JPH0234970Y2 - - Google Patents

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JPH0234970Y2
JPH0234970Y2 JP6830186U JP6830186U JPH0234970Y2 JP H0234970 Y2 JPH0234970 Y2 JP H0234970Y2 JP 6830186 U JP6830186 U JP 6830186U JP 6830186 U JP6830186 U JP 6830186U JP H0234970 Y2 JPH0234970 Y2 JP H0234970Y2
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outside air
compressor
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両用空気調和装置、特に窓ガラス
内面の結露除去に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、車両用空気調和装置は第3図に示すよう
にダクト1に設けられた内外気切換ドア2と、送
風機3と、冷却器4と、エアミツクスドア5と、
ヒータコア6と、モード切換ドア7と、デフロス
ト吹出口8と、顔部吹出口9と、足元吹出口10
とを備えている。前記冷却器4はコンプレツサ1
1、コンデンサ12、レシーバタンク13及びエ
キスパンシヨンバルブ14とで冷凍サイクルを構
成する。前記コンプレツサ11にエンジン15の
回転力がマグネツトクラツチ16を介して伝達さ
れる。
17はA/D変換器であり、車内温度を検出す
る内気センサ18の検出温度Tr、位置検出ポテ
ンシヨンメータ19により検出されるエアミツク
スドア5の開度θ、日射センサ20により検出さ
れる日射量Ts、外気温度センサ21により検出
される外気温度Ta、モードセンサ22により検
出されるダクト内温度Tm、温度設定器23より
出力される設定温度Td、及び水温スイツチ51
より出力される信号Twを各デジタル信号に変換
して制御部24に出力する。
制御部24は、例えばマイクロコンピユータ等
から構成され、切換回路25とアクチユエータ2
6とを介して内外気切換ドア2を制御する内外気
切換ドア制御手段27と、駆動回路28を介して
マグネツトクラツチ16を制御するコンプレツサ
制御手段29と、駆動回路65を介して送風機3
を制御する送風機制御手段31と、駆動回路6
0、アクチユエータ50を介してエアミツクスド
ア5を制御するエアミツクスドア制御手段34
と、切換回路35、アクチユエータ36を介して
モード切換ドア7を制御するモード切換ドア制御
手段37と、各データTr、Ts、Ta、Tm、Tdを
演算して、各制御手段27,29,31,34及
び37に各出力する演算手段38とから成る。3
9は送風機制御用のマニユアルスイツチである。
前記コンプレツサ制御手段29はダクト内温度
Tmが冷却器4の凍結温度より若干高い温度レベ
ル(設定器41に記憶)まで低下したときにコン
プレツサ11をオフし、上記レベルよりヒステリ
シス幅分高い温度レベル(設定器40に記憶)ま
で上昇したときにコンプレツサ11をオンし、冷
却器4の温度を一定に保つものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来、車両用空気調和装置は、例えば実開昭57
−177808号に示すものにあつては、窓ガラス内面
のくもりを除去するためのデミスト操作スイツチ
を有し、このデミスト操作スイツチをオンするこ
とによりコンプレツサを働らかせて除湿を行なう
ようにしている。
しかし、これによればコンプレツサが、デミス
ト操作スイツチの作動中、継続して動作状態とな
るのでエンジン負担が大きくなり、省動力化が図
れず、しかも加速しづらいという欠点があつた。
また、実開昭57−163409号に示す従来技術にあ
つては窓ガラス内面にくもりが発生したときに内
外気切換ドアを外気導入モードに設定するように
しているが、冬場等特に暖房起動を行うときにこ
のような操作を行うと、温度の低い外気が導入さ
れるので長時間経ても車室内が暖まらない、とい
う事態が生じる。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、外気温度検出手段の出力に応じて、
デミスト(くもり除去)に必要な量だけコンプレ
ツサを運転し、または外気を導入する。
〔作用〕
デミスト操作スイツチがオンされると、コンプ
レツサ能力制御手段又は内外気切換ドアアクチユ
エータのいずれか一方が作動する。この選択は、
外気温度検出手段の出力に応じて切換手段がこれ
を行う。コンプレツサ能力制御手段及び内外気切
換ドアアクチユエータはいずれも結露検出手段の
出力に応じて作動する。これにより、デミストに
必要な量だけコンプレツサが作動し、又は外気が
導入されることになる。
〔実施例〕
第1図は本考案による車両用空気調和装置の実
施例を示す回路図である。図中、まず説明の便宜
上、デミスト操作スイツチ121,121aが操
作状態(破線状態)にあることを前提に説明す
る。温度設定器80を調整することにより変化す
る温度設定信号S1(Td)の値に見合うように、エ
アミツクスドア駆動用アクチユエータ90がモー
タM1を駆動制御してエアミツクスドア5を所定
の開度θに設定する。なお、アクチユエータ90
は駆動回路90aを制御してモータ位置検出器9
0bの出力Saが上記信号S1に一致するよう動作
する比較器90cを内蔵する。100はコンプレ
ツサ能力制御手段であり、エバポレータ(図示せ
ず)の温度を検出するサーミスタから成る温度検
出手段101の検出温度が、結露センサから成る
結露検出手段110と抵抗R1とにより作られる
信号S3(サーモ設定温度Tf)より低くなるとトラ
ンジスタTr1をオンし、リレーRY1、コンプレツ
サ11をオンし、他方それより高くなるとトラン
ジスタTr1をオフしてサイクリング駆動を行うた
めの比較器102を有する。上記信号S3は、結露
検出手段110の出力に応じて変化し、これによ
り制御手段100のサーモ設定温度Tfが変化し、
コンプレツサ11の能力が調整される。
切換手段120は、デミスト操作スイツチ12
1,120a及びリレーRY2、接点Y2を有し、
外気温度検出手段130たる外気温スイツチのオ
ンオフ動作に基づき前記結露検出手段110から
の信号S3をコンプレツサ能力制御手段100か又
は内外気切換ドア用アクチユエータ140に供給
し、それぞれ所定のデミスト操作を行なわせる。
外気温度検出手段130は、外気温度が所定値以
上のときオフし、リレーRY2を消勢し、接点Y2
を実線の如くモード切換手段150側に切換え
て、信号Sb、Scがアクチユエータ140に入力
されるようにし、外気温度が所定値以下のときオ
ンし、接点Y2を破線で示す如く結露検出手段1
10側に切換え可能として、信号S3がアクチユエ
ータ140に入力されるようにする。
デミスト操作スイツチ121,121aが実線
の状態、即ちデミスト操作を行なわない状態にあ
る場合を説明する。この場合、コンプレツサ能力
制御手段100にはエアミツクスドア駆動用アク
チユエータ90の位置信号Saが入力され、エア
ミツクスドア5の開度θに応じて変化する上記位
置信号Saにより制御手段100のサーモ設定温
度Tfが変化し、コンプレツサの稼動率すなわち
能力が設定される。このときは、内外気切換ドア
用アクチユエータ140には、マニユアルのモー
ド切換手段150の内気設定スイツチ150a又
は外気設定スイツチ150bからの出力Sb又は
Scが入力され、これらいずれかのスイツチ15
0a,150bにより内外気切換ドア2は内気導
入モード又は外気導入モードに設定される。な
お、アクチユエータ140はドア2を切換えるモ
ータM2を駆動する駆動回路140a、位置検出
器140b、比較器140cを有する。
本実施例の動作を説明する。いま、窓ガラス内
面に結露が発生し、デミスト操作スイツチ12
1,121aが破線で示す如くデミストモードに
切換えられている場合、外気温度検出手段130
が外気温が所定値以下であるためオン状態にある
と、トランジスタTr1はベース接地でオフとな
り、コンプレツサ11は作動しない。他方、切換
手段120のリレーRY2がオンとなるため、接点
Y2が破線で示す如く切換わり、内外気切換ドア
用アクチユエータ140に結露検出手段110の
出力信号S3が入力される。信号S3は第2図aに示
すように窓ガラス内面の湿度(結露)と比例関係
を有し、また同図cに示すような関係を内外気切
換ドア2の開度(REC←→FRE)との間で有する。
従つて、湿度が大きくデミストの必要が大きけれ
ば大きい程、内外気切換ドアの開度はFRE、即
ち外気導入モード側に設定され、逆に湿度が小さ
くデミストの必要がなければ、内気導入モード側
に設定される。このように、外気温度が低ければ
内外気切換ドア2を開いてデミストが図られると
ともに、その開度が結露の度合に応じた値に設定
されるので、冷たい外気が不必要に導入されず、
暖房性を損わず、また、コンプレツサ11を停止
するので液圧縮が生じない。
次にデミスト操作スイツチ121,121aが
破線で示す状態で、外気温度検出手段130が外
気温が所定値以上であるためオフ状態にあると、
内外気切換ドア用アクチユエータ140はリレー
RY2が作動しないので接点Y2が実線位置で専ら
モード切換手段150からの出力によつて制御さ
れ、手動設定がなされることになる。例えばスイ
ツチ150aがオンされると信号Sbにより内気
導入モード、スイツチ150bがオンされると信
号Scにより外気導入モードとされる。他方、コ
ンプレツサ能力制御手段100には結露検出手段
110の出力信号S3が比較器102を介して入力
され、しかもこのときはトランジスタTr1のベー
ス入力は外気温度検出手段130のオフのためア
ースされていないので、コンプレツサ11はこの
信号S3に対応する稼動率でサイクリング駆動され
る。ここで、信号S3とサーモ設定温度Tfの関係
は第2図bの如きである。従つて、湿度が増して
信号S3が大きくなればなる程、サーモ設定温度
Tfは小さくなり、コンプレツサの稼動率は大き
くなる。逆のときは、コンプレツサの稼動率は小
さくなるか又はゼロになる。このように、外気温
度が高いときはコンプレツサ駆動によりデミスト
が図られ、このときその能力は結露の度合に応じ
た大きさとされる。
従つて、コンプレツサの無駄な駆動を省略で
き、省動力化が図れる。
つぎに、窓ガラス内面に結露がないときはデミ
スト操作スイツチ121,121aは解除されて
実線で示す位置にあるので、コンプレツサ11は
エアミツクスドア駆動用アクチユエータ90の位
置検出器90bの出力Saに対応する稼動率で駆
動される。コンプレツサの稼動率は、エアミツク
スドアの開度に対応する大きさに設定され省動力
化が図られる。また、リレーRY2は消勢され接点
Y2は実線で示す位置となつているので、内外気
切換ドア用アクチユエータ140はモード切換手
段150による手動設定がなされる。
〔効果〕
以上説明したように本考案によれば、デミスト
操作スイツチがオンのとき、外気温度検出手段の
出力に応じてデミスト状態をコンプレツサによる
ものか内外気切換ドアによるものか選択し、かつ
結露検出手段の出力に応じてデミスト量を制御す
るものなので、効率的なデミスト制御が行えると
共に、走行性並びに適正空調を害することがなく
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による車両用空気調和装置の実
施例を示す回路図、第2図a〜cは同実施例を説
明するためのグラフ、第3図は従来例を示す簡略
構成図である。 100……コンプレツサ能力制御手段、110
……結露検出手段、120……切換手段、121
……デミスト操作スイツチ、130……外気温度
検出手段、150……モード切換手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) コンプレツサ能力制御手段と、内外気切換ド
    アアクチユエータと、窓ガラス内面の結露を検
    出する結露検出手段と、外気温度が所定値より
    高いか低いかを検出する外気温度検出手段と、
    デミスト操作スイツチの操作状態に基づき作動
    して外気温度検出手段の出力に基づき外気温度
    が所定値より高いとき前記結露検出手段の出力
    を前記コンプレツサ能力制御手段に送出し、か
    つ外気温度が上記所定値より低いとき内外気切
    換ドアアクチユエータに送出する切換手段を備
    えたことを特徴とする車両用空気調和装置。 (2) コンプレツサ能力制御手段は、エバポレータ
    の温度検出手段の出力に基づきコンプレツサを
    オフする温度レベルを制御するサーモ制御回路
    からなることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の車両用空気調和装置。 (3) コンプレツサ能力制御手段は、コンプレツサ
    に供給される冷媒流量を制御する電磁弁を有す
    るコンプレツサ容量制御手段からなることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    車両用空気調和装置。
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JPS62179807U JPS62179807U (ja) 1987-11-14
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