JPH0730407Y2 - 車両用空気清浄器の自動停止装置 - Google Patents

車両用空気清浄器の自動停止装置

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JPH0730407Y2
JPH0730407Y2 JP1992052287U JP5228792U JPH0730407Y2 JP H0730407 Y2 JPH0730407 Y2 JP H0730407Y2 JP 1992052287 U JP1992052287 U JP 1992052287U JP 5228792 U JP5228792 U JP 5228792U JP H0730407 Y2 JPH0730407 Y2 JP H0730407Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
switch
vehicle
air purifier
door
self
Prior art date
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Application number
JP1992052287U
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English (en)
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JPH0572523U (ja
Inventor
光宏 藤本
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は自動車の室内に取り付
けて使用され、ルームランプに接続されるドアスイッチ
を利用して駆動用電源を開閉する車両用空気清浄器の自
動停止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車に搭載されているバッテリーはそ
の容量が比較的小さく、ルームランプまたは車幅灯等を
消し忘れただけでも数時間でバッテリーが上がってしま
い、次の運転時においてエンジンスタートができない。
ましてや空気清浄器等の容量の大きい電気製品を取り付
け、これの消し忘れをした場合には短時間でバッテリー
が上がってしまうという不都合がある。
【0003】このような不都合を解消するものとして、
従来例えば実開昭57ー131313号公報に示される
如き自動車用空気清浄器の消し忘れ防止装置が提案され
ている。
【0004】図1は上記従来装置の回路図を示すもの
で、1はバッテリーに接続される12Vライン、2はド
アスイッチ3を含むルームランプ用のライン、4はボデ
ーアースにつながるアースライン、5は自動車のルーム
内に取り付けられる空気清浄器、6は空気清浄器用スイ
ッチ、7はブザー回路で、該ブザー回路はアラーム用ブ
ザー8とタイマ回路9とから成り、タイマ回路9により
ブザーの鳴動を一定時間に止めるようになされている。
10はルームランプ、11はルームランプ用スイッチで
ある。尚、A側が自動車の車体に予め配線してあるルー
ムランプ用の配線であり、B側は空気清浄器側の配線で
ある。
【0005】次に、上記構成の動作について説明する。
通常の走行時はドアが閉まっており、ドアスイッチ3が
オフ状態にあり、空気清浄器用のスイッチ6をオンさせ
てもブザー回路7は駆動しない。従って走行時に於て空
気清浄器5は電源ライン1、4間に接続され、駆動され
る。この状態でスイッチ6をオフしないでドアを開く
と、ドアスイッチ3がオンし、それによってブザー回路
が電源接続されて通電付勢され、アラーム用ブザー8と
タイマ回路9とが駆動し、警報を発生する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】従来装置は以上の如く
であって、運転者に装置の消し忘れを警報するものの、
装置を手動で停止操作する不便がある上、警報発生後、
装置を停止する迄の間は、バッテリーの放電が行われる
等の欠点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】この考案は上述した従来
装置の欠点を解消する目的でなされたもので、車両のル
ームランプの配線を使って駆動用配線をする空気清浄器
において、自動復帰形スタートスイッチと、このスイッ
チの操作により駆動され、上記バッテリーから空気清浄
器に動作電源を供給する半導体スイッチと、この半導体
スイッチの動作状態を維持させる自己保持回路と、車両
のドアの解放を検出するドアスイッチを有し、該ドアス
イッチの作動により上記自己保持回路の自己保持機能を
停止させると共に上記半導体スイッチを不動作とするこ
とを特徴とする車両用空気清浄器の自動停止装置を提供
するものである。
【0008】
【作用】この考案における車両用空気清浄器の自動停止
装置は、手動操作の不便さを解消し且つ不要なバッテリ
ーの放電を一層節約することのできるものである。
【0009】
【実施例】図2はこの考案の一実施例を示す回路構成図
であり、1〜5、10、11は従来装置と全く同一のも
のである。12は12Vライン1が接続される車載バッ
テリー、13は自動復帰形スタートスイッチ、14はリ
レーであって、常開接点14a及びこの接点を駆動する
コイル14bで構成され、スイッチ13に入力端が接続
される。15はダイオード、16は抵抗、17はトラン
ジスタである。なお、ダイオード15はドアスイッチ3
とともにリレー14の自己保持機能を解除させる自己保
持しゃ断回路を形成する。
【0010】次に、上記構成の動作について説明する。
自動復帰形スタートスイッチ13を自動車の運転者が押
すと、抵抗16を介してトランジスタ17がバイアスさ
れて導通し、リレー14のコイル14bを介して車載バ
ッテリー12の電圧が空気清浄器5に印加され、通電電
流が流れて動作する。上述によってリレー14の常開接
点14aが閉成され、車載バッテリー12の電源電圧が
上述の閉成接点14aを介してコイル14bに印加され、
リレー14の閉成が自己保持され、スイッチ13の自動
復帰後(オフ後)も空気清浄器5の通電付勢が持続され
る。
【0011】次に、人が降車しようとしてドアを開く
と、ドアスイッチ3がオンとなり、トランジスタ17の
バイアスがダイオード15を介して接地され、これによ
ってトランジスタ17はオフされ、空気清浄器5の給電
回路がしゃ断され、空気清浄器5は自動停止される。同
時にリレー14のコイル14bの通電付勢も解除され、
常開接点14aが復帰解放され、自己保持機構が解放さ
れる。
【0012】このように、運転者が空気清浄器を切り忘
れて降車した場合でも、ドアを開けば自動的に空気清浄
器が停止されるので、車載バッテリー12の不要な放電
を防止することができる。なお、上記実施例において
は、トランジスタ17の導通状態を維持するための自己
保持用リレー回路として、接点14aとコイル14bとか
らなるリレー14を使用した場合について説明したが、
これに限らずサイリスタ等の半導体スイッチで構成する
ことも可能なことは勿論である。
【0013】
【考案の効果】この考案によれば、ドアスイッチに連動
して空気清浄器を自動的に停止させることができ、バッ
テリーの放電を節約することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来装置の一例を示す回路構成図である。
【図2】この考案の一実施例による車両用空気清浄器の
自動停止装置の回路構成図である。
【符号の説明】
3 ドアスイッチ 5 空気清浄器 12 車裁バッテリー 14 リレー 15 ダイオード 17 トランジスタ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のルームランプの配線を使って駆動
    用配線をする空気清浄器において、自動復帰形スタート
    スイッチと、このスイッチの操作により駆動され、上記
    バッテリーから空気清浄器に動作電源を供給する半導体
    スイッチと、この半導体スイッチの動作状態を維持させ
    る自己保持回路と、車両のドアの解放を検出するドアス
    イッチを有し、該ドアスイッチの作動により上記自己保
    持回路の自己保持機能を停止させると共に上記半導体ス
    イッチを不動作とすることを特徴とする車両用空気清浄
    器の自動停止装置。
JP1992052287U 1992-07-24 1992-07-24 車両用空気清浄器の自動停止装置 Expired - Lifetime JPH0730407Y2 (ja)

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JPH0572523U JPH0572523U (ja) 1993-10-05
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