JPH0811030Y2 - 電源制御回路 - Google Patents

電源制御回路

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Publication number
JPH0811030Y2
JPH0811030Y2 JP10238789U JP10238789U JPH0811030Y2 JP H0811030 Y2 JPH0811030 Y2 JP H0811030Y2 JP 10238789 U JP10238789 U JP 10238789U JP 10238789 U JP10238789 U JP 10238789U JP H0811030 Y2 JPH0811030 Y2 JP H0811030Y2
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JP
Japan
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switch
power
main switch
control circuit
power supply
Prior art date
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Application number
JP10238789U
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English (en)
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JPH0340846U (ja
Inventor
秀文 玉井
喜洋 小川
俊也 小田
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Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電源制御回路に関し、特に車両の自動定速
走行装置等に用いられる電源の制御回路に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
第2図には車両の自動定速走行装置(以下「オートク
ルーズ」と略称する)に用いられている従来の電源制御
回路の一例が示されており、1は回路全体の電源を開閉
する電源スイッチとしてのエンジン(図示せず)のキー
スイッチ、2はスイッチ1に接続されて負荷(この場合
はオートクルーズ)の電源を開閉するメインスイッチ、
4は所望の車速を設定するためのセットスイッチ、5は
メインスイッチ2によって電力の供給を受けセットスイ
ッチ4によって設定された車速を記憶して自動定速走行
制御を実行するコントローラ、そして6はバッテリであ
る。
次にこの電源制御回路の装置の動作を説明すると、キ
ースイッチ1をオン状態にして走行中に、ドライバーが
オートクルーズを作動させるために、メインスイッチ2
をオンにし、次いで希望する定速走行速度に達したと
き、セットスイッチ4を操作すると、この速度がコント
ローラ5に記憶され、コントローラ5はエンジンの燃料
を制御して車両をセットした速度で走行させる。
このコントローラ5に記憶された状態は、設定された
オートクルーズのキャンセル条件が入力されるまで保持
されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記の従来例において、ドライバーがオートクルーズ
のメインスイッチ2をオンにした状態で、キースイッチ
1をオフにしてエンジンを停止した場合、次にエンジン
を起動するためにキースイッチ1をオンにしたとき、メ
インスイッチ2がオンの状態にあるためコントローラ5
は動作可能な状態になってしまう。
そのため、コントローラ5及び/又はセットスイッチ
4に何らかの不具合、或いはキースイッチ1のオン操作
時に発生するノイズ等で、コントロール5が誤動作する
ことが考えられる。
この場合には、車両がドライバーの意志とは無関係に
作動するため、ドライバーはあわててしまい正常な運転
操作ができなくなって危険な事態が起り得るという問題
がある。
このため、実開昭56−495号公報では、車載用電装品
に電源を供給する際にリレーの自己保持回路を介して行
うようにし、キースイッチ投入と同時に車載用電装品に
電源が供給されるのを防止しているが、この場合でも、
キースイッチの投入から僅かに遅れるだけであり、負荷
装置にそのまま電源が供給されてしまう欠点は解消され
ていない。
このような問題点は、車載用電装品だけでなく、一般
の電気機器や電気装置についても同様に、そのメインス
イッチをオンのままで、その元に位置する電源スイッチ
をオフにした時(又は電源コードのプラグを抜いた
時)、後に電源スイッチをオンにしたり電源コードのプ
ラグを差し込んだりした場合には、電気機器や電気装置
がいきなり作動するので不都合が生じるばかりか危険を
伴うことになる。
従って、本考案の目的は、電気装置や電気機器自体の
メインスイッチをオンにした状態で元の電源を切ってた
後に電源を再投入してもかかる電気装置や電気機器に不
用意に電源が掛からないようにすることに在る。
〔課題を解決するための手段〕
上記の問題点を解決する手段として、本考案に係る電
源制御回路においては、負荷全体の電源を開閉する電源
スイッチと、該電源スイッチに接続された負荷固有のメ
インスイッチと、該電源スイッチが閉じ且つ該メインス
イッチがオフ接点側に位置したときにコイルが励磁され
て第1及び第2の常開接点が閉じ該電源スイッチと該第
1の常開接点とにより自己保持すると共に該メインスイ
ッチがオン接点側に位置したときに該第2の常開接点を
介して該負荷に電源を供給するリレーと、を備えてい
る。
〔作用〕
本考案の電源制御回路においては、負荷全体の電源を
開閉する電源スイッチを閉じたとき、この電源スイッチ
に接続された負荷固有のメインスイッチがオフ接点側に
位置していれば即座にリレーのコイルが励磁され、これ
によってその2つの常開接点が閉じて電源スイッチと第
1の常開接点によりリレーの自己保持回路が形成される
が、メインスイッチはオフ位置に在るので、電源は負荷
に供給されない。
従って、メインスイッチをオン側に切り替えて初めて
開閉スイッチ→メインスイッチ→負荷のルートで電源が
供給されることとなる。
このように電源スイッチの投入によってそのまま負荷
が作動するような事態が防止できる。
〔実施例〕
第1図は本考案に係る電源制御回路の一実施例を示し
たもので、この実施例では第2図と同様にオートクルー
ズの例を用いている。
この実施例と第2図の従来例と異なる点は、メインス
イッチ2がオフ側−オン側の切替スイッチ式になってい
るということと、電源スイッチとしてのキースイッチ1
に直列接続された第1の常開接点31、メインスイッチ2
のオン側とコントローラ5との間に接続された第2の常
開接点32、及びメインスイッチ2のオフ側及び第1の常
開接点31とバッテリ6との間に接続されたコイルから成
るリレー3を用いていることである。
次に、この第1図に示した実施例の動作を説明する。
今、メインスイッチ2がオフ側に位置しているとした
場合、ドライバーがキースイッチ1をオンにするとバッ
テリ6からの電流はメインスイッチ2のオフ側接点を介
してリレー3のコイル33に流れる。これにより、接点3
1、32は吸引されて閉じるので、キースイッチ1、接点3
1、及びコイル33の回路によって、リレー3の自己保持
回路が形成される。
従って、メインスイッチ2の接点をオン側に切り替え
てもリレー3は消勢されないと共にコントローラ5は接
点32を介して電源が供給される。
そして、ドライバーがオートクルーズを行なう場合
は、希望車速でセットスイッチ4を操作する。
オートクルーズで走行していたドライバーがメインス
イッチ2をオフ側に切り替えないでキースイッチ1をオ
フにしてエンジンを止めた場合、再度キースイッチ1を
オンにした場合はコイル33の回路が形成されないので、
一旦メインスイッチ2をオフに戻して上述の如くリレー
3の自己保持回路を形成し、次いでメインスイッチ2を
オン操作すればよいことになる。
尚、上記の実施例ではオートクルーズの電源について
述べたが、本考案はあらゆる電気装置又は電気機器に同
様に適用できることは言うまでもない。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案に係る電源制御回路によ
れば、電源スイッチと負荷固有のメインスイッチとがあ
る場合、メインスイッチを切り忘れて電源スイッチを再
投入してもリレーの自己保持回路は形成されず従って負
荷への電源回路が形成されないので電気装置又は機器が
いきなり作動して危険な状態を招くということが避けら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る電源制御回路の一実施例を示す
図、 第2図は、従来の電源制御回路を示す図、である。 第1図において、1はキースイッチ、2はメインスイッ
チ、3はリレー、31,32はリレーの接点、33はリレーの
コイル、5はコントローラを示す。 図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】負荷全体の電源を開閉する電源スイッチ
    と、該電源スイッチに接続された負荷固有のメインスイ
    ッチと、該電源スイッチが閉じ且つ該メインスイッチが
    オフ接点側に位置したときにコイルが励磁されて第1及
    び第2の常開接点が閉じ該電源スイッチと該第1の常開
    接点とにより自己保持すると共に該メインスイッチがオ
    ン接点側に位置したときに該第2の常開接点を介して該
    負荷に電源を供給するリレーと、を備えたことを特徴と
    する電源制御回路。
JP10238789U 1989-08-31 1989-08-31 電源制御回路 Expired - Lifetime JPH0811030Y2 (ja)

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JPH0340846U JPH0340846U (ja) 1991-04-19
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