JP2521724B2 - ステアリングロツク装置 - Google Patents

ステアリングロツク装置

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喜夫 綿貫
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はアクチュエーターにより駆動されるステアリ
ングロックに関し、特に車の走行時においてステアリン
グシャフトを不用意にロックするのを防止するようにし
たものである。
従来の技術 キー又はキー無しで解錠し得るシリンダ錠装置につい
ては、実開昭57-68053号に開示されている。
このシリンダ錠はキーによる通常の操作で解錠し得る
と共に、キーを使用しない場合にはプランジャー駆動装
置を作動させてタンブラーの押込部材によりタンブラー
をロータ内に押し込み、この状態においてロータの前面
に設けたノブにより解錠操作するものである。
解決しようとする問題点 本発明はキー又はキー無しで操作可能なチェックレバ
ーをアクチュエーターにより作動するようにしたステア
リングロック装置において、走行中の誤作動によるロッ
クを防止することにある。
問題点を解決するための手段 上記の目的を達成するために、本発明においては、イ
グニッションスイッチを設けたステアリングロックのフ
レーム内に回動操作用のノブを設けたシリンダケース
と、該シリンダケース内にキーにより回動操作されるロ
ータと、該シリンダケースの側方に軸支され解錠時に施
錠ロッドを保持するチェックレバーと、該チェックレバ
ーのキー感知部をロータ内に付勢するスプリングと、ア
クチュエーターにより駆動されるプランジャーとを設
け、該プランジャーによりチェックレバーを該プランジ
ャーの移動許容空間内を移動させるステアリングロック
装置において、前記イグニッションスイッチ内に設けた
ロック位置検出用端子からの信号と、車速センサーによ
る自動車の停止状態の検知信号と、入力装置からの施錠
信号とを入力した時において該アクチュエーターを作動
させる構成を採用した。
実施例 以下本発明の実施例について図面と共に説明すれば、
1はステアリングロックのフレームであり、シリンダケ
ース2が回動可能に設けられている。シリンダケース2
の前面にはフレーム1より突出する回転操作用のノブ3
がピン3′により固定されている。シリンダケース2内
にはロータ4が回動可能に設けられ、公知の如くにキー
5の挿入によりシリンダケース2の溝2a内に突出してい
るタンブラー4aを後退させて回転することにより解錠操
作を行なう。ロータ4の後端にはイグニッションスイッ
チ6に対する操作用ロッド7が付設され、施錠ロッド8
のハンガー9に対するカム7aが設けられている。ハンガ
ー9はスプリング9′により常時下方に押圧されてい
る。施錠ロッド8はハンガー9の上下動に伴ない一体的
に作動する。
フレーム1には電磁作動のメインアクチュエーター10
が設けられ、そのメインプランジャー11がシリンダケー
ス2の周側に対して接離自在である。メインアクチュエ
ーター10としては双安定自己保持型ソレノイド(株式会
社広業社通信機器制作所製、DKS-0932-2A)が使われ、
アクチュエーター部分の発熱を防止しつつ装置の安全性
を高めるようにしている。フレーム1内に収納されるチ
ェックレバーケース1′内において、シリンダケース2
の側方には移動ピン12を支点として施錠ロッド8の保護
部材としてのチェックレバー13が揺動可能に設けられ、
一方のキー感知部13aがシリンダケース2とロータ4の
アナログ2b,4bよりロータ4内に進退自在であると共に
他方の係止部13bが施錠ロッド8の係合部8aに対して係
脱自在である。チェックレバー13はコイルバネ14により
キー感知部13aがロータ4内に進入する方向に常時付勢
されている。コイルバネ14はカバー14′により固定され
る。チェックレバー13はメインプランジャー11の移動許
容空間11aを貫通して延長すると共に駆動用段部11bに当
接するように配設してある。
メインアクチュエーター10の前面にはサブアクチュエ
ーター15が設けられ、その通電時においてスプリング16
に抗して吸引されるサブプランジャー17がメインプラン
ジャー11と交叉する方向に配設される。メインプランジ
ャー11には鍔状のストッパー18が設けられ、サブプラン
ジャー17には該ストッパー18に係合するストッパープレ
ート19が設けられており、ストッパープレート19にはメ
インプランジャー11のストッパー18の通路を許容する切
欠部19aが形成されている。
上記構成において、第1図の状態からキーボード20で
予め設置された順序によりボタン20a,20b,20c……を押
圧操作して記憶された番号と一致すると、コントローラ
21から一致信号を発してサブアクチュエーター15を通電
させることによりサブプランジャー17をスプリング16に
抗して吸引し、これによってストッパープレート19はス
トッパー18の移動軌跡から後退して該ストッパー18が切
欠部19aを通過するような状態とし、この状態を一定時
間保つ。
この間にコントローラ21はメインアクチュエーター10
に通電する信号を一定時間出力する。メインアクチュエ
ーター10に通電されるとメインプランジャー11はチェッ
クレバー13を駆動しつつ後退し、メインアクチュエータ
ー10に内蔵されたマグネットにより保持される。そし
て、サブアクチュエーター15に通電するためにコントロ
ーラ21から出力されていた信号が一定時間経過後に断た
れるとサブプランジャー17はスプリング16により元の位
置に復帰すると共にストッパープレート19も元の位置に
戻り、メインプランジャー11の解除位置を保持する。
メインプランジャー11の後退時において駆動用段部11
bはコイルバネ14に抗してチェックレバー13を駆動し
て、第6図のX位置よりY位置へ移動させ、これによっ
てキー感知部13aがシリンダケース2から外れると共に
係止部13bが施錠ロッド8に圧接して係合可能状態とな
る。
この状態において、ノブ3を介してシリンダケース2
を回転するとシリンダ錠内のタンブラー4aが溝2aに係合
しているのでロータ4も回転し、さらにイグニッション
スイッチ6をACC位置からON乃至START位置に切換操作す
ると共にカム7aを介して施錠ロッド8をステアリングシ
ャフト(図示せず)より離脱させ、この際の施錠ロッド
8の係合部8aにチェックレバー13の係止部13が係入し、
車が停止した状態でコントローラ21からロック信号がア
クチュエーター10に送られる迄この位置を保持する。
次に施錠操作であるが、ノブ3をLOCK位置へ回動し、
前記したキーボード20から所定のボタンを押すことによ
りコントロー21に信号が送られ、コントローラ21は車速
センサー22から自動車が停止していることを検知した
後、イグニッションスイッチ6に設けてあるロック位置
検出端子23によりLOCK位置を検知した後にサブアクチュ
エーター15に通電し、次いでメインアクチュエーター10
に通電する。これによって、ストッパープレート19はメ
インプランジャー11の鍔状のストッパー18の移動軌跡か
ら外れ、メインプランジャー11はシリンダケース2に近
接する元位置へ復帰すると共にチェックレバー13もその
キー感知部13aがシリンダケース2を貫通してロータ4
内に係入する位置へ復帰すると同時に係止部13bは施錠
ロッド8より外れ、施錠ロッド8はスプリング9′によ
り下降し、ステアリングシャフト(図示せず)を施錠す
る位置へ移る。キー感知部13aの係入によりシリンダケ
ース2は回動を阻止されるため、ノブ3により回動操作
が出来なくなる。
キー5で解錠する場合は、キー5の挿入によりキー感
知部13aを介してチェックレバー13を第6図のX位置よ
りZ位置へ移動させつつロータ4を回動操作して行な
う。
また、コントローラ21に設けたCPU21aに、予め設定さ
れた解錠番号を記憶させたP−ROM21bと、インターフェ
ース21cと、電源回路21dと、このCPU21aからの出力を受
ける出力回路21eとを接続し、さらにこの出力回路21eと
メインアクチュエーター10との間に施錠用リレー27と解
錠用リレー27′を接続する。また、この出力回路21eと
サブアクチュエーター15との間にリレー28を接続する。
発明の効果 本発明は上記した如くに、イグニッションスイッチを
設けたステアリングロックのフレーム内に回動操作用の
ノブを設けたシリンダケースと、該シリンダケース内に
キーにより回動操作されるロータと、該シリンダケース
の側方に軸支され解錠時に施錠ロッドを保持するチェッ
クレバーと、該チェックレバーのキー感知部をロータ内
に付勢するスプリングと、アクチュエーターにより駆動
されるプランジャーとを設け、該プランジャーによりチ
ェックレバーを該プランジャーの移動許容空間内を移動
させるステアリングロック装置において、前記イグニッ
ションスイッチ内に設けたロック位置検出用端子からの
信号と、車速センサーによる自動車の停止装置の検知信
号と、入力装置からの施錠信号とを入力した時において
該アクチュエーターを作動させるようにして成るもので
あるから、自動車の走行中において不用意にステアリン
グシャフトがロックされる事故を確実に防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例についての断面図、第2図は
第1図のII-II線断面図、第3図はアクチュエーター部
分の正面図、第4図はアクチュエーター部分の一部破断
側面図、第5図はアクチュエーター部分の斜視図、第6
図はチェックレバーの動作位置を示す要部の断面図、第
7図は第1図のVII-VII線断面図、第8図はステアリン
グロックの背面図、第9図はアクチュエーターの制御装
置の説明図、第10図はアクチュエーター制御の論理回路
図、第11図は制御回路のブロック図である。 1……フレーム、1′……チェックレバーケース、2…
…シリンダケース、3……ノブ、4……ロータ、6……
イグニッションスイッチ、10……アクチュエーター、13
……チェックレバー、11……プランジャー、20……入力
装置(キーボード)、22……車速センサー、23……ロッ
ク位置検出端子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 秀和 東京都大田区蒲田2丁目8番2号 国産 金属工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−8443(JP,A) 特公 昭63−16295(JP,B2) 実公 昭48−9776(JP,Y1)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イグニッションスイッチを設けたステアリ
    ングロックのフレーム内に回動操作用のノブを設けたシ
    リンダケースと、該シリンダケース内にキーにより回動
    操作されるロータと、該シリンダケースの側方に軸支さ
    れ解錠時に施錠ロッドを保持するチェックレバーと、該
    チェックレバーのキー感知部をロータ内に付勢するスプ
    リングと、アクチュエーターにより駆動されるプランジ
    ャーとを設け、該プランジャーによりチェックレバーを
    該プランジャーの移動許容空間内を移動させるステアリ
    ングロック装置において、前記イグニッションスイッチ
    内に設けたロック位置検出用端子からの信号と、車速セ
    ンサーによる自動車の停止状態の検知信号と、入力装置
    からの施錠信号とを入力した時において該アクチュエー
    ターを作動させることを特徴とするステアリングロック
    装置。
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KR101132467B1 (ko) * 2009-12-17 2012-03-30 주식회사 신창전기 차량의 시동키 어셈블리

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