JPH0320966Y2 - - Google Patents

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JPH0320966Y2
JPH0320966Y2 JP18403686U JP18403686U JPH0320966Y2 JP H0320966 Y2 JPH0320966 Y2 JP H0320966Y2 JP 18403686 U JP18403686 U JP 18403686U JP 18403686 U JP18403686 U JP 18403686U JP H0320966 Y2 JPH0320966 Y2 JP H0320966Y2
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JP
Japan
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protrusion
lens
groove
locking hole
side wall
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は車両用灯具に関し、特に合成樹脂製の
ハウジングとレンズとのシールのための補強固定
組付けが簡単である灯具に関する。
《従来の技術》 この種の車両用灯具は、たとえば自動車用のリ
アコンビネーシヨンランプ等に通用されており、
従来の灯具のハウジングとレンズとのシールのた
めの補強固定構造として、実開昭58−154503号公
報及び第4図に示すものがある。この灯具は、合
成樹脂製のハウジングの前面開口の周縁に溝部を
形成し、この溝部にレンズの脚部をホツトメルト
のシール剤によりシール接着するとともに、補強
固定として第4図の拡大断面図に示すように、レ
ンズ脚部の側部外方に突部aを設け、溝部の一方
側壁bに係止孔cを設け、レンズを矢印方向に押
し込むことにより、突部aが側壁bを外方に押し
拡げて係止孔cに係止させている。
《考案が解決しようとする問題点》 上記のような従来の例では、突部aを係止孔c
に確実に係止するために、突部aと側壁bとのラ
ツプ寸法tが設定され、突部aが係止孔cに係止
される直前までは、側壁bとレンズ脚部との撓み
幅を少なくともラツプ寸法tの幅だけ必要となつ
ていた。このため、レンズ組付け作業では、突部
aを係止孔cに係止させるために、レンズをハウ
ジングに対してかなり強い力で押し込まなければ
ならず、組付け性に問題があつた。また、側壁b
の撓みは、先端から基部方向に向うに従い少なく
なり、かつレンズに対する押し込み力をより多く
必要となるため、係止孔cの位置設定において設
計上で著しく制約されるという問題も有してい
た。
《問題点を解決するための手段》 本考案の車両用灯具は、前述した問題点を解決
するために、合成樹脂製のハウジングの周縁に溝
部を形成し、該溝部にレンズの脚部をホツトメル
トのシール剤により接着すると共に、前記脚部に
突部を突設し、該突部に対応した溝部の一方側壁
に係止孔を設け、該係止孔に前記突部を係止し
て、前記レンズを前記ハウジングに補強固定した
灯具において、前記側壁の内側の上端から前記係
止孔に向けて前記突部をガイドする溝を形成する
と共に、該溝の底部に段部を有する弾性の舌片部
を形成したことを特徴とする。
《作用》 ホツトメルトのシール剤を充填した溝部にレン
ズ脚部を押し入れることにより、突部が溝にガイ
ドされ、かつ舌片部の段部に当接して舌片部が外
方に撓むとともに、弾撥により突部が係止孔に係
止されて、レンズがハウジングに補強固定され
る。
《実施例》 第1図及び第2図は本考案の一実施例を示すも
ので、第1図は車両用灯具の一部側断面図、第2
図は側壁の要部斜視図を示す。この車両用灯具
は、合成樹脂製のハウジング2の開口前面周縁に
溝部21を形成すると共に、後部にバルブ4を装
着したソケツト3を、かつ、前記溝部21にホツ
トメルト等のシール剤7を充填してレンズ1の脚
部11を接着した灯具であり、パツキン5を介し
て車体パネル6に取り付けられる。また、レンズ
1とハウジング2との補強固定のために、レンズ
脚部11に突部12を突設し、溝部21の外側で
ある側壁22に係止孔27を設けて下部に傾斜面
12′を有する前記突部12を係止させる。
側壁22の内面は、第2図に示すように、上端
から係止孔27に向けて前記突部12をガイドす
る溝23と、この溝23の底部に傾斜面26′を
有する段部26を備えた弾性の舌片24とを有す
る。なお、前記舌片24の両側には切欠25,2
5を形成して、舌片24が弾性的に撓むようにし
ている。また、本例では、前記舌片24の裏が
わ、即ち、側壁22の外面に凹部を形成して、舌
片を薄肉にしてより弾性が得られるようにしてい
る。
上記のように構成したハウジング2にレンズ1
を組付けるには、第3図イに示すように、溝部2
1にシール剤7を充填した後に、レンズ1の脚部
11を溝部21に位置させる。この際に、脚部1
1の突部12は、溝23内にガイドされて下部の
傾斜面12′が舌片24の段部26の傾斜面2
6′に当接する迄、比較的に力を要さず矢印方向
に押し込まれる。次に、強くレンズを押すことに
より、突部12の傾斜面12′と段部26の傾斜
面26′とが当接して舌片24を外方に撓ませて、
同図ロに示すように、突部12が係止孔27に容
易に入り込んで係止される。
以上説明したように、本考案によれば、レンズ
脚部の突部は、側壁の溝にガイドされて段部まで
簡単に押し込まれ、かかる状態ではレンズがハウ
ジングに確りと位置決めがされているので、レン
ズがハウジングに対して片寄ることがなくさらに
押し込むことができ、次に舌片が弾性的に容易に
外方に撓んで突部12が係止孔12に入り込むと
同時に弾撥により、舌片が突部12の上面に復帰
して確実に係止がなされる。このため、従来の押
し込み力によりきわめて少ない力で組付けること
ができて、作業性が著しく向上する。また、側壁
の溝及び舌片の長さを任意に設定できるので、従
来のような撓み限界に係る係止孔の位置設定での
設計上の制約がなくなる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による車両用灯具の
一部側断面図、第2図は第1図の側壁の要部斜視
図、第3図は脚部と溝部の要部側断面図で、同図
イは組付け途中の説明拡大図、同図ロは組付け後
の説明拡大図、第4図は従来例の灯具の部分側断
面図である。 1……レンズ、11……脚部、12……突部、
2……ハウジング、21……溝部、22……側
壁、23……溝、24……舌片、26……段部、
27……係止孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂製のハウジングの周縁に溝部を形成
    し、該溝部にレンズの脚部をホツトメルトのシー
    ル剤により接着すると共に、前記脚部に突部を突
    設し、該突部に対応した溝部の一方側壁に係止孔
    を設け、該係止孔に前記突部を係止して、前記レ
    ンズを前記ハウジングに補強固定した灯具におい
    て、前記側壁の内側の上端から前記係止孔に向け
    て前記突部をガイドする溝を形成すると共に、該
    溝の底部に段部を有する弾性の舌片部を形成した
    ことを特徴とする車両用灯具。
JP18403686U 1986-11-29 1986-11-29 Expired JPH0320966Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18403686U JPH0320966Y2 (ja) 1986-11-29 1986-11-29

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JP18403686U JPH0320966Y2 (ja) 1986-11-29 1986-11-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6389606U JPS6389606U (ja) 1988-06-10
JPH0320966Y2 true JPH0320966Y2 (ja) 1991-05-08

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ID=31131330

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