JPH053396Y2 - - Google Patents

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JPH053396Y2
JPH053396Y2 JP3210189U JP3210189U JPH053396Y2 JP H053396 Y2 JPH053396 Y2 JP H053396Y2 JP 3210189 U JP3210189 U JP 3210189U JP 3210189 U JP3210189 U JP 3210189U JP H053396 Y2 JPH053396 Y2 JP H053396Y2
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mounting
protrusion
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housing
lamp body
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、灯具本体を車体などの取付体に着脱
可能に取付ける車両用灯具の取付構造に係り、特
に灯具本体を取付体から取外すのに便利な車両用
灯具の取付構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のこの種の車両用灯具の取付構造を第4図
乃至第9図を参照して説明する。この例の車両用
灯具は自動車のリヤから側面にかけて廻り込み部
を有するものである。
図においては、1は上から見てほぼL字形をな
す灯具のハウジングで、このハウジング1はほぼ
中央内面に反射面10を有し、前面から側面にか
けての開口部の全周縁に凹部11を設け、ほぼ中
央の後面に円筒形のソケツト部周囲の遮水壁12
を設け、その円筒形の遮水壁12の中心にバルブ
挿入孔(図示せず)を設ける。このハウジング1
の両端部に円柱形状の取付用の第1突部13と第
2突部16とをそれぞれ設ける。前記第1突部1
3のほぼ円形をなす平坦な端面14に後述する取
付凸部としてのピボツト4を固定する。一方、前
記第2突部16中に後述する灯室22内と車体5
中の外部と連通する呼吸穴17を設ける。このハ
ウジング1の一端部の背面に取付片15を突設す
る。
4はピボツトで、このピボツト4は球部40
と、その球部40から一体に突設した直径が球部
40の直径より小さい円柱形状の首部41と、そ
の首部41の端に一体に設けた直径が首部41の
直径より大きくかつその裏面側の面積が前記ハウ
ジング1の第1突部13の端面14の面積とほぼ
等しい円板形状の固定座部42と、その固定座部
42の裏面の中央から一体に突設した直径が固定
座部42の直径より小さい円柱形状の固定脚部4
3とからなる。このピボツト4の固定脚部43を
前記ハウジング1の第1突部13にその第1突部
13の端面14から圧入し、そのピボツト4の固
定座部42の裏面をハウジング1の第1突部13
の端面14に密着させて、ピボツト4をハウジン
グ1の第1突部13の端面14に固定する。
2は上から見てほぼL字形をなすレンズで、こ
のレンズ2は内面に適宜プリズムを刻設し、内面
の全周縁に接着脚20を一体に突設する。このレ
ンズ2の接着脚20を前記ハウジング1の凹部1
1に接着剤21により接着かつシールし、そのレ
ンズ2およびハウジング1により灯室22を画成
する。かくして、ソケツト(図示せず)に着脱可
能に取付けた光源としてのバルブ(図示せず)
を、前記ハウジング1の透孔から前記灯室22内
に挿入し、ソケツトをハウジング1に着脱可能に
装着することにより、バルブは灯室22内の所定
位置に配設される。なお、上述のソケツトと前記
ハウジング1の透孔の全周縁とはパツキング(図
示せず)によりシールされる。
3は取付体としての車体で、この車体3のリヤ
から側部にかけて凹部30を設ける。この車体3
の凹部30の両端部に第1取付片31と第2取付
片32とをそれぞれ切り起して設ける。その第1
取付片31と第2取付片32とに第1取付孔33
と第2取付孔34をそれぞれ設ける。
5は取付凹部(ピボツト受部)としてのリテー
ナーで、このリテーナー5は一端面に球凹部50
を設け、かつ周面に係合溝51を設けたものであ
る。このリテーナ5を前記車体3の第1取付片3
1の第1取付孔33中に圧入させ、リテーナー5
の係合溝51を車体3の第1取付孔33の縁に係
合させて、リテーナー5を車体3に固定する。
かくして、前記ハウジング1、レンズ2などか
らなる灯具本体を車体3の凹部30中に収納し、
ハウジング1の第2突部16を車体3の第2取付
孔34中に挿入して保持し、一方ハウジング1の
第1突部13に固定したピボツト4の球部40
を、車体3の第1取付片31に固定したリテーナ
ー5の球凹部50中に着脱可能に嵌合して、灯具
本体を車体に着脱可能に取付ける。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、上述の従来の車両用灯具の取付構造
は、ただ単に、灯具本体のハウジング1の第1突
部13の端面14にピボツト4を固定し、一方取
付体の車体3にリテーナー5を固定したものであ
るから、ピボツト4をリテーナー5に嵌合して車
体3に取付けた灯具本体を取外す場合は、灯具本
体全体を保持しながら引つ張つてピボツト4をリ
テーナー5から外し、灯具本体を車体3から取外
す。このために、灯具本体の取外しが面倒である
などの問題がある。
本考案の目的は、灯具本体の取外しが簡単に行
われる車両用灯具における取付構造を提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上述の目的を達成するために、取付
凸部、取付凹部の何か一方を固定した灯具本体の
突部の端面を、取付体に固定した前記取付凸部、
取付凹部の他方の突部への固定座面より大きく
し、その突部の端面に工具の先端が当接する当接
面を設けたことを特徴とする。
〔作用〕
本考案は、上記構成により、灯具本体の突部の
当接端面に工具の先端を当接させ、その工具を操
作して嵌合状態の取付凸部と取付凹部とを取外す
だけで、灯具本体を取付体から取外すことがで
き、灯具本体全体を保持して引つ張つて、嵌合状
態の取付凸部と取付凹部とを取外して灯具本体を
取付体から取外す従来の取付構造と比較し、灯具
本体を取付体から簡単に取外すことができる。
〔実施例〕
以下、本考案に係る車両用灯具の取付構造の一
実施例を第1図乃至第3図を参照して説明する。
図中、第4図乃至第9図と同符号は同一のもの
を示す。
この実施例おける本考案の車両用灯具の取付構
造は、ハウジング1の第1突部13の端面14の
直径を、ピボツト4の固定座部42の裏面の直径
より大きくし、その第1突部13の端面14にピ
ボツト4をやや下方に偏らせて固定し、その第1
突部13の端面14の内、工具(マイナスドライ
バーなど)6の先端が当接する上部に半円形状の
溝18を設ける。
この実施例における本考案の取付構造は、以上
の如き構成よりなり、以下灯具本体の取外し方に
ついて説明する。
まず、車体3の凹部30の開口部35におい
て、工具6の先端を内側から外側へ挿入してハウ
ジング1の当接溝18に当接させ、かつ工具6の
先端部を車体3の開口部35に当接させる。次
に、工具6の他端の柄部を矢印方向に倒す。する
と、てこの原理(工具の柄部が力点、工具と車体
3の開口部35の縁との当接部が支点、工具とハ
ウジング1の第1突部13の当接溝18との当接
部が作用点となるてこの原理)により、ハウジン
グ1の第1突部13の端面14に大きな力が作用
し、ハウジング1側のピボツト4の球部40が車
体3側のリテーナー5の球凹部50から外れる。
この結果、灯具本体全体を保持して引つ張り、嵌
合状態のピボツトとリテーナーとを外して灯具本
体を車体から取外す従来の取付構造と比較して、
灯具本体(ハウジング1およびレンズ2などから
なる。)を車体3から簡単に取外すことができる。
なお、上述の実施例においては、第1突部13
の端面14の上部に当接溝18を設けたが、当接
溝18を設けずに、ただ単に平坦な当接面として
も良い。
また、灯具本体(ハウジング1)側に取付凸部
のピボツト4を固定し、取付体(車体3)側に取
付凹部のリテーナー5を固定したものであるが、
その逆に灯具本体にリテーナーを、取付体にピボ
ツトを固定しても良い。
〔考案の効果〕
以上から明らかなように、本考案の車両用灯具
の取付構造は、取付凸部、取付凹部の何か一方を
固定した灯具本体の突部の端面を、取付体に固定
した前記取付凸部、取付凹部の他方の突部への固
定座面より大きくし、その突部の端面に工具の先
端が当接する当接面を設けたものであるから、灯
具本体の突部の当接端面に工具の先端を当接さ
せ、その工具を操作して嵌合状態の取付凸部と取
付凹部とを取外すだけで灯具本体を取付体から取
外すことができ、灯具本体を保持して引つ張つ
て、嵌合状態の取付凸部と取付凹部とを取外して
灯具本体を取付体から取外す従来の取付構造と比
較し、灯具本体を取付体から簡単に取外すことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案に係る車両用灯具の
取付構造の一実施例を示し、第1図は灯具本体の
取外し状態を示した断面図、第2図は第1図にお
ける要部の拡大図、第3図は灯具本体のピボツト
を固定した箇所の一部斜視図である。第4図乃至
第9図は従来の車両用灯具の取付構造を示し、第
4図は灯具本体を車体に取付けた状態の一部斜視
図、第5図は灯具本体を取外した状態の車体の一
部斜視図、第6図は灯具本体の平面図、第7図は
灯具本体の背面図、第8図は灯具本体の断面図、
第9図はピボツトとリテーナーとの嵌合状態を示
した断面図である。 1……ハウジング、13……第1突部、14…
…端面、18……当接溝、2……レンズ、3……
車体(取付体)、31……第1取付片、4……ピ
ボツト、42……固定座部、5……リテーナー、
6……工具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 灯具本体に突設した突部の端面と取付体とに、
    取付凸部と取付凹部とをそれぞれ固定し、その取
    付凸部と取付凹部とを着脱可能に嵌合して灯具本
    体を取付体に着脱可能に取付ける車両用灯具の取
    付構造において、前記突部の端面を前記取付凸部
    もしくは取付凹部の突部への固定座面より大きく
    し、その突部の端面に工具の先端が当接する当接
    面を設けたことを特徴とする車両用灯具の取付構
    造。
JP3210189U 1989-03-23 1989-03-23 Expired - Lifetime JPH053396Y2 (ja)

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JPH02124732U JPH02124732U (ja) 1990-10-15
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JP2001301521A (ja) * 2000-04-20 2001-10-31 Daihatsu Motor Co Ltd ランプの取付構造

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