JPS6134921Y2 - - Google Patents

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JPS6134921Y2
JPS6134921Y2 JP3518480U JP3518480U JPS6134921Y2 JP S6134921 Y2 JPS6134921 Y2 JP S6134921Y2 JP 3518480 U JP3518480 U JP 3518480U JP 3518480 U JP3518480 U JP 3518480U JP S6134921 Y2 JPS6134921 Y2 JP S6134921Y2
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JP
Japan
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relay
electromagnet
vehicle
switch
brake
Prior art date
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JP3518480U
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JPS56135345U (ja
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  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
  • Braking Systems And Boosters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車等の車輌の制動装置に関す
る。
車輌の走行中にブレーキペダルを踏んで制動を
かけて停止すると、次にアクセルペタルを踏み込
むまでは、ブレーキペダルの踏み込みが保持され
てブレーキがきいたまゝになる装置が提案されて
いる。このような装置を自動車に装着すると、停
車したときに自動的にブレーキがかかつたまゝ保
持されるから、いちいちサイドブレーキを引く面
倒が無く、停車中追突されても、車輌が飛び出す
恐れが無くなり、坂路発進が容易となり、またオ
ートマチツク車のクリープによる前進を防止でき
る等の便利さがある。
かゝる制動装置の一つとして、本願出願人は先
に、特願昭50−37359号(特公昭54−7100号)の
制動装置を提案した。このものは、吸着板とこれ
に吸着する電磁石とを設けて、その何れか一方を
車体に固定し、他方をブレーキペダルに連動させ
て、両者がブレーキペダルの動きに応じて相対的
に摺動可能に装置し、さらに車輌の停止を検知す
るための手段、この停止を検知するための手段の
信号により車輌が停止中のみ前記電磁石に電流を
流し得る手段、アクセルペタルの踏み込みにより
前記電磁石の励磁を減少させるアクセルペタルス
イツチとを設けているが、車輌の停止を検知する
手段とか、この検知手段の信号を増幅する電子回
路等が故障した場合には、従来第2のリレーがな
かつたのでブレーキペダルを踏み込んでブレーキ
をかけると、電磁石13が働いてその後ブレーキ
ペダルから足を離した場合、走行中であつてもブ
レーキがかかりつぱなしになり、正常な運転がで
きなくなる危険があつた。
この考案は上記故障時の危険を解消するため
に、第1のリレー14の外に第2のリレー15を
設けて、これらを次のように接続したものであ
る。
すなわち走行中、非励磁となる第1のリレー1
4の常閉接点14bと前記ブレーキスイツチ8と
直列に接続されるコイルを有する第2のリレー1
5を設け、この第2のリレーの常開接点15bを
前記常閉接点14bと並列に接続し、かつこの常
開接点15bを第2のリレー15のコイルと直列
に接続して自己保持回路を構成し、前記第1のリ
レー14の常開接点14aと第2のリレー15の
常開接点15aと前記電磁石13とを直列に接続
したものである。以下図面の実施例に従つてその
詳細を説明する。
図面において、1は自動車のプロペラシヤフト
に連動して回動する永久磁石、2は永久磁石1に
近接配置したリードスイツチで、両者で車輌の速
度を検出するセンサ33を構成している。リード
スイツチ2の一端はダイオードD1、抵抗R1、メ
インスイツチ4、キースイツチ5を通じて電源6
の正極に接続され、他端は接地されている。7は
2巻線ラツチングリレーで、一方のコイル7aは
一端がブレーキスイツチ8とアクセルペタルスイ
ツチ9を介して接地され、他端はメインスイツチ
4を介して電源に接続される。他方のコイル7b
は一端がメインスイツチ4に接続され、他端は別
のブレーキスイツチ10を介して接地される。ブ
レーキスイツチ8はブレーキペダルを一定以上踏
み込むと図示の位置から切り替り、ブレーキペダ
ルが戻ると図示の位置に復旧するマイクロスイツ
チ、アクセルペタルスイツチ9はアクセルペダル
と連動していて、アクセルペタルを踏み込むと図
示の位置から切り替るマイクロスイツチ、別のブ
レーキスイツチ10はブレーキペタルをいつぱい
踏み込むと閉じるように連動配置されたスイツチ
である。11はクラツチペタルに連動させたマイ
クロスイツチで、クラツチペタルから足を離して
いるときは閉じており、アクセルペタルを少し踏
み込むと開き、さらにそれ以上踏み込むと閉じる
ようになつている。12はブレーキペダルとブレ
ーキマスタシリンダを連結するリンクに設けた開
閉接点で、ブレーキペダルを踏み込むときには閉
じ、ブレーキペダルから足を離すと直ちに、つま
りブレーキペダルが戻るより前に開くように作動
する。13はブレーキ保持用の前記電磁石であ
る。尚、Bはブザー、16は遅動リレー、17は
運転席のドアに連動させたスイツチ、18は運転
席のドア及び他のドアに連動させた公知の室内灯
点灯用スイツチ、19は室内灯用リレー、20は
室内灯、21は室内灯用手動スイツチである。
キースイツチ5とメインスイツチ4を閉じると
ブレーキスイツチ8を通じて2巻線ラツチングリ
レー7のコイル7aに順方向電流が流れ、その接
点7cが図示の位置から切り替わりラツチングさ
れる。従つて、第1,第2リレー14,15とが
電子回路への接続点Aに電源6からの電圧が供給
される。
今車輌が走行中のときを考えると、速度検出セ
ンサ3の永久磁石1が回転し、リードスイツチ2
が断続するため、リードスイツチ2が開くときに
は抵抗R1とダイオードD3を通じてコンデンサC1
が充電され、リードスイツチ2が閉じるとリード
スイツチ2、ダイオードD1及びD2を通じてコン
デンサC1の電荷が放電することを繰り返す。こ
のようにしてコンデンサC1の端子に発生する速
度信号の交流分をダイオードD3が整流し、抵抗
R2とコンデンサC2よりなる平滑回路で平滑化
し、ベース抵抗R3、エミツタ抵抗R6,R7を接続
したトランジスタT1のベース端子に加える。従
つて走行中はトランジスタT1がオンとなり、次
段のトランジスタT2もオンとなる。そのため抵
抗R8にかゝる電圧が高くなり最終段のトランジ
スタT3はオフとなる。すなわちトランジスタT3
は位相反転増幅器として作動する。D4はバイア
ス用ダイオード、C3はリレー14のコイルに並
列に接続されるコンデンサである。終段のトラン
ジスタT3のコレクタ回路には第1のリレー14
のコイルが挿入されており、第1のリレー14の
切換接点の共通接点はA点へ、常開接点14aは
リレー15の常開接点15aを介して前記電磁石
13のコイルの一端へ、常閉接点14bは第2の
リレー15のコイルを介して電磁石13のコイル
の他端とブレーキスイツチ8へ図示のように接続
されている。従つて走行中はトランジスタT3
オフのまゝであるから第1のリレー14は励磁さ
れない。
今ブレーキペダルを踏み込すと、ブレーキが作
動して車輌は減速する。このとき、ブレーキスイ
ツチ8が図示の位置から切り替わり、リレー15
が作動し、その常開接点15bが閉じ自己保持回
路を閉成する。このときリレー15のもう一つの
常開接点15aも閉じるが、リレー14が不作動
のため吸着用電磁石13は励磁されない。その
まゝブレーキペダルを踏み続けると、車輌が停止
し、リードスイツチ2の断続が止まり、終段トラ
ンジスタT3がオンとなるためリレー14が作動
してその切替接点が常開接点14a側に切り替
り、電磁石13が励磁されブレーキペダルは保持
される。従つて、ブレーキペダルから足を離して
もブレーキがかかつたまゝである。
発進するためにクラツチペタルを踏み込みシフ
トレバーを操作し、アクセルペタルを踏み込みな
がら(このときアクセルペタルスイツチ9は図示
の位置から切り替わる)クラツチペタルが次第に
戻していき、クラツチがミートするところでマイ
クロスイツチ11が開くため、電磁石13とリレ
ー15の励磁が断たれ、ブレーキペダルが復旧す
る。
この考案の装置で、速度検出センサとかこのセ
ンサからトランジスタT2までの電子回路が故障
して作動しなくなると、終段トランジスタT3
オンとなり、第1のリレー14が励磁されてその
切替接点が図示の位置から切り替るため、ブレー
キスイツチ8が作動し図示の位置から切リ替つて
も第2のリレー15が作動せず、従つて電磁石1
3が励磁されない。前記特公昭54−7100号の装置
では第2のリレー15が無いため、電子回路の故
障で第1のリレー14が励磁されると、走行中で
もブレーキを踏むと電磁石13が励磁されてブレ
ーキがロツクされる欠点があつたが、この考案で
は上記のように第2のリレー15を設けて、この
第2のリレーの常開接点15bを前記常閉接点1
4bと並列に接続し、かつこの常開接点15bを
第2のリレー15のコイルと直列に接続して自己
保持回路を構成し、前記第1のリレー14の常開
接点14aと第2のリレー15の常開接点15a
と前記電磁石13とを直列に接続したので、簡単
な構成で電子回路の故障による危険を防止し、安
全運転に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例の電気回路である。 3……速度検出センサ、8……ブレーキスイツ
チ、9……アクセルペタルスイツチ、13……電
磁石、14,15……リレー、14a,15a,
15b……常開接点、14b……常閉接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吸着板とこれに吸着する電磁石13とを設け
    て、その何れか一方を車体に固定し、他方をブレ
    ーキペダルに連動させて、両者がブレーキペダル
    も動きに応じて相対的に摺動可能に装置し、さら
    に車輌の停止を検知するための速度検出センサ
    3、この速度検出センサ3からの信号が車輌の停
    止によりなくなつたときに前記電磁石に電流を流
    し得る第1のリレー14、ブレーキペダルを一定
    以上踏み込んだときに前記電磁石の励磁回路を構
    成するブレーキスイツチ8、アクセルペタルの踏
    み込みにより前記電磁石の励磁を減少させるアク
    セルペタルスイツチ9とを有する車輌の制動装置
    において、走行中、非励磁となる第1のリレー1
    4の常閉接点14bと前記ブレーキスイツチ8と
    直列に接続されるコイルを有する第2のリレー1
    5を設け、この第2のリレーの常開接点15bを
    前記常閉接点14bと並列に接続し、かつこの常
    開接点15bを第2のリレー15のコイルと直列
    に接続して自己保持回路を構成し、前記第1のリ
    レー14の常開接点14aと第2のリレー15の
    常開接点15aと前記電磁石13とを直列に接続
    してなる故障時のための危険防止回路を有する車
    輌の制動装置。
JP3518480U 1980-03-17 1980-03-17 Expired JPS6134921Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3518480U JPS6134921Y2 (ja) 1980-03-17 1980-03-17

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JP3518480U JPS6134921Y2 (ja) 1980-03-17 1980-03-17

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JPS56135345U JPS56135345U (ja) 1981-10-14
JPS6134921Y2 true JPS6134921Y2 (ja) 1986-10-11

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JP3518480U Expired JPS6134921Y2 (ja) 1980-03-17 1980-03-17

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