JPS6218104Y2 - - Google Patents
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- JPS6218104Y2 JPS6218104Y2 JP8056981U JP8056981U JPS6218104Y2 JP S6218104 Y2 JPS6218104 Y2 JP S6218104Y2 JP 8056981 U JP8056981 U JP 8056981U JP 8056981 U JP8056981 U JP 8056981U JP S6218104 Y2 JPS6218104 Y2 JP S6218104Y2
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- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 25
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 19
- 239000007858 starting material Substances 0.000 claims description 14
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- 239000003112 inhibitor Substances 0.000 description 14
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 10
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- 238000000746 purification Methods 0.000 description 3
- 239000002826 coolant Substances 0.000 description 2
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Landscapes
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動変速機を備えたエンジンの自動始
動及び自動停止装置に関する。
動及び自動停止装置に関する。
従来自動変速機付エンジンの始動装置として
は、例えば第1図に示すように、バツテリー1の
電源電圧がイグニツシヨンスイツチ2の操作によ
り、インヒビタースイツチ3を介し、若しくはイ
ンヒビタースイツチ3′により開閉されるインヒ
ビターリレイ3Aを介してスタータモータ5に印
加され、スタータモータを回転してエンジンを始
動するようにしている。このインヒビタースイツ
チ3,3′は自動変速機のシフトレバー位置(ギ
ア位置)がニユートラルN位置或いはパーキング
P位置にあるときのみスタータモータへの回路を
閉じるスイツチである。従つて自動変速機を備え
たエンジンを始動する場合には、必ずシフトレバ
ー位置をN或いはP位置にシフトして行う必要が
ある。
は、例えば第1図に示すように、バツテリー1の
電源電圧がイグニツシヨンスイツチ2の操作によ
り、インヒビタースイツチ3を介し、若しくはイ
ンヒビタースイツチ3′により開閉されるインヒ
ビターリレイ3Aを介してスタータモータ5に印
加され、スタータモータを回転してエンジンを始
動するようにしている。このインヒビタースイツ
チ3,3′は自動変速機のシフトレバー位置(ギ
ア位置)がニユートラルN位置或いはパーキング
P位置にあるときのみスタータモータへの回路を
閉じるスイツチである。従つて自動変速機を備え
たエンジンを始動する場合には、必ずシフトレバ
ー位置をN或いはP位置にシフトして行う必要が
ある。
しかし近年ではシフトレバー位置をドライブレ
ンジにセツトして運転しても、運転状況例えばエ
ンジンアイドリング若しくは減速状態の運転領域
にエンジンを自動停止して排気の浄化、並びに燃
料経済性をはかつたシステムが多く提案されてき
ている(例えば特開昭50−148731号)。従つて、
シフトレバー位置がドライブレンジで一旦エンジ
ンが停止されれば、従来位置によると、その再始
動にあたつては必ずシフトレバー位置をN又はP
位置にシフトし直して行い、再びドライブレンジ
に復帰させなければならないという極めて煩雑な
手間を要した。
ンジにセツトして運転しても、運転状況例えばエ
ンジンアイドリング若しくは減速状態の運転領域
にエンジンを自動停止して排気の浄化、並びに燃
料経済性をはかつたシステムが多く提案されてき
ている(例えば特開昭50−148731号)。従つて、
シフトレバー位置がドライブレンジで一旦エンジ
ンが停止されれば、従来位置によると、その再始
動にあたつては必ずシフトレバー位置をN又はP
位置にシフトし直して行い、再びドライブレンジ
に復帰させなければならないという極めて煩雑な
手間を要した。
本考案はかかる従来装置の不都合に鑑み、これ
を解消すべくなしたもので従来の如く自動変速機
のシフトレバー位置がN位置又はP位置にある場
合にのみ、手動で始動可能な回路の他に、エンジ
ン自動停止システムの作用によつてエンジンが停
止された場合には、シフトレバー位置如何に拘ら
ず、自動的に始動可能に構成し、この時自動再始
動にあたつては自動車がとびださないように、自
動変速機の各変速要素にシフトレバーによつて切
り換え供給される油圧をリリーフし、始動完了後
にあつてはじめて各変速要素へ作動油圧を供給す
るように構成したエンジンの自動始動・停止装置
を提供するものである。
を解消すべくなしたもので従来の如く自動変速機
のシフトレバー位置がN位置又はP位置にある場
合にのみ、手動で始動可能な回路の他に、エンジ
ン自動停止システムの作用によつてエンジンが停
止された場合には、シフトレバー位置如何に拘ら
ず、自動的に始動可能に構成し、この時自動再始
動にあたつては自動車がとびださないように、自
動変速機の各変速要素にシフトレバーによつて切
り換え供給される油圧をリリーフし、始動完了後
にあつてはじめて各変速要素へ作動油圧を供給す
るように構成したエンジンの自動始動・停止装置
を提供するものである。
以下に本考案の実施例を第2図に基づいて説明
する。図においてバツテリー1はイグニツシヨン
スイツチ2aとスタータスイツチ2bとから成る
キースイツチ2及びインヒビターリレイ3を介し
てエンジン4のスタータモータ5におけるシリー
スコイル、シヤントコイルに直列に接続されて始
動回路Aを構成する。インヒビターリレイ3はイ
ンヒビタースイツチ6により開閉駆動される。イ
ンヒビタースイツチ6は自動変速機の変速位置が
N又はP位置にある時にオンとなつてインヒビタ
ーリレイ3を閉成する。すなわち自動変速機は公
知のようにオイルタンク11内の作動油をオイル
ポンプ12によつて油圧供給路13を介して油圧
切換弁14へと圧送し、ここでシフトレバー15
が選択した第1速(1)、第2速(2)、ドライブレンジ
(D),N,リア(R),P、の各変速位置に応じ
て各変速要素へ作動油圧を選択供給し、自動変速
するようになつているものであるが、前記インヒ
ビタースイツチ6は図示していないがシフトレバ
ー15の前記変速位置のうちNとP位置を検出し
てオンとなるものである。
する。図においてバツテリー1はイグニツシヨン
スイツチ2aとスタータスイツチ2bとから成る
キースイツチ2及びインヒビターリレイ3を介し
てエンジン4のスタータモータ5におけるシリー
スコイル、シヤントコイルに直列に接続されて始
動回路Aを構成する。インヒビターリレイ3はイ
ンヒビタースイツチ6により開閉駆動される。イ
ンヒビタースイツチ6は自動変速機の変速位置が
N又はP位置にある時にオンとなつてインヒビタ
ーリレイ3を閉成する。すなわち自動変速機は公
知のようにオイルタンク11内の作動油をオイル
ポンプ12によつて油圧供給路13を介して油圧
切換弁14へと圧送し、ここでシフトレバー15
が選択した第1速(1)、第2速(2)、ドライブレンジ
(D),N,リア(R),P、の各変速位置に応じ
て各変速要素へ作動油圧を選択供給し、自動変速
するようになつているものであるが、前記インヒ
ビタースイツチ6は図示していないがシフトレバ
ー15の前記変速位置のうちNとP位置を検出し
てオンとなるものである。
イグニツシヨンスイツチ2aはエンジン運転状
態検出回路21を介し該回路21がオフとなつた
時に電磁燃料遮断弁22を消磁し、吸気絞り弁2
3の下流側吸気通路24へ開口するスロー系統の
燃料通路25を遮断する燃料供給回路Bを構成す
る。そしてまた該燃料供給回路Bが閉成された状
態で閉成されるリレイ26を介し、前記エンジン
運転状態検出回路21がオンとなつた状態で点火
コイルC′へ通電作動する点火回路Cを構成して
いる。
態検出回路21を介し該回路21がオフとなつた
時に電磁燃料遮断弁22を消磁し、吸気絞り弁2
3の下流側吸気通路24へ開口するスロー系統の
燃料通路25を遮断する燃料供給回路Bを構成す
る。そしてまた該燃料供給回路Bが閉成された状
態で閉成されるリレイ26を介し、前記エンジン
運転状態検出回路21がオンとなつた状態で点火
コイルC′へ通電作動する点火回路Cを構成して
いる。
前記エンジン運転状態検出回路21は、スロツ
トルスイツチ27、車速スイツチ28、及び水温
スイツチ29の並列回路から構成される。ここで
スロツトルスイツチ27はアクセルペダル開度に
応動して開閉制御される吸気絞り弁23の開度位
置検出スイツチでエンジンのアイドル開度位置で
オフとなる。尚、スロツトルスイツチの代わりに
アクセルペダルスイツチを代用してもよいことは
いうまでもない。車速スイツチ28は車両が走行
中オンとなり、停車すればオフとなるスイツチで
ある。水温スイツチ29はエンジンの暖機状態を
検出する手段として採用されており、暖機完了状
態における所定値以上のエンジン冷却水温度を検
出した状態でオフとなるスイツチである。従つて
これら各スイツチ27,28,29が共にオフと
ある条件は、エンジン暖機完了後における停車中
のアイドリング運転状態を示す。かかる運転状態
であれば、燃焼状態が悪くかつ出力を不要とする
ものであるから、エンジン回転は停止する方が排
気浄化、及び燃費対策上好ましい。又、点火エネ
ルギーから見ればバツテリーの浪費を防止する利
点もでてくる。従つてイグニツシヨンスイツチ2
aが閉成された段階でエンジン運転状態検出回路
21が前記の如くオフとなれば、燃料供給回路B
及び点火回路Cが開成されて燃料供給の停止並び
に点火停止がなされるわけである。これら燃料供
給回路Bと点火回路Cとをもつてエンジン作動回
路とする。
トルスイツチ27、車速スイツチ28、及び水温
スイツチ29の並列回路から構成される。ここで
スロツトルスイツチ27はアクセルペダル開度に
応動して開閉制御される吸気絞り弁23の開度位
置検出スイツチでエンジンのアイドル開度位置で
オフとなる。尚、スロツトルスイツチの代わりに
アクセルペダルスイツチを代用してもよいことは
いうまでもない。車速スイツチ28は車両が走行
中オンとなり、停車すればオフとなるスイツチで
ある。水温スイツチ29はエンジンの暖機状態を
検出する手段として採用されており、暖機完了状
態における所定値以上のエンジン冷却水温度を検
出した状態でオフとなるスイツチである。従つて
これら各スイツチ27,28,29が共にオフと
ある条件は、エンジン暖機完了後における停車中
のアイドリング運転状態を示す。かかる運転状態
であれば、燃焼状態が悪くかつ出力を不要とする
ものであるから、エンジン回転は停止する方が排
気浄化、及び燃費対策上好ましい。又、点火エネ
ルギーから見ればバツテリーの浪費を防止する利
点もでてくる。従つてイグニツシヨンスイツチ2
aが閉成された段階でエンジン運転状態検出回路
21が前記の如くオフとなれば、燃料供給回路B
及び点火回路Cが開成されて燃料供給の停止並び
に点火停止がなされるわけである。これら燃料供
給回路Bと点火回路Cとをもつてエンジン作動回
路とする。
またエンジンの回転速度例えばクランクシヤフ
トの回転速度を回転ピツクアツプ31によつて検
出し、これをパルス信号としてF−V変換器32
に入力し、エンジン回転速度に応じた電圧値を得
てこれを規準信号電圧との比較を比較器33で行
う。規準信号電圧はエンジン始動が完了した回転
速度に対応する電圧信号として設定しておく。そ
してエンジンが始動完了前であれば規準信号電圧
と比較して比較器33はHレベルを出力しリレイ
34をオンとするようになつており、この回路に
よつて再始動停止回路Fを構成する。
トの回転速度を回転ピツクアツプ31によつて検
出し、これをパルス信号としてF−V変換器32
に入力し、エンジン回転速度に応じた電圧値を得
てこれを規準信号電圧との比較を比較器33で行
う。規準信号電圧はエンジン始動が完了した回転
速度に対応する電圧信号として設定しておく。そ
してエンジンが始動完了前であれば規準信号電圧
と比較して比較器33はHレベルを出力しリレイ
34をオンとするようになつており、この回路に
よつて再始動停止回路Fを構成する。
そして、前記エンジン運転状態検出回路21を
構成する各スイツチ27〜29の少くともいずれ
かがオンとなつた状態、即ち前記検出回路21が
オンとなつた時に該検出回路21からリレイ34
を介してスタータモータ5を回転作動させる再始
動回路Dを構成している。
構成する各スイツチ27〜29の少くともいずれ
かがオンとなつた状態、即ち前記検出回路21が
オンとなつた時に該検出回路21からリレイ34
を介してスタータモータ5を回転作動させる再始
動回路Dを構成している。
一方、自動変速機におけるオイルポンプ12と
油圧切換弁14との間の油圧供給路13をオイル
タンク11へ分岐接続するリリーフ通路42を設
け、該リリーフ通路42とオイルポンプ12の出
口側とをオイルポンプ12側からのみの流通を可
能としたチエツクバルブ44を有する短絡路45
によつて連結している。そして、前記リリーフ通
路42には電磁式の油圧リリーフバルブ41を介
装する。該バルブ41のコイル46は前記エンジ
ン運転状態検出回路21とリレイ34とが直列接
続されて、変速油圧リリーフ回路Eを構成し、該
リリーフ回路Eが閉成されてコイル46が通電励
磁されると油圧リリーフバルブ41はリリーフ通
路42を開弁する構成となつている。
油圧切換弁14との間の油圧供給路13をオイル
タンク11へ分岐接続するリリーフ通路42を設
け、該リリーフ通路42とオイルポンプ12の出
口側とをオイルポンプ12側からのみの流通を可
能としたチエツクバルブ44を有する短絡路45
によつて連結している。そして、前記リリーフ通
路42には電磁式の油圧リリーフバルブ41を介
装する。該バルブ41のコイル46は前記エンジ
ン運転状態検出回路21とリレイ34とが直列接
続されて、変速油圧リリーフ回路Eを構成し、該
リリーフ回路Eが閉成されてコイル46が通電励
磁されると油圧リリーフバルブ41はリリーフ通
路42を開弁する構成となつている。
上記構成にかかる作用は次のようになる。キー
スイツチ2のイグニツシヨンスイツチ2aとスタ
ータスイツチ2bとをオンにすると、もし自動変
速機のシフトレバー15の変速位置がNもしくは
P位置にあれば、インヒビタースイツチ6がオン
となりこれに応じてインヒビターリレイ3がオン
となつて始動回路Aが閉成しスタータモータ5を
回転駆動してエンジンを始動すると同時にエンジ
ンが暖機前であれば水温スイツチ29がオンとな
りエンジン運転状態検出回路21がオンとなつて
エンジン作動回路、即ち燃料供給回路Bと点火回
路Cとが閉成されて電磁燃料遮断弁22を作動さ
せ、燃料通路25を開いてエンジンに燃料を供給
するとともに点火を行つてエンジンの回転を保持
する。
スイツチ2のイグニツシヨンスイツチ2aとスタ
ータスイツチ2bとをオンにすると、もし自動変
速機のシフトレバー15の変速位置がNもしくは
P位置にあれば、インヒビタースイツチ6がオン
となりこれに応じてインヒビターリレイ3がオン
となつて始動回路Aが閉成しスタータモータ5を
回転駆動してエンジンを始動すると同時にエンジ
ンが暖機前であれば水温スイツチ29がオンとな
りエンジン運転状態検出回路21がオンとなつて
エンジン作動回路、即ち燃料供給回路Bと点火回
路Cとが閉成されて電磁燃料遮断弁22を作動さ
せ、燃料通路25を開いてエンジンに燃料を供給
するとともに点火を行つてエンジンの回転を保持
する。
次に、エンジン運転状態検出回路21がオフと
なる状態、即ちエンジン暖機後であれば水温スイ
ツチ29が高エンジン冷却水温度を検出してオフ
となり、スロツトルスイツチ27がエンジンアイ
ドリング回転状態を検出してオフとなり、車両が
停止していて車速スイツチがオフとなつた状態で
エンジン作動回路B,Cが開成する。即ち、この
運転状態はエンジン暖機後の車両停止中のアイド
リング状態を示し、該状態にあつては前記した如
く、排気浄化、燃費対策の意味からエンジンの回
転を停止するのが望ましい。従つて燃料供給回路
Bの開成により電磁燃料遮断弁22を消磁して燃
料通路25を遮断し、エンジンへ燃料の供給を停
止すると同時に点火回路Cを遮断し、点火エネル
ギの浪費を防止する。
なる状態、即ちエンジン暖機後であれば水温スイ
ツチ29が高エンジン冷却水温度を検出してオフ
となり、スロツトルスイツチ27がエンジンアイ
ドリング回転状態を検出してオフとなり、車両が
停止していて車速スイツチがオフとなつた状態で
エンジン作動回路B,Cが開成する。即ち、この
運転状態はエンジン暖機後の車両停止中のアイド
リング状態を示し、該状態にあつては前記した如
く、排気浄化、燃費対策の意味からエンジンの回
転を停止するのが望ましい。従つて燃料供給回路
Bの開成により電磁燃料遮断弁22を消磁して燃
料通路25を遮断し、エンジンへ燃料の供給を停
止すると同時に点火回路Cを遮断し、点火エネル
ギの浪費を防止する。
この時、自動変速機は変速位置がドライブレン
ジDのままエンジンが停止したとする。この状態
では従来装置においてはシフトレバー15をNも
しくはP位置に変速しなければ再始動ができな
い。
ジDのままエンジンが停止したとする。この状態
では従来装置においてはシフトレバー15をNも
しくはP位置に変速しなければ再始動ができな
い。
しかし本願考案によれば再び発進しようとして
アクセルペダルを踏み込むと、エンジンは回転し
ていないから回転ピツクアツプ31がエンジン回
転速度0を検出する。このためF−V変換器32
も0電圧を示すため比較器33においては規準信
号電圧と比較してオンとなる。これによつてリレ
イ34もオンとなりアクセルペダル踏込みにより
スロツトルスイツチ27がオンとなつてエンジン
運転状態検出回路21がオンとなるから、再始動
回路D及び燃料供給回路B、点火回路Cもそれぞ
れ閉成され、スタータモータ5が回りだすと共に
エンジンが回転継続される。この時油圧リリーフ
バルブ41は通電励磁されてオイルポンプ12の
作動油圧をリリーフ通路42を介してオイルタン
ク11にリリーフしているから、オイルポンプ1
2で発生した油圧はシフトレバー15に連動する
油圧切換弁14へ作動油圧が到達しなくなる。従
つて該油圧切換弁14におけるドライブレンジD
に応じて選択された変速要素への作動油圧が供給
されることがなく、このため車両がとびだすこと
はない。
アクセルペダルを踏み込むと、エンジンは回転し
ていないから回転ピツクアツプ31がエンジン回
転速度0を検出する。このためF−V変換器32
も0電圧を示すため比較器33においては規準信
号電圧と比較してオンとなる。これによつてリレ
イ34もオンとなりアクセルペダル踏込みにより
スロツトルスイツチ27がオンとなつてエンジン
運転状態検出回路21がオンとなるから、再始動
回路D及び燃料供給回路B、点火回路Cもそれぞ
れ閉成され、スタータモータ5が回りだすと共に
エンジンが回転継続される。この時油圧リリーフ
バルブ41は通電励磁されてオイルポンプ12の
作動油圧をリリーフ通路42を介してオイルタン
ク11にリリーフしているから、オイルポンプ1
2で発生した油圧はシフトレバー15に連動する
油圧切換弁14へ作動油圧が到達しなくなる。従
つて該油圧切換弁14におけるドライブレンジD
に応じて選択された変速要素への作動油圧が供給
されることがなく、このため車両がとびだすこと
はない。
エンジンが再始動を終了すると、比較器33は
高くなつたエンジン回転速度に応じた電圧値の供
給によりオフとなつてリレイ34もオフとなる。
これによつてエンジンの変速油圧リリーフ回路E
が開成され、油圧リリーフバルブ41が消磁され
てリリーフ通路42を閉弁する。従つてオイルポ
ンプ12から発生した作動油圧は油圧供給路1
3、油圧切換弁14を通じシフトレバー15によ
つて選択されたドライブレンジに応じた変速要素
へ作動油圧が供給され、車両が走行可能となる。
高くなつたエンジン回転速度に応じた電圧値の供
給によりオフとなつてリレイ34もオフとなる。
これによつてエンジンの変速油圧リリーフ回路E
が開成され、油圧リリーフバルブ41が消磁され
てリリーフ通路42を閉弁する。従つてオイルポ
ンプ12から発生した作動油圧は油圧供給路1
3、油圧切換弁14を通じシフトレバー15によ
つて選択されたドライブレンジに応じた変速要素
へ作動油圧が供給され、車両が走行可能となる。
上記実施例において、エンジンを停止し再始動
するためのエンジン運転状態検出回路21はスロ
ツトルスイツチ、車速スイツチ、水温スイツチに
限らず、例えばエンジンの減速状態においてもエ
ンジン・アイドリング状態と同様な目的でエンジ
ン停止をするのが望ましいので、このような減速
状態を検出する手段、例えばアクセルペダル開
度、絞り弁下流の吸入負圧を検出する手段をも組
み入れ、当該運転状態におけるエンジン回転の停
止及びN,P位置以外の変速位置にあるときの自
動再始動を行なわせるようにすることもできる。
するためのエンジン運転状態検出回路21はスロ
ツトルスイツチ、車速スイツチ、水温スイツチに
限らず、例えばエンジンの減速状態においてもエ
ンジン・アイドリング状態と同様な目的でエンジ
ン停止をするのが望ましいので、このような減速
状態を検出する手段、例えばアクセルペダル開
度、絞り弁下流の吸入負圧を検出する手段をも組
み入れ、当該運転状態におけるエンジン回転の停
止及びN,P位置以外の変速位置にあるときの自
動再始動を行なわせるようにすることもできる。
実施例では、その作動をドライブレンジにおけ
る再始動作用について述べたが、1,2,R,位
置についても同様であることは言うまでもない。
る再始動作用について述べたが、1,2,R,位
置についても同様であることは言うまでもない。
以上述べたように本考案によれば、自動変速機
付の自動車用エンジンにおいて所定のエンジン運
転状態を検出したとき、エンジンの回転を停止
し、例えば燃焼が悪くかつ出力を不要とするエン
ジンアイドリング或いは減速状態においての排気
浄化性能及び燃費の向上をはかることができる。
又、前記エンジン停止が自動変速機のN,P位置
以外の変速位置においてなされた場合であつて
も、その再始動を可能にするとともに当該再始動
時の各変速要素への作動油圧の供給をリリーフす
るようにしたから、車両が急発進するいわゆると
びだし現象を抑えることができる。
付の自動車用エンジンにおいて所定のエンジン運
転状態を検出したとき、エンジンの回転を停止
し、例えば燃焼が悪くかつ出力を不要とするエン
ジンアイドリング或いは減速状態においての排気
浄化性能及び燃費の向上をはかることができる。
又、前記エンジン停止が自動変速機のN,P位置
以外の変速位置においてなされた場合であつて
も、その再始動を可能にするとともに当該再始動
時の各変速要素への作動油圧の供給をリリーフす
るようにしたから、車両が急発進するいわゆると
びだし現象を抑えることができる。
第1図は従来装置の回路図、第2図は本考案の
実施の一例を示す自動変速機付自動車用エンジン
の始動・停止装置を示す回路図である。 2a……イグニツシヨンスイツチ、2b……ス
タータスイツチ、3……インヒビターリレイ、5
……スタータモータ、6……インヒビタースイツ
チ、13……油圧供給路、14……油圧切換弁、
15……シフトレバー、21……エンジン運転状
態検出回路、22……電磁燃料遮断弁、25……
燃料通路、31……回転ピツクアツプ、33……
比較器、41……油圧リリーフバルブ、42……
リリーフ通路、A……始動回路、B……燃料供給
回路、C……点火回路、D……再始動回路、E…
…変速油圧リリーフ回路、F……再始動停止回
路。
実施の一例を示す自動変速機付自動車用エンジン
の始動・停止装置を示す回路図である。 2a……イグニツシヨンスイツチ、2b……ス
タータスイツチ、3……インヒビターリレイ、5
……スタータモータ、6……インヒビタースイツ
チ、13……油圧供給路、14……油圧切換弁、
15……シフトレバー、21……エンジン運転状
態検出回路、22……電磁燃料遮断弁、25……
燃料通路、31……回転ピツクアツプ、33……
比較器、41……油圧リリーフバルブ、42……
リリーフ通路、A……始動回路、B……燃料供給
回路、C……点火回路、D……再始動回路、E…
…変速油圧リリーフ回路、F……再始動停止回
路。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 自動変速機の変速位置検出手段がニユートラ
ル位置又はパーキング位置にあることを検出し
た時にスタータモータを作動可能とする始動回
路と、エンジン運転状態検出手段の検出信号に
応じてエンジンを停止及び回転継続するエンジ
ン作動回路と、前記エンジン運転状態検出手段
がエンジン停止解除運転状態を検出した条件で
スタータモータを前記始動回路とは独立して再
始動する再始動回路と、エンジン回転速度検出
手段が所定値以上の回転速度を検出した条件で
前記再始動回路のエンジン再始動作用を解除す
る再始動停止回路と、自動変速機の各変速要素
へ至る油圧回路に介装された油圧リリーフ弁
と、前記再始動回路の再始動動作と同期して前
記油圧リリーフ弁を作動し前記油圧回路の油圧
をリリーフする変速油圧リリーフ回路と、を設
けたことを特徴とする自動変速機付自動車用エ
ンジンの始動・停止装置。 (2) エンジン運転状態検出手段は、アクセル開度
又はその関連要素を検出する手段と、変速検出
手段と、エンジン暖機状態を検出する手段と、
を並列に有し、エンジン停止回路は前記各手段
によりアクセルアイドリング開度、車両停止、
エンジン暖機完了の3条件を満足した時にエン
ジンへの燃料供給、点火の停止を行う構成であ
る実用新案登録請求の範囲第1項記載の自動変
速機付自動車用エンジンの始動・停止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8056981U JPS6218104Y2 (ja) | 1981-06-02 | 1981-06-02 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8056981U JPS6218104Y2 (ja) | 1981-06-02 | 1981-06-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57192832U JPS57192832U (ja) | 1982-12-07 |
JPS6218104Y2 true JPS6218104Y2 (ja) | 1987-05-11 |
Family
ID=29876119
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8056981U Expired JPS6218104Y2 (ja) | 1981-06-02 | 1981-06-02 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6218104Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS608117A (ja) * | 1983-06-27 | 1985-01-17 | Isuzu Motors Ltd | 自動変速機搭載車両のスタータ起動装置 |
JP6059440B2 (ja) * | 2012-03-15 | 2017-01-11 | 富士重工業株式会社 | スタータモータ制御装置 |
-
1981
- 1981-06-02 JP JP8056981U patent/JPS6218104Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57192832U (ja) | 1982-12-07 |
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