JPS6339392Y2 - - Google Patents

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JPS6339392Y2
JPS6339392Y2 JP16501382U JP16501382U JPS6339392Y2 JP S6339392 Y2 JPS6339392 Y2 JP S6339392Y2 JP 16501382 U JP16501382 U JP 16501382U JP 16501382 U JP16501382 U JP 16501382U JP S6339392 Y2 JPS6339392 Y2 JP S6339392Y2
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timer
engine
solenoid valve
fuel
starter
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JP16501382U
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JPS5968148U (ja
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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車に塔載されるデイーゼルエンジ
ンの自動停止装置に関する。
この種装置として、エンジンへの燃料又は吸気
の供給経路を開閉するように作動する電磁弁をス
タータキースイツチに電気的に接続してなり、ス
タータキースイツチのOFF操作のみでこれに同
期して自動的にエンジンへの燃料又は吸気の供給
をカツトして、エンジンを停止させるものが知ら
れている。ところが従来のものは、実開昭52−
148830号公報に1例が開示されるように、スター
タキースイツチのOFF操作によつて電磁弁への
通電を遮断して、これをエンジンへの燃料又は吸
気の供給経路を閉じるように作動させている。従
つて従来のものにおいては、スタータキースイツ
チと電磁弁との間に配される電気回路が、断線な
どによつて故障し、電磁弁への通電が断たれる
と、エンジンは停止することとなる。
このため従来のものにおいては、踏切内や交叉
点において、前記故障が生ずるとエンジンが停止
して、自動車は緊急退避できないこととなり、安
全面において問題がある。
本考案は上記従来例の欠点を是正し、前記故障
が生じた場合においても、この故障時のモードを
運転モードとすることができ、前記緊急退避がで
きて安全面において優れているデイーゼルエンジ
ンの自動停止装置を提供することを目的とする。
又本考案はスタータキースイツチのOFF操作
及び潤滑油の圧力低下に連動して適正に作動し、
しかもそのための回路構成が簡単なデイーゼルエ
ンジンの自動停止装置を提供することを目的とす
る。
以下本考案を図面に示す実施例に基き具体的に
説明する。
1はエンジン2によつて駆動されるバキユーム
ポンプで、導管3によつて真空式制動力増幅装置
のブレーキブースタ4に接続されると共に、他の
導管5によつて三方切換電磁弁6に接続されてい
る。三方切換電磁弁6には導管7を介してダイヤ
フラム装置8を接続している。9は大気開放管で
ある。
ダイヤフラム装置8の作動杆10には、燃料噴
射ポンプ11の燃料遮断弁(図示せず)を操作す
る操作レバー12を連結している。又操作レバー
12はリターンスプリング13によつて、燃料遮
断弁を開く方向Qに付勢されている。
前記三方切換電磁弁6は通電時にバキユームポ
ンプ1とダイヤフラム装置8とを連通するように
作動し、バキユームポンプ1の負圧をダイヤフラ
ム装置8の負圧室8aに導いて、前記作動杆10
を図のP方向に引き寄せる作用を営む。この作動
杆10の動きによつて、前記操作レバー12はリ
ターンスプリング13に抗して図のP方向に回動
し、燃料遮断弁を閉じ、エンジン2への燃料供給
をカツトする。他方、三方切換電磁弁6が非通電
状態のときは、前記負圧室8aは大気開放管9を
介して大気と連通するので、リターンスプリング
13の復元力が操作レバー12に作用して、これ
を図のQ方向に回動させて、エンジン2への燃料
供給を可能とする。
前記三方切換電磁弁6はスタータキースイツチ
(以下キースイツチと称す)14に電気的に接続
されている。この接続箇所の回路は第2図に示す
如く構成されている。又その作動パターンを第3
図に示す。
この回路は、キースイツチ14がONからOFF
に切換えられたとき、タイマー設定時間Tに限つ
て三方切換電磁弁6に通電しうるように構成され
ると共に、エンジン2の逆転時の潤滑油の圧力低
下を油圧スイツチ15によつて検知し、この場合
にもタイマー設定時間Tに限つて三方切換電磁弁
6に通電しうるように構成されている。これらの
場合には、エンジン2への燃料供給が前記時間T
中カツトされるので、これによつてエンジン2が
停止することは云うまでもない。
前記回路中には、潤滑油の圧力が所定値以下の
ときON動作する油圧スイツチ15を有し、又こ
のとき点灯するランプ16を有している。又この
回路内に配したコントロール回路17には、第2
図に示すように、第1タイマー18、第2タイマ
ー19、ANDゲート20、NORゲート21、イ
ンバータ22、トランジスタ23を配している。
エンジン2の始動時にキースイツチ14を操作
し、ON接点14a、次いでスタータ接点14b
を閉成すると、スタータが始動すると共に、第1
タイマー18が働き、スタータ接点14bの開放
時よりの所定時間T1(潤滑油の昇圧時間より若干
長くとる必要がある。)信号「1」をNORゲート
21に送る。スタータ始動直後は潤滑油の圧力が
低下しているので、油圧スイツチ15はONの状
態にある。このためランプ16は点灯するが、第
2図のa,bには電流が流れず、ANDゲート2
0の出力信号は「0」となる。しかし前述の如
く、第1タイマー18の出力信号が「1」である
ので、NORゲート21の出力信号は「0」とな
り、第2タイマー19は働かない。この出力信号
「0」はインバータ22で信号「1」に変換され
るが、このときトランジスタ23の通電は遮断さ
れて、三方切換電磁弁6は非通電状態となり、前
述の如くエンジン2へ燃料が供給される。
エンジン始動後キースイツチ14をON接点1
4a位置に戻しても、第1タイマー18の作用で
T1時間NORゲート21に信号「1」を送るの
で、この間エンジン2への燃料供給は続行され
る。従つてエンジン2の始動直後において潤滑油
の圧力が低く、油圧スイツチ15がONの状態に
なつても、エンジン2への燃料供給がカツトされ
る事態を防ぐことができる。
T1時間経過前に潤滑油は所定圧力に達するの
で、油圧スイツチ15はOFFの状態となり、第
2図a,bに電流が流れ、ANDゲート20の出
力信号は「1」となる。従つて第2タイマー19
は働かない。
エンジン2の運転中に、エンジン2が逆転し、
潤滑油の圧力が低下すると、油圧スイツチ15は
ONの状態となり、前述の如く、ANDゲート2
0の出力信号は「0」となる。このとき第1タイ
マー18の出力信号も「0」であるため、NOR
ゲート21の出力信号「1」によつて第2タイマ
ー19は働き、タイマー設定時間T中、第2タイ
マー19から「1」の出力信号が発せられる。こ
れはインバータ22によつて出力信号「0」に変
換されるが、これによつてトランジスタ23、延
いては三方切換電磁弁6は通電状態となり、前述
の如くエンジン2への燃料供給をカツトする。エ
ンジン2の停止後、第2タイマー19のタイマー
設定時間Tが経過すると再びエンジン2への燃料
供給が可能な状態となる。
次にキースイツチ14をOFF操作したときは、
第2図aの通電が断たれるのでANDゲート20
の出力信号は「0」となり、第1タイマー18の
出力信号が「0」であることと相俟つて、NOR
ゲート21の出力信号が「1」となり、エンジン
2逆転時の油圧低下の場合と同様、第2タイマー
19が働いて三方切換電磁弁6をタイマー設定時
間T中通電状態とし、エンジン2への燃料供給を
カツトする。タイマー設定時間Tが経過すると、
第2タイマー19の出力信号が「0」となつて、
三方切換電磁弁6への通電は遮断されて、エンジ
ン2への燃料の供給が可能な状態となる。
尚、第1図及び第2図において24は電源バツ
テリー、第3図においてcは潤滑油の昇圧に時間
差があることに起因し、油圧スイツチ15がON
からOFF状態になるまでの時間に幅があること
を示している。
本実施例によれば、自動車の運転中にキースイ
ツチ14と三方切換電磁弁6との間の回路におい
て、断線などの故障が生じて、三方切換電磁弁6
が非通電状態となつた場合にも、リターンスプリ
ング13によつて燃料噴射ポンプ11の操作レバ
ー12が燃料遮断弁を開く位置に維持されている
ので、エンジン2をいつでも始動させることがで
きる状態、すなわち運転モードとすることができ
る。又本実施例は、前記故障の外、ダイヤフラム
装置8のダイヤフラムの破損や作動杆10の折損
などの故障が生じたときも、前記リターンスプリ
ング13の働きによつて、故障時のモードを運転
モードとすることができる。
本考案は上記実施例に示す外、種々の態様に構
成することができる。
上記実施例においてはバキユームポンプ4を三
方切換電磁弁6を介してダイヤフラム装置8に接
続しているが、エンジン2の吸気管負圧を利用し
てダイヤフラム装置8を作動させるように構成す
ることができる。
又上記実施例では、三方切換電磁弁6をエンジ
ン2への燃料の供給経路を開閉する作用を営むよ
うに構成しているが、これをエンジン2への吸気
の供給経路を開閉する作用を営むように構成する
ことができる。
更に上記実施例では、バキユームポンプ4、ダ
イヤフラム装置8、燃料遮断弁などから構成され
る燃料供給カツト装置の中に三方切換電磁弁6を
配設した構成としているが、この三方切換電磁弁
6に代えて、直線燃料噴射ポンプ11の燃料供給
路又はエンジン2の吸気供給路に配した電磁弁を
用い、これを第2図に示す如く、キースイツチ1
4に接続した構成としてもよい。
本考案は上述の如く、エンジンへの燃料又は吸
気の供給経路を開閉するように作動する電磁弁を
備えたデイーゼルエンジンの自動停止装置におい
て、スタータキースイツチのスタータ接点、スタ
ータキースイツチのON接点、及び潤滑油の圧力
低下を検知して作動する油圧スイツチをコントロ
ール回路を介して前記電磁弁に電気的に接続し、
コントロール回路は、前記スタータ接点が閉成し
たときスタートしタイマー設定時間中作動状態を
維持する第1タイマーを有すると共に、第1タイ
マーが非作動中で且つ前記ON接点が開成するか
又は前記油圧スイツチが作動したときスタートし
タイマー設定時間中作動状態を維持する第2タイ
マーを有し、第2タイマーが作動状態を示す出力
信号によつて前記電磁弁に通電を行うものであ
り、この電磁弁は通電中エンジンへの燃料又は吸
気の供給経路を閉じるように作動するものである
ことを特徴とする。
本考案は上記構成を有し、スタータキースイツ
チと電磁弁との間に配される電気回路が、断線な
どによつて故障し、電磁弁への通電が断たれて
も、電磁弁はエンジンへの燃料又は吸気の供給が
可能な状態にあり、前記故障時のモードを運転モ
ードとすることができるので、自動車が踏切内や
交叉点にあるとき前記故障が生じても、緊急退避
でき安全面においてすぐれている。
又本考案によれば、エンジン逆転時の潤滑油の
圧力低下を検知して油圧スイツチが作動したと
き、エンジンを一時的に停止させることによつて
エンジンの逆転を防止することができ、しかもこ
のための回路としてはスタータキースイツチと電
磁弁との間に配した第1タイマー、第2タイマー
及び簡単な論理回路からなるコントロール回路を
利用できるので、構造の複雑化を招かない。
更に本考案によれば、スタータキースイツチの
OFF操作のみによつて、タイマー回路のタイマ
ー設定時間中エンジンへの燃料又は吸気の供給を
ストツプすることができ、自動的にエンジンを停
止させることができ、且つエンジンの円滑な始動
を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図はその原
理を示す概略図、第2図はその要部を示す回路
図、第3図はその作動パターンを示す説明図であ
る。 2……エンジン、6……電磁弁、14……スタ
ータキースイツチ、15……油圧スイツチ、17
……コントロール回路、18……第1タイマー、
19……第2タイマー、14a……ON接点、1
4b……スタータ接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンへの燃料又は吸気の供給経路を開閉す
    るように作動する電磁弁を備えたデイーゼルエン
    ジンの自動停止装置において、スタータキースイ
    ツチのスタータ接点、、スタータキースイツチの
    ON接点、及び潤滑油の圧力低下を検知して作動
    する油圧スイツチをコントロール回路を介して前
    記電磁弁に電気的に接続し、コントロール回路
    は、前記スタータ接点が閉成したときスタートし
    タイマー設定時間中作動状態を維持する第1タイ
    マーを有すると共に、第1タイマーが非作動中で
    且つ前記ON接点が開成するか又は前記油圧スイ
    ツチが作動したときスタートしタイマー設定時間
    中作動状態を維持する第2タイマーを有し、第2
    タイマーが作動状態を示す出力信号によつて前記
    電磁弁に通電を行うものであり、この電磁弁は通
    電中エンジンへの燃料又は吸気の供給経路を閉じ
    るように作動するものであることを特徴とするデ
    イーゼルエンジンの自動停止装置。
JP16501382U 1982-10-30 1982-10-30 デイ−ゼルエンジンの自動停止装置 Granted JPS5968148U (ja)

Priority Applications (1)

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JP16501382U JPS5968148U (ja) 1982-10-30 1982-10-30 デイ−ゼルエンジンの自動停止装置

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JP16501382U JPS5968148U (ja) 1982-10-30 1982-10-30 デイ−ゼルエンジンの自動停止装置

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Publication Number Publication Date
JPS5968148U JPS5968148U (ja) 1984-05-09
JPS6339392Y2 true JPS6339392Y2 (ja) 1988-10-17

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ID=30361616

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JP16501382U Granted JPS5968148U (ja) 1982-10-30 1982-10-30 デイ−ゼルエンジンの自動停止装置

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JPS5968148U (ja) 1984-05-09

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