JPS642312Y2 - - Google Patents

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JPS642312Y2
JPS642312Y2 JP17186881U JP17186881U JPS642312Y2 JP S642312 Y2 JPS642312 Y2 JP S642312Y2 JP 17186881 U JP17186881 U JP 17186881U JP 17186881 U JP17186881 U JP 17186881U JP S642312 Y2 JPS642312 Y2 JP S642312Y2
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JP
Japan
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tape recorder
cassette tape
circuit
vehicle
key switch
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JP17186881U
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JPS5877896U (ja
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【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車に備付けたカセツトテープレ
コーダに、自動車の搭載バツテリから電源を供給
するための車載用カセツトテープレコーダの電源
供給装置に関する。
一般にカセツトテープレコーダにおいては、カ
セツトを装填後動作途中で電源が切れ、その状態
のままで長時間放置すると、テープおよびその駆
動機構に変形や損傷等が生ずる虞れがあるので、
近時車載用カセツトテープレコーダにあつては、
自動車のイグニツシヨン・キースイツチを経て電
源を供給し、イグニツシヨン・キースイツチによ
つて電源を切ると自動的にカセツトをカセツトデ
ツキから排出させる(いわゆるキーオフイジエク
ト)方式のイジエクト機構を備えたものが多くな
つている。
ところが、車載用カセツトテープレコーダと電
源間の切換えスイツチは、一般に、第4図のスイ
ツチの配置図にみるように、スイツチがACC,
ONの位置にあるときは、車載用カセツトテープ
レコーダに電源が入り、Lock,OFF,START
の位置では車載用カセツトテープレコーダへの電
源は切れるようになつているので、カセツトテー
プレコーダの演奏中でSTARTの位置にスイツチ
を切換えるとき、カセツトテープレコーダへの電
源は切れ、キーオフイジエクトのテープレコーダ
では、カセツトがそのテープデツキから排出され
てしまうことになる。
これは、自動車乗員、かつテープ演奏聴取者と
しては、ACCまたはONの位置からSTARTの位
置へ切換えるときは、テープ演奏を継続して聴取
していたいと欲しているときでもあるのにかかわ
らず、かかる不都合が生じる。また、車載用カセ
ツトテープレコーダは自動車の走行中または一時
停止中だけでなく、駐車中にも使用されることも
あり、駐車中の演奏で自動車を降りてそのままス
イツチを切り忘れると、テープ演奏の状態でその
まま長時間放置されることがあり、この点でも不
都合がある。
本考案は、叙上の如き従来の実状に鑑み創案さ
れたものであつて、その目的とするところは、イ
グニツシヨン・キースイツチを操作して一旦電源
を供給した後は、イグニツシヨン・キースイツチ
とは関係なく車載用カセツトテープレコーダを動
作状態に保持して、スイツチのSTART位置での
カセツトのイジエクトの防止および駐車中にもそ
の使用を可能にすると共に、自動車を降りる際に
そのドアを開けると自動的にイジエクトされるよ
うにした車載用カセツトテープレコーダの電源供
給装置を提供するにある。
以下、本考案の構成を図面に示した実施例につ
いて説明する。
第1図および第2図において、1は自動車に備
付けた車載用カセツトテープレコーダ、2はその
電源供給装置、3は自動車の搭載バツテリ、4は
自動車のイグニツシヨン・キースイツチ、5は自
動車のドアが開くと閉じるドア連動スイツチ、6
は室内または足元の照明ランプであつて、車載用
カセツトテープレコーダ1は、車内に取付けた電
源供給装置2を介してバツテリ3に接続されてい
る。すなわち、電源供給装置2には、リード線
A,B,C,Dが引出されており、リード線Aは
イグニツシヨン・キースイツチ4のアクセサリー
ポイントに接続され、リード線Bはバツテリ3の
(+)極(またはバツテリ3に接続されているタ
バコ用ライターの端子)に接続され、リード線C
はドア連動スイツチ5に接続され、さらにリード
線Dは車載用カセツトテープレコーダ1の電源端
子に接続されている。この電源供給装置2の回路
構成は次の通りである。
リード線Aとリード線Dは直接接続されてお
り、リード線Aをイグニツシヨン・キースイツチ
4に接続し、リード線Dを車載用カセツトテープ
レコーダ1の電源端子に接続することによつて、
バツテリ3に、イグニツシヨン・キースイツチ4
を介して車載用カセツトテープレコーダ1の電源
端子が接続されている。また、リレー7およびリ
レー8が内蔵されており、リード線B、リード線
D間にリレー7の常閉接点とリレー8の常開接点
が直列接続され、かつリレー8の励磁コイルはリ
ード線Aと同一の点とアース側に接続されてい
て、リード線B,D間に、前記イグニツシヨン・
キースイツチ4と並列となつてその回路を自己保
持する回路が構成されている。さらに、リレー7
の励磁コイルは、ドア連動スイツチ5の一端に接
続されたリード線Cとリード線Bの同一点に接続
されていて、リード線Bとリレー8の常開接点間
に自己保持回路を解放する回路が構成されてい
る。なお、照明ランプ6はドア連動スイツチ5を
直列にしてバツテリ3に接続されている。バツテ
リ3の(−)極、車載用カセツトテープレコーダ
1のシヤーシ、電源供給装置2のシヤーシおよび
ドア連動スイツチ5の他端はアース側にそれぞれ
接続されている。D1,D2,D3,D4はダイオード
であつて、D1,D2はリレー7,8の逆起電力短
絡用、D3,D4は逆流防止用である。この逆流防
止用ダイオードD3,D4は省略することができる
場合があり、そのほうが一般的である。車載用カ
セツトテープレコーダ1にはそれ自体の電源スイ
ツチが備えられている。
以上の構成において、イグニツシヨン・キース
イツチ4をアクセサリーポイントに入れると、車
載用カセツトテープレコーダ1がバツテリ3に接
続される。そして、電源供給装置2内のリレー8
が励磁され、その常開接点が閉じ、以後イグニツ
シヨン・キースイツチ4を切つても、リレー8に
はリレー7の常閉接点および自己の常開接点を通
じて励磁され続けるので、車載用カセツトテープ
レコーダ1にバツテリ3より電源が供給される状
態が保持される。したがつて、車載用カセツトテ
ープレコーダ1の電源スイツチを入れることによ
り、イグニツシヨン・キースイツチ4の開閉と全
く関係なくそれを任意に使用することができる。
一方、自動車を降りる際にそのドアを開ける
と、ドア連動スイツチ5が閉じて照明ランプ6が
点灯するが、これに伴つてリレー7が励磁され、
その常閉接点が開くので、リレー8による自己保
持回路が解放される。このため、車載用カセツト
テープレコーダ1の電源が断たれるので、それが
自動的にイジエクトされる。
第3図に示したものは、叙上の如く構成された
電源供給装置2の他例であつて、前記のものとの
相違点は、イグニツシヨン・キースイツチ4の自
己保持回路およびそれを解放する回路がトランジ
スタQ1,Q2およびダイオードD5を主体として構
成されていることにある。
第3図の回路において、イグニツシヨン・キー
スイツチ4をアクセサリーポイントに入れると、
トランジスタQ1のベース電位が(+)側に上昇
し、このトランジスタQ1のコレクタ・エミツタ
間が導通する。このため、トランジスタQ2のベ
ース電位が(−)側に下降し、そのエミツタ・コ
レクタ間が導通するので、バツテリ3より車載用
カセツトテープレコーダ1に電源が供給されると
共にダイオードD5を介してトランジスタQ1のベ
ースに電流が流れるので、以後イグニツシヨン・
キースイツチ4をACC,ONポイント以外に切換
えても、あるいは、イグニツシヨン・キースイツ
チ4を全部切つても、車載用カセツトテープレコ
ーダ1への電源供給回路が自己保持され、イグニ
ツシヨン・キースイツチ4とは関係なく、それを
任意に使用することができる。また、自動車のド
アが開けられると、ドア連動スイツチ5が閉じる
ので、トランジスタQ2のベース電位が(+)側
に上昇してそのエミツタ・コレクタ間が不導通状
態となり、車載用カセツトテープレコーダ1への
電源が断たれ、それが自動的にイジエクトされ
る。その際にはトランジスタQ1のコレクタ・エ
ミツタ間も不導通状態となる。
なお、第1図および第2図に示された実施例、
また第3図に示された実施例とも、ドア連動スイ
ツチ5は、ドアを開けた際に照明ランプ6を点灯
させるための連動スイツチを利用しているが、そ
れとは別に、ドアが開けられた際に閉じるスイツ
チを設けて、これをドア連動スイツチ5としても
よいことは当然である。
また、電源供給装置2は第2図のように車載用
カセツトテープレコーダ1に対するアダプタとな
つているが、第1図または第3図に示した電源供
給装置2の回路を、カセツトテープレコーダ1内
に内蔵することもできる。
本考案に係る車載用カセツトテープレコーダの
電源供給装置は、以上実施例について説明したと
ころから明らかなように、自動車の搭載バツテリ
に、自動車のイグニツシヨン・キースイツチを介
して車載用カセツトテープレコーダの電源端子を
接続する回路と、上記イグニツシヨン・キースイ
ツチと並列にその回路を自己保持する回路と、自
動車のドアに連動してドアを開けた際に上記自己
保持回路を解放する回路とによつて構成したもの
であるから、イグニツシヨン・キースイツチを操
作して一旦電源を供給した後は、イグニツシヨ
ン・キースイツチとは関係なく車載用カセツトテ
ープレコーダを動作状態に保持して不意なインジ
エクトを防止し、また、自動車の走行中や一時停
止中だけでなく、駐車中にもその使用を可能にす
ると共に、自動車を降りる際にそのドアを開ける
と自動的にイジエクトされるようにして、カセツ
トが装填されたまま長時間放置されるのを確実に
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものであつて、第
1図は全体の回路図、第2図は電源供給装置の斜
視図、第3図は他の実施例の回路図、第4図は自
動車のイグニツシヨン・キースイツチの各動作ポ
イントを示した正面図である。 1……車載用カセツトテープレコーダ、2……
電源供給装置、3……自動車の搭載バツテリ、4
……自動車のイグニツシヨン・キースイツチ、5
……ドア連動スイツチ、6……室内または足元の
照明ランプ、7,8……リレー、A,B,C,D
……リード線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車の搭載バツテリに、自動車のイグニツシ
    ヨン・キースイツチを介して車載用カセツトテー
    プレコーダの電源端子を接続する回路と、上記イ
    グニツシヨン・キースイツチと並列にその回路を
    自己保持する回路と、自動車のドアに連動してド
    アを開けた際に上記自己保持回路を解放する回路
    とによつて構成したことを特徴とする車載用カセ
    ツトテープレコーダの電源供給装置。
JP17186881U 1981-11-18 1981-11-18 車載用カセツトテ−プレコ−ダの電源供給装置 Granted JPS5877896U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17186881U JPS5877896U (ja) 1981-11-18 1981-11-18 車載用カセツトテ−プレコ−ダの電源供給装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP17186881U JPS5877896U (ja) 1981-11-18 1981-11-18 車載用カセツトテ−プレコ−ダの電源供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5877896U JPS5877896U (ja) 1983-05-26
JPS642312Y2 true JPS642312Y2 (ja) 1989-01-19

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ID=29963777

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JP17186881U Granted JPS5877896U (ja) 1981-11-18 1981-11-18 車載用カセツトテ−プレコ−ダの電源供給装置

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JPS5877896U (ja) 1983-05-26

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