JPH0234107Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0234107Y2 JPH0234107Y2 JP1986002812U JP281286U JPH0234107Y2 JP H0234107 Y2 JPH0234107 Y2 JP H0234107Y2 JP 1986002812 U JP1986002812 U JP 1986002812U JP 281286 U JP281286 U JP 281286U JP H0234107 Y2 JPH0234107 Y2 JP H0234107Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lamp
- side connector
- vehicle
- vehicle body
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 6
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 239000000565 sealant Substances 0.000 description 1
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本考案は、車体パネルの外側に取付けられる車
両用灯具に関し、詳しくは車体内部から導かれる
電源側コネクタと灯具内に配置されるバルブ側コ
ネクタとを接続するための構造に関する。
両用灯具に関し、詳しくは車体内部から導かれる
電源側コネクタと灯具内に配置されるバルブ側コ
ネクタとを接続するための構造に関する。
<従来の技術>
この種の車両用灯具は、例えば自動車用のリア
コンビネーシヨンランプ等に通用されており、従
来の灯具の車体取付け構造として、第6図及び第
7図に示すものがある。第6図は灯具の取付け構
造を示す断面図、第7図は車体の取付孔を示す縮
小正面図である。この灯具は、合成樹脂製のハウ
ジングaとその前面を覆うレンズdとにより画成
された灯室内にランプバルブfが配置されたもの
であつて、ハウジングaの底部には、ソケツトg
を立設した皿状のカバーeを背部より着設し、ソ
ケツトgにはランプバルブfを係着してる。ハウ
ジングaの開口部周縁には溝部bを設け、さらに
リム部cを延設し、溝部bにはシール剤jにより
レンズdの周りの脚部を埋め込みシール接合され
ている。リム部cには数箇所にボルトhを一体に
インサート成形で植設し、緩衝シール材よりなる
シールパツキンkをリム部cの背面に当着して灯
具ユニツトを完成する。
コンビネーシヨンランプ等に通用されており、従
来の灯具の車体取付け構造として、第6図及び第
7図に示すものがある。第6図は灯具の取付け構
造を示す断面図、第7図は車体の取付孔を示す縮
小正面図である。この灯具は、合成樹脂製のハウ
ジングaとその前面を覆うレンズdとにより画成
された灯室内にランプバルブfが配置されたもの
であつて、ハウジングaの底部には、ソケツトg
を立設した皿状のカバーeを背部より着設し、ソ
ケツトgにはランプバルブfを係着してる。ハウ
ジングaの開口部周縁には溝部bを設け、さらに
リム部cを延設し、溝部bにはシール剤jにより
レンズdの周りの脚部を埋め込みシール接合され
ている。リム部cには数箇所にボルトhを一体に
インサート成形で植設し、緩衝シール材よりなる
シールパツキンkをリム部cの背面に当着して灯
具ユニツトを完成する。
この灯具ユニツトを車体lに取付けるにあたつ
て、予めハウジングaが嵌挿される大きさの取付
用くりぬき孔nを車体lに打抜き、かつボルトh
が入るボルト孔mを多数穿孔し、次いで灯具ユニ
ツトのシールパツキンkを車体lに当ててハウジ
ングaの取付用くりぬき孔nに挿入し、かつボル
トhをボルト孔mに通してナツトiにより螺着し
ている。
て、予めハウジングaが嵌挿される大きさの取付
用くりぬき孔nを車体lに打抜き、かつボルトh
が入るボルト孔mを多数穿孔し、次いで灯具ユニ
ツトのシールパツキンkを車体lに当ててハウジ
ングaの取付用くりぬき孔nに挿入し、かつボル
トhをボルト孔mに通してナツトiにより螺着し
ている。
<考案が解決しようとする問題点>
以上のような従来の例では、取付用くりぬき孔
nの大きさがハウジングaを嵌挿されるくらいに
大きいので、車体の強度に関係するとともに、車
体lの面との当接状態がハウジングaの全周にわ
たり適正に均一になりにくいため、雨水等がトラ
ンク内部に漏れてくる場合があり、車体内部のシ
ール性に問題があつた。また、ハウジングaがト
ランク内方へ張出しているので、トランクルーム
の利用空間をそれだけ狭くする等の問題も有して
いた。
nの大きさがハウジングaを嵌挿されるくらいに
大きいので、車体の強度に関係するとともに、車
体lの面との当接状態がハウジングaの全周にわ
たり適正に均一になりにくいため、雨水等がトラ
ンク内部に漏れてくる場合があり、車体内部のシ
ール性に問題があつた。また、ハウジングaがト
ランク内方へ張出しているので、トランクルーム
の利用空間をそれだけ狭くする等の問題も有して
いた。
そこで、前述のような車両用灯具を薄型に構成
して車体パネルの外側に取付けることも可能では
あるが、この場合には、灯室内のランプバルブf
に接続されたバルブ側コネクタとトランクルーム
内に配置された電源側コネクタとを、灯具及び車
体の水密構造を損なうことなく容易に接続できる
構造が必要となる。
して車体パネルの外側に取付けることも可能では
あるが、この場合には、灯室内のランプバルブf
に接続されたバルブ側コネクタとトランクルーム
内に配置された電源側コネクタとを、灯具及び車
体の水密構造を損なうことなく容易に接続できる
構造が必要となる。
<問題点を解決するための手段>
本考案の車両用灯具は、前述した問題点を解決
するために、ハウジングの前面にレンズ体を装着
するとともに、ハウジングの後面にランプバルブ
を保持したバツクカバーを装着してなり、車体パ
ネルの外側に取付けられる車両用灯具であつて、
前記バツクカバーには、車体パネルに形成された
電源側コネクタ装着用の開口部に対応して前記ラ
ンプバルブに接続されるバルブ側コネクタが配置
される開口部が形成され、前記バルブ側コネクタ
の先端部外周にはフランジ部が形成されてそこに
環状のパツキンが嵌装され、このパツキンが前記
バツクカバーと車体パネルとの間に圧接介在する
ことを特徴とする。
するために、ハウジングの前面にレンズ体を装着
するとともに、ハウジングの後面にランプバルブ
を保持したバツクカバーを装着してなり、車体パ
ネルの外側に取付けられる車両用灯具であつて、
前記バツクカバーには、車体パネルに形成された
電源側コネクタ装着用の開口部に対応して前記ラ
ンプバルブに接続されるバルブ側コネクタが配置
される開口部が形成され、前記バルブ側コネクタ
の先端部外周にはフランジ部が形成されてそこに
環状のパツキンが嵌装され、このパツキンが前記
バツクカバーと車体パネルとの間に圧接介在する
ことを特徴とする。
<作用>
灯具を車体パネルに取付けることにより、バル
ブ側コネクタに装着したパツキンがバツクカバー
と車体パネルとの間に圧接介在され、両者の開口
部を水密状態に置くとともに、バルブ側コネクタ
の先端部が車体パネルの開口部に臨まされ、電源
側コネクタが装着される。
ブ側コネクタに装着したパツキンがバツクカバー
と車体パネルとの間に圧接介在され、両者の開口
部を水密状態に置くとともに、バルブ側コネクタ
の先端部が車体パネルの開口部に臨まされ、電源
側コネクタが装着される。
<実施例>
第1図は本考案の一実施例による車両用灯具が
設けられた自動車の車体後部を示す水平断面図で
ある。
設けられた自動車の車体後部を示す水平断面図で
ある。
この車両用灯具は、第2図及び第3図に示すよ
うに、テール・ストツプランプ1、バツクアツプ
ランプ2、及びターンシグナルランプ3を一体併
設したリアコンビネーシヨンランプとして構成さ
れており、車体パネル4の後部コーナ部のバンパ
ー5とトランクリツド6との間に配置され、ネジ
止めにより車体パネル4に固定されるものであ
る。
うに、テール・ストツプランプ1、バツクアツプ
ランプ2、及びターンシグナルランプ3を一体併
設したリアコンビネーシヨンランプとして構成さ
れており、車体パネル4の後部コーナ部のバンパ
ー5とトランクリツド6との間に配置され、ネジ
止めにより車体パネル4に固定されるものであ
る。
この車両用灯具は、ハウジング7の前面開口部
に、各ランプ1,2,3に対応するインナレンズ
8とアウタレンズ9とを二重構造で装着するとと
もに、ハウジング7の後面開口に、複数のランプ
バルブ10を保持した共通のバツクカバー11を
装着し、アウタレンズ9とバツクカバー11との
間に仕切板12を配置して複数の灯室を画成した
ものである。
に、各ランプ1,2,3に対応するインナレンズ
8とアウタレンズ9とを二重構造で装着するとと
もに、ハウジング7の後面開口に、複数のランプ
バルブ10を保持した共通のバツクカバー11を
装着し、アウタレンズ9とバツクカバー11との
間に仕切板12を配置して複数の灯室を画成した
ものである。
バツクカバー11は合成樹脂製のもので、第1
図に示すように、バルブ側コネクタ13が配置さ
れる開口部14が形成されている。また、車体パ
ネル4には、開口部14に対応して、トランクル
ームに導かれた電源側コネクタ15をバルブ側コ
ネクタ13に接続するための開口部16が形成さ
れている。
図に示すように、バルブ側コネクタ13が配置さ
れる開口部14が形成されている。また、車体パ
ネル4には、開口部14に対応して、トランクル
ームに導かれた電源側コネクタ15をバルブ側コ
ネクタ13に接続するための開口部16が形成さ
れている。
バルブ側コネクタ13は、バツクカバー11の
外側から開口部14に装着されるもので、第4図
に示すように、外周に形成された段部17を開口
部14の内縁に係止され保持されるようになつて
いる。このバルブ側コネクタ13の先端部にはフ
ランジ部18が形成されており、このフランジ部
18にはパツキン20が嵌合装着されるようにな
つている。つまり、パツキン20は、バルブ側コ
ネクタ13の外周に沿う環状に形成されており、
内周部にフランジ部18が圧入される溝部21を
有している。また、パツキン20の車体パネル4
に対向する側面には、車体パネル4に圧接して開
口部16を閉蓋するための環状の舌片部22が形
成されている。さらに、パツキン20のバツクカ
バー11に対向する側面には環状の溝部23が形
成されており、バツクカバー11の開口部14周
縁部に形成された環状の突条部24が圧入される
ようになつている。つまり、突条部24は、バル
ブ側コネクタ13を開口部14に装着した状態で
パツキン20の溝部23に圧入するものである。
外側から開口部14に装着されるもので、第4図
に示すように、外周に形成された段部17を開口
部14の内縁に係止され保持されるようになつて
いる。このバルブ側コネクタ13の先端部にはフ
ランジ部18が形成されており、このフランジ部
18にはパツキン20が嵌合装着されるようにな
つている。つまり、パツキン20は、バルブ側コ
ネクタ13の外周に沿う環状に形成されており、
内周部にフランジ部18が圧入される溝部21を
有している。また、パツキン20の車体パネル4
に対向する側面には、車体パネル4に圧接して開
口部16を閉蓋するための環状の舌片部22が形
成されている。さらに、パツキン20のバツクカ
バー11に対向する側面には環状の溝部23が形
成されており、バツクカバー11の開口部14周
縁部に形成された環状の突条部24が圧入される
ようになつている。つまり、突条部24は、バル
ブ側コネクタ13を開口部14に装着した状態で
パツキン20の溝部23に圧入するものである。
以上のような構成の車両用灯具では、灯具を車
体パネル4に取付けた状態で、パツキン20がバ
ツクカバー11と車体パネル4の間に圧接介在し
て、開口部14,16を水密状態で連通し、開口
部16に臨んだバルブ側コネクタ13にトランク
ルームより電源側コネクタ5を接続する。
体パネル4に取付けた状態で、パツキン20がバ
ツクカバー11と車体パネル4の間に圧接介在し
て、開口部14,16を水密状態で連通し、開口
部16に臨んだバルブ側コネクタ13にトランク
ルームより電源側コネクタ5を接続する。
また、前記実施例では、片側にのみ舌片部22
を有し、バツクカバー11側には溝部23を有し
たパツキン20を設けたが、第5図に示すよう
に、両側に舌片部25を有し、これらが車体パネ
ル4とバツクカバー11に圧接するようにしたパ
ツキン26を設けても良い。なお、この実施例に
おいて前記実施例と共通の部材については同一符
号を付し、その詳細な説明は省略する。
を有し、バツクカバー11側には溝部23を有し
たパツキン20を設けたが、第5図に示すよう
に、両側に舌片部25を有し、これらが車体パネ
ル4とバツクカバー11に圧接するようにしたパ
ツキン26を設けても良い。なお、この実施例に
おいて前記実施例と共通の部材については同一符
号を付し、その詳細な説明は省略する。
<考案の効果>
以上説明したように、本考案によれば、バルブ
側コネクタに装着したパツキンが車体パネルとバ
ツクカバーの間の開口部周縁部に圧接介在するこ
とにより、各開口部は水密状態で連通されること
となり、この開口部を介してコネクタを接続する
ことができる。
側コネクタに装着したパツキンが車体パネルとバ
ツクカバーの間の開口部周縁部に圧接介在するこ
とにより、各開口部は水密状態で連通されること
となり、この開口部を介してコネクタを接続する
ことができる。
第1図は本考案の一実施例による車両用灯具が
設けられた自動車の車体後部を示す水平断面図、
第2図は同実施例による車両用灯具の外観正面
図、第3図は同実施例による車両用灯具の配置を
説明する車体後部の垂直断面図、第4図は同実施
例による車両用灯具のコネクタ取付け構造を示す
拡大部分断面図、第5図は本考案の他の実施例に
おけるコネクタ取付け構造を示す拡大部分断面
図、第6図は車両用灯具の従来例を示す断面図、
第7図は第6図に示す車両用灯具のための車体の
取付け孔を示す縮小正面図である。 4…車体パネル、7…ハウジング、8…インナ
レンズ、9…アウタレンズ、10…ランプバル
ブ、11…バツクカバー、13…バルブ側コネク
タ、14,16…開口部、15…電源側コネク
タ、18…フランジ部、20…パツキン。
設けられた自動車の車体後部を示す水平断面図、
第2図は同実施例による車両用灯具の外観正面
図、第3図は同実施例による車両用灯具の配置を
説明する車体後部の垂直断面図、第4図は同実施
例による車両用灯具のコネクタ取付け構造を示す
拡大部分断面図、第5図は本考案の他の実施例に
おけるコネクタ取付け構造を示す拡大部分断面
図、第6図は車両用灯具の従来例を示す断面図、
第7図は第6図に示す車両用灯具のための車体の
取付け孔を示す縮小正面図である。 4…車体パネル、7…ハウジング、8…インナ
レンズ、9…アウタレンズ、10…ランプバル
ブ、11…バツクカバー、13…バルブ側コネク
タ、14,16…開口部、15…電源側コネク
タ、18…フランジ部、20…パツキン。
Claims (1)
- ハウジングの前面にレンズ体を装着するととも
に、ハウジングの後面にランプバルブを保持した
バツクカバーを装着してなり、車体パネルの外側
に取付けられる車両用灯具であつて、前記バツク
カバーには、車体パネルに形成された電源側コネ
クタ装着用の開口部に対応して前記ランプバルブ
に接続されるバルブ側コネクタが配置される開口
部が形成され、前記バルブ側コネクタの先端部外
周にはフランジ部が形成されてそこに環状のパツ
キンが嵌装され、このパツキンが前記バツクカバ
ーと車体パネルとの間に圧接介在することを特徴
とする車両用灯具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986002812U JPH0234107Y2 (ja) | 1986-01-13 | 1986-01-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986002812U JPH0234107Y2 (ja) | 1986-01-13 | 1986-01-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62116311U JPS62116311U (ja) | 1987-07-24 |
JPH0234107Y2 true JPH0234107Y2 (ja) | 1990-09-13 |
Family
ID=30782000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986002812U Expired JPH0234107Y2 (ja) | 1986-01-13 | 1986-01-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0234107Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2526036Y2 (ja) * | 1988-04-18 | 1997-02-12 | 三菱自動車工業株式会社 | 車両用ランプの防水用グロメツト構造 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5834712B2 (ja) * | 1972-07-17 | 1983-07-28 | ナプロ コムパニ− | ベンソウチ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52136580U (ja) * | 1976-04-10 | 1977-10-17 | ||
JPS5834712U (ja) * | 1981-08-29 | 1983-03-07 | 株式会社高岳製作所 | 油入変圧器のタンク |
-
1986
- 1986-01-13 JP JP1986002812U patent/JPH0234107Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5834712B2 (ja) * | 1972-07-17 | 1983-07-28 | ナプロ コムパニ− | ベンソウチ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62116311U (ja) | 1987-07-24 |