつて、コネクタはケーブル7を挾持し
た状態でプルタブ13が第5図矢印A方向に引つ
張られたときは、矢印A方向への引張力が立上部
11を介してハウジング4に確実に伝達されるの
でコネクタ本体1を基板上の雄型接触子から容易
に引き抜くことができる。
なお、本コネクタは組み立てられたとき、第5
図に示すようにコネクタ中央部分に上下方向に貫
通する空隙部31が形成され接触子5とフラツト
ケーブル7の接続部が露出するように形成されて
いる。この空隙部31にはこの後ホツトメルト樹
脂が流し込まれこの接続部が確実に保護されるよ
うになつている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例によるカバー付電気
コネクタを示す分解斜視図、第2a図および第2
b図は第1図に示す下カバーの平面図および側面
図、第3a図および第3b図は第1図に示す上カ
バーの平面図および立面図、第4図および第5図
は第1図に示すコネクタを組み立てる手順を説明
するための斜視図である。 1……コネクタ本体、2……下カバー、3……
上カバー、4……ハウジング、5……接触子、7
……フラツトケーブル(伝送用ケーブル)、8…
…貫通孔、11……立上部、12……係合用凹
部、13……プルタブ、14……引抜部、15…
…第1係合部、21……係合用凸部、22……第
2係合部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ハウジング内に該ハウジングの一端から他端に
    延びる複数の接触子を内蔵してなるコネクタ本体
    と、 前記一端から延出する前記接触子に接続される
    フラツトケーブルを前記ハウジングの厚み方向に
    挾持して互いに組み合わされる上下両カバーとか
    らなり、 前記ハウジングの両側部が各々前記厚み方向に
    貫通する貫通孔を備え、 前記下カバーが、前記2つの貫通孔を上方へ貫
    通する一対の立上部と、この立上部が前記貫通孔
    と係合した際前記ハウジングの一端側に位置す
    る、コネクタ引抜用の引抜部とを備え、前記立上
    部の前記貫通孔を上方へ貫通する部分の側部に係
    合用凹部が形成され、 前記上カバーが、前記係合用凹部と係合する係
    合用凸部を備え、この係合用凸部と係合用凹部が
    互いに係合された状態で、前記両カバーが互いに
    組み合わされて前記ケーブルを挾持するよう構成
    され、前記両カバーがこのケーブルを挾持する位
    置にあるとき互いに嵌め合わされるよう、これら
    両カバーの互いに対応する側壁の一方に第1係合
    部が、他方にこの第1係合部と係合する第2係合
    部が形成されてなることを特徴とするカバー付電
    気コネクタ。
JP1987166444U 1987-10-30 1987-10-30 Expired JPH0446391Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987166444U JPH0446391Y2 (ja) 1987-10-30 1987-10-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987166444U JPH0446391Y2 (ja) 1987-10-30 1987-10-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0170285U JPH0170285U (ja) 1989-05-10
JPH0446391Y2 true JPH0446391Y2 (ja) 1992-10-30

Family

ID=31453830

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987166444U Expired JPH0446391Y2 (ja) 1987-10-30 1987-10-30

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0446391Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0170285U (ja) 1989-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS607012Y2 (ja) 電線相互接続用の端子ブロック
US4871323A (en) Connector with connection check device
US6000951A (en) Electrical ribbon wire connectors
JPH0446391Y2 (ja)
JPH0534142Y2 (ja)
JPH0582037B2 (ja)
JP2567130Y2 (ja) ブスバー固定構造
JPH0443981Y2 (ja)
JP2583879Y2 (ja) フローティング型コネクタハウジング
JP2557720Y2 (ja) フレキシブルプリント配線板用コネクタ
JPH0211748Y2 (ja)
JPH0446390Y2 (ja)
JPS6041646Y2 (ja) テ−プ状ケ−ブルのケ−ブル抑え
JPH0524140Y2 (ja)
JPH0438546Y2 (ja)
JPH0234766Y2 (ja)
JPS5818228Y2 (ja) 電気接続器
JPH0727582Y2 (ja) 電気コネクタ
JPH0431752Y2 (ja)
JPH0727580Y2 (ja) コネクタ
JPH0713156Y2 (ja) 電気機器ケースの端子部構造
JPH0419736Y2 (ja)
JPH0224226Y2 (ja)
JPH0334861Y2 (ja)
JPH0311829Y2 (ja)