JPH041323Y2 - - Google Patents

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JPH041323Y2
JPH041323Y2 JP1983123900U JP12390083U JPH041323Y2 JP H041323 Y2 JPH041323 Y2 JP H041323Y2 JP 1983123900 U JP1983123900 U JP 1983123900U JP 12390083 U JP12390083 U JP 12390083U JP H041323 Y2 JPH041323 Y2 JP H041323Y2
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engine
switch
vehicle
ignition
clutch
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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は自動車の停止時にエンジンを自動停止
し、発進時にエンジンを自動始動するエンジン自
動始動停止装置に係り、特に空調装置を備えたエ
アコン車において、高動力消費時あるいは温度・
湿度を検出しエンジンの自動停止を行うなどによ
つて、運転の安定性および快適性を損うことな
く、自動車の燃料消費を著しく低下させることが
できるエンジンの自動始動停止制御装置に関する
ものである。
〔従来技術〕
従来の自動車のエンジン自動始動停止装置の一
例を第1図に示し説明すると、図において、1は
電源をなす車載バツテリ、2はキースイツチで、
このキースイツチで、このキースイツチ2はバツ
テリ端子2aに対するイグニツシヨン端子2bと
スタータ端子2cの接続により電源電圧を供給す
るように構成されている。3はイグニツシヨン点
火回路、4は常開型の押釦起動スイツチで、手動
にて押圧したときのみ閉成するものである。5は
自己保持リレーのソレノイドコイルで、このソレ
ノイドコイル5によつて接点6を駆動するように
構成されている。すなわち、ソレノイドコイル5
が通電付勢されると接点6a,6b間の閉成が接
点6a,6c間の閉成に切替えられ、イグニツシ
ヨン端子2bからの電圧が常閉のキヤンセルスイ
ツチ7を介してソレノイドコイル5に印加され、
接点6がソレノイドコイル5によつて自己保持さ
れるように構成されている。8はスタータであつ
て、図示しないエンジンの始動を行なうものであ
る。
9は点火通電制御回路で、この点火通電制御回
路9は上述の自己保持された接点6の接点6a,
6cの閉成によつて通電付勢され、イグニツシヨ
ン点火回路3をリレー10によつて電源との断続
制御を行うように構成されている。11はスター
タ通電制御回路で、このスタータ通電制御回路1
1は上述の自己保持リレーの自己保持が作動して
いるときにスタータ8への通電をリレー12によ
つて断続するように構成されている。
13は前照灯の点灯に応動して閉成され、端子
13aに印加される正電位を点火通電制御回路9
に供給するライテイングスイツチ、14は自動車
の後退時に閉成するリバースイツチ、14aは正
電位が印加される端子、15はエンジン冷却水の
水温が、オーバーヒートが生じるような高温にな
ると開放して接地状態を断つ常閉型の接点を有す
る水温センサ、16は右折時に閉成して端子16
aに印加される正電位を点火通電制御回路9に供
給するターンシグナルスイツチ、17は自動車の
走行時にその車輪に固定して回転する図示しない
永久磁石により断続して走行信号を発生する車速
センサ、18はクラツチが完全な連結状態のとき
開放しており、クラツチペダルの踏込みが生じて
完全な連結状態がくずれると閉成して接地状態と
なり第1の検出信号をなす踏込検出信号を発生す
るクラツチペダルスイツチで、このクラツチペダ
ルスイツチ18は第1のクラツチスイツチを構成
している。20は自動車が坂道上にさしかかる
と、この勾配(傾斜)を検出して閉成し接地状態
となるスロープスイツチ、21はクラツチペダル
を一杯まで踏込んでクラツチが完全な切離状態に
なると閉成して接地状態となり第2の検出信号を
なす切離検出信号を発生するクラツチスイツチ
で、このクラツチスイツチ21は第2のクラツチ
スイツチを構成している。
22はオルタネータ23の発生電圧を検出して
間接的にエンジンの始動を検出する始動検出回路
であつて、エンジンの始動時に信号をスタータ通
電制御回路11にスタータ8を遮断する制御信号
を送出するように構成されている。
このように構成された装置の動作について説明
する。
まず、最初にエンジンの自動始動停止装置を作
動させるために、キースイツチ2を投入した後、
押釦起動スイツチ4を閉成する。この押釦起動ス
イツチ4の閉成によつて、前述のように、接点6
が接点6a,6c間に自己保持する如く閉成さ
れ、点火通電制御回路9,スタータ通電制御回路
11および始動検出回路22にそれぞれ車載バツ
テリ1から電源電圧が供給され、動作を開始す
る。
そして、エンジンが始動され、自動車が走行状
態となつた後、自動車が停車する場合には、停車
すると車速センサ17の信号が切替わる。このと
き、クラツチペダルを操作しない状態では、第1
のクラツチスイツチ19および第2のクラツチス
イツチ21が動作しない状態となつており、点火
通電制御回路9のリレー10が閉成し、イグニツ
シヨン点火回路3を通電付勢し続け、エンジンは
停止しない。その後、自動車が停車したままクラ
ツチが完全に連結状態となつて第1のクラツチペ
ダルスイツチ19が開放し、かつアクセルスイツ
チ18,スロープスイツチ20が開放した状態で
ライテイングスイツチ13,リバーススイツチ1
4が開放し、水温センサ15が閉成していると、
リレー10がイグニツシヨン点火回路3の通電を
遮断し、エンジンは停止する。
つぎに、エンジンの自動始動の作動について説
明する。いま、エンジンが搭載されている自動車
が停車し、エンジンが停止しているときには、始
動検出回路22内のオルタネータ23による発電
が行なわれず、クラツチペダルが踏込まれないと
きは、リレー12の接点が開放され、スタータ8
への通電を遮断している。
この状態でクラツチを踏込むと、まず、第1の
クラツチスイツチ19が閉成し、これにともなつ
てリレー10が閉成作動し、イグニツシヨン点火
回路3に電流が流れる。ついで、クラツチペダル
が一杯まで踏込まれてクラツチが完全な切離状態
になると、第2のクラツチスイツチ21が閉成し
これにともなつてリレー12が作動し、その接点
の閉成によりスタータ8に通電するので、エンジ
ンが自動始動される。そして、エンジンの始動
後、始動検出回路22が動作し、リレー12の接
点の開放によつてスタータ8が停止される。
しかしながら、このようなエンジンの自動始動
停止装置においては、特にエアコン(空調装置)
を装着する自動車の場合、エアコンスイツチ(図
示せず)オンの状態を検出して運転者が冷房ある
いは除湿を必要としていると考え、エンジン自動
始動停止制御装置よりストツプ信号(イグニツシ
ヨンコイル1次側リレー作動信号)を送出せず、
エンジンを停止せず、エアコンスイツチがオン状
態でコンプレツサが動作しない状態時もエンジン
が自動停止されないなどの欠点があり、また、燃
料消費が増大するという欠点があつた。
〔考案の概要〕
本考案は以上の点に鑑み、このような問題を解
決すると共にかかる欠点を除去すべくなされたも
ので、その目的は運転の安全性および快適性を損
うことなく自動車の燃料消費を低減し、燃費を改
善することができるエンジンの自動始動停止装置
を提供することにある。
このような目的を達成するため、本考案は、車
室内の空調装置が高消費動力動作時を検出してエ
ンジンの自動停止を阻止する手段を備え、上記空
調装置が高電力消費状態あるいは高動力消費状態
と低消費電力状態あるいは低消費動力状態とを識
別し、エンジンを自動停止制御するようにしたも
のである。
〔考案の実施例〕
以下、図面に基づき本考案の実施例を詳細に説
明する。
第2は本考案によるエンジンの自動始動停止制
御装置の一実施例を構成図で、説明に必要な部分
のみを示す。
この第2図において第1図と同一符号のものは
相当部分を示し、24エンジン自動始動停止制御
装置(ESSSコントローラ)(以下、制御装置と
略称する)で、この制御装置24には図示しない
換気装置(ベンチレータ)の空気の温度および湿
度をそれぞれ検出する温度センサ25および湿度
センサ26からの空気温度信号aおよび空気湿度
信号bと、空調装置の冷房用コンプレツサ27と
エンジンとを回転力結合(断続)する電磁クラツ
チ28を通電制御するスイツチ29に連動するス
イツチ30の信号が入力されるように構成されて
いる。31はトランジスタ点火装置で、このトラ
ンジスタ点火装置31は、イグニツシヨンコイル
(IGコイル)32およびこのIGコイル32をスイ
ツチングするパワートランジスタ33などによつ
て構成されている。そして、このIGコイル32
は制御装置24の出力によつてオン・オフ制御さ
れるリレー10によつて電源接続がオン・オフさ
れるように構成されている。
そして、コンプレツサ27と電磁クラツチ28
およびスイツチ30によつて、車室内の空調装置
が高消費動力動作時を検出してエンジンの自動停
止を阻止する手段を構成している。また、この高
消費動力動作の検出は、換気装置からの空気の温
度および湿度を検出する温度センサ25および湿
度センサ26よりの信号を演算する制御装置24
に内蔵の図示しない演算処理装置の出力信号によ
つて行なわれるように構成されている。また、こ
の演算処理装置の演算は車室内の窓硝子が曇らな
い状態時にオフ信号を発生し、上述状態以外時に
オン信号を発生することによつて行なわれ、上記
オン信号時にはエンジンの自動停止が阻止される
ように構成されている。
なお、上記以外は第1図に示す装置と同様構成
がなされており、第1図と同一部分には同一符号
を付して説明を省略する。
つぎにこの第2図に示す実施例の動作を第3図
を参照して説明する。
まず、スタータ8によつてエンジンが始動され
た後は、制御装置24が動作し、前述の第1図に
示す装置と同様のエンジンの自動始動制御が行な
われる。
いま、スイツチ29およびスイツチ30が閉成
されると、スイツチ29の閉成によつて電磁クラ
ツチ28が通電付勢されてコンプレツサ27とエ
ンジンとが回転力結合され、そのコンプレツサ2
7が回転付勢されて冷房機能が開始する。このと
き、制御装置24がエンジンの自動停止状態を演
算しても、スイツチ30の閉成信号によつて、リ
レー10の反転動作信号は送出されず、エンジン
は停止されない。
また、自動車の車室内が冷却され、電磁クラツ
チ28が横軸に温度Tとして表わした動作説明図
である第3図に示すように、ヒステリシス動作を
して、スイツチ29が開放されると、このスイツ
チ29に連動してスイツチ30が開放され、前述
の第1図に示す装置の説明と同様にリレー10が
動作し、この接点の開放によつてトランジスタ点
火装置31への電源供給が遮断され、エンジンが
停止される。
さらに、電磁クラツチ28が通電付勢されてい
ても、換気装置の温度センサ25および湿度セン
サ26からの空気温度信号aおよび空気湿度信号
bにより車室内の室温、湿度が快適な範囲にあ
り、また、デフロスタ(霜取り装置)の作動時
は、窓硝子の曇らない状態であると判断される場
合にはエンジンを停止する。
なお、自動的に空調装置(エアコン)によつて
車室内温度を調節するオートエアコン車において
はセンサを内蔵しているので、特にセンサを設置
することなく装置の設置が可能であつて、極めて
有効な制御システムを得ることができ、エアコン
の動作時にエンジンが停止され、コンプレツサお
よびデフロスタが動作停止して快適な状態や安全
性を損なうといつた欠点が除去される利点があ
る。
また、上記制御は温度・湿度の上昇に伴なつて
自動的にエンジンを再始動し、エアコン機能を再
始動することもできる。
〔考案の効果〕 以上説明したように、本考案によれば、エアコ
ン車において、車室内の空調装置の換気装置の温
度・湿度を検出し、エンジンの自動停止を行なう
などによつて、運転の安全性および快適性を損な
わずに自動車の燃費改善ができるなどの装置が従
来装置を大幅に構造改良することなく得られるな
どの極めて優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のエンジン自動始動停止装置の一
例を示す構成図、第2図は本考案によるエンジン
の自動始動停止装置の一実施例を示す構成図、第
3図は第2図の動作説明図である。 1……バツテリ、8……スタータ、10……リ
レー、24……制御装置、25……温度センサ、
26……湿度センサ、27……冷却用コンプレツ
サ、28……電磁クラツチ、29,30……スイ
ツチ、31……トランジスタ点火装置、32……
イグニツシヨンコイル、33……トランジスタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車の停止時にエンジンを自動停止し、発進
    時にエンジンを自動始動するエンジン自動始動停
    止装置において、前記自動車の車室内の空調装置
    の換気装置からの空気の温度および湿度を検出す
    るセンサと、このセンサからの検出信号を演算す
    る演算処理装置と、この演算処理装置の出力信号
    によつて上記空調装置の高消費動力動作時を検出
    して上記エンジンの自動停止を阻止する手段とを
    備えたことを特徴とするエンジンの自動始動停止
    制御装置。
JP12390083U 1983-08-08 1983-08-08 エンジンの自動始動停止制御装置 Granted JPS6030333U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12390083U JPS6030333U (ja) 1983-08-08 1983-08-08 エンジンの自動始動停止制御装置

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JP12390083U JPS6030333U (ja) 1983-08-08 1983-08-08 エンジンの自動始動停止制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS6030333U JPS6030333U (ja) 1985-03-01
JPH041323Y2 true JPH041323Y2 (ja) 1992-01-17

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4506825B2 (ja) * 1998-10-23 2010-07-21 株式会社デンソー 車両用空調装置
JP4494545B2 (ja) * 1999-02-10 2010-06-30 パナソニック株式会社 自動車用電動コンプレッサの駆動装置
JP6363972B2 (ja) 2015-06-12 2018-07-25 株式会社デンソー 車両用空調装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5815729A (ja) * 1981-07-20 1983-01-29 Toyota Motor Corp エンジン自動停止始動装置
JPS5838346A (ja) * 1981-08-28 1983-03-05 Nissan Motor Co Ltd エンジンの自動停止始動装置

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