JPH0524601Y2 - - Google Patents

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JPH0524601Y2
JPH0524601Y2 JP1989101288U JP10128889U JPH0524601Y2 JP H0524601 Y2 JPH0524601 Y2 JP H0524601Y2 JP 1989101288 U JP1989101288 U JP 1989101288U JP 10128889 U JP10128889 U JP 10128889U JP H0524601 Y2 JPH0524601 Y2 JP H0524601Y2
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JP
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lamp
main power
relay
switch
operation switch
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、道路上を走行する車両の駐車灯や
非常点滅灯のような運転手の離車時にも作動させ
る必要のある灯火器の作動制御装置に関する。
〔従来の技術〕
駐車灯や非常点滅灯のような灯火器を備えた道
路上を走行する車両には、第2図に示すように、
脱着可能なイグニツションキーを手動操作するこ
とにより、バツテリ電源1と車載電装品2間の接
続と切断を主電源リレー3を介して切換える主電
源スイツチ4と、バツテリ電源1と灯火器5間の
接続と切断を切換える灯火器操作スイツチ6とが
設けられている。
道路上での駐車や故障で運転手が車両から離れ
る必要が生じた場合には、運転手は主電源スイツ
チ4を切断位置にしてキーを抜取ると共に、灯火
器操作スイツチ6で灯火器5を作動させた後、車
両から離れるため、従来の灯火器の作動装置では
主電源スイツチ4が切断位置でキーを抜いた状態
でも灯火器操作スイツチ6の接続操作だけで灯火
器5を作動させることができるよう主電源リレー
3を介さず、灯火器操作スイツチ6が直接バツテ
リ電源1に接続されるよう電気回路が構成されて
いた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、車両外部と運転席との間に隔壁や施錠
設備等がなく、運転手以外の誰もが容易に運転席
に入り込める構造の車両では、灯火器を作動させ
ないで駐車しているとき灯火器操作スイツチを運
転手の知らぬ間に第三者にいたずら操作されて灯
火器が作動し、バツテリが過放電して電動機の始
動に支障を来すことがある。この考案は駐車灯や
非常点滅灯のような灯火器の作動装置における上
記問題を解決するものであつて、いたずら操作に
よる灯火器の点灯作動を防止し、必要時には、主
電源スイツチを切断位置にしてキーを抜取つた状
態でも灯火器の作動を継続させることのできる灯
火器の作動装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案では、脱着可能なキーを手動操作して
バツテリ電源と車載電装品間の接続と切断の切換
えを行う主電源スイツチと、バツテリ電源と灯火
器間の接続と切断の切換えを行う灯火器操作スイ
ツチとを備えた灯火器の前記バツテリ電源と車載
電装品との間に介装した主電源リレーのコイルに
主電源スイツチを接続し、主電源スイツチの入力
側端子と灯火器との間に灯火器リレーを設け、主
電源リレーの出力側端子と灯火器リレーのコイル
との間に順方向のダイオードが入力側に設けられ
た灯火器操作スイツチを接続し、灯火器操作スイ
ツチの入力側端子と灯火器リレーの出力側端子と
の間に、カソードが灯火器操作スイツチの入力側
に接続されたダイオードを介装した保持回路を設
けることにより上記課題を解決している。
〔作用〕
運転手は、灯火器を作動させて車から離れる必
要が生じた場合には、主電源スイツチが接続位置
にあるときに灯火器操作スイツチを接続位置に切
換えて灯火器の作動を開始させ、その後、主電源
スイツチを切断位置に操作し、キーを抜取つて離
車すれば、灯火器の作動状態は保持される。
灯火器を作動させないで主電源スイツチのキー
を抜いて駐車している場合には、運転手以外の第
三者が灯火器操作スイツチを接続位置に操作して
も、灯火器は作動しない。従つていたずら操作に
よるバツテリの過放電は防止される。
〔実施例〕
図面を参照し、この考案の実施例を説明する。
第1図は、この考案の一実施例である灯火器の
作動装置の構成を示す電気回路図である。
ここで、バツテリ電源1と車載電装品2間に
は、第2図の場合と同様に、主電源リレー3が設
けられており、バツテリ電源1と主電源リレー3
のコイルとの間に主電源スイツチ4が設けられて
いて、主電源スイツチ4の操作でバツテリ電源1
と車載電装品2間の接続と切断の切換えが行われ
る。バツテリ電源1と灯火器5との間には、灯火
器リレー7が設けられており、主電源リレー3の
出力側端子と灯火器リレー7のコイルとの間に順
方向に配置されたダイオード8とこれに接続され
たと灯火器操作スイツチ6とが設けられている。
また、灯火器操作スイツチ6の入力側端子と灯火
器リレー7の出力側端子間は、カソードが灯火器
操作スイツチ6の入力側に接続されたダイオード
9を介して接続され、保持回路10を構成してい
る。
11は灯火器5が非常点滅灯である場合に使用
される点滅ユニツトである。
主電源スイツチ4を接続側に切換えると、主電
源リレー3の常開接点が閉じ、バツテリ電源1と
車載電装品2間が接続される。この状態で、灯火
器操作スイツチ6を接続側に切換操作すると、バ
ツテリ電源1からダイオード8を通つて灯火器リ
レー7のコイルに電流が流れるため、灯火器リレ
ー7が作動して常開接点が閉じ、灯火器5がバツ
テリ電源1に接続されて作動を開始する。以上の
操作によつて灯火器が作動開始した後、主電源ス
イツチ4を切断側に切換操作すると、主電源リレ
ー3の接点が開き、ダイオード8を通つて灯火器
リレー7のコイルに流れていた電流は遮断される
が、灯火器リレー7のコイルには、保持回路10
を通つてダイオード9により順方向に整流された
電流が流れるため、灯火器リレーの接点は閉じた
ままで保持され、灯火器5は作動を継続すること
ができる。従つて、主電源スイツチ4を切断側に
切換えてキーを抜いても灯火器5が消えることは
ない。
一方、灯火器5を作動させずに駐車場等に駐車
しているときには、運転手以外の第三者が灯火器
操作スイツチ6を接続側に切換操作しても、バツ
テリ電源1と灯火器リレー7のコイルとは接続さ
れないため、灯火器5が作動することはない。
運転手にとつて、上記操作は、主電源スイツチ
4を切断操作する以前に灯火器操作スイツチを接
続側に切換えるという操作手順が規定される以外
に従来の操作と異なる点はなく、操作に支障を生
ずるおそれはない。
〔考案の効果〕
この考案によれば、高価で操作の面倒なキー付
きの灯火器操作スイツチを使用する必要がなく、
安価な手段でいたずら操作による灯火器の作動、
バツテリの過放電を防止することができる。
また、この考案によれば、灯火器操作スイツチ
を自己保持回路に組み込み、同回路の電流方向を
ダイオードにより規制するようにしてあるから、
部品の接点構成が単純な回路となり、容易に製作
できる灯火器の作動装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例の電気回路図、
第2図は、従来の装置の電気回路図である。 図中、1はバツテリ電源、2は車載電装品、3
は主電源リレー、4は主電源スイツチ、5は灯火
器、6は灯火器操作スイツチ、7は灯火器リレ
ー、8,9はダイオード、10は保持回路であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 脱着可能なキーを手動操作してバツテリ電源と
    車載電装品間の接続と切断の切換えを行う主電源
    スイツチと、バツテリ電源と灯火器間の接続と切
    断の切換えを行う灯火器操作スイツチとを備えた
    走行車両の灯火器の作動装置において、前記バツ
    テリ電源と車載電装品との間に介装した主電源リ
    レーのコイルに主電源スイツチを接続し、主電源
    スイツチの入力側端子と灯火器との間に灯火器リ
    レーを設け、主電源リレーの出力側端子と灯火器
    リレーのコイルとの間に順方向のダイオードが入
    力側に設けられた灯火器操作スイツチを接続し、
    灯火器操作スイツチの入力側端子と灯火器リレー
    の出力側端子との間に、カソードが灯火器操作ス
    イツチの入力側に接続されたダイオードを介装し
    た保持回路を設けたことを特徴とする灯火器の作
    動装置。
JP1989101288U 1989-08-30 1989-08-30 Expired - Lifetime JPH0524601Y2 (ja)

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JPH0341400U JPH0341400U (ja) 1991-04-19
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS599377A (ja) * 1982-07-08 1984-01-18 Nissan Motor Co Ltd チエツクバルブ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS599377A (ja) * 1982-07-08 1984-01-18 Nissan Motor Co Ltd チエツクバルブ

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JPH0341400U (ja) 1991-04-19

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