JPH0611561Y2 - 筐体と蓋体の係止構造 - Google Patents

筐体と蓋体の係止構造

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JPH0611561Y2
JPH0611561Y2 JP697989U JP697989U JPH0611561Y2 JP H0611561 Y2 JPH0611561 Y2 JP H0611561Y2 JP 697989 U JP697989 U JP 697989U JP 697989 U JP697989 U JP 697989U JP H0611561 Y2 JPH0611561 Y2 JP H0611561Y2
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JP
Japan
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locking
arm
housing
projection
lid
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JP697989U
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隆悦 及川
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、筐体と蓋体の係止構造であって、特に、係止
解除機能を有する係止構造に関するものである。
〔従来の技術〕
筐体と蓋体の係止構造であって、係止解除機構を有する
ものの従来例を第5図および第6図に示す。これらの図
において11は筐体としての雄コネクタハウジングで、
12は蓋体としての雌コネクタハウジングである。雄コ
ネクタハウジング11の側壁には、先端から立ち上がり
後方に延長するロッキングアーム13が設けられ、この
先端に係止突起13aが形成されている。雌コネクタハ
ウジング12の側壁にはロッキングアーム13の挿入さ
れる空間14が形成され、この空間14の壁15には係
止突起13aが嵌入する係止孔16が穿設されている。
空間14の壁15の外側には、係止解除アーム17が設
けられ、その先端17aがロッキングアーム13の先端
の係止突起13aと対向している。
雌雄のコネクタハウジング11,12が嵌合した第6図
の状態で、係止解除アーム17の先端を矢符号P′の方
向に押すと、係止突起13aが係止孔16から外れる。
その後、雌雄のコネクタハウジング11,12を矢符号
,F方向に引っ張れば、嵌合が解除される。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記の従来技術にあっては、係止機構
は、雌雄のコネクタハウジング11,12の側壁の外側
に設ける構成となっている。そのため、第6図に示すよ
うにロッキングアーム13の厚みlに加えて係止解除
のための撓み分lとが必要になる。また、雌コネクタ
ハウジング12の方は、空間14,壁15及び解除アー
ム17のトータルの厚さlが必要となる。そのため、雌
雄のコネクタハウジングともに余分なスペースが必要と
なり、限定された狭いスペースでは使用できない。
本考案は上記の事実に鑑みてなされたもので、狭いスペ
ース内でも使用できる省スペースの係止構造を提供する
ことを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために本考案は、筐体と蓋体を相
互の側壁を重ねた状態で係止する係止構造において、 内側の側壁に切欠部を穿設して、該切欠部内に可撓性の
ロッキングアームを設け、該ロッキングアームの先端に
係止突起を立設し、 外側の側壁に、前記係止突起が嵌入係止する係止孔を形
成し、 筐体または蓋体のいずれか一方に、先端が前記係止孔に
嵌入した係止突起に対向する可撓性の解除アームを設
け、該解除アームの先端に前記係止突起を押圧する押圧
突起を設けた構成としている。
〔作用〕
本考案の作用を第1図,第2図によって説明する。内側
の側壁1aに形成されたロッキングアーム3は、先端の
係止突起3aが側壁1aから突出するだけで、他は側壁
1aから突出せず、l+lの寸法だけ小さくなる。
一方外側の側壁2aも従来例にあったロッキングアーム
収容のための空間14が不用になり、側壁2aに直接係
止孔4が形成されるので、同じくl+lの寸法だけ
小さくなる(第6図参照)。
係止解除アーム5はその先端の押圧突起5aがロッキン
グアーム3の係止突起3aと相対向して設けられる。押
圧突起5aが矢符号Pの方向に係止突起3aを押圧する
と、ロッキングアーム3と係止孔4との係止が外れ、筐
体と蓋体の係止が解除される。
〔実施例〕
次に、本考案の一実施例を図面によって説明する。第1
図は本考案の係止構造を有する筐体と蓋体の斜視図であ
る。筐体1は自動車の車内配線等に使用される電気接続
箱で、内部に多数のコネクタを有している。蓋体2は周
囲を側壁2aに囲われ、この側壁2aが、筐体1の周囲
に形成された側壁1aと重なって嵌合する。筐体1の側
壁1aには嵌合面側の端部から切欠部1bが形成され、
切欠部1b内にロッキングアーム3が形成されている。
このロッキングアーム3は、側壁1aと同等またはそれ
以下の厚さで形成され、側壁1aから突出しないように
形成されている。またロッキングアーム3は、適当な可
撓性を有するものであるが、側壁1aの一部を切り残し
て形成してもよく、また、別の素材で形成したものを固
着してもよい。3aは係止突起で、ロッキングアーム3
の先端に形成され、次に述べる係止孔4に嵌入するもの
である。
係止孔4は、蓋体の側壁2aの前述の係止突起3aと対
応する位置に穿設される。解除アーム5が、この係止孔
4の上端から外側に向けて立設され、側壁2aと平行に
折曲されて、先端の解除突起5aが係止突起3aと対向
するように設けられる。係止孔4の両側にリブ6,6が
立設され、解除アーム5が誤って押されロックが外れる
のを防止する。
次に第2図によって本考案の作用を説明する。第2図
(a)は筐体の側壁1aと蓋体の側壁2aとが重なって、
蓋体2が筐体1に嵌合係止した状態の断面を示してい
る。ロッキングアーム3の先端の係止突起3aは、係止
孔4に嵌入し下端に係止している。このとき、解除アー
ム5はその先端の押圧突起5aを係止突起3aに対向さ
せている。第6図の従来例と比較すると本考案では、両
側壁1aと2aが直接接触できるので、l+lの分
のスペースが不用になり、省スペースとなる。
蓋体2の嵌合を解除するには、解除アーム5の先端に矢
符号Pの力を加え、押圧突起5aを係止突起3aに押圧
する。これによってロッキングアーム3は筐体の内側に
反り、かつ後方には充分な空間があるので、係止突起3
aは係止孔4から外れる。この後、筐体1と蓋体2を矢
符号F,F方向に引っ張れば、蓋体2は筐体1から
離れる。
第3図は他の実施例で、係止突起3aの当接面3bに図
のような傾斜を設けたものである。解除アーム5を押圧
すると実線から二点鎖線のように変化し、斜面3bによ
って蓋体2には矢符号Fの力が加わり、嵌合解除が容易
になる。
第4図は斜面を押圧突起5aに設けた実施例である。
なお、本考案の実施例では、解除アーム5を蓋体2に設
けたが、先端の押圧突起5aが係止突起3aと相対すれ
ばよいので、解除アーム5を蓋体に設ける構成とするこ
ともできる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、筐体の側壁から突
出しないように係止アームを設け、係止部においても側
壁相互が直接当接する構成としたので、係止部の突出の
少ない係止構造が得られ、狭い場所に接地する場合でも
有効な係止構造を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の係止構造を有する筐体と蓋体の分解斜
視図、 第2図は係止部の詳細を示す図で、(a)は嵌合時、(b)は
嵌合解除時、第3図は他の実施例で、係止突起に斜面を
形成した図、 第4図は押圧突起に斜面を形成した実施例の図、 第5図は従来の係止構造の例を示す一部破断図で(a)は
筐体、(b)は筐体の図、 第6図は第5図の係止構造の嵌合時の詳細を示す図であ
る。 1…筐体、1a…側壁、1b…切欠部、2…蓋体、2a
…側壁、3…ロッキングアーム、3a…係止突起、4…
係止孔、5…解除アーム、5a…押圧突起、3b,5b
…斜面。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体と蓋体を相互の側壁を重ねた状態で係
    止する係止構造において、 内側の側壁に切欠部を穿設して、該切欠部内に可撓性の
    ロッキングアームを設け、該ロッキングアームの先端に
    係止突起を立設し、 外側の側壁に、前記係止突起が嵌入係止する係止孔を形
    成し、 筐体または蓋体のいずれか一方に、先端が前記係止孔に
    嵌入した係止突起に対向する可撓性の解除アームを設
    け、該解除アームの先端に前記係止突起を押圧する押圧
    突起を設けたことを特徴とする筐体と蓋体の係止構造。
  2. 【請求項2】係止突起と押圧突起の当接面の少なくとも
    一方に、相手側を押し出す斜面を形成したことを特徴と
    する請求項1記載の筐体と蓋体の係止構造。
  3. 【請求項3】係止孔の両側にロッキングアームとほぼ平
    行なロック外れ防止リブを立設したことを特徴とする請
    求項1または2記載の筐体と蓋体の係止構造。
JP697989U 1989-01-26 1989-01-26 筐体と蓋体の係止構造 Expired - Lifetime JPH0611561Y2 (ja)

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JP697989U JPH0611561Y2 (ja) 1989-01-26 1989-01-26 筐体と蓋体の係止構造

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JPH0298692U JPH0298692U (ja) 1990-08-06
JPH0611561Y2 true JPH0611561Y2 (ja) 1994-03-23

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JP4562262B2 (ja) * 2000-09-18 2010-10-13 株式会社明治ゴム化成 プラスチック製通い箱
JP4496158B2 (ja) * 2005-11-18 2010-07-07 象印マホービン株式会社 靴類乾燥用補助具

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JPH0298692U (ja) 1990-08-06

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