JPH0321016Y2 - - Google Patents

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JPH0321016Y2
JPH0321016Y2 JP17529286U JP17529286U JPH0321016Y2 JP H0321016 Y2 JPH0321016 Y2 JP H0321016Y2 JP 17529286 U JP17529286 U JP 17529286U JP 17529286 U JP17529286 U JP 17529286U JP H0321016 Y2 JPH0321016 Y2 JP H0321016Y2
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JP
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locking
spacer
insulating housing
arm
locking arm
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JP17529286U
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JPS6380772U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ターミナルの二重係止構造をもつコ
ネクタに関する。
〔従来の技術と問題点〕
たとえば自動車の電気配線に使用するコネクタ
は、絶縁ハウジングの内部に形成したターミナル
収容室に雌または雄ターミナルを挿着し、ターミ
ナルに設けた係止片または係止孔に収容室内に設
けた突起または可撓アームを係合させて係止し、
その抜け出しを防止する構造をもつ。しかし、係
止片や可撓アームはターミナルの着脱を繰り返し
たり、電線に引張力が作用すると破損してターミ
ナルが抜け出すおそれがあるから、これらの係止
手段とは別に絶縁ハウジングの後端部からスペー
サを挿着してターミナルの抜け出しを二重に防止
する方式が採用されている。
スペーサが絶縁ハウジングと分離していると、
コネクタの組立てに不便であり、紛失したりする
おそれがある。
そこで、たとえば特開昭61−4174号公報には、
スペーサを絶縁ハウジングに対してターミナルの
挿着が終了するまで仮ロツクしておき、挿着終了
後に本ロツクするようにしたコネクタが開示され
ている。しかし、この仮ロツクと本ロツクはいず
れもスペーサの挿着方向において機能するように
構成されているので、コネクタの組立途中やター
ミナル挿着前である運搬、保管時などにおいて、
スペーサの挿着方向からの外力で比較的容易に本
ロツク状態に移行するという問題があつた。
本考案の目的は、上記の問題を解決し、スペー
サの挿着方向とは別方向からの外力を加えなけれ
ば本ロツクできない構造のコネクタを提供するに
ある。
考案の構成 〔問題点を解決するための手段〕 図面を参照して説明すると、本考案のコネクタ
は、第1図および第2図に示すように、内部に雌
ターミナルTを収容した絶縁ハウジング1と、こ
の絶縁ハウジング1の後端部に係合して前記雌タ
ーミナルTの抜け止めを二重に行なうスペーサ7
とから成るコネクタにおいて、前記絶縁ハウジン
グ1の上下壁1aに第1の係止突起5を設け、ス
ペーサ7の対応する上下枠8a(側壁部分)に第
1のロツキングアーム10を設けてスペーサ7の
挿着方向で機能する仮ロツク手段5,10を形成
すると共に、絶縁ハウジング1の左右側壁1bに
第2の係止突起6を設け、スペーサ7の左右枠8
b(側壁部分)に第2のロツキングアーム11を
設けて本ロツク手段6,11を形成し、該本ロツ
ク手段は前記第1の係止突起5と第1のロツキン
グアーム10の係合による仮ロツク状態では第2
のロツキングアーム11の先端と第2の係止突起
6とが衝合するストツパとして機能し、第2のロ
ツキングアーム11の基端部の押圧部12の操作
により該第2のロツキングアーム11と第2の係
止突起6との係合または解除を行わせる構造とし
たことを特徴とする。
雌ターミナルTは、第2図に示されるように、
絶縁ハウジング1のターミナル収容室2に設けた
可撓アーム3の突起3aがターミナル基板の孔
T1に係合して1次係止(後方への抜け止め)が
なされる。
スペーサ7は、枠状本体8に絶縁ハウジング1
の各ターミナル収容室2に対応して上下二段のタ
ーミナル押え板9を設けた構成を有し、このター
ミナル押え板9に対応して絶縁ハウジング1には
差込溝4が設けられている。
この絶縁ハウジング1とスペーサ7との仮ロツ
ク手段5,10は、ハウジング上下壁1aに設け
た第1の係止突起5と枠状本体8の上下枠8aに
突設した第1のロツキングアーム10とで構成さ
れる。この係止突起5は前方がテーパ面5aとな
され、ロツキングアーム10は係止突起5が係入
する係止孔10aをもつ。
本ロツク手段6,10は、前記と同様にハウジ
ングの左右側壁1bに設けた第2の係止突起6
と、枠状本体8の左右枠8bに突設した係止突起
11aをもつ第2のロツキングアーム11とで構
成される。係止突起6はテーパ面をもたず、ま
た、ロツキングアーム11の基端部にはそのロツ
クおよび解除を行なう押圧部12が突設されてい
る。
〔作 用〕
スペーサ7を絶縁ハウジング1に挿着すると、
第3図および第4図に示すように、第1のロツキ
ングアーム10は第1の係止突起5のテーパ面5
aに案内されて上方に撓み、さらに挿圧すると係
止孔10aの先端部が係止突起5の後端面に達
し、ロツキングアーム10の弾性復帰により両者
はロツクされる。すなわち、絶縁ハウジング1と
スペーサ7は互に仮ロツクされた状態となる。
この仮ロツク状態では、第2のロツキングアー
ム11の先端が第2の係止突起6の端面に衝合す
るから、係止突起6はストツパとして機能し、ス
ペーサ7の挿着方向Aへの移動を阻止する。した
がつて、コネクタの組立て途中や運搬時などにお
いて、スペーサ7(または絶縁ハウジング1)に
A方向(または逆方向)の外力が作用しても、こ
の状態は変らない。
本ロツクは、第5図および第6図に示すよう
に、押圧部12を指先で強く押し、第2のロツキ
ングアーム11をハウジング左右側壁1bに対し
て持ち上げた状態で、スペーサ7と絶縁ハウジン
グ1をさらに挿圧するときにはじめて達成され
る。
第2のロツキングアーム11のロツクおよび解
除の方向Bは、第1のロツキングアーム10のそ
れと直交するから、たとえば人為的な力を加えぬ
限り、ロツクも解除もなされない。
〔実施例〕
以上は本考案コネクタの代表例を示すもので、
第1および第2の係止突起5,6を絶縁ハウジン
グ側に、第1および第2のロツキングアーム1
0,11をスペーサ側に設けた例であるが、互に
逆に設けても差し支えない。
また、スペーサ7はターミナル押え板9をもつ
ものに限定されず、たとえば雌ターミナルTの電
線接続部T2の後端部に当接する係合突起(図示
せず)を備えるものでもよい。雌ターミナルTの
代わりに雄ターミナルをもつコネクタの場合にも
同様に適用される。
考案の効果 以上説明したように、本考案のコネクタは、絶
縁ハウジングとスペーサとの間にその挿着方向で
機能する仮ロツク手段と、仮ロツク状態ではスト
ツパとして機能し、挿着方向とは別の外力で機能
する本ロツク手段を設けたので、スペーサが仮ロ
ツク中に本ロツクされるような不具合が生じな
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案のコネクタの代表例を示し、第1
図は分離状態の斜視図、第2図は同上の組立状態
の断面図、第3図および第4図はそれぞれ作用を
示すための分離状態と仮ロツク状態の側面図、第
5図および第6図は同じく仮ロツク状態と本ロツ
ク状態の平面図である。 T……雌ターミナル、1……絶縁ハウジング、
5……(仮ロツク手段としての)第1の係止突
起、6……(本ロツク手段としての)第2の係止
突起、10……(仮ロツク手段としての)第1の
ロツキングアーム、11……(本ロツク手段とし
ての)第2のロツキングアーム。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内部にターミナルを収容した絶縁ハウジング
    と、この絶縁ハウジングの後端部に挿着されて前
    記ターミナルの抜け止めを二重に行うスペーサと
    から成るコネクタにおいて、 前記絶縁ハウジングの上下壁(または左右側
    壁)とスペーサの対応する側壁部分とのいずれか
    一方に第1の係止突起を設け、他方に第1のロツ
    キングアームを設けてスペーサの挿着方向で機能
    する仮ロツク手段を形成すると共に、絶縁ハウジ
    ングの左右側壁(または上下壁)とスペーサの対
    応する側壁部分とのいずれか一方に第2の係止突
    起を設け、他方に第2のロツキングアームを設け
    て本ロツク手段を形成し、該本ロツク手段は前記
    第1の係止突起と第1のロツキングアームの係合
    による仮ロツク状態では第2のロツキングアーム
    の先端と第2の係止突起とが衝合するストツパと
    して機能し、第2のロツキングアームの基端部の
    押圧部の操作により該第2のロツキングアームと
    第2の係止突起との係合または解除を行わせる構
    造としたことを特徴とするコネクタ。
JP17529286U 1986-11-17 1986-11-17 Expired JPH0321016Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17529286U JPH0321016Y2 (ja) 1986-11-17 1986-11-17

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JP17529286U JPH0321016Y2 (ja) 1986-11-17 1986-11-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6380772U JPS6380772U (ja) 1988-05-27
JPH0321016Y2 true JPH0321016Y2 (ja) 1991-05-08

Family

ID=31114480

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JP17529286U Expired JPH0321016Y2 (ja) 1986-11-17 1986-11-17

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07105246B2 (ja) * 1988-12-09 1995-11-13 矢崎総業株式会社 コネクタの端子係止構造
US4900271A (en) * 1989-02-24 1990-02-13 Molex Incorporated Electrical connector for fuel injector and terminals therefor

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6380772U (ja) 1988-05-27

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