JPH0122907Y2 - - Google Patents

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JPH0122907Y2
JPH0122907Y2 JP1065883U JP1065883U JPH0122907Y2 JP H0122907 Y2 JPH0122907 Y2 JP H0122907Y2 JP 1065883 U JP1065883 U JP 1065883U JP 1065883 U JP1065883 U JP 1065883U JP H0122907 Y2 JPH0122907 Y2 JP H0122907Y2
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はエンジンオーバラン防止装置に関す
る。
〈考案の背景〉 一般にデイゼルエンジンはガソリンエンジンと
異なりエンジンを停止させるには燃料の供給を断
に制御してエンジンを停止させている。このため
デイゼルエンジンの場合エンジンを始動させるた
めのキイースイツチの操作と連動して燃料供給路
を開に制御し、またエンジンを停止させるための
キイースイツチの操作と連動して燃料供給路を閉
に制御することが行なわれている。
従来のデイゼルエンジンではこの燃料供給路の
開閉制御をメカニカルな機構によつて行なわせて
いた。これに対し、最近の傾向として燃料供給路
の開閉制御を電気的な制御手段に置替ることが試
みられている。
その一例を第1図に示す。第1図において10
1はエンジン、102は燃料噴射装置、103は
キイースイツチを示す。キイースイツチ103は
運転時オンとなるオン接点ONと、エンジンを停
止させるときオンとなるオフ接点OFFと、その
他に停車中ラジオ等を聴くためのアクセサリ接点
ACC等を有する。104は燃料供給量制御装置
を示す。この燃料供給量制御装置104はキイー
スイツチ103のオン接点信号と、オフ接点信号
を受けて燃料噴射装置102に対する燃料の供給
量を制御する。
燃料噴射装置102に対する燃料の供給量を制
御する部分の構造を第2図に示す。第2図におい
て201は電磁プランジヤを示す。この電磁プラ
ンジヤ201は二つの巻線202と203を有
し、二つの巻線202と203が燃料供給量制御
装置104によつて励磁され、その励磁電流によ
りロツド204が図の例では上方及び下方に駆動
される。ロツド204にはリンク205が結合さ
れ、リンク205を介してラツク206が左右に
横動操作される。ラツク206にはピニオン20
7が噛合し、このピニオン207が回動操作され
て燃料噴射装置102に対する燃料供給量が制御
される。
こゝでは説明を簡素化するためにキイースイツ
チ103をオン接点ONに投入すると巻線202
が励磁されてロツド204が上方に動かされ、こ
のロツド204の動きによりラツク206が右方
に移動し、ピニオン207を反時計方向に回動さ
せて燃料の供給量を増加させる方向に制御され、
最終的には燃料供給路に設けた弁を全開の状態に
制御するものとする。またキイースイツチ103
をオフ接点OFFに投入したときは巻線203が
励磁され、ロツド204が下方に動かされ、この
ロツド204の動きによつてラツク206が左方
に移動し、ピニオン207を時計方向に回動させ
て燃料噴射装置102に対する燃料の供給量を減
量し、最終的には燃料の供給を断の状態にまで制
御するものとする。
このように燃料供給量を電磁プランジヤ201
によつて制御する構造は比較的新しい試みであ
る。
説明は再び第1図に戻る。第1図において10
5は発電機、106はバツテリ、107はバツテ
リスイツチを示す。通常バツテリスイツチ107
はオンの状態に保持され、キイースイツチ103
の可動接点に電圧を与えている。また走行中は発
電機105が所定の電圧を出力し、キイースイツ
チ103を通じて各負荷(特に図示しない)に電
圧を与えると共に、バツテリ106を充電する。
108は真空ブレーキ回路を示す。この真空ブ
レーキ回路108は真空ブレーキ操作スイツチ1
09と、アクセルペタルが踏まれていない状態で
オンに操作されるアクセルスイツチ111と、ク
ラツチペタルが踏まれていない状態でオンに操作
されるクラツチスイツチ112の直列回路によつ
て構成される。この真空ブレーキ回路108はア
クセルペタルが踏み込まれていないこと及びクラ
ツチペタルが踏み込まれていない状態において真
空ブレーキスイツチ109をオンに操作すること
により制御弁113に制御電圧が印加される。制
御弁113に制御電圧が与えられることにより制
御弁113は開に制御される。制御弁113には
エアタンク114から圧搾空気が与えられ、制御
弁113が開に制御されることによりエアシリン
ダ115,116に圧搾空気を与え、エアシリン
ダ115,116を動作させる。
エアシリンダ115,116は圧搾空気が与え
られるとエンジン101の吸気筒117と排気筒
118に設けたインテークシヤツタ119とエキ
ゾーストシヤツタ221を閉に制御し、エンジン
101の回転に制動を掛ける。吸気筒117と排
気筒118を完全に閉塞状態にするとエンジン1
01は急速に停止状態になる。このためインテー
クシヤツタ119とエキゾーストシヤツタ221
には小さい孔が形成され、この小孔を通じてわず
かな量の空気をエンジン101に供給すると同時
に、同量の排気を許すようにし、エンジン101
が停止に致らないようにしている。
〈従来の欠点〉 第1図に示す従来の燃料供給制御装置において
電磁プランジヤ201の巻線202又は203の
何れか一方又は双方が断線したり、或は燃料供給
装置104内における故障、更にはプランジヤ2
01のロツド204とリンク205及びラツク2
06との機械的な不具合が発生すると、燃料の供
給を断にできなくなる不都合が発生する。特に燃
料の供給量が最大の状態でこのような故障が発生
するとエンジンはオーバランの状態となり、これ
が長時間続くとエンジンを破損させる大きな事故
につながる。
このような不都合を回避する目的で燃料供給路
に特別に非常用操作弁を設け、オーバランの状態
に陥いつた場合にこの操作弁を閉に操作すること
が考えられる。然し乍ら現実には運転中にこのよ
うな事故に合うと運転者は心理的にキイースイツ
チをオフにすることは考えても、非常用の操作弁
を閉に操作することまでは考えが至らない場合が
多い。従つてキイースイツチをオフにすることに
よりエンジンのオーバラン状態を静めることがで
きると都合がよい。
〈考案の目的〉 この考案はキイースイツチをオフに操作するこ
とによりエンジンのオーバラン状態を静めること
ができる燃料供給装置を提供しようとするもので
ある。
〈考案の概要〉 この考案ではエンジンが回転中であることを検
出し、エンジンが回転している状態において、キ
イースイツチをオフにした場合は擬似的に真空ブ
レーキを掛けた状態にし、エンジン101の吸気
筒117及び排気筒118を閉塞してエンジン1
01のオーバラン状態を静めるように構成したも
のである。
従つてこの考案によれば、走行中にエンジンが
オーバラン状態になつてもキイースイツチ103
をオフに操作すればエンジン101の回転を低下
させることができる。
〈考案の実施例〉 第3図にこの考案の一実施例を示す。第3図に
おいて第1図と対応する部分には同一符号を付し
てその重複説明は省略するが、この考案において
はエンジン101が回転していることを検出する
手段301及びエンジン101が回転しているこ
とを検出したときオンに操作される接点302
と、この接点302と直列接続した逆流阻止ダイ
オード303から成るオーバラン防止回路304
を設け、この接点302と逆流阻止ダイオード3
03によつて構成されるオーバラン防止回路30
4をキイースイツチ103のオフ接点OFFと制
御弁113の間に接続した構造を特徴とするもの
である。
この例ではエンジン101が回転していること
を検出する手段301として発電機105の出力
電圧によつて付勢されるリレーによつて構成した
場合を示す。
つまり発電機105は中性端子Nを有し、エン
ジン101が回転している状態ではこの中性端子
Nに電圧を発生する。また中性端子Nはエンジン
101が停止し、発電機105が発電動作を行な
つていない状態ではバツテリスイツチ107がオ
ンの状態にあつても電圧は出力されない。
従つてこの中性端子Nと共通電位点、つまりシ
ヤーシ305の間にリレーを接続しておくことに
より、エンジン101が回転している場合だけリ
レーは付勢され、接点302をオンに保持するこ
とができる。
〈考案の動作説明〉 上記した回路構造とすることにより、エンジン
101が回転している状態では接点302がオン
に保持されている。よつてこの状態でキイースイ
ツチ103をオフ接点OFFに投入すると、キイ
ースイツチ103のオフ接点OFFから接点30
2と逆流阻止ダイオード303を通じて制御弁1
13に制御電圧が印加される。よつて制御弁11
3は開に操作され、エアシリンダ115,116
に圧搾空気を与え、インテークシヤツタ119と
エキゾーストシヤツタ221を閉塞状態に操作す
る。よつてエンジン101は吸気量と排気量が制
限されるためオーバラン状態にあつても回転数を
低下させることができる。尚インテークシヤツタ
119とエキゾーストシヤツタ221には先に説
明したように小孔が形成されているためエンジン
101は完全に停止するに至らない。このため自
力で安全地帯まで走行することができる。
〈考案の効果〉 以上説明したようにこの考案によれば走行中に
燃料供給装置の故障によりエンジン101がオー
バラン状態になつてもキイースイツチ103をオ
フ位置に操作すればエンジン101に疑似的に真
空ブレーキを掛けた状態にすることができる。こ
の結果エンジン101のオーバラン状態を静める
ことができ、自力で安全地帯に退避することがで
きる。
またこの考案では逆流阻止ダイオード303を
接点302と直列に接続したから真空ブレーキ回
路108を操作した場合に、真空ブレーキ回路1
08を通じて制御弁113に供給される電圧が燃
料供給量制御装置104に逆流することを防止し
ているため正常な状態において真空ブレーキを掛
けたことによつて燃料供給量制御装置104が誤
動作することを防止している。
またこの考案によれば、エンジン101がオー
バラン状態になつたときキイースイツチ103を
オフ状態に操作すればよいため、運転者の心理的
な操作と一致し、人間工学的にも信頼性の高いエ
ンジンオーバラン防止装置を提供できる。
更にこの考案ではエンジン101が回転してい
ることを検出する手段301と、接点302と、
逆流阻止ダイオード303から成る回路を付設す
るだけであるため、コストの上昇はわずかであ
り、コストの上昇と比較して信頼性の向上による
効果は大であり、その効果は実用に供して頗る大
である。
〈考案の他の実施例〉 上述ではエンジン101が回転していることを
検出する手段301を発電機105に接続したリ
レーによつて構成したが、その他に例えばエンジ
ン101の潤滑油の圧力を検出する油圧検出スイ
ツチを設け、エンジン101の回転を油圧によつ
て検出するように構成することもできる。
また軸輪の回転速度又はエンジンの回転速度を
検出するタコジエネレータの信号を利用すること
もできる。
また上述ではエンジン101のインテークシヤ
ツタ119とエキゾーストシヤツタ221の双方
を閉じるように制御したが、何れか一方だけを閉
じるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の燃料供給制御装置を説明するた
めの接続図、第2図は第1図に示す燃料供給制御
装置の要部の具体的な構造を説明するための接続
配置図、第3図はこの考案の一実施例を示す接続
図である。 101……エンジン、102……燃料噴射装
置、103……キイースイツチ、ON……オン接
点、OFF……オフ接点、104……燃料供給量
制御装置、108……真空ブレーキ回路、113
……制御弁、117……吸気筒、118……排気
筒、119,221……シヤツタ、301……エ
ンジンが回転していることを検出する手段、30
2……接点、303……逆流阻止ダイオード、3
05……オーバラン防止回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 A オン接点とオフ接点を持つキイースイツチ
    と、 B このキイースイツチのオン接点から与えられ
    る信号によりエンジンに供給する燃料の量を増
    加させ、オフ接点から与えられる信号によりエ
    ンジンに供給する燃料を断に制御する燃料供給
    量制御装置と、 C 真空ブレーキ回路からの信号により付勢され
    エンジンの吸気筒か排気筒の何れか一方又は双
    方に設けたシヤツタを閉状態に制御する制御弁
    と、 D エンジンが回転している状態を検出しオンの
    状態に制御される接点と、 E 上記オフ接点から出力される信号を上記接点
    と逆流阻止ダイオードを通じて上記制御弁に与
    え上記キイースイツチをオフ位置に操作したと
    きエンジンの吸気筒か排気筒の何れか一方又は
    双方に設けたシヤツタを閉状態に制御するオー
    バラン防止回路と、 を具備して成るエンジンオーバラン防止装置。
JP1065883U 1983-01-28 1983-01-28 エンジンオ−バラン防止装置 Granted JPS59116542U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1065883U JPS59116542U (ja) 1983-01-28 1983-01-28 エンジンオ−バラン防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1065883U JPS59116542U (ja) 1983-01-28 1983-01-28 エンジンオ−バラン防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59116542U JPS59116542U (ja) 1984-08-06
JPH0122907Y2 true JPH0122907Y2 (ja) 1989-07-12

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ID=30142095

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JP1065883U Granted JPS59116542U (ja) 1983-01-28 1983-01-28 エンジンオ−バラン防止装置

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