JPH023560A - ステアリングロック装置 - Google Patents

ステアリングロック装置

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JPH023560A
JPH023560A JP63114958A JP11495888A JPH023560A JP H023560 A JPH023560 A JP H023560A JP 63114958 A JP63114958 A JP 63114958A JP 11495888 A JP11495888 A JP 11495888A JP H023560 A JPH023560 A JP H023560A
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/22Locking of the control input devices
    • F16H2061/223Electrical gear shift lock, e.g. locking of lever in park or neutral position by electric means if brake is not applied; Key interlock, i.e. locking the key if lever is not in park position
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、ステアリングロック装置に関するものである
(従来の技術) 一般に、自動車におけるエンジン始動用のキ−シリンダ
の回動位置としては、LOCK位置(ロック位置)、O
FF位置くオフ位置)、ACC位間(アクセサリ−位置
)、エンジンのオン位置、セルモータ(スタータモータ
)をオンさせる5TART位首(スタート位置)等があ
る。このようなキーシリンダは通常ステアリングロック
装置に設けられている。
このステアリングロック装置は、イグニッションキーの
操作によりキーシリンダをACC位置からL OCK位
置へ回動した後、イグニッションキーをキーシリンダか
ら抜取った時に動作して、ステアリングシヤフ1−をロ
ック(施錠)し、自動車の盗同を防止するようになって
いる。
ところで、キーシリンダがACC位置からLOCK位首
に位置意に操作されると、イグニッションキーの抜取り
が可能となり、安全上好ましくない。
従来、これを防止するために、キーシリンダがACC位
置からオフ位置に来たときに一端キーシリンダのLOC
K位首側位置回動を規制させ、この規制を解除ボタンの
操作により解除した後でなければ、キーシリンダをロッ
ク位置に回動できないようにして、安全性の高いステア
リングロック装置としていた(例えば、特開昭57−1
64841@公報参照)。
(発明が解決しようとする課題) このキーシリンダの回動規制をより確実に行なわせるた
め、本願出願人は、例えば特願昭62−182021号
公報(未公開)に開示したように、シフトレバ−のセレ
クト位置を検出するセレクト位置センサと、イグニッシ
ョンキーにより操作されるキーシリンダと、前記キーシ
リンダからのキー抜取りを規制する抜取り規制手段とを
備え、前記規制手段は、前記セレクト位置センサからの
パーキング位置信号を受けた時にのみキーの抜取りを可
能にし、前記信号を受けていない状態ではキーの抜取り
を不能にするように設定したステアリングロック装置を
提案している。
この¥Xeによれば、キーシリンダの回動規制をより確
実に行なうことが可能となるが、操作性も向上すること
が望ましい。
そこで本願出願人等は、以下に示すようなステアリング
ロック装置を提案している(特願昭62−226957
号公報)。
以下、簡単に説明すると第15図及び第16図はオート
マヂック車のステアリング部分を示したものである。イ
ンストルメントパネル1にはシリンダ用孔1aが設けら
れている。また、第16図に示すステアリングコラム3
はステアリングシャフト2を回動自在に保持する。コラ
ムカバー4はステアリングコラム3をカバーしている。
ステアリングホイール5はステアリングシャフト2に取
付けられている。
ステアリングロック装置6のロック装置本体7は、半割
りのリング状の取付部7aと、筒状ハウジング7bと、
この取付部7aと筒状ハウジング7bとを一体に結合し
ている筒状アーム7Cから溝成されている。この取付部
7aはステアリングコラム3の端部に取付けられ、筒状
ハウジング7bの一端部はシリンダ用孔1aに近接して
配置されている。そして、この筒状ハウジング7bの一
端部に装着したキャップ8がシリンダ用孔1aに嵌合さ
れている。
筒状ハウジング7b内には第12図に示すように、キー
シリンダ9が軸線回りに回動自在に嵌合されている。筒
状ハウジング7bの他端部にはイグニッションスイッチ
10が回動位置センサとして嵌着されている。そして、
キーシリンダ9の底部には、イグニッションスイッチ1
0に係合して、このイグニッションスイッチ10を回動
操作させる連結軸11が一体に設けられている。
なお、第16図に示したイグニッションキーK(以下単
にキーにと略す)をシリンダー用孔1aからキーシリン
ダ9に挿入して、キーK及びこのキーシリンダ9を第3
図に示すLOCK位行(ロック位置)、OFF位置(オ
フ位置) 、ACC位置(アクセサリ−位置)、エンジ
ンのON位置、5TART位置(スタート位置)へ回動
操作すると、イグニッションスイッチ10の各ポジショ
ンに対応する接点のオン・オフがなされるようになつて
いる。
第12図に示すように、キーシリンダ9の外周面には、
抜取り規制手段を構成するロータ12、回動規制レバー
駆動用のカム13、ストッパ突部14、ロックロッド駆
SjJ用のカム15が形成されている。カム13は、第
13図に示すように、傾斜カム面13d、周方向に延び
る周方向カム面13a、13cと、この周方向カム面1
3a、13Cを連接している傾斜カム面13bとから構
成されている。そして、傾斜カム面13dはストッパ突
部14に間隔を置いて対向し、周方向カム面13Cはロ
ータ12に間隔を冒いて対向している。
第14図に示すようにカム15の外周面は、筒状アーム
7C内に配置されたロックロッド(図示しない)をステ
アリンダシ1フフト2に対して進退動させるのに用いら
れている。すなわち、この口・ツタロッドは、キー1く
をキーシリンダ9からLOCK位置で抜取ると、ステア
リングシャフト2のロック凹部(図示せず)に係合して
ステアリングシャフト2をロックする。一方、キーKを
キーシリンダ9に挿入して、LOCK位置から△CC位
置側に回動操作すると、カム15の作用によりロックロ
ッドがロック凹部(図示せず)から抜取られて、ステア
リングシャツ1−2のロックが解除されるようになって
いる。このようなステアリングロック装置のロック機構
には、例えば特開昭57−164840公報に開示され
たような周知の構造を使用しているが、他の周知の構造
のいずれを使用してもよい。
筒状ハウジング7bには、回動規制手段16が装着され
ている。この回動規制手段16は、筒状ハウジング7b
の軸線と平行な方向に移動可能に筒状ハウジング7bに
保持された回動規制レバー17と、この回動規制レバー
17の駆動制御をするソレノイド18を備えている。
第12図に示すように、回動規制レバー17は、筒状ハ
ウジング7bと平行に延びる連接板部17aと、この連
接板部17aの一端に設けられ、且つカム13側に延び
る係合板部17bとから形成されている。そして、連接
板部17aの筒状ハウジング7b側の側面には、一対の
位置決め用の切欠19.20が形成され、係合板部17
bの先端部にはカム13及びストッパ突部14に係合さ
せる係合突部21が形成されている。ボタン取付部17
cには、インストルメントパネル1に形成した小孔1b
から車室内側に突出する解除ボタン22が一体に取り付
けられている。また、筒状ハウジング7bには、切欠1
9,20の一方に係合するボール23と、このボール2
3を回動規制レバー17側に付勢するバネ24が保持さ
れている。
この切欠19.20、ボール23及びバネ24は位置決
め機構を構成している。また、ソレノイド18は、筒状
ハウジング7bの軸線と平行に設けられている。
このソレノイド18のアクチュエータロッド25には側
面形状が1字状の駆動カム126が固着され、この駆動
力126には傾斜カム面126aが形成されている。
駆動カム126と回動規制レバー17の他端部との間に
は、抜取規制手段の一部を構成するストッパ127が配
設されている。このストッパ127は、レバー係止面1
27aと、レバー移動を許容させる段差部127bと、
傾斜カム面127cを有する。筒状ハウジング7bには
ストッパ保持部材(図示せず)が取り付けられ、このス
トッパ保持部材にはストッパ127が駆動カム126の
傾斜カム面126aに対して進退動可能に保持されてい
る。また、このストッパ保持部材には、ストッパ127
を傾斜カム面126a側に付勢して、カム面127Cを
カム面126aに弾接させているスプリング28が保持
されている。
そして、アクチュエータロッド25の大半がソレノイド
18内に退出した状態では、傾斜カム面126a 、1
27C同士が対向して、回動規制レバー17のボタン取
付部17cが段差部127bに臨むので、解除ボタン2
2の操作が可能となる。
一方、アクチュエータロッド25が第12図の如くソレ
ノイド18内から進出した状態では、傾斜カム面126
aが傾斜カム面127cを駆動カム126から離反する
方向に抑圧変位させて、ボタン取付部17cにストッパ
127のレバー係止面17aを臨ませて、解除ボタン2
2の操作を不能にする。
次に第13図及び第14図を参照して解除ボタン22の
突部22aと連動して移動する回!lJ規制レバー17
と、この回動規制レバー17と係合するカム15との関
係をキーシリンダ9の回動位置に応じて説明する。
第13図及び第14図に示すように、キーシリンダ9が
LOCK位置に回動された場合には、回動規制レバー1
7の係合突部21が傾斜カム面13dとストッパ突部1
4との間であるポジションP+ に位置する。このポジ
ションP1からキー1くによりキーシリンダ9を5TA
RT位置側に回動させると、回動規制レバー17の係合
突部21がポジションP3を経由して、傾斜カム面13
bによりキーシリンダ9のキー沖入側に移動させられた
1多にカム13の周方向カム面13cとロータ12との
間であるポジションP4へ移動する。このポジションP
4では第12図に示したボール23が切欠20へ係合し
て、回動規制レバー17の係合突部21をカム13の周
方向カム面130とロータ12との間に維持する。これ
により、ストッパ突部14の周方向に係合突部21が保
持されるものである。
キーKによりキーシリンダ9を5TAR位置側からLO
CK位置側に回動操作すると、キーK及びキーシリンダ
9がACC位置とLOCK位置との間であるOFF位置
に来た時に、回動規制レバー17の係止突部21がスト
ッパ突部14の端面に第8図のポジションP2へ位置し
て、キーシリンダ9のLOCK位冒側位置回動を阻止す
る。
第12図に示す従来例ではストッパ27が筒状ハウジン
グ7bの外側に進退動可能に保持されている。このよう
な筒状ハウジング7bは盗難を防止するため通常は頑丈
な枠体内に組み込まれる。
しかしながら、ストッパ127が存在するため筒状ハウ
ジング7bを組み込むための枠体内部の形状を高精度に
形成しなければならず、手間を要するとともに、コスト
が上昇するという課題があつ Iこ 。
また、第18図(Δ)に示すようにACC(アクセリ“
リー)ポジションにおいては、操作ノブ203のシャフ
ト203aがカム201のカム面201aに当接して操
作ノブ203を左側へ押出している。この状態ではロッ
クビン205を下側へ押込むことにより、操作ノブ20
3の右側への移動を禁止して図示しないキーを確実にロ
ックする。
この状態でキーシリンダーをOFF (オフ)ポジショ
ンへ回動さセると、操作ノブ203の凸部203bがス
トッパ207へ当接する。そこで第18図(B)に示す
ように操作ノブ203を右側へ押込むと、ス1−ツバ2
07へ対する凸部203bの当接状態が解除される。こ
れにより第18図(C)に示すようにシリンダーをLO
CK (ロック)ポジションへ移動させることができる
また第19図に示すようにキースイッチ検出回路211
は電源213からの電源供給を受けて図示しないキーが
キーシリンダーへ挿入されたかどうかを検出する。また
パーキングスイッチ検出回路215によってシフトレバ
−がパーキング位置以外に存在することを検出した場合
であって、且つイグニッションスイッチ検出回路217
によってイグニッションスイッチがオフされたことを検
出した場合には、論1!I!iff回路219を介して
トリガ回路221を動作させる。つづいてワンショット
回路223がトリガ回路221からの信号に基づいてト
ランドスタ225を動作させてソレノイド駆動用の信号
を出力する。すなわち第18図(C)に示すように例え
ばシフトレバ−がニュートラルレンジで且つイグニッシ
ョンスイッチがオフ状態である場合においてもソレノイ
ド駆動用の信号が出力されるが、このような状態におい
ては前述したロック機構が正常に動作しない。
また第20図に示す従来例では、所定のバッテリ電源B
がヒユーズ231、抵抗233及びコンデンサ235を
介してソレノイド237と接続されており、このソレノ
イド237を動作させない程度の微小な電流が常時コン
デンサ235へ充電されている。ワンショット回路24
1を動作させてトランジスタ243をオンさせることに
より、バッテリ電源Bがソレノイド237へ供給されて
、図示しないロック機構部を動作させてキーをロックす
る。またワンショット回路245を動作させてトランジ
スタ247をオンさせることにより、コンデンサ235
に充電された電荷が放電し、このコンデンサ235の放
Tx’R流によってソレノイド237を逆方向に電流が
流れることにより、前)ホしたロック機構部を解除する
。これによりキーのロック状態が解除される。
ところがワンショット回路241を動作させて前述した
ロック機構部が動作した後に、亡ユーズ231が遮断さ
れると、前述したロック關構部の解除ができなくなって
しまうという不都合が生じた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、筒状ハウジ
ングの取付精度を要求することなく更にコストを低減さ
せるとともに、操作性を確保するようにしたステアリン
グロック装置を提供することを目的とする。
[発明の構成1 (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明が提供する手段は、
キーシリンダからの抜取りが規制される4;−の抜取り
が解除ボタンの操作により可能とされるステアリングロ
ック装置に、入力する信号に従って前位置と後位置の間
を移動し、かつその前位置あるいは後位置を保持するよ
うに構成される移動体と、前記キーの操作によりキーシ
リンダが所定位置に回動されたときには、前記移動体を
前位置に移動させて、前記解除ボタンの操作を不能とす
る第1の移動体駆動手段と、シフトレバ−のセレクト位
置を検出を検出して検出信号を出力する検出手段と、こ
の検出手段がパーキング位置にシフトレバ−が位置して
ることを検出したときには、前記移動体を後位置へ移動
させて解除ボタンの操作を可能とする第2の移動体駆動
手段とを有して構成した。
(作用) 本発明は、キーによってキーシリンダが所定の位置に回
動されたときには、第1の移動体駆動手段が移動体を前
位置に移動させ解除ボタンを操作不能な状態に設定する
。従って、キーの抜取り規制を解除することができず、
キーの抜取り規制を解除することができず、キーシリン
ダからキーの抜取り操作ができない状態に設定される。
またシフトレバ−のセレクト位置を検出するための検出
手段が、シフトレバ−がパーキング位置に位置している
ことを検出したときには、第2の移動体駆動手段が前述
の移動体を後位置に移動させて前記解除ボタンの操作不
能な状態の解除を行なう。従って当該解除ボタンの操作
が可能となり、この解除ボタンを操作することにより、
キーの抜取り規制が解除されキーの央取りを行なうこと
ができる。
(実施例) 以下、本発明に係る一実施例を図面を参照して詳細に説
明する。
第3図に示すように筒状ハウジング7b内にはキーシリ
ンダ9が@綜目りに回CJ自在に嵌合されている。シリ
ンダ用孔1aから図示しないキーが挿入され、このキー
の操作によってキーシリンダ9が回動される。また筒状
ハウジング7bの右側面には解除ボタン22.ソレノイ
ド18及びこれらの周辺装置が収容されている。
次に第2図を参照してソレノイド18について説明する
第2図に示すようにソレノイド18はコイル18aと、
このコイル18a内を左右方向に移動するアクチュエー
タロッド18bと、7クチユエータロツド18bに固着
されたプランジャ18cと、永久磁石18dとで構成さ
れている。プランジャ18Cには図示しないコイルスプ
リングが内装されており、ロッド18bを左方向に付勢
している。
このような状態でコイル18aに対して所定の方向に電
流を流すと、アクチュエータロッド18bはコイルスプ
リングの左方向への付勢力に抗して右方向へ移動し、ア
クチュエータロッド18bの右端が永久磁石18dに吸
着されて所定の位置に固定される。また、コイル18a
に対して前記方向と逆の方向に電流を流すと、アクチュ
エータロッド18bと左方向へ移動し、所定の位置に固
定される。
次に第4図及び第5図を参照してソレノイド18とその
周辺装置について説明する。ソレノイド18のアクチュ
エータロッド18bにはL字状のレバー26が固着され
ており、レバー26はアクチュエータロッド18bに連
動して左右方向に移動する。また!427aを中心に回
転可能に設けられたレバー27の一端がレバー26と係
合されるとともに、このレバー27はバネ27bにより
右方向の回転力が与えられている。解除ボタン22は突
部22aと一体に形成され、この突部22aは第5図に
示すように平板状に形成されており、解除ボタン22が
押し込まれたときにレバー27を平板状の面で確実に係
止する。また筒状ハウジング7bの内部の機構について
は、前述した従来例と同様であり、詳細な説明を省略す
る。
従って、第4図に示すようにアクチュエータロッド18
bがコイ/lz−,l、 8 a内に向けて右方向に移
動した状態では、レバー26が連動して右方向へ移動し
てレバー27が右回転することにより、解除ボタン22
の操作が可能となる。
また、第6図に示すようにロッド18bがコイル18a
の外側へ向けて左方向に移動した状態では、レバー26
がロッド18bと連動して左方向へ移動してレバー27
が左回転することにより、レバー27の先端が突部22
aに当たって解除ボタン22の操作を不能な状態に設定
する。
このようにロッド18bが左方向に移動した状態では解
除ボタン22の突部22aとレバー27との当接点と軸
27aがほぼ直線上に配列されており、解除ボタン22
へ大きな力が加えられてもロッド18bと連動するレバ
ー26により十分支えることができる。
ソレノイド18は第1図に示すソレノイド制御回路30
によって制御されるもので、ソレノイド18は双方向安
定型のものが用いられる。キー挿入検出スイッチ31は
キーKがキーシリンダ9に挿入されているかどうかを検
出するための検出スイッチであり、このキー挿入検出ス
イッチ31は等価回路表現としてのキー挿入検出接点3
1aを有し、キー挿入検出スイッチ31は筒状ハウジン
グ7b内に設けられている。キー挿入検出接点31aは
、キーKがキーシリンダ9に挿入されているときに開成
し、定電圧回路40ヘバツテリ電源Bを供給する。定電
圧回路40は、抵抗器41、ツェナーダイオード42、
コンデンサ43、抵抗器44から構成されており、この
定電圧回路40はバッテリ電源Bの直流電圧12Vを直
流電圧VDD、例えば直流電圧5■に変圧する。
イグニッションスイッチ32は、ACC位置検出接点3
2aとオン位置検出接点32bとを備えている。ACC
位置検出接点32aは、キーKがACC位置とオン位置
とにあるときだけ閉成する。
オン位置検出接点32bは、キーKがオン位置とスター
ト位置とにある時に閉成する。
へCC位置検出接点32aは抵抗45に接続されており
、この抵抗45の他端側はノア回路47の一方の入力端
子47aに接続されている。また、ノア回路47の入力
端子47aは抵抗45及び46を介して接地されている
。ノア回路47の他方の入力端子47bはノア回路48
の出力端子48Cへ接続されている。また、ノア回路4
7の入力端子47aはDフリップフロップ66のリセッ
ト端子Rへ接続されている。また、ノア回路47の出力
端子47cはDフリップフロップ66のクロック端子G
Kへ接続されている。このDフリップ70ツブ66の入
力端子りは前述した定電圧回路40へ接続されており、
常時所定の直流電圧VOOが入力する。Dフリップフロ
ップ66の出力端子Qはノア回路49の一方の入力端子
49aへ接続されている。このノア回路49の他方の入
力端子49bはノア回路50の出力端子50cへ接続さ
れている。従って、ノア回路50の出力がノア回路49
の入力端子へ帰還される。
ノア回路49の出力端子49cはコンデンサ52及び抵
抗51を介してノア回路50の一方の入力端子50aへ
接続されている。前述のコンデンサ52と抵抗51との
接続点は、抵抗53を介して定電圧回路40へ接続され
ている。ノア回路50の他方の入力端子50bは抵抗5
4を介してオン位置検出接点32bへ接続されている。
またノア回路50の入力端子50bは前述した抵抗54
及び抵抗55を介して接地されている。
パーキングスイッチ33はシフトレバ−がパーキング位
置に存在しているかどうかを検出するための検出接点で
あり、これにはシフトレバ−のセレクト位置を検出する
セレクト位置センサ、例えばインヒビタースイッチ等が
用いられる。このパーキングスイッチ33は等価回路表
現としてのパーキング位置検出接点33aを備えている
。パーキング位置検出接点3,3aはシフトレバ−がパ
ーキング位置にあるときだけ開成し、シフトレバ−がパ
ーキング位置に存在する場合には閉成する。
パーキング位置検出接点33aはダイオード57及び抵
抗58を介してノア回路48の一方の入力端子48aへ
接続されている。ダイオード57のアノード側と抵抗5
8との接続点は抵抗5つを介して所定の直流電圧VDD
が与えられている。ノア回路48の他方の入力端子48
bはアースに接続されている。
ノア回路50の出力端子50cは抵抗61を介してトラ
ンジスタTr+ のベースへ接続されている。トランジ
スタTr+のエミッタは接地されると共に、トランジス
タTr+ のコレクタはリレー38のコイル62の一端
へ接続されている。また、トランジスタTr+のコレク
タとエミッタとの間にはダイオード65が逆方向に接続
されている。
リレー38はコイル62と複数の接点とで構成されてい
る。コイル62の他(席側と固定接点64aのそれぞれ
は前述したバッテリ電源Bへ接続されている。固定接点
64bはアースへ接続されている。また、可動接点64
Cはソレノイド18の一方の入力端子25aへ接続され
ている。この可動接点64cは通常時においては固定接
点64bへ接続されており、コイル62へ電流が流れる
と、可動接点640が固定接点64bから固定接点64
a側へ切換ねる。このように可動接点64Cが固定接点
64a側へ切換ねると、バッテリ電源Bからの電源がソ
レノイド18の入力端子25a側に供給され、アクチュ
エータロッド18bがソレノイド18のコイル18aの
内側に後退し、解除ボタン22の操作が可能となる。
ノア回路47の一方の入力端子47aはノア回路71の
一方の入力端子71aへ接続されている。
このノア回路71の入力端子71aは抵抗73を介して
アースに接続されている。ノア回路71の他方の入力端
子71bはノア回路81の出力端子81Cへ接続されて
いる。従って、ノア回路81の出力がノア回路71の入
力端子71bへ帰還される。ノア回路71の出力端子7
1cはコンデンサ75及び抵抗77を介してノア回路8
1の一方の入力端子81aへ接続されている。コンデン
サ75と抵抗77との接続点は抵抗79を介して所定の
直流電圧VDDが与えられている。ノア回路81の他方
の入力端子81bはノア回路50の入力端子50bと接
続されている。また、ノア回路81の出力端子81cは
抵抗83を介してトランジスター1’r2のベースへ接
続されている。このトランジスタTr2のエミッタはア
ースへ接続されている。トランジスタTr2のコレクタ
はリレー87のコイル89の一端側へ接続されている。
リレー87はコイル89と複数の接点とで構成されてい
る。コイル89の他端側と固定接点91aのそれぞれは
前)ホした所定のバッテリ電源Bへ接続されている。ま
た、固定接点91bはアースへ接続されている。可動接
点91Cは、通常時においては固定接点91b側へ接続
されている。また、可動接点91cはコイル89へ電流
が流れると、固定接点91bから固定接点91a側へ切
換わる。
また、可動接点91cはソレノイド18の他方の端子2
5bへ接続されている。従って、可動接点91cが固定
接点91bから固定接点91a側に切換ねると、所定の
バッテリ電源Bがソレノイド18の端子25bへ供給さ
れる。このようにソレノイド18の端子25bヘバラテ
リ電源Bが供給されると、アクチュエータロッド18b
がソレノイド18のコイル18aの外側へ進出して解除
ボタン22の操作を不能状態に設定する。
次に動作を説明する。
まず、エンジンが停止した状態でキーKをキーシリンダ
9に挿入する場合について説明する。
キーKをキーシリンダ9に挿入すると、キー挿入検出接
点31aが閉成してコンデンサ52が充電され、所定の
充電時間経過後にノア回路50の入力端子508にHレ
ベルの信号が入力する。従って、ノア回路50はLレベ
ルの信号を出力してトランジスタTr+をオフ状態に設
定する。これによりリレー38の可動接点640は固定
接点64b側に維持される。次に、キーKを5TART
位冒へ向って回動させ、キーKがACC位置に設定され
ると、ACC位置位置後点32aが開成される。これに
よりHレベルの信号がノア回路71の入力端子71aへ
送出される。従って、ノア回路71はLレベルの信号を
送出する。これによりコンデンサ75が放電し、所定の
放電時間経過後にノア回路81の入力端子81aがレベ
ルに設定される。一方、ノア回路81の入力端子81b
は。
キーKがACC位置に設定されている状態ではオン位置
検出接点32dが開放していることから、Lレベルに設
定される。従って、ノア回路81は双方の入力端子81
a及び81bがLレベルに設定されることから、出力端
子81CからHレベルの信号をトランジスタTr2のベ
ースへ送出し、トランジスタTr2を導通させる。トラ
ンジスタTr2が導通すると、コイル89へ電流が流れ
、可動接点91cが固定接点91bから固定接点91a
側へ切換わる。このように、可動接点91Cが固定接点
91a側に切換ねると、ソレノイド18の端子25b側
へバッテリ電源Bが供給される。
ソレノイド18の端子25b側へバッテリBが供給され
ると、アクチュエータロッド18bがソレノイド18の
コイル18aの外側へ進出し、解除ボタン22の操作を
不能状態に設定する。従って、キーKがACC位置を越
えた時点で解除ボタン22が操作不能状態に設定される
なお、ノア回路81の入力端子81aは一定時間が経過
すると、コンデンサ75に蓄積される電荷が飽和するの
で、この一定時間経過後にHレベルに設定される。従っ
て、ノア回路18の出力はHレベルからLレベルに設定
され、トランジスタTr2が一定時間経過後にオンから
オフ状態に設定される。これによりリレー87の可動接
点91Cが固定接点91aから固定接点91bへり換わ
り、ソレノイド18に加わる負荷の低減が図られる。こ
のときのノア回路81のLレベルの出力はノア回路71
の入力端子71bへ帰還される。
車両が走行している状態においては、キーKがキーシリ
ンダ9に挿入されてオン位置に設定されているので、キ
ー挿入検出接点31aが開成されている。また、イグニ
ッションスイッチ10がオン位置に設定されていること
から、ACC位置位置後点32a及びオン位置検出接点
32bも共に閉成されている。また、車両の走行状態に
おいてはシフトレバ−がパーキング位置以外に設定され
ているので、パーキング位置検出接点33aも閉成され
ている。従って、ノア回路48の入力端子48aがLレ
ベルに設定され、ノア回路48の出力はHレベルに設定
される。
ノア回路47の入力端子47a、47bはそれぞれHレ
ベルに設定されるから、ノア回路47の出力はLレベル
に設定される。このノア回路47のLレベルの出力はD
フリップ70ツブ66のクロック端子CKへ与えられる
。また、Dフリップ70ツブ66のリセット端子Rには
Hレベルが与えられると共に、入力端子りに常時Hレベ
ルが与えられていることから、Dフリップ70ツブ66
の出力端子QはLレベルの信号を出力する。また、ノア
回路50の双方の入力端子が共にHレベルであることか
ら、ノア回路50はLレベルの信号を出力する。このノ
ア回路50のLレベルの信号はノア回路49の入力端子
49bへ帰還される。従って、ノア回路49の双方の入
力端子が1−レベルであることから、ノア回路49はH
レベルの信号を出力する。これにより、コンデンサ52
は放電することなく、ノア回路50の入ツノ端子50a
のレベルをHレベルに維持する。従ってノア回路50の
Lレベルの出力信号が抵抗61を介してトランジスタT
r+のベースへ与えられることから、トランジスタ1−
r+をオフ状態に維持する。リレー38のコイル62へ
電流が流れないことから、可動接点640が固定接点6
4b側へ維持され、ソレノイド18の端子25a側をア
ースと同一の電位に維持する。従って、ソ・レノイド1
8は駆動されず、アクチュエータロッド18bが進出状
態を維持する。従って、車両の走行状態においては、解
除ボタン22の操作を不能状態に設定する。
次に、車両が駐車状態に移行する場合の動作について説
明する。
車両の走行速度を減速して車両を停止させ、シフトレバ
−をパーキング位置に設定すると、パーキング位n検出
接点33aが開放する。ノア回路48の入力端子48a
がHレベルに設定され、ノア回路48はLレベルの信号
を出力する。
次にキーKをオン位置からACC位置とLOCK位置と
の間のOFF位置に回動させると、オン位置検出接点3
2bが開放すると共に、へCC位回検出接点32aが開
放する。従ってノア回路47の双方の入力端子がLレベ
ルに設定され、ノア回路47は1ルベルの信号をDフリ
ップ70ツブ66のクロック端子CKへ送出する。これ
により、Dフリップフロップ66は出力端子QからHレ
ベルの信号を送出する。ノア回路49の入力端子49a
がHレベルに設定されると、ノア回路49の出力端子4
9cがLレベルに設定される。従ってコンデンサ52が
放電し、所定の放電時間経過後にノア回路50の入力端
子50aがLレベルに設定される。これにより、ノア回
路50はHレベルの信号をトランジスタTr+のベース
へ送出し、トランジスタTr+ を導通させる。トラン
ジスタTr+が導通ずると、コイル62へ電流が流れ、
可動接点64cが固定接点64bから固定接点64a側
へり換わる。このように可動接点64Cが固定接点64
a側へ切換ねると、ソレノイド18の端子25a側にバ
ッテリ電mBが供給される。
これによりソレノイド18が駆動し、アクチュエータロ
ッド18bがソレノイド18のコイル18aの内側へ後
退して解除ボタン22の操作を可能状態に設定する。従
って、解除ボタン22を押すと、キーシリンダ9が10
 G K位置に向って回動可能となり、キーKをLOC
K位置において抜取ると、ステアリングシャフト2がロ
ックされる。
なお、ノア回路50の入力端子50aは一定時間が4!
過すると、コンデンサ52に蓄積される電荷が飽和する
ので、この一定時間経過後にHレベルに設定される。従
って、ノア回路5oの出ノ〕はHレベルからLレベルに
設定され、トラジスタTrが一定時間経過侵にオンから
オフ状態に設定され可動接点64cを固定接点64b側
へ切換える。
これにより、ソレノイド18に加わる負荷の低減が図ら
れる。また、ノア回路50のLレベルの出力はノア回路
49の入力端子/19bへ帰還される。
以上のようにノア回路47の出力端子47cとノア回路
49の入力端子49aとの間にDフリップフロップ66
を挿入したことにより、車両の運転終了時においては、
シフトレバ−をパーキング位置に設定し、且つキーKを
オフ位置に向って回さない限り、解除ボタン22が操作
可能な状態に設定されず、ソレノイド18を適切に制御
することができる。
また、ソレノイドと連動するレバー等の部材を筒状ハウ
ジング内に収容したことから、この筒状ハウジングの取
付を容易に行なうことができ、更にコストの低減を図る
ことができる。
尚、本実施例においては、アクチュエータロッド18b
とプランジャ18cを直線的に前進、後退するように構
成されるが、回動自在に構成して解除ボタン22の押込
みを直接阻止するようにしても良い。
次に第7図、第8図、第9図及び第10図を参照して本
発明に係る第2の実施例を説明する。
まず第7図を参照して前述した第1図に対応するコント
ロールユニットC0NTとその周辺装置を説明する。
所定の電圧(+B)、例えば+12Vの電圧を有するバ
ッテリ電源BはヒユーズFL11を介してコンロールユ
ニットC0NTの端子P4に接続されている。また端子
P4と端子P11との間にはキースイッチSW1が接続
されている。このキースイッチSW1は通常時に開放し
、キーをキーシリンダーへ挿入した時に閉成する。また
端子P11と端子P5との間にはデイテントスイッチS
W2が接続されている。このデイテントスイッチSW2
はシフトレバ−がパーキング位置に設定されている時だ
け閉成し、それ以外のポジションでは開放する、またバ
ッテリ電IBはイグニッションスイッチSW3及びヒユ
ーズFU2とを介して端子P6と接続されている。この
イグニッションスイッチSW3はキーをオフ操作した後
に閉成する。
またバッテリ電源BはヒユーズFU3を介して端子P2
と接続されている。この端子P2と端子P3との間には
ブレーキスイッチSW4が接続さてれいる。このブレー
キスイッチSW4は図示しないブレーキペダルを踏込ん
だ時に閉成する。また端子P3はストップランプLAと
接続されている。
端子P9はグランド用の端子である。さらに端子P10
と端子P8との間にはキーロック用のソレノイドKSが
接続されている。また端子P1とアースとの間にはシフ
トロックソレノイドSSが接続さてれいる。このシフト
ロックソレノイドSSと並列にダイオードD29が接続
されている。
次にコントロールユニットCON Tの内部構成を説明
する。
端子P4はダイオードD14、抵抗R36及びコンデン
サC10を介して端子P10と接続されている。端子P
11はダイオードD1及び抵抗R1を介して3端子のレ
ギュレータREGの入力端子接続されている。このレギ
ュレータREGの入力端子とアースとの間にはツェナー
ダイオードZD1とコンデンサC1が互いに並列に接続
されている。またレギュレータREGの出力端子とアー
スとの間にはコンデンサC2が接続されている。
このレギュレータREGの出力端子からは安定化された
所定の直流電圧VCCが駆動電源として種々の回路部へ
供給される。
端子P5はダイオードD2、抵抗R3及び抵抗R4を介
してノア回路N0R5の入力端子へ接続されている。こ
のノア回路N0R5の出力端子はノア回路N0R7の入
力端子及びノア回路N0R6の入力端子へ接続されてい
る。ノア回路N0R6の出力端子は抵抗R5及び抵抗6
を介してイクスクルーシブオア回路EXOR1の入力端
子へ接続されている。抵抗R5と並列に抵抗R7及びダ
イオードD16の直列回路が接続されている。また抵抗
R5及びR6との接続点とアースとの間にはコンデンサ
C3が接続されている。イクスクルーシブオア回路EX
OR1の出力端子はイクスクルーシブオア回路EXOR
2の一方の入力端子へ接続されている。またイクスクル
ーシブオア回路EXOR1の出力端子は抵抗R39を介
してイクスクルーシブオア回路EXOR1の入力端子へ
帰還接続されている。さらにイクスクルーシブオア回路
EXOR1の出力端子はダイオードD8を介してイクス
クルーシブオア回路EXOR2の他方の入力端子へ接続
されている。このダイオードD8には抵抗R8と抵抗R
9との直列回路が並列に接続されている。また抵抗R8
とR9との接続点とアースとの間にはコンデンサC4が
接続されている。さらにイクスクルーシブオア回路EX
OR2の出力端子は抵抗RIOを介してトランジスタQ
5のベースへ接続されている。このトランジスタQ5の
ベースは抵抗R41を介してアースに接続されている。
またトランジスタQ5のコレクターは抵抗R34を介し
てトランジスタQ6のベースへ接続されている。抵抗R
34には抵抗R37が並列に接続されいる。またトラン
ジスタQ6のベースは抵抗R35を介してトランジスタ
Q6のエミッタへ接続されている。このトランジスタQ
6のエミッタはダイオードD14のカソード側へ接続さ
れている。またトランジスタQ6のコレクターは端子P
10へ接続されている。
ノア回路NOR7の出力端子はノア回路N0R8の一方
の入力端子へ接続されている。このノア回路N0R8の
他方の入力端子はイクスクルーシブオア回路EXOR2
の出力端子へ接続されている。ざらにオア回路N0R8
の出力端子は抵抗R17及び抵抗R16を介してイクス
クルーシブオア回路EXOR3の一方の入力端子へ接続
されている。抵抗R17には抵抗R38とダイオードD
17との直列回路が並列に接続されている。また抵抗R
17とR16との接続点とアースとの間にはコンデンサ
C5が接続されている。またイクスクルーシブオア回路
EXOR3の他方の入力端子はアースに接続されている
。このイクスクルーシブオア回路EXOR3の出力端子
はイクスクルーシブオア回路EXOR4の一方の入力端
子に接続されている。またイクスクルーシブオア回路E
XOR3の出力端子は抵抗R40を介してイクスクルー
シブオア回路EXOR3の入力端子へ帰還接続されてい
る。さらにイクスクルーシブオア回路EXOR3の出力
端子はダイオードD9を介してイクスクルーシブオア回
路EXOR4の他方の入力端子へ接続されている。この
ダイオードD9には抵抗R18と抵抗R19との直列回
路が並列に接続されている。この抵抗R18と抵抗R1
9との接続点とアースとの間にはコンデンサC6が接続
されている。またイクスクルーシブオア回路EXOR4
の出力端子はノア回路NR6の他方の入力端子へ接続さ
れている。さらにイクスクルーシブオア回路F:X0R
4の出力端子は抵抗R20を介してトランジスタQ3の
ベースへ接続されている。トランジスタQ3と04とは
ダーリントン接続されており、トランジスタQ4のエミ
ッタはアースに接続されると共に、トランジスタQ3と
トランジスタQ4のコレクタはツェナーダイオードZD
8とコンデンサCIOへ接続されている。
端子P6はダイオードD4及び抵抗R12、R13、R
14を介してトランジスタQ1のベースへ接続されてい
る。ダイオードD4のカソード側は抵抗R11を介して
アースに接続されている。
また抵抗R12と抵抗R13との接続点とアースとの間
にはツエーナーダイオードZD3が接続されている。さ
らに抵抗R13と抵抗R14との接続点とアースとの間
にはコンデンサC12が接続さてれいる。またトランジ
スタQ1のベースは抵抗R15を介してアースに接続さ
れると共に、トランジスタQ1のコレンターはノア回路
NR5の入力端子へ接続されている。また抵抗R3及び
R4の接続点と抵抗1く12及びR13の接続点との間
にはダイオードD3が接続されている。
端子P6はリレーRしに接続されている。このリレーR
Lはリレー接点RYを有しており、リレー接点RYの可
動接点RYCが端子P6に接続されている。また固定接
点RYbは端子P1へ接続されている。さらにリレーR
LにはダイオードD12が並列に接続されている。
一方端子P5は抵抗R21及び抵抗R33を介してトラ
ンジスタQ2のベースへ接続されている。
この抵抗R21とR33との接続点はダイオードD13
を介して端子P2へ接続されている。またトランジスタ
Q2のベースとエミッタとの間にはコンデンサC7及び
抵抗R22がそれぞれ並列に接続されている。またトラ
ンジスタQ2のコレクターはダイオードD12のアノー
ド側へ接続されると共に、このトランジスタQ2のコレ
クターとエミッタとの間にはツェナーダイオードZD5
が接続されている。さらにトランジスター02のエミッ
タはダイオードD5を介して端子P3へ接続されている
次に第8図及び第9図を参照して第7図に示した実施例
の動作を説明する。
まず第8図の時刻t1に示すように、キーポジションが
LOCKポジションすなわちイグニッションスイッチS
W3が開放状態であり且つデイテントスイッチSW2が
閉じた状態すなわちシフトレバ−がパーキング位置に設
定されている場合の動作について説明する。
まずキーKをキーシリンダ9に挿入したときにキースイ
ッチSW1が閉じることから、このキースイッチSW1
及びデイテントスイッチSW2を介してノア回路N0R
5の入力端子へHレベルの信号が与えられる。これによ
りノア回路N0R5の出力端子からLレベルの信号がノ
ア回路N0R6の一方の入力端子へ与えられる。このと
き、ノア回路N0R6の他方の入力端子にLレベルの信
号が入力しているとすると、ノア回路N0R6の出力端
子から1」レベルの信号がイクスクルーシブオ7回路E
XOR1の一方の入力端子へ与えられる。続いてイクス
クルーシブオア回路EXOR1の出力端子からHレベル
の信号がイクスクルーシブオア回路EXOR2の一方の
入力端子へ与えられる。続いてイクスクルーシブオア回
路E X OI<2の出力端子から1ルベルの信号がト
ランジスタQ5のベースへ与えられる。これによりトラ
ンジスタQ5及びトランジスタQ6のそれぞれが導通す
る。トランジスタQ6が導通することにより、バッテリ
電源BがキーロックソレノイドKSへ与えられる。従っ
てキーロックソレノイドKSでは端子P10から端子P
8へ向けて電流が流れる。
これによりキーがアンロック状態に設定される。
以上説明した動作は時刻t 3. t 6. t 9及
びtllにおいても同様である。すなわちキーポジショ
ンがLOCKポジション、OFFポジション。
ACCポジションの何れかに設定されており、且つデイ
テントスイッチSW2が閉じた状態においては、トラン
ジスタQ5及びQ6を導通して端子P10から端子P8
へ向けてキーロックソレノイドKSへ電流を流すことに
より、キーロツタの解除操作を行なうための操作ノブの
移動を可能状態に設定する。
なお前述した状態ではイクスクルーシブオア回路EXO
R2の出力端子からHレベルの信号をノア回路N0R8
の一方の入力端子へ与えており、ノア回路N0R8の出
力端子からLレベルの信号を出力することにより、イク
スクルーシブオア回路EXOR3及びEXOR4のそれ
ぞれの出力端子をLレベルに設定し、トランジスタQ3
及びQ4をオフ状態に設定する。
次に第8図の時刻t2における状態すなわちキーポジシ
ョンがOFFポジションに設定され且つデイテントスイ
ッチSW2が開放状態すなわちシフトレバ−がパーキン
グポジション以外の位置に設定されている状態について
説明する。
このような時刻(2における状態ではイグニッションス
イッチSW3及びデイテントスイッチSW2のそれぞれ
が開放状態に設定されており、端子P5及びP6のそれ
ぞれがLレベルに設定される。従ってノア回路N0R5
の入力端子がLレベルに設定される。このノア回路N0
R5は出力端子からHレベルの信号をノア回路NOR7
の入力端子へ出力する。続いてノア回路N0R7はLレ
ベルの信号をノア回路N0R8の入力端子へ出力する。
続いてノア回路N0R8は1」レベルの信号をイクスク
ルーシブオア回路EXOR3の一方の入ツノ端子へ出力
する。このイクスクルーシブオア回路EXOR3はHレ
ベルの信号をイクスクルーシブオア回路EXOR4の一
方の入力端子へ出力する。
続いてイクスクルーシブオア回路EXOR4はHレベル
の信号をノア回路N0R6の一方の入力端子及びトラン
ジスタQ3のベースへ出力する。
これによりトランジスタQ3及びQ4が導通する。
一方イクスクルーシブオア回路EXOR4の出力端子か
らHレベルの信号がノア回路N0R6の一方の入力端子
へ与えられていることから、イクスクルーシブオア回路
EXOR1及びEXOR2のそれぞれの出力端子がLレ
ベルに設定されてトランジスタQ5及びQ6のそれぞれ
をオフ状態に設定する。
トランジスタQ3及びQ4が導通すると、トランジスタ
Q4のコレクタ側が0ボルトに設定される。またコンデ
ンサC10はバッテリ電源Bから抵抗R36を介して、
キーロックソレノイドKSを作動させない程度の微小電
流によって充電されており、トランジスタQ4のコレク
タがOボルトに設定されると、端子P10がマイナス電
位(−B)に設定される。これによりキーロックソレノ
イドKSでは端子P8からPIOへ向けて電流が流れる
。これによりキーをロック状態に設定する。
以上説明した動作は時刻t4及び(7においても同様で
ある。すなわちキーポジションがOFFボ−ジション又
はACCポジションの何れかのポジションに設定され且
つ、デイプントスイッチSW2がオフ状態すなわらシフ
トレバ−がパーキング位置以外の位置に設定されている
状態においては、トランジスタQ3及びQ4を導通させ
てキーロックソレノイドKSに対して端子P8から端子
P10へ向けて電流を流すことにより、ロック解除の操
作を行なうための操作ノブの移動を不可能な状態に設定
する。
次に第8図の時刻t5における状態すなわちイグニッシ
ョンキーをオン操作した場合の状態について説明する。
イグニッションキーがオン操作されるとイグニッション
スイッチSW3が閉成する。これによりバッテリ電源B
がイグニッションスイッチSW3、ヒユーズFU2、端
子P6、ダイオードD4、抵抗R12,R13,R14
を介してトランジスタQ1のベースへ与えられる。これ
によりトランジスタQ1が導通する。トランジスタQ1
が導通するとノア回路N0R5の入力端子がしレベルに
設定される。これによりノア回路N0R5の出力端子か
らHレベルの信号をノア回路N0R7の入力端子へ出力
する。ノア回路N0R7はLレベルの信号をノア回路N
0R8へ出力するノア回路N0R8はHレベルの信号を
イクスクルーシブオ7回路EXOR3へ出力する。続い
てイクスクルーシプオア回路EXOR3はHレベルの信
号をイクスクルーシブオア回路EXOR4へ出力する。
さらにイクスクルーシブオア回路EXOR4はHレベル
の信号をトランジスタQ3へ出力する。従って前述した
時刻t2における01作と同様にトランジスタQ3及び
Q4が導通すると、キーロックソレノイドKSに対して
端子P8から端子P10へ向けて電流を流すことにより
キーをロック状態に設定する。
以上のような動作は時刻ts、tioにおいても同様で
ある。すなわちイグニッションキーがオン操作されると
シフトレバ−のポジションの位置に関係なくトランジス
タQ3及びQ4を導通させることにより、キーロックソ
レノイドKSに対して端子P8から端子P10へ向けて
電流を流すことにより、キーをロック状態に設定する。
次に第9図を参照してシフトロックソレノイドSSの動
作について説明する。
まず第9図の時刻t21における状態について説明する
まずシフトレバ−がパーキングポジションに設定されて
いる場合においてはデイテントスイッチSW2がオン状
態すなわち閉じている。従って、バッテリilBがキー
スイッチSW1、デイテントスイッチSW2、端子P5
、抵抗R21及び抵抗R33を介してトランジスタQ2
のベースへ与えられる。これによりトランジスタQ2が
動作可能状態に設定される。一方、時刻t21ではイグ
ニッションキーがオン操作されたことに伴ない、イグニ
ッションスイッチSW3が閉成される。従って、バッテ
リ電源BがイグニッションスイッチSW3、ヒユーズF
U2及び端子P6を介してリレーRLへ与えられる。こ
れによりリレーRLが動作する。リレーRLが動作する
と可動接点RYCが固定接点RYaから固定接点RYb
へ切替わる。可動接点RYCが固定接点RYbへ切替わ
ると、バッテリ電源Bが端子P1を介してシフトロック
ソレノイドSSへ与えられる。これによりシフトロック
ソレノイドSSが動作してシフトロック状態に設定され
、シフトレバ−をパーキングポジション以外のポジショ
ンヘシフトさせることができない。
次に第9図の時刻[22の状態について説明する。
時刻t22においてブレーキ操作がなされると、ブレー
キスイッチSW4が閉じる。これによりバッテリt21
BがヒユーズFU3及びブレーキスイッチSW4を介し
てストップランプLA及び端子P3へ与えられる。これ
によりストップランプLAが点灯すると共に端子P3が
Hレベルに設定される。このように端子P3がHレベル
に設定されるとトランジスタQ2のエミッタ側がHレベ
ルに設定されることから、トランジスタQ2がオフする
。これによりリレーRLがオフし、可動接点RYCが固
定接点RYbから固定接点RYaへ切替わる。これによ
りシフトロックソレノイドSSは電流の流路を断lこれ
てオフする。従ってシフトロック状態が解除される。す
なわちブレーキペダルを踏込んだ状態においてはシフト
レバ−をパーキングポジション以外のポジションヘシフ
トさせることができる。
前述したシフトロック状態において過電流が流れて例え
ばヒユーズFU3が遮断されると、ブレーキペダルを強
く踏込んでブレーキスイッチSW4を閉じたとしても、
バッテリ電源Bが端子P3へ供給されない。そこで抵抗
R21と抵抗R33との接続点と端子P2との間にダイ
オードD13を設けていることから、ストップランプL
A、ブレーキスイッチS W 4 、kn子P2、ダイ
オードD13及び抵抗R33を介してトランジスタQ2
のベースがトルベルに引込まれる。これによりトランジ
スタQ2がオフし、リレーRLをオフする。
従って、ヒユーズFIJ3が遮断された状態においても
ダイオードD13が介在することにより、ブレーキ操作
すると、シフトロックソレノイドSSを確実にオフさせ
てシフトロック状態を解除させるこができる。
尚、第7図に示す実施例では、ノア回路N0R6、N0
R8及びイクスクルーシブオア回路EXOR1,[:X
0R2,EXOR3,EXOR4とで、いわゆる双安定
マルチバイブレータを形成している。すなわちイクスク
ルー呵!シブオフ回路EXOR2,EXOR4の出力端
子をオア回路N0R8、N0R6の各入力端子へ対応し
て帰還接続しており、イクスクルーシブオア回路EXO
R2とEXOR4は互いに異なる論理信号を出)Jする
具体的にはイクスクルーシブオア回路EXOR2がトル
ベルの信号を出力している状態では、イクスクルーシブ
オア回路EXOR4はトルベルに設定され、逆にイクス
クルーシブオア回路EXOR4がトルベルの信号を出力
している状態ではイクスクルーシブオア回路E X O
R2tよトルベルに設定される。従ってキーロックソレ
ノイドKSはアンロック方向若しくはロック方向のいず
れか一方にのみ動作し、同時にアンロック方向とロック
方向に動作することがない。
次に、イグニッションスイッチS W 3のオン操作と
オフ操作が短時間内に行なわれる。急操作が行なわれた
場合について説明する。
前)ホしたように、本実施例においてはイクスクルーシ
ブオア回路EXOR3の一方の入力端子にコンデンサC
5が、イクスクルーシブオア回路EXOR1の一方の入
力端子にコンデンサC3がそれぞれ接続される。
このコンデンサC5とC3は、イグニッションスイッチ
SW3等で発生するチャタリングがキーロックソレノイ
ド+<Sや電解コンデンサ等に与える影響を除去するた
めに設けられるもので、チャタリングの存在時間に対応
して容量が設定されるため、一定量以上の静電容量が必
要とされる。
一方、このコンデンサC5,C3の容61を大きく設定
すると、充電時間が長くなるためキーに等が操作されて
からロックまたはアンロック状態に設定されるまでの時
間(遅延時間)が長くなり、そのため、例えば急、操作
を行なったような場合には、キーKが直ぐには抜けない
といった不都合が生じる虞がある。
従って、本実施例においては、アンロック状態を設定す
る側のコンデンサC3の容量をコンデンサC5の容量よ
りも小さく設定して、急操作時におけるアンロック作動
の遅れを回避している。
次に第10図に示す実施例では、キースイッチ検出回路
111が電源113からの電源供給を受けてキーがキー
シリンダへ挿入されたかどうかを検出する。またパーキ
ングスイッチ検出回路115によってシフトレバ−がパ
ーギング位置以外に設定されている状態を検出した場合
であって且つイグニッションオフ検出回路117によっ
てイグニッションスイッチSW3がオフ操作されたこと
を検出した場合には、これらのパーキングスイッチ検出
回路115とイグニッションオフ検出回路117との双
方のトルベルの出力に基づいて論理積回路119がトリ
ガ回路121を動作させる。
ワンショット回路123はトリガ回路121からの信号
に基づいてトランジスタ125を導通させる。トランジ
スタ125が導通するとソレノイドを駆動してキーをロ
ック状態に設定する。
一方、第10図に示した例ではイグニッションスイッチ
がオン操作されたかどうかを検出するためのイグニッシ
ョンオン検出回路127を設けており、イグニッション
スイッチがオン操作された場合にはトルベルの信号を出
力する。これによりトリガ回路129が動作してワンシ
ョット回路123を動作させる。従ってイグニッション
スイッチがオン操作された場合にはワンショット回路1
23からの信号に基づいてトランジスタ125を導通さ
せる。トランジスタ125が導通するとソレノイドを駆
動することによりキーをロック状態に設定する。
次に第11図を参照して本発明に係る第3の実施例を説
明する。
所定のバッテリ電源Bがヒユーズ131、抵抗133及
びコンデンサ135を介してソレノイド137へ接続さ
れている。従ってコンデンサ135はソレノイド137
を動作させない程度の微小な電流によって常時充電され
ている。ワンショット回路141を動作させてトランジ
スター143を導通させることにより、ソレノイド13
7へ対してロック方向に電流を流す。これによりキーが
ロック状態に設定される。またワンショット回路145
を動作させてトランジスタ147を導通させることによ
り、抵抗133とコンデンサ135との接続点をOボル
トに設定する。これによりソレノイド137に対してロ
ック状態と逆方向に電流を流し、前述したキーロック状
態を解除する。
また第11図に示す実施例では、ヒユーズ131の溶断
を検出するための検出回路149を設けており、この検
出回路149がヒユーズ131のa所を検出すると、ワ
ンショット回路145を動作させることにより、トラン
ジスタ147を導通させる。トランジスタ147が導通
ずると前述した場合と同様にソレノイド137に対して
ロック状態と反対方向に電流を流すことにより、キーロ
ック状態を解除する。
すなわち過電流が流れてヒユーズ131が遮断された場
合には、自動的にキーロック状態を解除することができ
る。
[発明の効果] 以上説明したぎたように、本発明によれば、移動体を前
位置に移動させると、解除ボタンが操作不能な状態に設
定されるとともに、前記移動体を後位置に移動させたと
きに操作不能な状態の設定解除を行なうようにしたこと
から、ステアリングロック装置の信頼性及び操作性を改
善することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用されるステアリングロック装置に
おける要部回路図、第2図は本発明の実施例で用いられ
るソレノイドの動作説明図、第3図は本発明に係るステ
アリングロック装置の正面図、第4図は第3図に示され
るステアリングロック装置の一部を切欠いた右側面図、
第5図は第4図の底面図、第6図は第4図に示されるス
テアリングロック装置において解除ボタンの操作が不能
な状!♂を示した説明図、第7図は本発明に係る第2の
実施例の要部を示した回路図、第8図及び第9図は第7
図に示した実施例の動作を示した信号波形図、第10図
は本発明に係る他の実施例を示したブロック図、第11
図は本発明に係るその他の実施例を示したブロック図、
第12図はステアリングロック装置の内部を示す部分断
面図、第13図は第12図に示したカムの説明図、第1
4図は第12図のキーシリンダと回動規制手段との関係
を示す部分分解斜視図、第15図はインストルメントパ
ネルとキーシリンダとの関係を示す斜視図、第16図は
第15図の■−■線に沿う断面図、第17図は第7図の
斜視図、第18図及び第19図は他の従来例を示した説
明図、第20図はその他の従来例を示した説明図である
。 である。 22・・・解除ボタン 32a・・・ACC位置検出接点 32b・・・ON位置検出接点 33a・・・パーギング位置検出接点 66・・・Dフリップフロップ 47.48.49,50.71.81川ノア回路 Tr+ 62゜ 38゜ 4a 4c Tr2・・・トランジスタ 89・・・コイル 87・・・リレー 、64b 、91a 、91b −・・固定接点、91
C・・・可動接点 第11図 第12図 第13図 ツ愕

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)キーシリンダからの抜取りが規制されるキーの抜
    取りが、解除ボタンの操作により可能とされるステアリ
    ングロック装置において、 入力する信号に従って、前位置と後位置の間を移動し、
    かつその前位置あるいは後位置を保持するように構成さ
    れる移動体と、 前記キーの操作によりキーシリンダが所定位置に回動さ
    れたときには、前記移動体を前位置に移動させて前記解
    除ボタンの操作を不能とする第1の移動体駆動手段と、 シフトレバーのセレクト位置を検出して、検出信号を出
    力する検出手段と、 この検出手段が、パーキング位置にシフトレバーが位置
    していることを検出したときには、前記移動体を後位置
    へ移動させて解除ボタンの操作を可能とする第2の移動
    体駆動手段と を有することを特徴とするステアリングロック装置。
  2. (2)前記第1の移動体駆動手段は、少なくとも前記キ
    ーシリンダがオン位置に回動されたときに動作して前記
    解除ボタンの操作を不能とすることを特徴とする請求項
    1記載のステアリングロック装置。
  3. (3)前記第1又は第2の移動体駆動手段へ流れる非定
    常電流を検出する検出手段を設け、当該検出手段が非定
    常電流を検出したときには前記移動体を後位置へ移動さ
    せて解除ボタンの操作を可能とすることを特徴とする請
    求項1記載のステアリングロック装置。
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