JPH0247571Y2 - - Google Patents

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JPH0247571Y2
JPH0247571Y2 JP15066786U JP15066786U JPH0247571Y2 JP H0247571 Y2 JPH0247571 Y2 JP H0247571Y2 JP 15066786 U JP15066786 U JP 15066786U JP 15066786 U JP15066786 U JP 15066786U JP H0247571 Y2 JPH0247571 Y2 JP H0247571Y2
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connector
waterproof
fitting recess
holder
fitted
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は防水コネクタ、詳しくは雌型防水コネ
クタの改良に関する。
〔従来の技術〕
従来この種の防水コネクタとして第6図に単極
防水コネクタの縦断面図、第7図に相手コネクタ
の嵌合部のみを縦断面図で示したものがある。
図においてC′は雄端子aが装着された雌型防水
コネクタ(以下雌コネクタという)、Dは雌端子
bが装着された雄型防水コネクタ(以下雄コネク
タという)を示す。
雌コネクタC′はハウジング21の前端部に相手
雄コネクタDの嵌合凹部22を形成する筒壁23
が設けられ、筒壁23の後部に雄端子aが収容さ
れる筒体部24及び防水パツキン25、リアホル
ダ26の嵌合筒体部27が連設されている。しか
して嵌合凹部22には環状の防水パツキン28及
び防水パツキン28を保持するためのパツキンホ
ルダ29がそれぞれ嵌着されている。一方、雄コ
ネクタDは前部に雌端子bが収容される筒体部3
0、後部に防水パツキン31、リアホルダ32の
嵌合筒体部33が連設されている。なお、Wは電
線を示す。
雌コネクタC′の嵌合凹部22に嵌着されるパツ
キンホルダ29は、第7図に示されるように嵌合
凹部22内に前端面29aが筒壁23の前端面と
ほぼ一致して嵌着し得るように長さl1を有する筒
体に形成され、その周壁の一端部において筒壁2
3の前端部にヒンジ34を介して連結されてい
る。
しかしてこのパツキンホルダ29を嵌合凹部2
2に嵌着された防水パツキン28の上部に嵌着す
る場合には、ヒンジ34を介して矢線ハ方向に反
転させることにより行なわれる。
しかし、かかる従来のパツキンホルダ29を有
する雌コネクタC′にあつては、ヒンジ34の長さ
を長く形成しない限りその長さl1を短かく形成し
ないと嵌合凹部22に嵌入困難となる。従つてパ
ツキンホルダ29の長さl1が短かいときは雄コネ
クタDが嵌合される深さl2も短かくなり、第6図
に示すように嵌合時に雄コネクタDが傾いた状態
でこじりながら挿入されるときは、嵌合凹部22
内に突出している雄端子の電気接触部a′と不都合
に接触してこれを折損したりする場合がある。
そこでこれを防止するため、第8図に示すよう
にパツキンホルダ29の長さl3を長くし、これに
伴なつて雄コネクタDの嵌合深さl4を長くするこ
とも考えられるが、この場合はヒンジ34の長さ
をかなり長くしない限り嵌合凹部22への嵌入が
困難となる。しかし、ヒンジ24の長さを必要以
上に長く形成するときは、パツキンホルダ29を
ハウジング21と金型を用いて樹脂材料により一
体成形する場合種々の問題を生ずるためパツキン
ホルダ29の長さを長くすることにも限界があつ
た。
本考案はパツキンホルダを具備する従来の防水
コネクタのかかる問題点に着目してなされたもの
で、相手コネクタとの嵌合を円滑に行なうことが
でき、信頼性の高い電気接触が得られるとともに
安価に製作し得る防水コネクタを提供することを
目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
以下に本考案を実施例を示す図面に基づいて詳
細に説明する。
第1図に本考案の防水コネクタの分解斜視図を
3極雌型防水コネクタの場合を実施例として示し
た。
図において本考案の防水コネクタAは、ハウジ
ング1の前端部に設けられた相手コネクタ用の嵌
合凹部2を形成する筒壁3と、嵌合凹部2に嵌着
される防水パツキン4と、筒壁3にヒンジ5を介
して連結されるとともに嵌合凹部2に嵌着される
パツキンホルダ6とを具備する防水コネクタにお
いて、パツキンホルダ6の長さを嵌合凹部2に対
する嵌着時に筒壁3の前端より突出する長さに形
成し、ヒンジ5の連結位置をパツキンホルダ6の
ほぼ中央部分とした構成を有する。
以上の構成においてヒンジ5の長さはパツキン
ホルダ6を反転させてその後部6bが容易に筒壁
3の嵌合凹部2内に嵌合し得る比較的短かい長さ
に形成される。なお、嵌合凹部2に嵌合されたパ
ツキンホルダ6を固定するため、パツキンホルダ
6の周壁面に係止突起7、筒壁3に係止突起7が
係合される係止孔8がそれぞれ設けられ、又パツ
キンホルダ6の周壁の一部に相手雄コネクタ(後
述)の係止用可撓アーム9が形成されている。こ
の可撓アーム9には係止突起9aが筒内に向け設
けられている。又筒壁3の可撓アーム9が位置す
る部分は可撓アーム9の可撓スペースを設けるた
め外方への突設部10に形成されている。なお1
1は嵌合凹部2内に突出されている相手雄コネク
タの逆挿入防止を兼ねた仕切突起である。
〔作用〕
以下に本考案の防水コネクタの作用について説
明する。
先ずハウジング1の所定部位に雄端子等を常法
により装着したのち、防水パツキン4を嵌合凹部
2内に嵌着させる(第1図矢線イ方向)。
次いで第2図に示すようにヒンジ5を介してパ
ツキンホルダ6を矢線ロ方向に反転させ、その後
部6bを嵌合凹部2内に挿入し、係止突起7を係
止孔8に係止させて固定する。第3図に本考案の
防水コネクタA(雌コネクタ)の組付け状態にお
ける斜視図を示した。この組付け状態においてパ
ツキンホルダ6の前部6aはハウジング1の筒壁
3前端から突出した状態となり、相手コネクタB
(雄コネクタ)の嵌合深さは第4図に嵌合部の概
略縦断面図で示したように、嵌合凹部2の深さに
パツキンホルダ6の筒壁3前端からの突出長さを
加えた長さl5となる。
本考案の防水コネクタによれば、第5図に単極
防水コネクタCの場合を実施例としてその縦断面
図で示したように、嵌合凹部22に嵌着されるパ
ツキンホルダ34の筒壁23先端からの突出長さ
に相当する分だけ相手雄コネクタDの嵌合深さが
長くなり、雄コネクタDの嵌合に際してはこれを
如何なる傾斜角度をもつて挿入したとしても、嵌
合凹部22内に突出する雄端子aをこじることな
く円滑に嵌合凹部22内に嵌着し、雌雄端子a,
b相互の電気接触についても支障なく行なわせる
ことができる。
なお、第5図に示す防水コネクタC及びDは、
パツキンホルダ34を除き第6図に示す従来の防
水コネクタC′及びDと同一であるので、各部につ
いては同一記号を付しその説明については省略し
た。
〔考案の効果〕
本考案の防水コネクタは以上詳細に説明した如
くになるから、長さの長いパツキンホルダをハウ
ジングの嵌合凹部に嵌着することが可能となり、
相手コネクタの嵌合深さを大にすることにより嵌
合時のトラブルが解消され、円滑な嵌合による信
頼性の高い電気接触が得られる。又、ヒンジをパ
ツキンホルダのほぼ中央部で連結したから、ヒン
ジの長さが短かい状態でも長いパツキンホルダを
容易にハウジングに嵌合することができる。さら
に、ヒンジが短かいことにより、金型による成型
が容易となり、又、多数個取りの金型が製作でき
るので製作コストも安価となるなどの利点が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の防水コネクタの分解斜視図、
第2図は同上作用説明図、第3図は同上組付け状
態の斜視図、第4図は同上作用説明図、第5図は
本考案の他の実施例の縦断面図、第6図は従来の
防水コネクタの縦断面図、第7図及び第8図は同
上作用説明図を示す。 1……ハウジング、2……嵌合凹部、3……筒
壁、4……防水パツキン、5……ヒンジ、6……
パツキンホルダ、21……ハウジング、22……
嵌合凹部、23……筒壁、34……パツキンホル
ダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハウジングの前端部に設けられた相手コネクタ
    用の嵌合凹部を形成する筒壁と、該嵌合凹部に嵌
    着される防水パツキンと、該筒壁にヒンジを介し
    て連結されるとともに該嵌合凹部に嵌着されるパ
    ツキンホルダとを具備する防水コネクタにおい
    て、該パツキンホルダの長さを該嵌合凹部に対す
    る嵌着時に該筒壁の前端より突出する長さに形成
    し、前記ヒンジの連結位置を該パツキンホルダの
    ほぼ中央部分としたことを特徴とする防水コネク
    タ。
JP15066786U 1986-10-02 1986-10-02 Expired JPH0247571Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15066786U JPH0247571Y2 (ja) 1986-10-02 1986-10-02

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15066786U JPH0247571Y2 (ja) 1986-10-02 1986-10-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6358472U JPS6358472U (ja) 1988-04-19
JPH0247571Y2 true JPH0247571Y2 (ja) 1990-12-13

Family

ID=31067011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15066786U Expired JPH0247571Y2 (ja) 1986-10-02 1986-10-02

Country Status (1)

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JP (1) JPH0247571Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0727581Y2 (ja) * 1989-01-10 1995-06-21 株式会社カンセイ 電気コネクタ
JPH0727582Y2 (ja) * 1989-06-09 1995-06-21 株式会社カンセイ 電気コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6358472U (ja) 1988-04-19

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