JPH078289Y2 - 乗用作業機の運転制御装置 - Google Patents

乗用作業機の運転制御装置

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JPH078289Y2
JPH078289Y2 JP1989044774U JP4477489U JPH078289Y2 JP H078289 Y2 JPH078289 Y2 JP H078289Y2 JP 1989044774 U JP1989044774 U JP 1989044774U JP 4477489 U JP4477489 U JP 4477489U JP H078289 Y2 JPH078289 Y2 JP H078289Y2
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善明 小谷
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Honda Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、エンジンによって駆動される乗用作業機の運
転制御装置に関する。
従来技術 一般に、エンジンによって駆動される芝刈機やトラクタ
などの乗用作業機にあっては、運転者が運転席が座って
いることを検出する検出器を設けて、もし運転状態のま
まで運転者が離座したときにはエンジンを強制的に停止
させる制御手段をとる場合が多い(例えば実公昭60−13
4074号公報参照)。
第2図に、このような従来の乗用作業機の運転制御装置
における回路構成を示しており、以下に簡単に説明す
る。
乗用作業機のエンジンスイッチ(図示せず)のオン操作
に応じたコンビネーションスイッチ4の切換動作によ
り、運転制御回路1にバッテリ5が接続されて、その運
転制御回路1が動作状態になる。
同時に、その運転制御回路1における電源供給ラインL2
に接続された乗用作業機における他の電気負荷6にもバ
ッテリ5が接続される。
運転制御回路1は、着座検出用の検出器11によって運転
席の着座が検出されているか、またはニュートラル位置
検出用の検出器12によって変速機のシフトレバーがニュ
ートラル位置にあり、クラッチ投入検出用の検出機13に
よって作業機本体のクラッチが投入されていないことが
それぞれ検出されていることを条件として、エンジン点
火制御用のリレー14、エンジン始動制御用のリレー15、
燃料ポンプ7の駆動制御用のリレー16をそれぞれ付勢し
てエンジンを運転可能な状態にする。
そして、その状態においてエンジンスイッチのスタート
操作に応じたコンビネーションスイッチ4の切換操作に
より、エンジン点火回路2およびエンジン始動回路3に
それぞれバッテリ5が接続されて、エンジンが始動され
る。
しかして、このような構成によるものにあっては、乗用
作業機の運転中に検出器11により運転者の着座が検出さ
れなくなったことによりエンジンが強制的に停止操作さ
れた状態で、エンジンスイッチがオン位置に入れられた
まま放置されていると、運転制御回路1および他の電気
負荷6にバッテリ5が接続されたままの状態となって、
バッテリ5の過放電の原因となり得る。
目的 本考案は以上の点を考慮してなされたもので、運転中に
運転者が離座したことによってエンジンが強制的に停止
操作された場合に、エンジンスイッチがオン位置に入れ
られたまま放置されても、バッテリが全ての電気負荷か
ら強制的に引き外されるように構成した乗用作業機の運
転制御装置を提供するものである。
構成 以下、添付図面を参照して本考案の一実施例について詳
述する。
本実施例による乗用作業機の運転制御装置にあっては、
第1図に示すように、運転者の着座検出用の検出器11、
シフトレバーのニュートラル位置検出用の検出器12およ
び作業機本体のクラッチ投入検出用の検出器13の各検出
状態にしたがって、エンジン点火制御用のリレー14、エ
ンジン始動制御用のリレー15および燃料ポンプ駆動制御
用のリレー6を適宜付勢して、エンジンの運転制御を行
なう運転制御回路1からなっている。
エンジン点火制御用のリレー14は、エンジン点火回路2
における点火コイルの一次側を接地することができるよ
うに設けられている。
エンジン始動制御用のリレー15は、エンジン始動回路3
にバッテリ5を接続することができるように設けられて
いる。
そして、燃料ポンプ駆動制御用のリレー16は、エンジン
の燃料ポンプ7に駆動電源としてバッテリ5を投入する
ことができるように設けられている。
図中、4は、エンジンスイッチのオフ、オン、スタート
の各操作に応じてE、BATT、IG、Lo、STの各端子間の接
続の切換えをなすコンビネーションスイチである。
第3図に、エンジンスイッチのオフ、オン、スタートの
各操作に応じたコンビネーションスイッチの各端子間の
接続関係を示している。
エンジンスイッチがオフ位置にあるときには、コンビネ
ーションスイッチ4におけるIG端子とE端子との間に接
続されて、エンジン点火回路2の一次側につながるライ
ンL1が接地される。
エンジンスイッチがオン位置に入れられると、コンビネ
ーションスイッチ4におけるBATT端子とLo端子との間が
接続されて、運転制御回路1につながるラインL2にバッ
テリ5が接続される。
そして、エンジンスイッチがスタート位置に入れられる
と、コンビネーションスイッチ4におけるBATT端子とLo
端子とST端子との間が接続されて、運転制御回路1につ
ながるラインL2,L3にそれぞれバッテリ5が接続され
る。
本考案では、特に、エンジン点火制御用のリレー14に常
開接点143を別途に設けて、後述するように前記各検出
器11〜13の検出状態に応じてリレー14のコイル141が付
勢され、その常開接点143が閉成したときに、他のリレ
ー15,16の回路およびラインL4に接続された他の電気負
荷6にバッテリ5がそれぞれ接続されるようにしてい
る。
このように構成された本考案による乗用作業機の運転制
御装置の動作について、以下説明する。
エンジンスイッチ(図示せず)がオン位置に入れられる
と、そのエンジンスイッチに連動したコンビネーション
スイッチ4におけるLo端子とBATT端子との間が接続され
て、運転制御回路1につながる電源ラインL2にバッテリ
5が接続される。
そして、運転制御回路1の電源ラインL2にバッテリ5が
接続されることにより、着座検出用の検出器11からなる
検出系統と、ニュートラル位置検出用の検出器12および
クラッチ投入検出用の検出器13からなる検出系統とがそ
れぞれ動作可能状態になる。
それらの各検出器11〜13として、この実施例ではそれぞ
れリミットスイッチ形のものを使用している。検出器11
は、運転者の着座検出時にそのスイッチ接点が閉成状態
となる。検出器12は、変速機のシフトレバーのニュート
ラル位置検出時にそのスイッチ接点が閉成状態となる。
検出機13は、作業機本体のクラッチ投入時にそのスイッ
チ接点が開放状態となる。
しかして、運転者が着座して検出器11のスイッチ接点が
閉成しているとき、またシフトレバーがニュートラル位
置にあって検出器12のスイッチ接点が閉成するととも
に、クラッチが投入されておらずに検出器13のスイッチ
接点が閉成しているとき、エンジン点火制御用のリレー
14のコイル141が付勢して、常閉接点142が開放し、また
常開接点143が閉成する。
リレー14の常閉接点142の開放によって、エンジン点火
回路2における点火コイルの一次側が、それまでの接地
状態から解放される。
また、リレー14の常開接点143の閉成によって、他のリ
レー15,16の回路およびラインL4に接続された他の電気
負荷6にバッテリ5がそれぞれ投入される。
そして、変速機のシフトレバーがニュートラル位置にあ
り、また作業機本体のクラッチが投入されていなくて各
検出器12,13のスイッチ接点がそれぞれ閉成していれ
ば、エンジン始動制御用のリレー15のコイル151が付勢
して、常開接点152が閉成する。
同時に、燃料ポンプ駆動制御用のリレー16におけるコイ
ル161が付勢され、その常開接点162を閉じて燃料ポンプ
7にバッテリ5が投入されて、その燃料ポンプ7が駆動
する。
その状態にあって、エンジンスイッチがスタート位置に
入れられてコンビネーションスイッチ4のST端子とBATT
端子とが接続されると、エンジン始動回路3における電
磁スイッチ31がオン状態となってその接点を閉じる。
そして、エンジンスイッチがスタート位置に入れられて
いるあいだ始動モータ32にバッテリ5が投入されて、始
動モータ32が回転駆動してエンジンの始動が行なわれ
る。
なお、運転者が着座していなくても、変速機のシフトレ
バーがニュートラル位置に入れられて、かつ作業機本体
のクラッチが投入されていなければ、検出器12,13の系
統を通して各リレー14,15,16がそれぞ付勢されて、エン
ジンの始動が可能になる。
また、乗用作業機の運転中に、変速機のシフトレバーが
ニュートラル以外の位置に入れられて検出器12のスイッ
チ接点が開放されているか、または作業機本体のクラッ
チが投入されて検出器13のスイッチ接点が開放されてい
る状態で、運転者が着座していないことが検出器11によ
り検出されてそのスイッチ接点が開くと、リレー14のコ
イル141が消勢される。
それにより、リレー14の常閉接点142が閉じてエンジン
点火回路2の一次側が接地され、エンジンの強制的な停
止操作が行なわれる。
同時に、リレー14の常開接点143が開いて、リレー15,16
および他の電気負荷6への通電回路がしゃ断する。
したがって、リレー14のコイル141が消勢し、その常開
接点143が開放することによって、バッテリ5が運転制
御回路1および他の電気負荷から強制的に引き外され
る。
このエンジンの強制的な停止状態から変速機のシフトレ
バーがニュートラル位置に入れられ、かつ作業機本体の
クラッチが引き外されたときには、リレー14が付勢状態
に復帰して再びバッテリ5が投入され、エンジンを運転
可能な状態にすることができる。
なお、この実施例では、運転制御回路1内に乗用作業機
のハンドブレーキの操作状態を検出するリミットスイッ
チからなる検出器17を設けて、ハンドブレーキがブレー
キ位置に操作されて検出器17のスイッチ接点が閉じたと
きにランプ18を点灯させて、その旨の報知を行なわせる
ようにしている。
また、ハンドブレーキがブレーキ位置に操作されて検出
器17のスイッチ接点が閉じているとき、変速機のシフト
レバーがニュートラル以外の位置に入れられて検出器12
のスイッチ接点が開放すると、ブレーキ警報制御用のリ
レー19のコイル191が消勢してその常閉接点192が閉じ
て、警報器10を動作させるようにしている。
効果 以上、本考案による乗用作業機の運転制御装置にあって
は、エンジンによって駆動される乗用作業機における走
行用変速機のシフトレバーがニュートラル位置にあるか
否かを検出する第1の検出手段と、運転者が着座してい
るか否かを検出する第2の検出手段と、第1の検出手段
により前記シフトレバーがニュートラル位置にあること
が検出されていることを条件として付勢動作して、第2
の検出手段による検出結果にかかわらずに前記エンジン
を運転可能状態にするとともに、前記第1の検出手段に
より前記シフトレバーがニュートラル位置にないことが
検出され、かつ前記第2の検出手段により運転者が着座
していないことが検出されていることを条件として消勢
動作してエンジンを強制的に停止状態にする電磁リレー
とをそなえ、その電磁リレーの消勢動作によって、前記
エンジンを強制的に停止状態にするときにはその電磁リ
レーの消勢動作によって同時に前記乗用作業機における
全ての電気負荷をバッテリから強制的に引き外すように
したもので、乗用作業機の走行運転中に運転者が何らか
の理由によって離座したときには、電磁リレーの消勢動
作によってエンジンが強制的に停止状態になって無人走
行するようなことが確実に防止されるとともに、その電
磁リレーの消勢動作によって同時にバッテリから全ての
電気負荷が引き外されて、エンジンが強制的な停止状態
にあるとき、スイッチオンのままでエンジンの点火回路
や各種電気負荷にバッテリが接続された状態でバッテリ
が無駄に放電されることを確実に防止することができる
という優れた利点を有している。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案による乗用作業機の運転制御装置の一実
施例を示す電気回路図、第2図は従来の乗用作業機の運
転制御装置を示す電気回路図、第3図はエンジンスイッ
チの操作位置に応じたコンビネーションスイッチの各端
子間の接続関係を示す表図である。 1……運転制御回路、2……エンジン点火回路、3……
エンジン始動回路、4……コンビネーションスイッチ、
5……バッテリ、6……他の電気負荷、7……燃料ポン
プ、11……着座検出用の検出器、12……ニュートラル位
置検出用の検出器、13……クラッチ投入検出用の検出
器、17……ハンドブレーキ操作検出用の検出器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンによって駆動される乗用作業機に
    おいて、その乗用作業機における走行用変速機のシフト
    レバーがニュートラル位置にあるか否かを検出する第1
    の検出手段と、運転者が着座しているか否かを検出する
    第2の検出手段と、第1の検出手段により前記シフトレ
    バーがニュートラル位置にあることが検出されているこ
    とを条件として付勢動作して、第2の検出手段による検
    出結果にかかわらずに前記エンジンを運転可能にすると
    ともに、前記第1の検出手段により前記シフトレバーが
    ニュートラル位置にないことが検出され、かつ前記第2
    の検出手段により運転者が着座していないことが検出さ
    れていることを条件として消勢動作して、前記エンジン
    を強制的に停止状態にする電磁リレーとをそなえ、その
    電磁リレーの消勢動作によって前記エンジンを強制的に
    停止状態にするときにはその電磁リレーの消勢動作によ
    って同時に前記乗用作業機における全ての電気負荷をバ
    ッテリから強制的に引き外すように構成したことを特徴
    とする乗用作業機の運転制御装置。
JP1989044774U 1989-04-17 1989-04-17 乗用作業機の運転制御装置 Expired - Fee Related JPH078289Y2 (ja)

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