JPH0412844Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0412844Y2
JPH0412844Y2 JP1986165993U JP16599386U JPH0412844Y2 JP H0412844 Y2 JPH0412844 Y2 JP H0412844Y2 JP 1986165993 U JP1986165993 U JP 1986165993U JP 16599386 U JP16599386 U JP 16599386U JP H0412844 Y2 JPH0412844 Y2 JP H0412844Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact terminal
common contact
terminal
vehicle
relay
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986165993U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6370462U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986165993U priority Critical patent/JPH0412844Y2/ja
Publication of JPS6370462U publication Critical patent/JPS6370462U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0412844Y2 publication Critical patent/JPH0412844Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) この考案は自動車等の車輌の盗難防止装置に関
するものである。
(従来技術) 自動車等のエンジンを有する車輌(以下車輌と
略記する)は、車輌を離れるときは、そのメイン
スイツチS0のキーを取外して携行することを前提
とし、この前提とドアロツク及びハンドルロツク
により盗難を防止する基本的考え方が採られてき
た。ところがこのような考え方では当然のことな
がらキーを盗まれた場合には無防備であつた。
また、実際の使用状況においては、荷物配達作
業の場合にように乗降の度にキーを取外しドアを
ロツクすることが大変わずらわしいことがある。
また、実際冬期早朝の暖機運転中は運転者は通常
家屋に退いて車輌を離れることの方が多く、この
間、車輌は盗難に対して無防備となる。また子供
のいたずらによる車輌事故の発生も少なくない。
このため、すでに従来から種々の盗難防止装置
について工夫されており、マニユアルミツシヨン
車用には、クラツチ操作によりイグニツシヨンコ
イル一次側への電源の接続を断ち、エンジンを停
止させる考え方のものが提供されている。ところ
が、この方式は、オートマチツク車、デイーゼル
エンジン車その他、適用できない車輌があり、ま
た、クラツチペダル近辺にスイツチが取付けられ
ねばならぬことから、回路を操作されやすいとい
う問題があつた。
(考案の目的) この考案は上記の事情に鑑み、オートマチツク
車やデイーゼルエンジン車など殆んどの車輌に適
用できて仮りにキーを抜き忘れても盗難されたり
いたずらされたりすることがない車輌盗難防止装
置を提供することを目的とする。
(実施例) 以下、この考案の実施例について図面により説
明する。
第1図において、二点鎖線の内部はこの実施例
を取付けた自動車(オートマチツク車)の電気回
路を、本考案と関係する部分だけを取出して示し
たものであり、1はエンジン、2は電源で2a,
2bはそれぞれ陽極端子、陰極端子、S0はメイン
スイツチ、3は表示ランプであつて、本実施例で
はトルクコンバータのシフトレバーがパーキング
ポジシヨンにある時に点灯するパーキングポジシ
ヨンランプである。実施例に係る回路は4個のリ
レーG1〜G4の励磁コイルg1〜g4を直列に接続し
た4連リレーG、2個のリレーH1,H2の励磁コ
イルh1,h2を直列に接続した2連リレーH、ブザ
ーBおよび手動開閉スイツチSからなる。リレー
G1〜G4,H1,H2はいずれもC接点リレーであつ
て共通接点端子4、a接点端子5およびb接点端
子6の三端子をもつ。すなわち、励磁コイルg1
g4,h1,h2に通電していない状態では共通接点端
子4とb接点端子6とが導通状態にあり、上記コ
イルに通電して励磁すると上記導通状態は絶たれ
て共通接点端子4とa接点端子5とが導通状態に
入る。そして、これらの回路要素G,H,B,S
は以下のように電気的に接続されている。すなわ
ち、G1の共通接点端子4とG2のb接点端子6を、
G3のa接点端子5とBの端子の一方を、G3の共
通接点端子4とH1のb接点端子6を、H1の共通
接点端子4とH2の共通接点端子4を、H2のa接
点端子5とG1の共通接点端子4を、Hの励磁コ
イルの一端とG4の共通接点端子4を、Gの励磁
コイルの一端とSの一端を、Sの他端子とG2
共通接点端子4を、そして、H2の共通接点端子
4とG2の共通接点端子4をそれぞれ接続してあ
る。
以上のように構成した車輌盗難防止装置を使用
するには、ブザーBの他端子及び4連リレーGの
励磁コイルの他端子を車輌のエンジン始動回路系
と共通に接地し、車輌のメインスイツチS0と電源
2の陽極端子2a(接地してない側の端子)との
間に、リレーG1の共通接点端子4とリレーG2
共通接点端子4とを直列に挿入接続し、リレー
G1のa接点端子5とメインスイツチS0の電源2
と反対側に端子とを接続する。さらに、リレー
G4のa接点端子5とリレーHの励磁コイルの他
端子をそれぞれ車輌のパーキングポジシヨンラン
プ3の両極に接続すればよい。そして、このよう
に取付けられた車輌盗難防止装置は以下のように
作動する。
先ず、通常の盗難防止を要しない走行状態にお
いては手動スイツチSを開の状態に保持し、キー
によりメインスイツチS0を閉じる。電源2の陽極
端子2aとメインスイツチS0との間は、リレー
G2の共通接点端子4からb接点端子6を経て互
いに接続状態にあるので、車輌のエンジン始動回
路系は通常に作動して電源が流れ、キーをさらに
操作してスターターモーターを駆動すればエンジ
ン1が始動し、以後通常の車輌と同様に使用でき
る。
つぎに、エンジン1をかけたまゝ車輌を離れる
ときは、まず車輌を停止させ車輌のシフトレバー
をパーキングポジシヨンに入れる。するとパーキ
ングポジシヨンランプ3が点灯する。つぎに手動
スイツチSを閉じると、4連リレーGの励磁コイ
ルと電源2との回路が閉じ、各リレーG1〜G4
共通接点端子4とa接点端子5との間が導通状態
に入り、以後手動スイツチSを開くまではずつと
この状態に保持される(第2図参照)。同時にリ
レーHの励磁コイルはリレーG4を介してパーキ
ングポジシヨンランプ3の電源に接続されるの
で、励磁コイルh1,h2は励磁されてリレーHの共
通接点端子4とa接点端子5とが接続され保持さ
れる。この結果、エンジン始動回路系はキーを取
り外して始動スイツチS0を開いても、始動スイツ
チS0のエンジン1側端子はリレーG1とリレーH2
のa接点端子5から共通接点端子4を経て電源2
の陽極端子2aと接続を保つので、エンジン1は
停止することなく回転を続ける。この状態で盗難
あるいはいたずらの目的でシフトレバーを他のポ
ジシヨンに変える操作をすると、パーキングポジ
シヨンランプ3への給電が絶たれ、(第3図参照)
同時に励磁コイルh1,h2による保持が解消してリ
レーH1,H2のa接点が開く。この結果、上記の
始動スイツチS0と電源2との接続が絶たれエンジ
ン1が停止するとともに、リレーH1のb接点が
閉じて電源2の陽極端子2aがブザーBに接続さ
れてブザーBが警報を発する。この警報は、手動
スイツチSを開かないと、リレーGの保持が解除
されてリレーG3のa接点が開かないので停止さ
せることができない。
したがつて、手動スイツチSを盗難者に気付か
れない適当な場所に定めることにより、ブザーB
は警報を発し続ける。
また、キーは取外せるのでハンドルロツクやド
アロツクを施すことが出来ることは従来通りであ
る。さらに、仮にキーを抜き忘れても、手動スイ
ツチSを閉じてあれば、シフトレバーの上記操作
により同一の動作が得られブザーBは警報を発す
る。
なお、この実施例においてはオートマチツク車
に適用した場合について示したがマニユアルミツ
シヨン車からデイーゼルエンジン車、さらに自動
二輪車などすべての車輌に適用することが可能で
あり、これらの場合には、パーキングポジシヨン
ランプの代りに、車輌の駐車状態において点灯す
るランプ、例えば、ニユートラルランプやサイド
ブレーキランプなどを表示ランプとして選べばよ
い。
また、ブザーBはこの実施例では専用のものを
設けたが、車輌のホーンをそのまゝ共用すること
もできる。
(考案の効果) 以上説明したようにこの考案は4連及び2連リ
レーと手動スイツチ、ブザーを上記のように回路
構成したことにより、エンジンをかけたまゝキー
を取外すことが可能であり、しかも、この状態で
誰かが盗難その他の目的で車輌を動かすためにシ
ートレバーをパーキングポジシヨンから移動させ
ると、ブザーが吹鳴して異常を知らせ続け、確実
に盗難やいたずらから車輌を守ることができ、ま
た、その製造価格も安価であるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す配線図、第
2図は駐車時にエンジンをかけたまゝキーを抜い
た状態を示す説明図、第3図は第2図の状態から
シフトレバーを操作した場合の状態を示す説明図
である。 G……4連リレー、H……2連リレー、B……
ブザー、S……手動開閉スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. C接点リレーG1〜G4の励磁コイルを直列に接
    続した4連リレーGと、C接点リレーH1,H2
    励磁コイルを直列に接続した2連リレーHと、ブ
    ザーBと手動開閉スイツチSとからなり、自動車
    等のエンジン始動回路系に接続して使用する車輌
    盗難防止装置であつて、G1の共通接点端子4と
    G2のb接点端子6を、G3のa接点端子5とBの
    端子の一方を、G3の共通接点端子4とH1のb接
    点端子6を、H1の共通接点端子4とH2の共通接
    点端子4を、H2のa接点端子5とG1の共通接点
    端子4を、Hの励磁コイルの一端とG4の共通接
    点端子4を、Gの励磁コイルの一端とSの一端子
    を、Sの他端子とG2の共通接点端子4を、そし
    てH2の共通接点端子とG2の共通接点端子4をそ
    れぞれ接続し、これを車輌に対しては、Bの他端
    子及びGの励磁コイルの他端子をそれぞれ接地す
    るとともに、車輌のメインスイツチS0と車輌の電
    源との間に、G1の共通接点端子とG2の共通接点
    端子とを直列に挿入接続し、G1のa接点端子5
    とメインスイツチS0の電源と反対側の端子とを接
    続し、さらにG4のa接点端子5とHの励磁コイ
    ルの他端子をそれぞれ車輌の停車状態を表示する
    表示ランプの両極に接続することを特徴とする車
    輌盗難防止装置。
JP1986165993U 1986-10-29 1986-10-29 Expired JPH0412844Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986165993U JPH0412844Y2 (ja) 1986-10-29 1986-10-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986165993U JPH0412844Y2 (ja) 1986-10-29 1986-10-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6370462U JPS6370462U (ja) 1988-05-11
JPH0412844Y2 true JPH0412844Y2 (ja) 1992-03-26

Family

ID=31096544

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986165993U Expired JPH0412844Y2 (ja) 1986-10-29 1986-10-29

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0412844Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6370462U (ja) 1988-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1104230A (en) Anti-theft device
WO1986007319A1 (en) Method and means for preventing theft of a powered means of transportation
JPH0412844Y2 (ja)
US4297674A (en) Passive security device
JP3044739U (ja) 車両の盗難防止装置
JPH075063B2 (ja) 自動車用盗難防止装置
JPH0611256Y2 (ja) 自動車用盗難防止装置
JPH07242157A (ja) 車両の盗難防止装置
JPH0617648Y2 (ja) 自動車用盗難防止装置
JPS6224610Y2 (ja)
US5952732A (en) Vehicle security system
JPH0338043Y2 (ja)
JPH0660563U (ja) 自動車の盗難防止構造
CA1121034A (en) Ignition override system for motor vehicles
JPH0617649Y2 (ja) 自動車用盗難防止装置
JPH0345507Y2 (ja)
JPH0524601Y2 (ja)
JPH042100Y2 (ja)
JPS5923647Y2 (ja) 車両盗難防止装置
RU2139205C1 (ru) Способ предотвращения недозволенного запуска двигателя внутреннего сгорания и устройство для предотвращения недозволенного запуска двигателя внутреннего сгорания
JP3080642U (ja) 車載用蓄電池給電端子の車両盗難対策装置
JPH0340677Y2 (ja)
KR19980058323A (ko) 트랜스미션 체인지 레버를 이용한 차량의 도난 방지 장치
CN2277905Y (zh) 汽车防盗安全点火装置
JPH0697025B2 (ja) オートマチック車のエンジンを遠隔操作で始動させる遠隔始動装置