JPH0341070Y2 - - Google Patents

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JPH0341070Y2
JPH0341070Y2 JP1985152333U JP15233385U JPH0341070Y2 JP H0341070 Y2 JPH0341070 Y2 JP H0341070Y2 JP 1985152333 U JP1985152333 U JP 1985152333U JP 15233385 U JP15233385 U JP 15233385U JP H0341070 Y2 JPH0341070 Y2 JP H0341070Y2
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switch
control unit
terminal
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engine
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JP1985152333U
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  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えばトラクタ等の走行型作業機の
運転制御装置に関する。
(従来技術及びその問題点) 従来、トラクタ等の走行型作業機においては、
走行系の状態及びPTO系(作業機の駆動系)の
操作状態を各種検出スイツチで検出して、エンジ
ンの始動可能及び停止を制御している(例えば特
開昭52−49530号及び実開昭51−44030号公報参
照)。
ところで、上記制御方式においては、走行系及
びPTO系の仕様あるいはスタートインターロツ
クシステムの仕様が変更される毎に制御パターン
を変更する必要があり、したがつてその都度制御
回路を新規に作成しなければならないため非常に
効率が悪くコストも高くなつていた。
(考案の目的) 本考案は、上記のような事情に鑑みなされたも
ので、走行系及びPTO系を含めたスタートイン
ターロツクシステムの仕様が変更されてもその都
度新たに制御回路を作成する必要がなく、各種の
制御パターンに対応できるようにした走行型作業
機の運転制御装置を提供することを目的とする。
(考案の構成) 上記目的を達成するために本考案は、運転操作
状態を検出する複数の運転操作位置検出スイツチ
を有し、それらの検出スイツチからの検出信号に
応じてエンジンの始動可能及び停止を制御する走
行型作業機の運転制御装置において、前記各検出
信号を統合判別してエンジン点火回路の駆動可能
状態を制御する制御ユニツトを形成し、この制御
ユニツトの外部にのみ前記運転操作位置検出スイ
ツチを設けると共に、前記制御ユニツトには、前
記各検出スイツチを選択的に組み替え自在に接続
することができる複数の接続端子を設け、この各
接続端子は、前記検出スイツチを介してのみ前記
制御ユニツト外部での端子間接続あるいは接地を
するように構成したものである。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。第1図は例えば乗用芝刈機の運転制御装置
の回路構成を示し、一点鎖線で示した制御ユニツ
ト1には、たとえば4個のリレー2,3,4,5
が設けてある。常開型のリレー2の駆動コイル2
aの一端は線20に、他端は線21に接続され、
該リレー2の一方の接点2bは端子STに、他方
の接点2cは端子STNGにそれぞれ接続されて
いる。
常閉型のリレー3の駆動コイル3aの一端は線
20に、他端は端子NEU及び端子PTO1Bに接
続され、接点3bは線20に、接点3cは端子
BZに接続されている。
常開型のリレー4の駆動コイル4aの一端は線
20に、他端は線21に接続され、接点4bは線
20に、接点4cは端子FPにそれぞれ接続され
ている。
また、常閉型のリレー5の駆動コイル5aの一
端は線20に、他端は線21に接続され、接点5
bは端子IGに、接点5cは端子Eに接続されて
いる。そして、前記線20は端子BATTに、線
21の両端はそれぞれ端子PTO1A及び端子
SEATに接続されている。また、端子PTO1A
とPTO1Bとの間には、互いに線22で接続さ
れた端子PTO2AとPTO2Bとが設けてある。
次に、該制御ユニツト1に設けた前記各接続端
子は以下のようにユニツト外部と接続される。端
子STとBATTとは始動スイツチ6を介して線2
3で接続され、バツテリ7の正極端子が運転スイ
ツチ30を介して該線23に接続され、負極端子
は接地される。端子IGは点火装置ユニツト9を
介してイグニツシヨンコイル8の一次側コイル8
aに接続され、該イグニツシヨンコイル8の二次
側コイル8bは点火プラグ17に接続される。端
子Eは接地され、端子SEATは作業者が運転座席
に着座しているか否かを検出する作業者検知スイ
ツチ10を介して接地される。端子BZは警報器
としてのブザー11及びハンドブレーキスイツチ
12を介して接地される。端子FPは燃料ポンプ
13に接続され、端子NEUは走行用シフトレバ
ーの操作位置を検出するニユートラルスイツチ1
4を介して接地される。また、端子STNGは始
動モータ15に接続される。そして、端子PTO
1AとPTO1Bとは芝刈用のカツタブレードを
駆動するための動力伝達クラツチ(PTOクラツ
チ)の接続状態を検出するPTOスイツチ16を
介して線24で接続される。なお、本実施例にお
いては端子PTO2AとPTO2Bは使用されな
い。
(作用) 以上の構成において、走行用シフトレバーが中
立位置にあるときニユートラルスイツチ14が閉
成し、またPTOクラツチが遮断されているとき
にはPTOスイツチ16が閉成している。また、
作業者が着座しているときに作業者検知スイツチ
10が閉成している。
この状態においてエンジンを始動すべく運転ス
イツチ30及び始動スイツチ6を始動位置に投入
すると、線20,23がバツテリ7に接続され
る。その結果リレー2,3,4及び5が同時に作
動する。まず、リレー2では駆動コイル2aが励
磁されて接点2bと2cを接続し、これにより始
動モータ15を起動する。また、リレー3では、
駆動コイル3aが励磁され接点3bと3cを切離
する。従つて、エンジン始動時にハンドブレーキ
が作動状態に操作され、スイツチ12が閉成して
もブザー11は駆動されない。リレー4では駆動
コイル4aが励磁されて接点4bと4cが接続さ
れ、その結果燃料ポンプ13に給電され、該燃料
ポンプ13が作業を開始しエンジンに燃料を供給
する。リレー5では駆動コイル5aが励磁され接
点5bと5cを切離する。これにより点火装置ユ
ニツト9が起動可能となる。この点火装置ユニツ
ト9の起動条件はニユートラルスイツチ14と
PTOスイツチ16の閉成により行なわれる。従
つて、運転者が運転席に着座していない状態にお
いてもエンジン始動が行なえる。このことは作業
機のエンジン整備、点検等において極めて有効で
ある。
なお、このようにして始動されたエンジンの始
動完了後、始動スイツチ6をオフ位置に切換える
と、始動モータ15は停止することになる。
次にこの状態で、例えば坂道で発進する場合に
は、運転者はまずハンドブレーキを作動状態にす
る。次いでクラツチを遮断して走行用シフトレバ
ーを中立位置から走行位置にシフトする。そし
て、クラツチを接合状態にした後ハンドブレーキ
を非作動状態にし発進する。これが一般的な操作
手順である。
ここにおいて、まずハンドブレーキが作動状態
となりスイツチ12が閉成しても、走行用シフト
レバーが中立位置にある限り、つまりニユートラ
ルスイツチ14が閉成している限り、クラツチが
遮断状態にあるか否かを問わず、リレー3の駆動
コイル3aは励磁され続けるのでブザー11は駆
動されない。次いで、クラツチを遮断状態にして
走行用シフトレバーを中立位置から走行位置にシ
フトすると、ニユートラルスイツチ14は開成
し、このときリレー3では駆動コイル3aが消磁
され両接点3b,3cが接続されるので、ブザー
11が駆動され鳴動する。
つまり、ブザー11は発進動作の準備が完了し
走行動作に移行するとき、ハンドレバーの作動状
態を解除せずに走行運転をしようとする運転者に
警報を発することになるので、極めて効果的に運
転者にハンドブレーキの解除忘れを報知でき、走
行運転開始後の非常に早い時点でハンドブレーキ
の作動状態の解除が行なわれることを期待でき
る。
第2図は制御ユニツト1に設けた接続端子への
他の接続例を示したもので、例えばトラクタの場
合には、端子PTO1AとPTO2Aとの間に
FPTOスイツチ18を、端子PTO2BとPTO1
Bとの間にRPTOスイツチ19をそれぞれ設け
る。該FPTOスイツチ18及びRPTOスイツチ1
9はそれぞれトラクタの前部出力軸(FPTO)及
び後部出力軸(RPTO)の負荷接続状態を検出
するもので、負荷接続時に開成し、負荷切離時に
閉成する。その他の構成は、第1図の場合と同様
である。
この場合において、始動モータ15の起動は、
FPTOスイツチ18及びRPTOスイツチ19が共
に閉成し、即ち各出力軸FPTO,RPTOが無負荷
状態にあるとき、走行用シフトレバーを中立位置
にすることにより行なわれる。なお、このときス
イツチ14を走行クラツチの遮断時に閉成する走
行クラツチスイツチとすれば、各出力軸FPTO,
RPTOが無負荷でかつ走行クラツチ遮断時のみ
エンジン始動可能に構成できる。
第3図は接続端子のさらに他の接続例として上
記トラクタとは別種のトラクタの場合を示したも
ので、端子PTO1Aに接続した線25に走行用
の動力及び作業機駆動用動力の伝達を行なうメイ
ンクラツチのオン・オフ検出用のスイツチ26を
設け、該線25の他端は接地される。なお、この
場合、他の端子PTO2A,PTO2B,PTO1B
は使用されない。また、その他の構成は第1図の
場合と同様である。
さらに、本実施例においては、検出スイツチと
して、走行用シフトレバー、各種クラツチ、作業
者の有無を検出するものを使用しているが、必要
に応じて適宜他の検出スイツチを設けることがで
きる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案は、運転操作状態を
検出する複数の運転操作位置検出スイツチを有
し、それらの検出スイツチからの検出信号に応じ
てエンジンの始動可能及び停止を制御する走行型
作業機の運転制御装置において、前記各検出信号
を統合判別してエンジン点火回路の駆動可能状態
を制御する制御ユニツトを形成し、この制御ユニ
ツトの外部にのみ前記運転操作位置検出スイツチ
を設けると共に、前記制御ユニツトには、前記各
検出スイツチを選択的に組み替え自在に接続する
ことができる複数の接続端子を設け、この各接続
端子は、前記検出スイツチを介してのみ前記制御
ユニツト外部での端子間接続あるいは接地をする
ように構成したので、走行系及びPTO系の仕様
が変更されてもその都度新たに制御回路を作成す
る必要がなくなり、制御ユニツトに取り付ける各
検出スイツチの接続の組み合わせで各種の制御パ
ターンに対処することができ、かつコストも低減
化される。また信号判別回路を制御ユニツト内に
統合化し、各検出スイツチを制御ユニツトと接地
間とに配線引き回すのみでよいため、取付が簡単
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回路構成図、
第2図は検出スイツチの他の接続例を示す部分回
路構成図、第3図は検出スイツチのさらに他の接
続例を示す部分回路構成図である。 1……制御ユニツト、2,3,4,5……リレ
ー、9……点火装置ユニツト、10,12,1
4,16,18,19,26……検出スイツチ、
SEAT,BZ,NEU,PTO1A,PTO2A,
PTO1B,PTO2B……接続端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 運転操作状態を検出する複数の運転操作位置検
    出スイツチを有し、それらの検出スイツチからの
    検出信号に応じてエンジンの始動可能及び停止を
    制御する走行型作業機の運転制御装置において、
    前記各検出信号を統合判別してエンジン点火回路
    の駆動可能状態を制御する制御ユニツトを形成
    し、この制御ユニツトの外部にのみ前記運動操作
    位置検出スイツチを設けると共に、前記制御ユニ
    ツトには、前記各検出スイツチを選択的に組み替
    え自在に接続することができる複数の接続端子を
    設け、この各接続端子は、前記検出スイツチを介
    してのみ前記制御ユニツト外部での端子間接続あ
    るいは接地をするように構成したことを特徴とす
    る走行型作業機の運転制御装置。
JP1985152333U 1985-10-04 1985-10-04 Expired JPH0341070Y2 (ja)

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JP1985152333U JPH0341070Y2 (ja) 1985-10-04 1985-10-04

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JP1985152333U JPH0341070Y2 (ja) 1985-10-04 1985-10-04

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JPS6259737U JPS6259737U (ja) 1987-04-14
JPH0341070Y2 true JPH0341070Y2 (ja) 1991-08-29

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ID=31070217

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JPS60169640A (ja) * 1984-02-15 1985-09-03 Honda Motor Co Ltd 作業機の運転制御装置

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