JPH0616980Y2 - 自動車のスタ−タ制御装置 - Google Patents

自動車のスタ−タ制御装置

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JPH0616980Y2
JPH0616980Y2 JP16508486U JP16508486U JPH0616980Y2 JP H0616980 Y2 JPH0616980 Y2 JP H0616980Y2 JP 16508486 U JP16508486 U JP 16508486U JP 16508486 U JP16508486 U JP 16508486U JP H0616980 Y2 JPH0616980 Y2 JP H0616980Y2
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JP
Japan
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switch
self
holding circuit
starter
exciting coil
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JP16508486U
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綱男 山海
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Original Assignee
Toyota Motor Corp
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  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は、自動車のスタータを起動させるための制御装
置に関し、特にクラッチペダルを踏み込むことなく前記
スタータを作動させることができる制御装置に関する。
(従来技術) 自動車のスタータを起動させる制御装置の一つとして、
スタータを作動させるスタータリレーと、クラッチペダ
ルが踏み込まれたときに前記スタータリレーの励磁コイ
ルに電流を供給するように前記励磁コイルに接続された
クラッチスタートスイッチと、手動により操作されるセ
ットスイッチおよび該セットスイッチが操作されたこと
により前記励磁コイルに電流を供給すべく閉路されその
状態に維持される常開接点を有する自己保持回路と、前
記自己保持回路を前記バッテリに接続するオンスイッチ
部および前記クラッチスタートスイッチと前記自己保持
回路とをバッテリに接続するスタートスイッチ部を有す
る点火スイッチとを備える装置がある。
この制御装置において、点火スイッチのスタートスイッ
チ部がバッテリに接続された状態でクラッチペダルが踏
み込まれると、バッテリの電流が前記スタートスイッチ
部とクラッチスタートスイッチとを経てスタータリレー
に供給されるため、スタータは起動される。また、自己
保持回路が自己保持されている状態、すなわち自己保持
回路の常開接点が閉路されている状態で前記スタートス
イッチ部がバッテリに接続されると、バッテリの電流が
前記スタートスイッチ部と前記常開接点とを経てスター
タリレーに供給されるため、スタータは起動される。さ
らに、自己保持回路は、セットスイッチが点火スイッチ
のオンスイッチ部を経てバッテリに接続された状態でセ
ットスイッチが操作されると、エンジンが作動している
か否かと無関係に、自己保持される。
しかし、従来のこの種の制御装置では、点火スイッチが
オフまたはアクセサリ(ACC)のときに自己保持回路
の自己保持が解除されるにすぎないため、車輛故障、ス
タック等に起因するエンスト、自己保持の誤設定等の後
に、運転者の交替、車輛の点検、路面の状況チェック等
の目的で、それまでの運転者が自己保持回路の自己保持
を点火スイッチにより解除することなく降車すると、ク
ラッチスタートスイッチを有していない車輛と同様に、
その運転者が車外からまたは車内の人が点火スイッチを
スタートスイッチ部に接続するだけでエンジンが作動
し、車輛が発進することがあり、危険である。
(考案の目的) 本考案の目的は、ドアが開けられると、自己保持回路の
自己保持が自動的に解除される、自動車のスタータ制御
装置を供給することにある。
(考案の構成) 本考案の自動車のスタータ制御装置は、自己保持回路
の、スイッチリレーに電流を供給する常開接点を、自動
車のドアが開けられたことにより作動されるスイッチに
より開路させる構成としたことを特徴とする。
(考案の作用、効果) 自己保持回路のセットスイッチが点火スイッチのオンス
イッチ部を経てバッテリに接続されているときに、前記
セットスイッチが操作されると、自己保持回路の常開接
点は閉路されかつその状態に維持される。
前記自己保持回路の常開接点が閉路されているときに、
点火スイッチのスタートスイッチ部がバッテリに接続さ
れると、前記スタートスイッチ部および前記常開接点を
経る電流がスタータリレーの励磁コイルに供給されるた
め、スタータは作動する。
前記自己保持回路の常開接点が閉路されているときに、
ドアが開けられると、前記自己保持回路の自己保持は解
除スイッチにより解除される。自己保持回路の常開接点
は、点火スイッチがオフスイッチ部およびアクセサリス
イッチ部のいずれに接続されたときも回路される。
前記自己保持回路の常開接点が閉路されていないとき
に、点火スイッチのスタートスイッチ部がバッテリに接
続されても、前記常開接点が開路されているため、スタ
ータはクラッチペタルが踏み込まれない限り作動しな
い。
前記自己保持回路の常開接点が開路されていないとき
に、点火スイッチのスタートスイッチ部がバッテリに接
続されかつクラッチペタルが踏み込まれると、前記スタ
ートスイッチ部およびクラッチスタートスイッチを経る
電流がスタータリレーの励磁コイルに供給されるため、
スタータは作動する。
本考案によれば、ドアが開けられると、自己保持回路の
自己保持が解除スイッチにより解除されるため、運転者
が自己保持回路の自己保持を点火スイッチにより解除す
ることなく降車しても、点火スイッチのスタートスイッ
チ部がバッテリに接続されかつクラッチペタルが踏み込
まれない限り、スタータが作動しないから安全である。
(実施例) 以下、図面に示す本考案の実施例について説明する。
第1図に示すスイッチ制御装置10は、スタータ12を
バッテリ14からの電力により起動させる点火スイッチ
16と、スタータリレー18とを含む。点火スイッチ1
6は、オンスイッチ部ONおよびスタートスイッチ部S
Tの外に、図示してはいないがアクセサリスイッチ部お
よびオフスイッチ部を備える既知のスイッチであり、ま
た運転席のパネルに設けられている。
スタータリレー18は、励磁コイル20と、該励磁コイ
ルの磁束により吸引されて閉路される常開接点22とを
備える。励磁コイル20の一端は点火スイッチ16のス
タートスイッチ部STを経てバッテリ14の正側端子に
接続され、他端はクラッチスタートスイッチ24を経て
および自己保持回路26を経てバッテリ14の負側端子
(アース)に接続されている。常開接点22は、閉路さ
れたときにスタータ12に起動用の電流を供給すべく、
一端が点火スイッチ16のスタートスイッチ部STを経
てバッテリ14の正側端子に接続され、他端がスタータ
12の一端に接続されている。スタータ12の他端はバ
ッテリ14の負側端子に接続されている。常開接点22
の一端は、点火スイッチ16を経てバッテリ14の正側
端子に接続する代りに、第1図に破線48で示すよう
に、直接バッテリ14の正側端子に接続してもよい。
クラッチスタートスイッチ24は、クラッチペタルが踏
み込まれたときに閉路されるべく、クラッチペタル(図
示せず)の設置箇所に設けられている。
自己保持回路26は、図示の例では、該自己保持回路に
自己保持をセットするセットスイッチ28と、該セット
スイッチが閉路されることにより通電される励磁コイル
30と、該励磁コイルが励磁されている間閉路されてそ
の状態に維持される常開接点32と、自己保持回路26
が自己保持状態のときに点灯されるランプ34とを備え
るキャンセルスイッチ回路である。セットスイッチ28
は、手動で操作される自動復帰のa接点すなわち常開接
点を備えるスイッチである。
セットスイッチ28および常開接点32の一端はランプ
34、励磁コイル30および解除スイッチ40を経て点
火スイッチ16のオンスイッチ部ONに接続され、他端
はバッテリ14の負側端子に接続されている。常開接点
32の一端は、また、スタータリレー18の励磁コイル
20とクラッチスタートスイッチ24との間に接続され
ている。常開接点32と励磁コイル20との間および常
開接点32とランプ34との間には、逆流防止用のダイ
オード36,38が配置されている。
常開接点32は、図示の例では、クラッチスタートスイ
ッチ24と並列に接続されて該クラッチスタートスイッ
チが閉路されなくてもスタータリレー18への通電を可
能にするスイッチの機能と、セットスイッチ28と並列
に接続されて該セットスイッチが閉路されたことにより
閉路された状態に自己保持する自己保持接点の機能とを
備えている。
なお、自己保持回路26として、常開接点32の代り
に、第2図に示すスタータ制御装置50のように、二連
の常開接点32a,32bを有する回路を用い、該接点
の一方32aをクラッチスタートスイッチ24と並列に
接続し、他方32bを自己保持接点として用いてもよ
い。また、第2図のスタータ制御装置50では、スイッ
チ24と接点32aとを励磁コイル20の点火スイッチ
16の側に配置しているが、これらを励磁コイル20の
アースの側に配置してもよい。
解除スイッチ40は、図示の例では、自動車のドアを開
閉することにより開閉される二連の接点42,44を有
するカーテシースイッチである。接点42は前記ドアが
閉じているときに開路される常閉接点であるのに対し、
接点44は前記ドアが閉じられているとき開路される常
開接点である。接点42は前記ドアが開かれているとき
自己保持回路26の自己保持を解除すべく、一端が点火
スイッチ16のオンスイッチ部ONに接続され、他端が
自己保持回路26を経てバッテリ14の負側端子に接続
されている。これに対し、接点44は、前記ドアが開か
れているときカーテシーランプ46を点灯させるべく、
カーテシーランプ46を経てバッテリ14の正側端子に
接続され、他端がバッテリー14の負側端子に接続され
ている。なお、自己保持回路26の自己保持を解除する
スイッチとしては、カーテシースイッチの代りに、カー
テシースイッチに反応するリレーであってもよい。
スタータ制御装置10では、自動車のドアが閉じられて
いると、解除スイッチ40の常開接点44が開路されて
いるため、カーテシーランプ46が消灯されている。ま
た、このときは、解除スイッチ40の常閉接点42が閉
路されているため、自己保持回路26は常閉接点42を
経て点火スイッチ16のオンスイッチ部ONに接続され
ている。
解除スイッチ40の常閉接点42が閉路されているとき
に、自己保持回路26のセットスイッチ28が閉路され
ると、自己保持回路26の励磁コイル30に電流が流れ
る。励磁コイル30が一度励磁されると、接点32が閉
路されるため、セットスイッチ28が復旧されても励磁
コイル30には接点32を経て電流が流れる。これによ
り、接点32は閉路された状態に維持される。
自己保持回路26の接点32が閉路されているときに、
点火スイッチ16のスタートスイッチ部STがバッテリ
14に接続されると、スタータリレー18の励磁コイル
20の点火スイッチ16、スタータリレー18の励磁コ
イル20および自己保持回路26の接点32を経て電流
が流れるため、スタータリレー18の常開接点22が閉
路される。これにより、スタータ12に点火スイッチ1
6およびスタータリレー18の常開接点22を経て電流
が流れるため、スタータ12は作動する。
点火スイッチ16のオンスイッチ部ONがバッテリ14
に接続され、また自己保持回路26の接点32が閉路さ
れているときに、自動車のドアが開放されると、解除ス
イッチ40の常閉接点44が閉路されることにより、カ
ーテシーランプ44が点灯される。また、このとき、解
除スイッチ40の常閉接点42が開路されるため、自己
保持回路26の励磁コイル30への電流が断たれ、接点
32が開路され、自己保持回路26の自己保持が解除さ
れる。
自己保持回路26の自己保持が解除されているときに、
点火スイッチ16のスタート部STがバッテリ14に接
続されかつクラッチペタルが踏み込まれると、スタータ
リレー18の励磁コイル20に電流が流れ、常開接点2
2が閉路するため、スタータ12は作動される。
スタータ制御装置50も、自己保持回路26の常開接点
32a,32bが開閉されることを除いて、制御回路1
0と同様に動作する。
スタータ制御装置10,50は、ドアが開放されること
により自己保持回路26の自己保持が解除されるのみな
らず、ドアが開放されている限りたとえばセットスイッ
チ28が閉路されても、励磁コイル30に電流が流れ
ず、自己保持回路26に自己保持がセットされないた
め、安全である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の制御装置の一実施例を示す電気回路の
結線図、第2図は本考案の制御装置の他の実施例を示す
電気回路の結線図である。 10,50:スタータ制御装置、 12:スタータ、 14:バッテリ、 16:点火スイッチ、 18:スタータリレー、 20:励磁コイル、 24:クラッチスタートスイッチ、 26:自己保持回路、 28:セットスイッチ、 30:励磁コイル、 32,33a,32b:常開接点 40:解除スイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】励磁コイルに通電されたときにスタータを
    作動させるスタータリレーと、クラッチペタルが踏み込
    まれたときに前記励磁コイルに電流を供給するように前
    記励磁コイルに接続されたクラッチスタートスイッチ
    と、手動により操作されるセットスイッチおよび該セッ
    トスイッチが操作されたことにより前記励磁コイルに電
    流を供給すべく閉路されその状態に維持される常開接点
    を有する自己保持回路と、該自己保持回路をバッテリに
    接続するオンスイッチ部および前記クラッチスタートス
    イッチと前記自己保持回路とをバッテリに接続するスタ
    ートスイッチ部を有する点火スイッチと、ドアが開放さ
    れたことにより前記自己保持回路の前記常開接点を開路
    させる解除スイッチとを含む、自動車のスタータ制御装
    置。
JP16508486U 1986-10-29 1986-10-29 自動車のスタ−タ制御装置 Expired - Lifetime JPH0616980Y2 (ja)

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JPS6371472U JPS6371472U (ja) 1988-05-13
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