JPH036965Y2 - - Google Patents

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JPH036965Y2
JPH036965Y2 JP18197686U JP18197686U JPH036965Y2 JP H036965 Y2 JPH036965 Y2 JP H036965Y2 JP 18197686 U JP18197686 U JP 18197686U JP 18197686 U JP18197686 U JP 18197686U JP H036965 Y2 JPH036965 Y2 JP H036965Y2
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mounting body
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socket
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  • Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)
  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ランプのバルブの保持構造に関する
ものである。詳しくは、自動車用ランプで、バル
ブを交換することができるランプのバルブ保持構
造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のこの種のバルブ保持構造の代表的なもの
としては、特開昭58−123653号公報に記載されて
いるものがある。
以下、上述のバルブ保持構造を第9図および第
10図を参照して説明する。
図において、1は取付体としてのリフレクタで
あつて、このリフレクタ1は金属製もしくは合成
樹脂製で、前面10を開口し、後面に回転放物面
の反射面11を設け、その反射面11の中央に挿
入孔12を開設する。前面開口部10にガラス製
または合成樹脂製のレンズ13を接着剤14等に
より接着する。
2は円筒形状のソケツト部であつて、このソケ
ツト部2の外周面に3本の螺旋溝20を内周方向
に設ける。このソケツト部2をリフレクタ1の挿
入孔12の周縁にかしめ付けて固定する。
3はバルブであつて、このバルブ3はフイラメ
ント30を封入したガラス管球31と、そのガラ
ス管球31の後方に装備した口金部32と、その
口金部32に一体に設けた鍔部33と、その鍔部
33から一体に後方に突設したコネクタ部34と
からなり、鍔部33に3個の切欠35を、ソケツ
ト部2の旋回溝20の入口に対応させて設ける。
4は緊締具としてのロツクカラーであつて、こ
のロツクカラー4は円筒形状をなし、内周面の一
端寄りに3個の突起40を、ソケツト部2の螺旋
溝20の入口およびバルブ3の鍔部33の切欠3
5に対応させて設ける。かつ、内周面の他端寄り
に適宜枚数、例えば6枚の弾性片41を設ける。
かくして、バルブ3のガラス管球31側をリフ
レクタ1の挿入孔12から、リフレクタ1および
レンズ13により画成された灯室15内に挿入す
る。そのバルブ3の鍔部33をソケツト部2の端
面に当て、バルブ3の鍔部33の切欠35をソケ
ツト部2の螺旋溝20の入口に合致させる。次
に、ロツクカラー4をバルブ3のコネクタ部34
から外嵌し、ロツクカラー4の突起40をバルブ
3の鍔部33の切欠35およびソケツト部2の螺
旋溝20の入口に対向させる。それから、ロツク
カラー4をリフレクタ1側に押圧しながら第9図
中時計方向に回動し、ロツクカラー4の突起40
をソケツト部2の螺旋溝20の閉塞端に係合させ
る。この結果、バルブ3の鍔部33は、ロツクカ
ラー4の弾性片41の弾性力により、ソケツト部
2の端面に強く押圧され、バルブ3はリフレクタ
1に着脱可能に装着される。
なお、図中23はソケツト部2の内周面とバル
ブ3の口金部32の外周面との間に介在させたO
リングである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、上述の従来のランプのバルブ保持構
造は、緊締具としてのロツクカラー4の弾性作用
によりバルブ3を取付体としてのリフレクタ1に
着脱可能に取付けるものであるから、ソケツト部
2の外周面に螺旋溝20を設け、バルブ3の鍔部
33に切欠35を設け、ロツクカラー4に切欠3
5を経て螺旋溝20に係合する突起40と、鍔部
33をソケツト部2の端面に押圧する弾性片41
とを設ける必要がある。このために、構造が複雑
となる。また、ロツクカラー4をその弾性片41
の弾性力に抗してリフレクタ1側に押圧しながら
回動し、ロツクカラー4の突起40をソケツト部
2の螺旋溝20に係合させたり解除させたりし、
バルブ3をリフレクタ1に取付けたり取外したり
するので、その操作が面倒であるなどの問題があ
る。
本考案の目的は、構造が簡単で取付取外操作が
容易であり、しかもバルブをランプに確実に保持
することができるランプのバルブ保持構造を提供
することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、取付体の挿入孔の周縁部にクサビ形
の受部を設け、一方緊締具にクサビ形の挿入係合
部を設け、その取付体と緊締具とに相互に係止す
る係止部を設け、その緊締具に緊締具の係止部が
回動して取付体の係止部に係止したり外れたりす
るヒンジ部を設けたことを特徴とする。
〔作用〕 本考案は、取付体の挿入孔にバルブを挿入させ
た状態において、取付体の受部に緊締具の挿入係
合部を挿入係合させることにより、クサビ作用で
バルブの鍔部を取付体の挿入孔の周縁部に押圧
し、バルブを取付体に着脱可能に保持することが
できる。また、取付体の係止部と緊締具の係止部
とを相互に係止させることにより、バルブをリフ
レクタに確実に保持させることができる。さら
に、緊締具のヒンジ部により、緊締具の係止部が
回動して取付体の係止部に確実に係止したりまた
は容易に外れたりすることができる。
〔実施例〕
以下、本考案に係るランプのバルブ保持構造の
一実施例を第1図乃至第8図を参照して説明す
る。
第1図乃至第8図は本考案に係るランプのバル
ブ保持構造の一実施例を示し、第1図は分解斜視
図、第2図は組付状態の背面図、第3図は第2図
における−線断面図、第4図はリフレクタお
よびソケツト部の一部縦断面図、第5図は第2図
における−線断面図、第6図はリフレクタお
よびソケツト部の一部横断面図、第7図はクリー
トの側面図、第8図はクリート背面図である。
図において、5は取付体としてのリフレクタで
あつて、このリフレクタ5は金属製もしくは合成
樹脂製で、前面50を開口し、後面に回転放物面
の反射面51を設け、その反射面51の中央に挿
入孔52を開設する。前面開口部50にガラス製
または合成樹脂製のレンズ53を接着剤54等に
より接着する。
6はリフレクタ5の外側面の挿入孔52の周縁
部に後方に一体に突設した筒形形状のソケツト部
であつて、このソケツト部6はリフレクタ5と共
に取付体の一部をなし、外方に凹んだ凹部60を
3ケ所、すなわち頂部と、やや下方の左右両側部
とに設ける。61は前記ソケツト部6の左右両側
のほぼ中間部に側面から見てクサビ形をなすよう
に設けたクサビ形の受部としての溝であつて、こ
のクサビ形の溝61は前側の壁面が垂直で、後側
の壁面が傾斜しており、その巾が上から下に行く
に従つて小さくなる。62は前記ソケツト部6の
上の凹部60の立壁に後方に一体に突設した係止
部としての突部である。この突部62の先端面6
3を上から下にかけて内側から外側に傾斜させ
る。
7はバルブであつて、このバルブ7はフイラメ
ント70を封入したガラス管球71と、そのガラ
ス管球71の後方に装備した口金部72と、その
口金部72に一体に設けた鍔部73と、その鍔部
73からL形に一体に後方に突設したコネクタ部
74とからなり、鍔部73の周縁に3個の凸部7
5を前記ソケツト部6の凹部60に対応させて突
設する。
8は緊締具としてのクリートであつて、このク
リート8は板状で、中間から下端にかけて二股形
状をなし、その二股部分に挿入係合部80を形成
する。この挿入係合部80は側面から見てクサビ
形をなし、前側の壁面が垂直で、後側の壁面が傾
斜しており、その巾が上から下に行くに従つて小
さくなる。この挿入係合部80の前面の内側の縁
に沿つて突部81を突設する。このクリート8の
頭部(上部)の背面に係止部としての爪部82を
前後に傾倒可能に設ける。すなわち、この係止爪
部82は、クリート8本体から水平に一体に突設
した水平部820と、その水平部820の先端に
垂直に一体に設けた垂直部821とからなり、そ
の垂直部821の上部にノブ822を設け、かつ
その垂直部821の下部に爪823を形成する。
その爪823の先端面824を上から下にかけて
内から外に傾斜させる。前記水平部820の上面
にヒンジ部としての半円形の凹部825を設け、
係止爪部82を凹部825の中心aを中心として
回動可能に構成する。この凹部825の中心aと
爪823の先端とは垂直線上に位置させ、かつ最
近距離にある。
57はリフレクタ5の挿入孔52の内周面とバ
ルブ7の口金部72の外周面との間に介在させた
Oリングである。
かくして、ソケツト部6の凹部60とバルブ7
の凸部75とを合わせながら、バルブ7のガラス
管球71をリフレクタ5の挿入孔52から灯室5
6内に挿入し、そのバルブ7の鍔部73をリフレ
クタ5の挿入孔52の周縁部に当接させる。次
に、ソケツト部6の溝61の中にクリート8の挿
入係合部80を差し込む。すると、ソケツト部6
の溝61とクリート8の挿入係合部80の突部8
1とのクサビ作用により、バルブ7の鍔部73が
リフレクタ5の挿入孔52の周縁部に押圧され
る。この結果、バルブ7をリフレクタ5に着脱可
能に取付けることができる。しかも、クリート8
の挿入係合部80をソケツト部6の溝61に差し
込む際に、クリート8の爪823の傾斜面824
がソケツト部6の突部62の傾斜面63に当接
し、その傾斜面63,824に沿つて滑動する。
それに伴つて、係止爪82が凹部825の中心a
を中心として第3図および第7図中の矢印方向に
回動する。クリート8の挿入係合部80がソケツ
ト部6の溝61に差し込まれたところで、クリー
ト8の傾斜面824とソケツト部6の傾斜面63
との当接が終了し、クリート8の係止爪部82が
弾性復帰力により凹部825の中心aを中心とし
て矢印と反対方向に回動し、その爪823がソケ
ツト部6の突部62に確実に係止する。その結
果、バルブ7をリフレクタ5に確固に保持させる
ことができる。
また、クリート8の係止爪部82のノブ822
を矢印方向に押すと、係止爪部82が凹部825
の中心aを中心として矢印方向に回動し、爪82
3がソケツト部6の突部62から簡単に外れ、そ
のままの状態でクリート8の挿入係合部80をソ
ケツト部6の溝61から引き抜くとにより、バル
ブ7をリフレクタ5から取外すことができる。
このように、クリート8の挿入係合部80とソ
ケツト部6の溝61とのクサビ作用と、クリート
8の係止爪部82とソケツト部6の係止突部62
との係止とにより、バルブ7をリフレクタ5に着
脱可能に取付けるものであるから、ソケツト部6
に溝61および係止突部62を設け、一方クリー
ト8に挿入係合部80および係止爪部82、凹部
825を設けるだけで構造が簡単である。しか
も、クリート8の挿入係合部80をソケツト部6
の溝61に挿入したり引き抜いたり、クリート8
の係止爪部82をソケツト部6の係止突部62に
係止させたり外したりするだけで、バルブ7をリ
フレクタ5に組付けたり取外したりすることがで
き、その操作が容易である。さらに、係止爪部8
2と係止突部62との相互の係止により、バルブ
7をリフレクタ5に確固に保持することができ、
振動などにより、バルブ7がリフレクタ5から外
れるようなことはない、特に、係止爪部82に凹
部825を設け、さらにその凹部825の中心a
と爪823の先端とを垂直線上に位置させ、かつ
最短距離に位置するように構成したので、係止爪
部82が凹部825の中心aを中心として回動
し、爪823がソケツト部6の突部62に確実に
係止したり外れたりする。この結果、係止爪部8
2の爪823とソケツト部6の突部62とが確実
に係止し、かつ係止爪部82の爪823をソケツ
ト部6の突部62から容易に外すことができる。
なお、上述の実施例において、バルブ7のコネ
クタ部74がL形であるが、直線形であつても良
い。また、ソケツト部6はリフレクタ5から一体
に突設したものであるかが、リフレクタ5とソケ
ツト部とは別部品で一体に組付けたものでも良
い。さらに、リフレクタ5(取付体)に設ける受
部として、上述のソケツト部6のクサビ形の溝6
1の外に、クサビ形のガイドレールであつても良
い。この場合係止部は取付体としてのリフレクタ
5にまたはガイドレール自体に設ける。
〔考案の効果〕
以上から明らかなように、本考案のランプのバ
ルブ保持構造は、緊締具の挿入係合部と取付体の
受部とのクサビ作用と、緊締具の係止部と取付体
の係止部との係止とにより、バルブを取付体に着
脱可能に取付けるものであるから、緊締具に挿入
係合部と係止部を設け、一方取付体に受部と係止
部とヒンジ部を設けるだけで構造が簡単である。
しかも、緊締具の挿入係合部を取付体の受部に挿
入係合したり引き抜いたり、緊締具の係止部を取
付体の係止部に係止させたり外したりするだけ
で、バルブを取付体に組付けたり取外したりする
ことができ、その操作が容易である。特に、本考
案においては、緊締具と取付体に相互に係止する
係止部を設けたので、緊締具の係止部と取付体の
係止部とを相互に係止させることにより、バルブ
を取付体に確固に保持することができ、バルブが
振動などにより取付体から外れるようなことはな
い。さらに、緊締具にヒンジ部を設けて係止部を
回動可能に構成したので、緊締具の係止部を取付
体の係止部に確実に係止したりまたは容易に外し
たりすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は本考案に係るランプのバル
ブ保持構造の一実施例を示し、第1図は分解斜視
図、第2図は組付状態の背面図、第3図は第2図
における−線断面図、第4図はリフレクタお
よびソケツト部の一部縦断面図、第5図は第2図
における−線断面図、第6図はリフレクタお
よびソケツト部の一部横断面図、第7図はクリー
トの側面図、第8図はクリート背面図である。第
9図は従来のランプのバルブ保持構造を示した分
解斜視図、第10図は組付状態の縦断面図であ
る。 5……リフレクタ(取付体)、52……挿入孔、
6……ソケツト部、61……溝(受部)、62…
…係止突部、64……係止爪、7……バルブ、7
3……鍔部、8……クリート(緊締具)、80…
…挿入係合部、82……係止爪部、825……凹
部(ヒンジ部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 挿入孔を開設した取付体と、鍔部を設けたバル
    ブと、緊締具とを備え、バルブを取付体の挿入孔
    に挿入し、緊締具によりバルブの鍔部を取付体の
    挿入孔の周縁部に押圧してバルブを取付体に着脱
    可能に保持するランプのバルブ保持構造におい
    て、前記取付体の挿入孔の周縁部にクサビ形の受
    部を設け、前記緊締具にクサビ形の挿入係合部を
    設け、その取付体と緊締具とに相互に係止する係
    止部を設け、その緊締具に緊締具の係止部が回動
    して取付体の係止部に係止したり外れたりするヒ
    ンジ部を設けたことを特徴とするランプのバルブ
    保持構造。
JP18197686U 1986-11-28 1986-11-28 Expired JPH036965Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18197686U JPH036965Y2 (ja) 1986-11-28 1986-11-28

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Publication Number Publication Date
JPS6387712U JPS6387712U (ja) 1988-06-08
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