JPH0550113B2 - - Google Patents

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JPH0550113B2
JPH0550113B2 JP62252467A JP25246787A JPH0550113B2 JP H0550113 B2 JPH0550113 B2 JP H0550113B2 JP 62252467 A JP62252467 A JP 62252467A JP 25246787 A JP25246787 A JP 25246787A JP H0550113 B2 JPH0550113 B2 JP H0550113B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packing
male
female connector
connector housing
cavity
Prior art date
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JP62252467A
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English (en)
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JPH0195475A (ja
Inventor
Kenji Takenochi
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、相対向して嵌合されるコネクタであ
つて、防水構造を有するものにおける、嵌合後の
端子相互間の嵌合方向の摺動を防止する技術に関
するものである。
〔従来の技術〕
雌雄のコネクタを嵌合して内蔵した端子金具に
より電気的接続をする場合、雨水等のかかる可能
性のある場所では、短絡事故を防ぐために防水コ
ネクタが使用される。
この防水コネクタに関する技術として、第4
図,第5図に示す特開昭58−186178号に開示され
た技術が知られている。これは、雌雄コネクタハ
ウジング1,2を嵌合して接続するものであり、
雌雄コネクタハウジングには図示していないがそ
れぞれ雄端子金具と雌端子金具が嵌合固定されて
いる。雄コネクタハウジング1の外周壁1aに沿
つて立上り後壁1bが立設され、その先端から外
周壁1aに対向する防水壁1cが設けられて空所
3を形成している。空所3内には防水のための環
状パツキング4があり、このパツキングは弾性を
有し、その本体部4aには突状のリブ4a′が形成
され密閉度が向上するようになつている。
雄コネクタハウジング1の空所3に雌コネクタ
ハウジング2の套体部2aが嵌入すると、パツキ
ング4が圧縮されると共に、雄コネクタハウジン
グ1に設けられたロツキングアーム5の先端部と
雌コネクタハウジング2に形成された係止突起6
が係合して雌雄のコネクタハウジングは嵌合され
る。
第5図は嵌合部分の拡大図である。パツキング
4はその端部に突起部4bが設けられ、突起部4
bの基部には切欠き溝4cが設けられている。雄
コネクタハウジング1の外周壁1aには上記切欠
き溝4cと嵌合するリブ1dが設けられ、パツキ
ング4を空所3内に固定する。
一方、雌コネクタハウジング2は、前記空所3
に嵌合する套体部2aを有しており、この套体部
2aの先端に切欠部7を形成している。そして切
欠部7は、パツキング4を嵌合方向とこれに交叉
する方向とに圧縮する圧接面2b,2cを有して
いる。したがつて、雌雄のコネクタハウジングが
嵌合すると、上記の圧接面2b,2cがパツキン
グ4を空所3内に押し込んで雌雄のコネクタハウ
ジング1,2間を密閉し、水の侵入を防止でき
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、この構成の防水コネクタにおい
ては、雌雄のコネクタハウジング1,2を嵌合し
た状態でも、第5図に示すように套体部の先端面
2dと立上り後壁1b間に間隙Aが出来る。そし
て、この分だけ雌雄コネクタハウジングは嵌合後
も摺動できることとなり、摺動することによつ
て、端子金具が摩耗し、接触不良を起こす原因に
なるという欠点がある。
この嵌合後のコネクタハウジングが摺動するの
を防止するものとして、実開昭61−24978号記載
の防水コネクタが知られている。しかし、このコ
ネクタは、いわゆるアウターシール構造であり、
パツキングの一部が外部に露出しており、この露
出面に傷がつき易く信頼性に欠ける。また、套体
部の先端面をパツキングと外周壁との間に挿入す
るので、必然的に套体部の厚さが薄くなり、パツ
キングに局部的な圧力が加わることとなるのでパ
ツキングがへたり易い。
本発明は、上記従来技術の欠点の解消を図つた
もので、雌雄コネクタハウジングの嵌合後の摺動
を抑え、しかもパツキングを露出させたりへたら
せたりしない、いわゆるインナーシール構造の防
水コネクタを提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために本発明は、雌雄の
コネクタハウジングの一方が、その外周壁に沿つ
て周設された空所と、該空所の底面としての立上
り後壁に穿設された貫通孔と、該空所内に嵌装さ
れたパツキングとを有し、 他方のコネクタハウジングが、前記空所に嵌合
する套体部と、前記パツキングを収容するために
該套体部の先端に形成された切欠部と、パツキン
グを嵌合方向に圧縮するために該切欠部に形成さ
れた圧接面及び套体部先端面とを有し、 前記パツキングが、前記套体部の先端面と前記
立上り後壁との間で圧接される突起部と、前記貫
通孔に挿通される係止突起とを有する構成を特徴
としている。
〔実施例〕
以下に本発明の実施例を図を用いて説明する。
第1図は雌雄コネクタハウジングの嵌合状態を示
す横断面図である。雄コネクタハウジング1には
不図示の雌端子金具と防水栓が、雌コネクタハウ
ジング2には同じく不図示の雄端子金具と防水栓
が、それぞれのハウジング内に嵌合固定されてい
る。
第2図は第1図の嵌合部分を拡大した図で、第
3図a,bはパツキングの斜視図である。
以下の説明中、第4図、第5図に示した従来の
ものと共通の要素には同一の符号を使用し、詳細
な説明を省略する。
雄コネクタハウジング1に形成された空所3内
に、環状パツキング4が固設されるのであるが、
この環状パツキング4は第3図aの斜視図に示す
ような形状をしている。即ち、パツキングの端面
4dが延長されて環状の鍔となつた突起部4hが
形成されている。この突起部4hは、第2図に示
すように、嵌合時は雄コネクタハウジング1の立
上り後壁と、雌コネクタハウジング2の套体部の
先端面2dに圧接され得るように形成されてい
る。雌雄のコネクタハウジング1,2が嵌合する
と、雄コネクタハウジング1のロツキングアーム
5の先端部が、雌コネクタハウジング2の係止突
起6と係合して、雌雄コネクタハウジングの嵌合
が外れないようにロツクする。このとき、パツキ
ング4の突起部4hは套体部2aの先端面2dと
立上り後壁1b間に挟まれるので、両コネクタハ
ウジング1,2は嵌合してロツクされればその後
は嵌合方向に摺動することができなくなる。従つ
て、端子金具相互が摺動することもなくなり、端
子金具の摩耗も生じなくなるので、接続不良を生
じることもない。
第3図aは他の実施例で、突起部4hは環状に
形成される必要はなく、同図に示すようにいくつ
かの切込み部4iが形成されていてもよく、更に
は、四隅等の要部に棒状のものが設けられていて
も目的を達成できる。
なお、パツキング4には係止突起4fが形成さ
れ、立上り後壁1bには貫通した貫通孔1gが穿
設され、上記係止突起4fが嵌入される。係止突
起4fの長さは、立上り後壁1bの厚さより長く
なつており、貫通孔1gを貫通後に、こて等によ
つて加熱変形させて、頭部4gを形成する。こう
することにより、パツキング4は空所3内にしつ
かりと固定されると同時に、パツキング4が固定
されたことを外部からも容易に確認できるように
なるという利点がある。ところで、この係止突起
4fには第3図bに示すように予め頭部4gを形
成しておき、係止突起の頭部4gが立上り後壁の
反対側に突出するようにしてもよい。この場合は
こて等で加熱変形させる加工が不要となり、作業
能率が向上する。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、切欠部の
圧接面と套体部の先端面との双方でパツキングに
圧接するので、圧接面が大きくなり、嵌合後の雌
雄コネクタハウジングが嵌合方向に摺動するのを
パツキングの弾性で効果的に防止でき、端子金具
の摺動による磨滅や接触不良を防止できる。同時
に、パツキングのへたりも防止できる。また、係
止突起が貫通孔に挿通されるので、パツキングが
空所内の所定の位置に固定されたか否かを外部か
ら目視によつて確認でき、しかも、一度所定の位
置に固定されれば、その後コネクタに力が加わつ
ても、パツキングが周方向にずれる心配もない。
さらに、いわゆるインナーシール構造なので、パ
ツキングの一部が外部に露出することもない。等
の格別の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例の雌雄のコネクタハ
ウジングが嵌合した状態を示す断面図、第2図は
第1図の嵌合部の要部の拡大図、第3図aはパツ
キングの斜視図で、bは他の実施例のパツキング
の斜視図、第4図は従来例を示すコネクタハウジ
ングの嵌合状態を示す断面図、第5図は第4図の
嵌合部の要部の拡大図である。 1……雄コネクタハウジング、1a……外周
壁、1b……立上り後壁、1g……貫通孔、2…
…雌コネクタハウジング、2a……套体部、2b
……圧接面、2d……先端面、3……空所、4…
…パツキング、4f……係止突起、4h……突起
部、7……切欠部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 雌雄のコネクタハウジングの一方が、その外
    周壁に沿つて周設された空所と、該空所の底面と
    しての立上り後壁に穿設された貫通孔と、該空所
    内に嵌装されたパツキングとを有し、 他方のコネクタハウジングが、前記空所に嵌合
    する套体部と、前記パツキングを収容するために
    該套体部の先端に形成された切欠部と、パツキン
    グを嵌合方向に圧縮するために該切欠部に形成さ
    れた圧接面及び套体部先端面とを有し、 前記パツキングが、前記套体部の先端面と前記
    立上り後壁との間で圧接される突起部と、前記貫
    通孔に挿通される係止突起とを有する ことを特徴とする防水コネクタ。
JP25246787A 1987-10-08 1987-10-08 防水コネクタ Granted JPH0195475A (ja)

Priority Applications (1)

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JP25246787A JPH0195475A (ja) 1987-10-08 1987-10-08 防水コネクタ

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JP25246787A JPH0195475A (ja) 1987-10-08 1987-10-08 防水コネクタ

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Publication Number Publication Date
JPH0195475A JPH0195475A (ja) 1989-04-13
JPH0550113B2 true JPH0550113B2 (ja) 1993-07-28

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ID=17237788

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JP25246787A Granted JPH0195475A (ja) 1987-10-08 1987-10-08 防水コネクタ

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JPH0195475A (ja) 1989-04-13

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