JPH0237642Y2 - - Google Patents

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JPH0237642Y2
JPH0237642Y2 JP17500384U JP17500384U JPH0237642Y2 JP H0237642 Y2 JPH0237642 Y2 JP H0237642Y2 JP 17500384 U JP17500384 U JP 17500384U JP 17500384 U JP17500384 U JP 17500384U JP H0237642 Y2 JPH0237642 Y2 JP H0237642Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は大型トラツク等の運転室の乗降用の自
動ステツプの走行時自動格納装置に係わる。
〈従来の技術〉 乗車位置の高いトラツク等の車輌には、車輌の
側面の乗降用ステツプは不可欠のものであつて、
このような乗降用ステツプをキヤブのドアの開閉
によつて自動的に張り出し、格納させるものが知
られている。たとえば公開実用新案公報昭58−
146744号などがある。第3図はかかる自動ステツ
プ装置の電気的装置例の回路構成図でつて、ドア
スイツチ4はキヤブに設けられたドアの開放時に
閉じ、閉鎖時に開放される。自動ステツプ切換ス
イツチ7は自動、格納、張り出しに切換える接点
7b,7c,7dをもち、ステツプの張り出し、
格納をドア開閉に応じて操作させるときは、自動
に切換えられる。尚、格納、張り出しは自動ステ
ツプ切換スイツチ7によつて格納、張り出しに手
動で切換えて操作することもできる。第3図に示
される電気的な自動ステツプ装置ではキヤブをド
アを乗降に際して開放すると、ドアスイツチ4は
閉じるので、ソレノイドバルブ5は通電となりス
テツプを駆動するアクチユエータを付勢し、ステ
ツプを張り出させる。しかし、乗車が完了しドア
を閉じると、ドアスイツチ4が開放となり、ソレ
ノイドバルブ5は非通電となりステツプを駆動す
るアクチユエータを付勢し、ステツプを格納す
る。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところが、第3図に示したような自動ステツプ
装置ではいろいろ思わぬ不具合が起る。例えばド
アが充分に締められたつもりでも半ドアであつた
様な場合、ステツプは格納されておらず、思わぬ
事故を起す危険がある。また何かの都合で自動ス
テツプ切換スイツチ7を格納に切換え、自動へ戻
すことを忘れていた様な場合、車輌が停止したの
でドアを開き降りようとしてステツプに足を掛け
ようとすると、ステツプが張り出されておらず運
転者が下へ転落したり、自動ステツプ切換スイツ
チが知らないうちに張り出しに切換えられて、走
行中ステツプが張り出していて全く思いがけない
事故を起すといつた危険がある。
本考案は従来装置のかかる不具合に鑑みてなさ
れたもので、走行状態では確実にステツプは格納
され、停車状態でドア開となるまではステツプの
格納状態が解除されないように構成されていて、
より安全な動作が保証された自動ステツプの走行
時自動格納装置を提供することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 かかる目的を達成した本考案による自動ステツ
プの走行時自動格納装置の構成は、車輌の側面に
取り付けられた張り出し、格納自在な乗降用ステ
ツプを通電時に張り出させ、非通電時に格納する
ソレノイドバルブと、該ソレノイドバルブを導通
側励磁コイルと非導通側励磁コイルでそれぞれ導
通・非導通に切換える第1のパワリレーと、該第
1のパワリレーの導通接点に接続された切換接触
子及び自動、格納、張り出しの三つの切換接点を
もつ自動ステツプ切換スイツチと、該自動ステツ
プ切換スイツチの自動接点と上記第1のパワリレ
ーの導通側励磁コイルとに接続されたドア開放時
閉となるドアスイツチと、上記第1のパワリレー
の導通側励磁コイルと電源の間に直列に接続され
た通電時に開となる第2のパワリレーと、車輌走
行時に接続される、第1のパワリレーの非導通側
励磁コイルと第2のパワリレーの励磁コイルとに
接続された解除接点、停車時に接続される、パー
キングブレーキランプが接続されたブレーキ接点
及びスタータスイツチを介して電源に接続された
切換接触子を備えたパーキングスイツチと、該パ
ーキングスイツチの解除接点と、上記自動ステツ
プ切換スイツチの間に接続されたアラーム装置と
からなることを特徴とするものである。
〈実施例〉 本考案による自動ステツプの走行時自動格納装
置を一実施例によつて図面を参照しながら説明す
る。第1図は本考案の一実施例の回路構成図であ
る。第2図は本考案に係わる自動ステツプが取り
付けられた乗車位置の高い車輌のキヤブ部分を示
した概観図である。第2図において、1は乗車位
置の高いトラツクのキヤブ部、2は乗降用ドア、
3は自動ステツプであり、自動ステツプ3の張り
出し、格納の二つの状態を示す。第1図に示す実
施例に示す如く、本考案による自動ステツプの走
行時自動格納装置によれば、車輌の側面に取り付
けられた張り出し格納自在な自動ステツプ3を通
電時に張り出させ、非通電時に格納する操作制御
装置例えばソレノイドバルブ5は、上記ソレノイ
ドバルブ5を導通・非導通に切換えるスイツチ例
えばパワリレー6の切換接触子6aに接続されて
いる。パワリレー6の切換接触子6aは導通側励
磁コイルL1及び非導通側励磁コイルL2の付勢に
よつてそれぞれ導通接点6b、非導通接点6cへ
切換えられる。導通接点6bは自動、格納、張り
出しの三つの切換接点7b,7c,7dをもつ自
動ステツプ切換スイツチ7の切換接触子7aに接
続されている。尚、自動ステツプ切換スイツチ7
は、ドア2の開閉に応じ自動的に自動ステツプ3
を張り出させ、格納させる際は、自動接点7bに
切換えられる。また必要に応じドア開閉に関係な
く自動ステツプ3を張り出し、格納する切換は手
動によつて接触子7aを操作し、張り出し接点7
dあるいは格納接点7cに切換えて使用する。従
つて、自動ステツプ切換スイツチの自動接点7b
は、開放の際・閉で閉鎖の際・開となるドアスイ
ツチ4に接続されている。ドアスイツチ4の一端
は接地されている。また張り出し接点7dは接地
されている。本実施例によれば、車輌が走行状態
では強制的に自動ステツプを格納させるため、走
行状態において必ず解除側に切換えられ、停車時
にブレーキ側に切換えられるパーキングスイツチ
9を利用している。パーキングスイツチ9の解除
接点9bはスイツチの制御部例えばパワリレー8
の励磁コイルLと、パワリレー6の非導通側励磁
コイルL2とに接続されている。したがつて走行
時にはパーキングスイツチ9は解除接点9bに接
続され、パーキングスイツチ9の切換接触子9a
はスタータスイツチ10を介して電源に接続され
ているため、パワリレー6の非導通励磁コイル
L2とパワリレー8の励磁コイルLとは励磁され、
ソレノイドバルブ5は非導通となり自動ステツプ
3は格納されている。尚、パワリレー8の開閉接
点8a,8bは電源とパワリレー6の導通側励磁
コイルL1に直列に挿入されていて、励磁コイル
Lが非通電の場合は閉、通電の場合は開となる。
従つて走行中はパワリレー8の励磁コイルは励磁
され、パワリレー6の導通側励磁コイルL1は非
通電となり、パワリレー6の導通接点6bは閉じ
られることがなく、ドア2の開閉あるいは自動ス
テツプ切換スイツチ7の操作にはソレノイドバル
ブ5は無関係に保たれる。パーキングスイツチの
解除接点9bと自動ステツプ切換スイツチ7aと
の間にアラーム装置12が接続されている。また
パーキングスイツチ9のブレーキ接点9cにはパ
ーキングスイツチランプ12が接続されていて、
車輌が停止しサイドブレーキを引くと、パーキン
グスイツチ9がブレーキ接点9cに切換えられパ
ーキングブレーキランプ12が点灯し、パワリレ
ー8の励磁コイルLは非通電となり接点8a,8
bは閉じられる。
次に、本考案による自動ステツプの走行時自動
格納装置の作用を第1図に示す実施例によつて説
明する。車輌走行時にはパーキングスイツチ9は
解除接点9bに接続され、スタータスイツチ10
は閉じられているため、電源電圧はパワリレー6
の非導通励磁コイルL2及びパワリレー8の励磁
コイルLに印加されている。従つて、パワリレー
8の接点は開放され、パワリレー6の切換接触子
6aは非導通接点6cに切換えられている。この
ためソレノイドバルブ5は非通電の状態にあり、
自動ステツプ3は格納された状態に保たれる。第
2図に示されるように自動ステツプ3は格納され
た状態になる。この様な状態で何かの誤りでドア
2を開いてドアスイツチ4がオンになつたり、自
動ステツプ切換スイツチ7が張り出し接点7aに
切換えられたとすると、第3図に示す従来の場合
は自動ステツプは走行中でも張り出しきわめて危
険であつたが、本考案のものではパワリレー6の
導通接点6bがパワリレー8の動作で走行中は確
実に遮断されているため自動ステツプ3が張り出
すことは決してない。さらにアラーム装置11は
このような異常操作が行なわれた場合、運転者に
知らせる。運転者はアラーム装置11の警報によ
つて自動ステツプ切換スイツチ7を正常な位置へ
戻すことができる。
車輌が停車する場合、車輌の速度が落ち停止
し、運転者は車輌を離れようとするとき、パーキ
ングブレーキを引くとパーキングスイツチ9はブ
レーキ接点9cに切換えられ、パーキングブレー
キランプが点灯するとともにパワリレー6の非導
通励磁コイルL2は非励磁となり、パワリレー8
も励磁が解かれて接点は閉じパワリレー6の導通
励磁コイルL1は電源に接続される。しかし乗降
ドアが閉じられた状態ではドアスイツチ4は開放
のためパワリレー6は回路を形成できず、従つて
ソレノイドバルブ5は非導通のままであり、自動
ステツプは格納の状態である。次いで運転者がス
テツプで降りるため乗降用ドア2を解放するとド
アスイツチ4は閉じ、ソレノイドバルブ5、パワ
リレー6、ドアスイツチ4は回路を形成し、ソレ
ノイドバルブは通電され、自動ステツプ3が張り
出すような駆動される。運転者は張り出された自
動ステツプ3を利用して地上に降り、乗降用ドア
2を締める。乗降用ドア2が締まるとドアスイツ
チ4は開放され、ソレノイドバルブは非通電とな
り、自動ステツプは格納されるよう駆動される。
尚、車輌が停止したとき、運転者はパーキングブ
レーキを引き忘れて降車しようとしたとすると、
パーキングスイツチ9は解除接点9bに接続され
たままであり、乗降用ドア2を解放して外へ出よ
うすると、ドアスイツチ4が閉じ、アラーム装置
11は警報を発する。
次に、運転者が停車中の車輌に乗り込む場合
は、自動ステツプ切換スイツチ7を張り出しの位
置に外部から操作して切換え、自動ステツプ3を
手動で張り出させ、乗降用ドア2を開放して乗車
し、次いで乗降用ドア2を締めるとドアスイツチ
4は開放となる。次いでパーキングブレーキをゆ
るめ、パーキングスイツチ9を解除接点9bの側
に切換える。若し、自動ステツプ切換スイツチ7
が自動に切換えられていないとアラーム装置11
が鳴り、異常を知らせるので自動ステツプ切換ス
イツチ7を自動に切換える。自動ステツプ切換ス
イツチ7を自動に切換えてもアラームが鳴りつづ
けていれば、乗降用ドア2が半ドアであり、これ
を正すことによつてアラームは止まる。また、パ
ーキングスイツチ9が解除の側へ切換えられたこ
とにより、ソレノイドバルブ5は非通電となり、
自動ステツプ3は格納され、走行の状態に入るこ
とができる。
第1図に示す本考案の実施例では走行、停止の
情報をパーキングスイツチ9から得ているが、ギ
ヤシフトスイツチを利用してもよい。あるいは走
行・停止を検出して走行時には解除側に停止時に
はブレーキ側に接点が切換わるスイツチであれば
そのような走行・停止切換スイツチを利用でき
る。
〈考案の効果〉 本考案による自動ステツプの走行時自動格納装
置によれば、車輌発車時にはパーキングスイツチ
を解除側に切換えることによつて、アラーム装置
が鳴らなければ異常なく走行可能であり、アラー
ム装置が鳴るときは半ドアあるいは自動ステツプ
切換スイツチの誤接続があるので、これらを正常
化して安全な走行をすることができる。さらに本
考案のものはパーキングスイツチをブレーキ側に
切換え、乗降用ドアが開放されて始めて自動ステ
ツプが張り出すため、自動ステツプの動作を極め
て安全確実なものとすることができた。また誤つ
た異状操作もアラーム装置が警報を発するので事
故を未然に防止することができるようになつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の回路構成図、第2
図は本考案の装置によつて操作される自動ステツ
プが配置された車輌キヤブ部分の概観図、第3図
は従来の自動ステツプ装置の回路構成図である。 図面中、1はキヤブ部、2は乗降用ドア、3は
自動ステツプ、4はドアスイツチ、5はソレノイ
ドバルブ、6はパワリレー、7は自動ステツプ切
換スイツチ、8はパワリレー、9はパーキングス
イツチ、10はスタータスイツチ、11はアラー
ム装置、12はパーキングブレーキランプであ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車輌の側面に取付けられた張り出し格納自在な
    自動ステツプを通電時に張り出させ、非通電時に
    格納するソレノイドバルブと、該ソレノイドバル
    ブを導通側励磁コイルと非導通側励磁コイルによ
    つて、それぞれ導通・非導通に切換える第1のパ
    ワリレーと、該第1のパワリレーの導通接点に接
    続された切換接触子及び自動、格納、張り出しの
    三つの切換接点をもつ自動ステツプ切換スイツチ
    と、該自動ステツプ切換スイツチの自動接点と上
    記第1のパワリレーの導通側励磁コイルとに接続
    されたドア開放時閉となるドアスイツチと、上記
    第1のパワリレーの導通側励磁コイルと電源の間
    に直列に接続された通電時開となる第2のパワリ
    レーと、車輌走行時に接続される、第1のパワリ
    レーの非導通側励磁コイルと第2のパワリレーの
    励磁コイルとに接続された解除接点、停車時に接
    続される、バーキングブレーキランプが接続され
    たブレーキ接点及びスタータスイツチを介して電
    源に接続された切換接子を備えたパーキングスイ
    ツチと、該パーキングスイツチの解除接点と上記
    自動ステツプ切換スイツチとの間に接続されたア
    ラーム装置とからなることを特徴とする自動ステ
    ツプの走行時自動格納装置。
JP17500384U 1984-11-20 1984-11-20 Expired JPH0237642Y2 (ja)

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JPS6190656U JPS6190656U (ja) 1986-06-12
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