JPH0232223A - 温度監視回路 - Google Patents

温度監視回路

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JPH0232223A
JPH0232223A JP18158988A JP18158988A JPH0232223A JP H0232223 A JPH0232223 A JP H0232223A JP 18158988 A JP18158988 A JP 18158988A JP 18158988 A JP18158988 A JP 18158988A JP H0232223 A JPH0232223 A JP H0232223A
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rate
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Tsukasa Mizuno
司 水野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は温度の監視回路に係わり、特に電子機器内の集
積回路パッケージの温度監視回路に関する。
〔従来の技術〕
近年、電子計算機や通信装置等の電子機器においては、
電子機器の性能向上を目指して、その中で使用される集
積回路の集積度および実装密度の向上が図られている。
このため、電子機器内での発熱密度も急速に上昇してい
る。
これに対応して、電子機器内の温度上昇に対する対策が
必要となってきており、その対策の1つとして集積回路
におけるP/N接合部の異常加熱を監視することが行わ
れている。この集積回路の温度を監視するものとして、
例えば第3図(a)、(b)に示すようなもの(特願昭
60−11876号)がある。
これは、集積回路パッケージ11上のヒートシンク12
に細い溝13を設け、その溝13に温度センサ14を埋
め込んでその出力信号を信号線15により外部に引き出
し監視するようにしたものである。そして、このように
して引き出された温度センサ14の出力信号は第2図に
示すような温度監視回路16で処理される。
温度監視回路16では、電子機器を構成する複数個の集
積回路パッケージ11のヒートシンク12中の温度セン
サ14からの信号出力、すなわち温度信号を信号線15
を経てマルチプレクサ17に入力する。マルチプレクサ
17に入力された各々の温度センサ14からの温度信号
は、制御部18で制御される。すなわち、順次アンプ1
9で増幅処理され、またA−Dコンバータ20でディジ
タル信号に変換されて、比較演算回路21に入力される
比較演算回路21ではディジタル信号に変換された温度
信号と予め定めた温度設定値とを比較する。温度設定値
は集積回路チップの動作保障温度を越えない温度に設定
される。この比較演算回路21での比較の結果、・ディ
ジタル信号に変換された温度信号が温度設定値以上であ
れば、ドライバ22を介して温度異常信号が出力される
。この温度異常信号が出力されると、図示していないが
、集積回路への給電を停止する等の保護処置を行ってい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上述のような温度監視回路では、集積回路チ
ップの温度が予め定めた温度設定値以上となったか否か
しか監視していないので、以下に述べる不具合が生じる
ことがある。例えば、電子機器を設置している室内用の
空調機の投入忘れや、空調機の不調等で電子機器自体の
異常以外の要因で集積回路パッケージの温度が上昇した
場合であっても、温度異常信号を出力してしまう。通常
、このような空調機等の異常による温度上昇は、温度上
昇が生じ始めても即座に温度異常信号は出力されないの
で、早めに空調機等を手直しすれば復帰することが多い
従って、本発明の目的は電子機器自体の異常以外の要因
で温度異常信号が生じるのを防止し、そのような要因で
集積回路への給電が停止するのを防止することのできる
温度監視回路を得ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため、本発明においては温度センサ
で検出した温度信号の変化率を演算し、その変化率が予
め定めた変化率設定値以上となったときは温度変化率異
常信号を出力する変化率演算回路を設けたことを特徴と
する。
〔作用〕
電子機器の集積回路パッケージの温度が予め定めた温度
設定値未満であっても、その温度上昇の変化率が予め定
めた変化率設定値以上となったときは、温度変化率異常
信号が出力されるので、集積回路への給電停止となる以
前に空調機等の不具合を発見することができる。
〔実施例〕
以下、第1図に示す実施例を参照して本発明を説明する
電子機器の集積回路パッケージに設けられた複数個の温
度センサ14で検出された温度信号は、信号線15にて
本発明の温度監視回路16のマルチプレクサ17に入力
される。マルチプレクサ17はアナログ信号として入力
された複数個の温度信号を切り換え、そのうちの一つの
温度信号を順次温度監視回路16内へ取り込むものであ
り、その切換えは制御部18によって行われる。
マルチプレクサ17で取り込まれた特定の温度センサ1
4からの温度信号は、アンプ19で所定のレベルの信号
に増幅され、A−Dコンバータ20でディジタル信号に
変換される。ディジタル信号に変換された温度信号は比
較演算回路21および変化率演算回路23に入力される
比較演算回路21では、入力された温度信号と予め定め
た温度設定値とを比較する。比較の結果、入力された温
度信号が温度設定値以上であるときはドライバ22を介
して温度異常信号を外部に出力する。一方、温度設定値
未満であるときは、温度異常信号は出力されない。温度
異常信号の出力があると、図示していないが電子機器へ
の給電を停止する。また、温度設定値は集積回路チップ
の正常動作を保障できる上限の温度に設定されるので、
温度異常信号の出力による電子機器への給電停止によっ
て集積回路が破壊されることを防止している。
次に、変化率演算回路23では、入力された温度信号の
変化率を演算する。変化率の演算は、A・Dコンバータ
20から入力した前回の温度信号の値と今回の温度信号
の値との差分をその入力時間間隔で除算して行われる。
すなわち、変化率演算口R23は複数個の温度センサ1
4に対応して、それぞれ前回入力した温度信号の値を記
憶しており、制御部18からの指令によって今回入力し
た温度センサ14を特定するようにしている。これによ
って、今回入力した温度センサ14の前回入力した温度
信号の値を選別する。
入力した温度信号の変化率が求まると、予め定めた変化
率設定値との比較を行う。この変化率設定値は空調機異
常等の集積回路パッケージの温度上昇の外的要因による
温度上昇率を考慮して定められる。
温度信号の変化率が変化率設定値以上にな、ったときは
、ドライバ22を介して温度変化率異常信号が出力され
る。温度変化率異常信号の発生は、集積回路パッケージ
の温度が予め定めた温度設定値になる以前の状態である
から、集積回路への給電停止を行うのではなく、その措
置としてはまず警報を行う。すなわち、温度変化率異常
信号が出力されると、ブザー等による警報音、あるいは
ランプ等による点滅点灯表示を行う。また場合によって
はCRT表示装置にその警報を表示するようにしてもよ
い。
また、変化率演算回路23に比較演算回路22の温度設
定値を記憶させておき、その温度設定値と入力した温度
信号との差分を演算した変化率で除算すると、温度異常
信号の発生(給電停止)までの時間を予測することもで
きる。ぞして、この給電停止までの時間を表示出力する
ようにする。
このようにすることによって、空調機の調査等、集積回
路パッケージの温度上昇の外的要因の調査が行い易くな
る。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば検出した温度信号の
変化率を監視する変化率演算回路を設けたので、集積回
路パッケージの温度上昇が始まった時点で空調機の不調
等、電子機器自体の異常以外の要因の調査が可能となる
。また、このような要因による集積回路パッケージの温
度上昇のための集積回路チップ自体の信頼性の低下も防
止できる。さらにまた、電子機器への給電停止による稼
動率の低下も防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の温度監視回路の一実施例を示す回路図
、第2図は従来の温度監視回路を示す回路図、第3図(
a)は集積回路パッケージの温度検出機構を示す斜視図
、第3(b)はその平面図である。 11・・・・・・集積回路パッケージ、12・・・・・
・ヒートシンク、13・・・・・・溝、14・・・・・
・温度センサ、15・・・・・・信号線、6・・・・・
・温度監視回路、 7・・・・・・マルチプレクサ、18・・・・・・制御
部、9・・・・・・アンプ、20・・・・・・A−Dコ
ンバータ、1・・・・・・比較演算回路、22・・・・
・・ドライバ、3・・・・・・変化率演算回路。 願 人     日本電気株式会社 理 人     弁理士 山内梅雄 第1図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 電子機器の集積回路パッケージ内に設けられた複数個の
    温度センサで検出したこの集積回路パッケージの温度信
    号を入力するマルチプレクサと、このマルチプレクサに
    入力された前記温度信号をアンプを介し、入力してディ
    ジタル信号に変換するA・Dコンバータと、 このA・Dコンバータでディジタル信号に変換された温
    度信号が予め定めた温度設定値以上であるときは、ドラ
    イバを介し外部に温度異常信号を出力する比較演算回路
    と、 前記A・Dコンバータでディジタル信号に変換された温
    度信号の変化率を演算し、その変化率が予め定めた変化
    率設定値以上であるときはドライバを介し外部に温度変
    化率異常信号を出力する変化率演算回路 とを具備したことを特徴とする温度監視回路。
JP63181589A 1988-07-22 1988-07-22 温度監視回路 Expired - Lifetime JP2646681B2 (ja)

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JPH0232223A true JPH0232223A (ja) 1990-02-02
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011047875A (ja) * 2009-08-28 2011-03-10 Shindengen Electric Mfg Co Ltd 過温度検出回路
US9225055B2 (en) 2011-03-24 2015-12-29 Harada Industry Co., Ltd. Antenna device

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JPS6042624A (ja) * 1983-08-19 1985-03-06 Nec Corp 温度検出回路

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