JPH0727582Y2 - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ

Info

Publication number
JPH0727582Y2
JPH0727582Y2 JP1989067960U JP6796089U JPH0727582Y2 JP H0727582 Y2 JPH0727582 Y2 JP H0727582Y2 JP 1989067960 U JP1989067960 U JP 1989067960U JP 6796089 U JP6796089 U JP 6796089U JP H0727582 Y2 JPH0727582 Y2 JP H0727582Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
waterproof packing
female housing
leg portions
blocking member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989067960U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH037269U (ja
Inventor
望 伊藤
崇之 正能
Original Assignee
株式会社カンセイ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社カンセイ filed Critical 株式会社カンセイ
Priority to JP1989067960U priority Critical patent/JPH0727582Y2/ja
Publication of JPH037269U publication Critical patent/JPH037269U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0727582Y2 publication Critical patent/JPH0727582Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ワイヤハーネスを接続するに用いられる防水
性の電気コネクタに関するものである。
[従来の技術] 従来この種の電気コネクタとしては、第4図に示すよう
な構造のものがある。すなわち1は雌型ハウジング本体
であって、この雌型ハウジング本体1の内部には不図示
の端子が複数本挿着される周知構造を呈している。また
この雌型ハウジング本体1の開口部2からは、そのハウ
ジング本体1の内部へ環状の防水パッキン3を押し込む
ことができる。ハウジング本体1に挿入された防水パッ
キン3の離脱を防止するために、そのハウジング本体1
の開口部2内にシールホルダー4を嵌着せしめて、その
シールホルダー4の奥端面で前記防水パッキン3を押え
て、防水パッキン3の離脱が防止されているものであ
る。
[考案が解決しようとする課題] ところが、このような防水性電気コネクタにあっては、
雌型ハウジング本体1の内部へ、防水パッキン3を押え
るためのシールホルダー4を嵌着せしめる構造であるた
めに上記電気コネクタの組立時において、シールホルダ
ー4の挿着工程が必要となり、組立て管理、部品管理等
の点で組立て作業性が悪くひいてはコスト高となり、さ
らには、ハウジング本体1内にシールホルダー4を嵌入
することでそのハウジングが二重構造となって重量が重
い電気コネクタとなってしまう等の問題点があった。
[課題を解決するための手段] 本考案はかかる従来の問題点に着目してなされたもの
で、防水パッキンを装着する構造の雌ハウジングにおい
て、この雌ハウジングに、該ハウジング内に装着した防
水パッキンの離脱を防止する阻止部材を上記ハウジング
の外側から内側へ挿入するための透孔を穿設すると共
に、その阻止部材をハウジングと一体に構成せしめて、
部品点数の削減及び組立作業性の向上を高めることがで
きる電気コネクタを提供することにある。
[実施例] 以下に本考案を第1図乃至第3図に示す実施例に基いて
詳細に説明する。
11は電気コネクタの雌型ハウジングであって、この雌ハ
ウジング11の内部には、その差込み開口部12より、環状
をした防水パッキン13が奥端面14にまで挿入されるよう
になっている。15は両側の脚部15aと、その両脚部15aを
連結する連結部15bとからなる正面形状の阻止部材で
あって、この阻止部材15は、雌ハウジング11の外面から
支出される薄肉ヒンジ16の先端に連結されている。また
前記両脚部15aの先端には係止爪15cが形成されている。
17は雌ハウジング11の外側より内側に貫通される透孔で
あって、この透孔17内に前記阻止部材15の脚部15aが挿
入できる。なお19は雌ハウジング11内に挿入される雄ハ
ウジングを示す。
次にその作用について述べると、阻止部材15は、薄肉ヒ
ンジ16を介して雌ハウジング11と1体に構成されている
が、この阻止部材15は、その両脚部15aを雌ハウジング1
1に穿設した透孔17内に挿入することができるものであ
るが、その阻止部材15の挿入前に雌ハウジング11の差込
み開口部12よりその内部へ防水パッキン13を挿入し、該
防水パッキン13が奥端面14に当接されるまで押込む。そ
こで阻止部材15の両脚部15aを透孔17内に挿入し、各脚
部15aの先端に形成されている係止爪15cを、ハウジング
11内の段部18に係止せしめることで、その阻止部材15の
装着が完了されると共に、この阻止部材15の両脚部15a
によって、ハウジング内に挿入された防水パッキン13が
該雌ハウジング11から離脱されることがないように離脱
防止がなされるものである。
[考案の効果] この考案は、前記のようであって、前記ハウジング11内
の前記雄ハウジング19が差込まれる差込部12内に、この
差込部12の開口縁に連なる段部18を設け、前記差込部12
に前記雄ハウジング19の差込方向と交差する方向に延び
る2個の透孔17を設けるとともに、これらの透孔17内に
貫入する一対の脚部15aを有する阻止部材15を薄肉バン
ド16を介して一体に設け、さらに前記両脚部15aに前記
段部18と係合する係合部15cを設け、前記両脚部15aを設
け、前記両脚部15aを前記透孔17内に貫入させて前記係
合部15cを前記段部18に係合して前記防水パッキン13を
雄ハウジング19から抜け出ないようにしたので、阻止部
材は雌ハウジングと一体に成形されているから、部品点
数の削減が達成でき、さらに部品管理が容易となる。ま
た前記両脚部15aに前記両透孔17内に貫入させて前記係
合部15cを前記段部18に係合して前記防水パッキン13を
雌ハウジング11から抜け出ないようにする作業を、人手
で行うのではなく、自動組立機、或いは自動差込機等の
自動機械の押圧動作により、阻止部材の前記両脚部を前
記両透孔内に貫入させることができるので、前記係合部
15cを前記段部18に係合させる作業が自動組立機等によ
り容易に達成できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案よりなる電気コネクタの実施例を示した
説明図、第2図はその内部構成を示した要部断面図、第
3図はその平断面図、第4図は従来例の構成説明図であ
る。 11…電気コネクタ、12…差込み開口部 13…防水パッキン、14…奥端面 15…阻止部材、15a…脚部 15b…連結部、15c…係止爪 16…薄肉ヒンジ、17…透孔 18…段部、19…雄ハウジング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】防水パッキン(13)が内部に装着された雌
    ハウジング(11)内に、雄ハウジング(19)を差込ん
    で、両ハウジング(11),(19)内に収容された端子を
    互いに接続させるとともに、両ハウジング(11),(1
    9)間で前記防水パッキン(13)を挟持させて前記端子
    の収容部内に水分が流入しないようにしてなる電気コネ
    クタにおいて、前記雌ハウジング(11)内の前記雄ハウ
    ジング(19)が差込まれる差込部(12)内に、この差込
    部(12)の開口縁に連なる段部(18)を設け、前記差込
    部(12)に前記雄ハウジング(19)の差込方向と交差す
    る方向に延びる2個の透孔(17)を設けるとともに、こ
    れらの透孔(17)内に貫入する一対の脚部(15a)を有
    する阻止部材(15)を薄肉バンド(16)を介して一体に
    設け、さらに前記両脚部(15a)に前記段部(18)と係
    合する係合部(15c)を設け、前記両脚部(15a)を前記
    両透孔(17)内に貫入させて前記係合部(15c)を前記
    段部(18)に係合して前記防水パッキン(13)を雌ハウ
    ジング(11)から抜け出ないようにしたことを特徴とす
    る電気コネクタ。
JP1989067960U 1989-06-09 1989-06-09 電気コネクタ Expired - Lifetime JPH0727582Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989067960U JPH0727582Y2 (ja) 1989-06-09 1989-06-09 電気コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989067960U JPH0727582Y2 (ja) 1989-06-09 1989-06-09 電気コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH037269U JPH037269U (ja) 1991-01-24
JPH0727582Y2 true JPH0727582Y2 (ja) 1995-06-21

Family

ID=31601999

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989067960U Expired - Lifetime JPH0727582Y2 (ja) 1989-06-09 1989-06-09 電気コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0727582Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5294503B2 (ja) * 2010-10-21 2013-09-18 日本電産サーボ株式会社 携帯機器のジャック固定構造

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0247570Y2 (ja) * 1986-06-12 1990-12-13
JPH0247571Y2 (ja) * 1986-10-02 1990-12-13

Also Published As

Publication number Publication date
JPH037269U (ja) 1991-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0515736Y2 (ja)
JPH0548241U (ja) コネクタ組付構造
JPS60183380U (ja) 電気接続子ハウジング
JP3244632B2 (ja) 多段コネクタ
JPH0727582Y2 (ja) 電気コネクタ
JP2544953Y2 (ja) コネクタ
JPS6126272U (ja) 電気コネクタ
JPH0226138Y2 (ja)
JPH06231828A (ja) コネクタの防水構造
JPS598298Y2 (ja) 防水コネクタ
JPH04548Y2 (ja)
JP3573542B2 (ja) 防水コネクタ
JPH0334854Y2 (ja)
JPH0548237U (ja) コネクタハウジングの結合装置
JPH033978Y2 (ja)
JP3186323B2 (ja) 灯具保持装置
JPH0722053Y2 (ja) 速結端子台
JPS6342473Y2 (ja)
JPH0742017U (ja) 防水カプラ構造
JPH0162660U (ja)
JPH0414868Y2 (ja)
JPS5826466Y2 (ja) コネクタハウジング
JPH026615Y2 (ja)
JPH0538776U (ja) コネクタ
JPH0234766Y2 (ja)