JPH06231828A - コネクタの防水構造 - Google Patents

コネクタの防水構造

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Publication number
JPH06231828A
JPH06231828A JP1732993A JP1732993A JPH06231828A JP H06231828 A JPH06231828 A JP H06231828A JP 1732993 A JP1732993 A JP 1732993A JP 1732993 A JP1732993 A JP 1732993A JP H06231828 A JPH06231828 A JP H06231828A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
groove
insertion hole
waterproof sheet
grooves
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1732993A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Takiguchi
修司 滝口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP1732993A priority Critical patent/JPH06231828A/ja
Publication of JPH06231828A publication Critical patent/JPH06231828A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数が少なくて済み、製造性及び組付け
性に優れると共に、防水信頼性の高いコネクタの防水構
造を提供する。 【構成】 防水シート50を貫通するコネクタの防水構
造において、嵌合部同士が嵌まり合うことで互いに結合
される一対のコネクタハウジング22、24のうち、一
方のコネクタハウジング22の前記嵌合部の外側に該嵌
合部を一周する溝26を形成し、他方のコネクタハウジ
ング24の前記嵌合部の外側に、該嵌合部を一周し、且
つ前記両コネクタハウジング24の嵌合時に前記溝26
と嵌合する突部30を形成し、前記防水シート50に形
成した挿通孔の周縁を前記溝26に入り込ませた状態
で、溝26に対して突部30を嵌合することにより、両
コネクタハウジング22、24を結合した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に自動車のドア内に
装備されるコネクタの防水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、防水コネクタとして図7に示すも
のが知られている(実公昭61−13352号公報)。
この防水コネクタは、互いに結合される雌型コネクタ1
と雄型コネクタ3の各後端部に、電線端末部分の防水を
果たす防水栓5を設けると共に、両コネクタ1、3の嵌
合部分にリング状のパッキン7を設けたものである。
【0003】また、自動車のドアの内部において、防水
シートで覆われたパネルに対して電線を貫通させる場合
は、図8に示すように、コネクタ11を防水シート13
に形成した穴から挿入し、電線15を通した後で、この
穴を電線15と一緒にテープ17で止めて塞いでいた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図7のような
防水コネクタは、多種のパッキン類を必要とするため、
製造性、組付け性が悪かった。また、図8の構造は、安
価に構成し得るものの、組付け性、防水信頼性に欠けて
いた。
【0005】本発明は、上記事情を考慮し、部品点数が
少なくて済み、製造性及び組付け性に優れると共に、防
水信頼性の高いコネクタの防水構造を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、防水シートを
貫通するコネクタの防水構造において、嵌合部同士が嵌
まり合うことで互いに結合される一対のコネクタハウジ
ングのうち、一方のコネクタハウジングの前記嵌合部の
外側に該嵌合部を一周する溝を形成し、他方のコネクタ
ハウジングの前記嵌合部の外側に、該嵌合部を一周し、
且つ前記両コネクタハウジングの嵌合時に前記溝と嵌合
する突部を形成し、前記防水シートに形成した挿通孔の
周縁を前記溝に入り込ませた状態で、溝に対して突部を
嵌合することにより、両コネクタハウジングを結合した
ことを特徴としている。
【0007】
【作用】上記構成の防水構造では、防水シートの挿通孔
の周縁を溝内に入り込ませた状態で、溝に突部を嵌合し
ているので、防水シートがコネクタのパッキンの役目を
兼ね、コネクタハウジングの嵌合部への防水機能を果た
している。また、防水シートの挿通孔の周縁が溝と突部
に挟まれているので、挿通孔自体の防水も同時に行なわ
れている。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0009】図1は本発明の一実施例の防水構造を得る
段階毎の断面図である。このコネクタは一対のコネクタ
ハウジング22、24を有する。これらハウジング2
2、24は互いに凹凸状の嵌合部を嵌合することで結合
されるようになっている。
【0010】各コネクタハウジング22、24の嵌合時
に相互に対向する面(コネクタハウジング22側は端
面、コネクタハウジング24側はフランジ面)には、そ
れぞれ溝26と突部30が形成されている。溝26と突
部30は互いに嵌合するものであり、図3、図4に示す
ように、溝26は中央の凹状嵌合部を一周し、突部30
は中央の凸状嵌合部を一周している。
【0011】溝26は断面矩形に形成され、その外側の
内側面の上部には、溝26の全周を一定高さで一周する
ロック溝28が形成されている。また、突部30は先端
(図中下端)に行くほど肉厚が小さくなる断面くさび状
に形成され、その外側面の上部には、突部26の全周を
一定高さで一周する突条32が形成されている。この突
条32は前記ロック溝28に係合するものである。
【0012】一方、防水シート50には、図5に示すよ
うに、コネクタを貫通させるための角形の挿通孔50a
が形成されている。この挿通孔50aはコネクタハウジ
ング22、24の外形寸法より若干小さいもので、その
周縁の4つの辺には、挿通孔50aの四隅に放射状の切
り込み51を入れることにより、自由に変形する舌片5
2がそれぞれ形成されている。なお、切り込み51の先
端には、破れ防止のための丸孔があいている。
【0013】自動車のドアの内部に本実施例の構造を適
用する場合、図6に示すように、コネクタハウジング2
2をドア本体60側に配置し、コネクタハウジング24
をトリム70側に配置し、ドア本体60とトリム70と
の間に前記防水シート50を配置する。
【0014】そして、図1(a)に示すように、コネク
タハウジング24の凸状嵌合部を、防水シート50の挿
通孔を通して、コネクタハウジング22側の凹状嵌合部
に対し嵌合する。その際、嵌合部の外側の溝26に、防
水シート50の挿通孔の周縁の舌片52を入り込ませた
状態で、突部30を溝26に挿入する。そうすると、突
部30の先端に押されることで、舌片52が溝26内に
折り込まれ、突部30の挿入に従って、舌片52が折り
込まれた状態で溝26の奥に押し込まれる。そして、さ
らに突部30が溝26内に挿入されることで、図1
(b)に示すように、突条32がロック溝28に係合
し、コネクタハウジング22、24同士がロックされる
と同時に、防水シート50の舌片52がロックされ、最
終的には図2に示す外観となって、防水シート50の挿
通孔の周縁(舌片52)がコネクタハウジング22と2
4の間(溝26と突部30の間に)に挟まれていること
により防水性が得られる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
防水シートをコネクタのパッキンとして併用しているの
で、製造性、組付け性に優れている。また、防水シート
の挿通孔の周縁を溝に入り込ませた状態で突部で押さえ
込んでいるので、挿通孔自体の防水信頼性が高まる。ま
た、コネクタハウジングの接続と同時に、防水処置が行
なわれるので、組付作業が簡単に済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のコネクタの防水構造の説明
図であり、(a)は2つのコネクタハウジングの嵌合途
中の状態を示す側断面図、(b)は嵌合後の状態を示す
側断面図である。
【図2】本発明の一実施例のコネクタの防水構造の完成
状態の外観を示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施例に用いるコネクタハウジング
の分解斜視図である。
【図4】本発明の一実施例に用いるコネクタハウジング
の分解状態の側断面図である。
【図5】本発明の一実施例に用いる防水シートの斜視図
である。
【図6】本発明の一実施例の実際の使用態様を示す側面
図である。
【図7】従来例の斜視図である。
【図8】別の従来例の斜視図である。
【符号の説明】
22、24 コネクタハウジング 26 溝 30 突部 50 防水シート 50a 挿通孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防水シートを貫通するコネクタの防水構
    造において、嵌合部同士が嵌まり合うことで互いに結合
    される一対のコネクタハウジングのうち、一方のコネク
    タハウジングの前記嵌合部の外側に該嵌合部を一周する
    溝を形成し、他方のコネクタハウジングの前記嵌合部の
    外側に、該嵌合部を一周し、且つ前記両コネクタハウジ
    ングの嵌合時に前記溝と嵌合する突部を形成し、前記防
    水シートに形成した挿通孔の周縁を前記溝に入り込ませ
    た状態で、溝に対して突部を嵌合することにより、両コ
    ネクタハウジングを結合したことを特徴とするコネクタ
    の防水構造。
JP1732993A 1993-02-04 1993-02-04 コネクタの防水構造 Pending JPH06231828A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1732993A JPH06231828A (ja) 1993-02-04 1993-02-04 コネクタの防水構造

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JP1732993A JPH06231828A (ja) 1993-02-04 1993-02-04 コネクタの防水構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06231828A true JPH06231828A (ja) 1994-08-19

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ID=11941016

Family Applications (1)

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JP1732993A Pending JPH06231828A (ja) 1993-02-04 1993-02-04 コネクタの防水構造

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JP (1) JPH06231828A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005228686A (ja) * 2004-02-16 2005-08-25 Yazaki Corp 車両ドア用ワイヤハーネスの接続構造
US7182621B2 (en) * 2001-07-31 2007-02-27 Reichle & De-Massari Ag Protection device for a plug-in connection
CN105355490A (zh) * 2015-10-20 2016-02-24 江苏斯菲尔电气股份有限公司 一种防水防尘防静电按钮结构
CN108539503A (zh) * 2018-04-27 2018-09-14 东南大学 一种光电复合式水下湿插拔连接器

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