JPH0212689Y2 - - Google Patents

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JPH0212689Y2
JPH0212689Y2 JP10445484U JP10445484U JPH0212689Y2 JP H0212689 Y2 JPH0212689 Y2 JP H0212689Y2 JP 10445484 U JP10445484 U JP 10445484U JP 10445484 U JP10445484 U JP 10445484U JP H0212689 Y2 JPH0212689 Y2 JP H0212689Y2
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JP
Japan
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housing
packing
annular
outer cylinder
connector
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JP10445484U
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JPS6119980U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、防水コネクタハウジングの改良に関
し、特に防水パツキンの挿入が容易なパツキン止
めを備えたハウジングに関するものである。
従来の技術 防水コネクタは、水などの液体が結合部へ侵入
することを防止するために、コネクタの構成部分
であるプラグとソケツトとの間にパツキンを密に
介在させるようにしてある。また、パツキンは環
状に形成され、たとえば、プラグに設けられた鍔
等とソケツトの端面との間に挟むように取り付け
られたり、ソケツトの内側面にパツキン溝を設け
て、これに嵌め込むように取り付けられることが
普通であつた。
しかし、このような従来技術には、それぞれ欠
点があつた。すなわち、プラグに環状パツキンを
嵌める場合は、外力によつて移動・脱落したりシ
ール面に傷等が付き易く安定した防水性能が得に
くいという欠点を有しており、ソケツトの内側面
にパツキン溝を設ける場合は、環状パツキンを嵌
め込むのが簡単ではなく作業効率も低いという欠
点があつた。
さらに、前述のような欠点を改良したものとし
て、環状パツキンの装着が容易確実であつて、ま
た外力で傷等の付くおそれのない防水コネクタの
構造が、実開昭55−46827号で提案されている。
この公知技術による防水コネクタは、第1図に示
されるように、ソケツト側ハウジング本体となる
パツキン収容筒Aと、これに係止できるように形
成されたロツク筒Bとの間に環状パツキンCを挟
持するようになつている。
解決しようとする問題点 このような従来技術によるコネクタは、性能お
よび信頼性が改良されてはいるものの、ソケツト
側ハウジングが2個の部品から組立てられるため
に、組立作業の時間を節減するに限度があり、ま
た部品数が揃わないと製品数も揃わないから部品
数量を管理するのに手がかかるばかりでなく、部
品調達コストも高くなるという不利があつた。
本考案は、このような問題点の少い1部品構成
であつて、組立の作業効率が高くまた性能および
信頼性の良好な防水コネクタ用のソケツト側ハウ
ジングを提供しようとするものである。
問題点を解決するための手段 本考案は、上述のような問題点を、コネクタハ
ウジングにおけるパツキン収容位置の開口部寄り
に、パツキン止めを一体に設けることにより、解
決しようとするものである。
実施例 第2図は、本考案の防水コネクタのハウジング
の一実施例を示すものである。1は2極用コネク
タのソケツト側ハウジング本体であり、環状パツ
キン2が環状室3内に収容されている。環状室3
はプラグ側ハウジングの筒部(図示せず)が挿入
される空間であり、該筒部の外側面が環状パツキ
ン2の内側面に密着できるようになつている。こ
の環状室3の底に近い外周壁には、環状パツキン
の位置を決める段付環状壁4が形成されていて、
パツキン2は挿入するだけで定位置に納まるよう
になつている。8は環状室3を囲む外筒で、環状
パツキン収容部位よりも開口部に近い部分は、一
段と径が大きく形成されている。また、環状パツ
キン収容部位に隣接した開口部寄りの外筒の部分
に切欠き10が設けてあり、ここにパツキン止め
5が形成されている。パツキン止め5は、ハウジ
ング1と一体に、強靭なプラスチツク等で作られ
ているもので、外筒8より外方に突設されてお
り、これを圧迫すれば反転して外筒の内側に突出
するようになつている。
パツキン止め5は、第3図に示すように主板5
aの両端に薄肉部を介して側板5b,5bを連結
し、さらに側板5b,5bの先端が薄肉部を介し
て切欠き10の対向する側縁に接続するように形
成されており、上方から圧迫すると側板5bは下
方に傾斜し、主板5aはほゞ平行に下方に移動
し、ある程度まで変形されるとスナツプアクシヨ
ンにより、外筒8に設けられた切欠き10の中に
陥没し、外筒の内側に突出した部分が環状パツキ
ンの横方向への移動を止める機能を発揮するよう
になつている。
このように構成されたコネクタハウジングは、
ハウジング内の環状室3内に環状パツキン2を落
し込み、定位置に納まつたことを確認したのち
に、パツキン止め5を圧迫してこれを内側に陥没
させることにより、パツキンの組み付けが完了し
たものとなる。
〔考案の効果〕
以上詳しく説明したように、本考案の防水コネ
クタハウジングは、開口部が広く、パツキン収容
部までの間に何の引つ掛りもないので、パツキン
挿入が非常に容易であり、また、パツキンの固定
が一動作で達成できるので、部品数が1個である
ことと相俟つて組付けの作業効率が著しく高いと
いう効果がある。また、ハウジングとパツキン止
めが一体に形成され部品数が減少するので、部品
コストの低減、部品管理の簡易化など、経済面や
管理面などの利点も大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来技術による防水コネクタの構造
を示す斜視図、第2図Aは本考案に係る防水コネ
クタのソケツト側ハウジングの外観を示す斜視
図、第2図Bは同じく構造を示す断面図であり、
第3図は本考案に係るハウジングに設けられるパ
ツキン止めの拡大断面図である。 A……パツキン収容筒、B……ロツク筒、C…
…パツキン、1……ソケツト側ハウジング本体、
2……環状パツキン、3……環状室、4……環状
壁、5……パツキン止め、5a……主板、5b…
…側板、6……コネクタロツク保護部、7……コ
ネクタロツク、8……外筒、9……キヤビテイ、
10……切欠き。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1のハウジングに第2のハウジングとの結合
    方向側を開口した外筒部を設け、該外筒部内側に
    環状パツキンが収容され、第2のハウジングが該
    パツキンに接触するように結合されるコネクタハ
    ウジングにおいて、前記第1のハウジング外筒部
    の前記パツキンの収容位置に隣接した開口部寄り
    に、スナツプアクシヨンによりハウジング外筒の
    内側に突出することができるパツキン止めをハウ
    ジング外筒の外側に一体に突設したことを特徴と
    する防水コネクタハウジング。
JP10445484U 1984-07-12 1984-07-12 防水コネクタハウジング Granted JPS6119980U (ja)

Priority Applications (1)

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JP10445484U JPS6119980U (ja) 1984-07-12 1984-07-12 防水コネクタハウジング

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JP10445484U JPS6119980U (ja) 1984-07-12 1984-07-12 防水コネクタハウジング

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6119980U JPS6119980U (ja) 1986-02-05
JPH0212689Y2 true JPH0212689Y2 (ja) 1990-04-10

Family

ID=30663805

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JP10445484U Granted JPS6119980U (ja) 1984-07-12 1984-07-12 防水コネクタハウジング

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07101621B2 (ja) * 1987-06-16 1995-11-01 住友電装株式会社 コネクタ
JPS6459787A (en) * 1987-08-28 1989-03-07 Furukawa Electric Co Ltd Water-proof connector

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6119980U (ja) 1986-02-05

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