JPH06141535A - Dc/dcコンバータ - Google Patents
Dc/dcコンバータInfo
- Publication number
- JPH06141535A JPH06141535A JP28263692A JP28263692A JPH06141535A JP H06141535 A JPH06141535 A JP H06141535A JP 28263692 A JP28263692 A JP 28263692A JP 28263692 A JP28263692 A JP 28263692A JP H06141535 A JPH06141535 A JP H06141535A
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- temperature sensor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】継続して電源供給を保持したい出力を除外して
出力停止制御部を備えることにより、発熱部品の異常な
温度上昇による破壊を防止するDC/DCコンバータを
提供する。 【構成】DC/DCコンバータ本体2と、このDC/D
Cコンバータ本体2の発熱部品に設けた温度センサ5
と、DC/DCコンバータ本体2の出力に設けた個別に
制御可能な出力停止部31〜3nと、温度センサ5の出
力を入力すると出力停止部31〜3nに対して個別にあ
らかじめ定められた順序で出力制御信号を出力する出力
制御回路6とを備えている。
出力停止制御部を備えることにより、発熱部品の異常な
温度上昇による破壊を防止するDC/DCコンバータを
提供する。 【構成】DC/DCコンバータ本体2と、このDC/D
Cコンバータ本体2の発熱部品に設けた温度センサ5
と、DC/DCコンバータ本体2の出力に設けた個別に
制御可能な出力停止部31〜3nと、温度センサ5の出
力を入力すると出力停止部31〜3nに対して個別にあ
らかじめ定められた順序で出力制御信号を出力する出力
制御回路6とを備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はDC/DCコンバータに
関し、特に発熱部品の異常な温度上昇による破壊防止機
能を有するDC/DCコンバータに関する。
関し、特に発熱部品の異常な温度上昇による破壊防止機
能を有するDC/DCコンバータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の多出力型のDC/DCコンバータ
は図3に示すように、n個の出力端子41A,41B〜
4nA,4nBから出力1〜nを出力するコンバータ部
2と温度センサ5と入力直流電源1とによって構成され
ている。温度センサ5はコンバータ部2の発熱部品の温
度上昇を検知するために設けられ、半導体等の許容され
る設定温度以上に部品温度が上昇した場合には、温度セ
ンサ5からコンバータ部2へ動作停止信号が送出され
る。コンバータ部2はこの停止信号により動作が停止
し、温度上昇による発熱部品の破壊を防止する。この様
な機能は、たとえば空冷用ファンが故障した場合に発生
する一時的な異常温度上昇などから部品の破壊を防止す
るのに有効である。
は図3に示すように、n個の出力端子41A,41B〜
4nA,4nBから出力1〜nを出力するコンバータ部
2と温度センサ5と入力直流電源1とによって構成され
ている。温度センサ5はコンバータ部2の発熱部品の温
度上昇を検知するために設けられ、半導体等の許容され
る設定温度以上に部品温度が上昇した場合には、温度セ
ンサ5からコンバータ部2へ動作停止信号が送出され
る。コンバータ部2はこの停止信号により動作が停止
し、温度上昇による発熱部品の破壊を防止する。この様
な機能は、たとえば空冷用ファンが故障した場合に発生
する一時的な異常温度上昇などから部品の破壊を防止す
るのに有効である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のDC/DC
コンバータでは、部品温度上昇が発生した場合に、コン
バータ動作が停止するために多出力を有する場合に、す
べての出力が断となり、たとえばメモリ保持用に動作さ
せておきたい電源出力も同時に停止するので、保持用メ
モリを備えている回線であっても他の回線と共に動作が
停止してしまう欠点があった。
コンバータでは、部品温度上昇が発生した場合に、コン
バータ動作が停止するために多出力を有する場合に、す
べての出力が断となり、たとえばメモリ保持用に動作さ
せておきたい電源出力も同時に停止するので、保持用メ
モリを備えている回線であっても他の回線と共に動作が
停止してしまう欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のDC/DCコン
バータは多出力端子を有するDC/DCコンバータ本体
と、このコンバータ本体内の発熱部品に設け異常温度に
達すると制御信号を出力する温度センサと、前記多出力
端子の出力部それぞれに設けられた外部からの駆動信号
により出力電圧を断とする出力停止部と、前記温度セン
サの制御信号を入力し、前記出力停止部にあらかじめ定
めた順序で前記駆動信号を順次出力する出力制御回路と
を有する。
バータは多出力端子を有するDC/DCコンバータ本体
と、このコンバータ本体内の発熱部品に設け異常温度に
達すると制御信号を出力する温度センサと、前記多出力
端子の出力部それぞれに設けられた外部からの駆動信号
により出力電圧を断とする出力停止部と、前記温度セン
サの制御信号を入力し、前記出力停止部にあらかじめ定
めた順序で前記駆動信号を順次出力する出力制御回路と
を有する。
【0005】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の第1の実施例の構成図である。図1
において図3の従来例と同一の符号は同一の機能を有す
る。図1において、直流電源1に接続されたコンバータ
部2の出力端子41A,41B〜4nA,4nBの出力
1〜出力nには、それぞれ出力停止部31〜3nが備え
られている。またコンバータ部2の発熱部品に設けられ
た温度センサ5の出力は出力制御回路6に入力され、出
力制御回路6の出力は、個別に設けられたn個の出力停
止部31〜3nに入力されている。
る。図1は本発明の第1の実施例の構成図である。図1
において図3の従来例と同一の符号は同一の機能を有す
る。図1において、直流電源1に接続されたコンバータ
部2の出力端子41A,41B〜4nA,4nBの出力
1〜出力nには、それぞれ出力停止部31〜3nが備え
られている。またコンバータ部2の発熱部品に設けられ
た温度センサ5の出力は出力制御回路6に入力され、出
力制御回路6の出力は、個別に設けられたn個の出力停
止部31〜3nに入力されている。
【0006】次に本実施例の動作を説明する。何らかの
原因で、コンバータ部2の発熱部品の温度が設定値より
も上昇した場合に、温度センサ5により出力制御回路6
に対して加熱検出信号が送出される。信号を受けた出力
制御回路6は、あらかじめ設定された優先順位に従い、
各出力停止部31〜3nに対して、順次出力制御信号を
送出して、出力停止の制御を行なう。出力停止によって
出力電力が減少することにより、コンバータ内部の熱損
失も減少し、部品温度が低下する。温度が低下した場合
には、温度センサ56の制御信号を受けて出力制御回路
6は順次出力を復旧させ出力電力を増加させる。この
際、最後まで電源を継続供給する出力は、優先順位をそ
のようにあらかじめ設定することによって、温度上昇が
発生した場合でも、一番最後に停止させることが可能と
なる。
原因で、コンバータ部2の発熱部品の温度が設定値より
も上昇した場合に、温度センサ5により出力制御回路6
に対して加熱検出信号が送出される。信号を受けた出力
制御回路6は、あらかじめ設定された優先順位に従い、
各出力停止部31〜3nに対して、順次出力制御信号を
送出して、出力停止の制御を行なう。出力停止によって
出力電力が減少することにより、コンバータ内部の熱損
失も減少し、部品温度が低下する。温度が低下した場合
には、温度センサ56の制御信号を受けて出力制御回路
6は順次出力を復旧させ出力電力を増加させる。この
際、最後まで電源を継続供給する出力は、優先順位をそ
のようにあらかじめ設定することによって、温度上昇が
発生した場合でも、一番最後に停止させることが可能と
なる。
【0007】次に本発明の第2の実施例を図2により説
明する。図2において、出力1〜出力nはm(m≦n)
個のコンバータ部21〜2mから分散して出力される。
また、各コンバータは内部に出力停止機能を有してい
る。また各コンバータ部には温度センサ51〜5mが設
けられている。温度センサ51〜5mの出力は出力制御
回路61に入力され、この出力制御回路6の出力は、各
コンバータ内の出力停止部に入力され後述する条件で各
コンバータの出力が停止される。今、温度上昇が起こ
り、いずれかの温度センサより(例えば温度センサ5
1)過熱検出信号が出力制御回路6に送出されると、が
い当するコンバータ(例えば21)を停止させる。しか
し温度センサ51〜5nのすべてが作動すると、あらか
じめ設定された優先順位に従って各コンバータ内の出力
停止部に対し出力制御回路6により順次出力制御信号を
送出,出力の停止制御を行なう。なお、最後まで動作を
継続させたいコンバータは、優先順位をそのように設定
することにより、最後まで出力を供給させることができ
る。この第2の実施例は消費電力は少ないが、電源を継
続供給したい出力がある場合に、専用のDC/DCコン
バータを充当する場合に有効である。
明する。図2において、出力1〜出力nはm(m≦n)
個のコンバータ部21〜2mから分散して出力される。
また、各コンバータは内部に出力停止機能を有してい
る。また各コンバータ部には温度センサ51〜5mが設
けられている。温度センサ51〜5mの出力は出力制御
回路61に入力され、この出力制御回路6の出力は、各
コンバータ内の出力停止部に入力され後述する条件で各
コンバータの出力が停止される。今、温度上昇が起こ
り、いずれかの温度センサより(例えば温度センサ5
1)過熱検出信号が出力制御回路6に送出されると、が
い当するコンバータ(例えば21)を停止させる。しか
し温度センサ51〜5nのすべてが作動すると、あらか
じめ設定された優先順位に従って各コンバータ内の出力
停止部に対し出力制御回路6により順次出力制御信号を
送出,出力の停止制御を行なう。なお、最後まで動作を
継続させたいコンバータは、優先順位をそのように設定
することにより、最後まで出力を供給させることができ
る。この第2の実施例は消費電力は少ないが、電源を継
続供給したい出力がある場合に、専用のDC/DCコン
バータを充当する場合に有効である。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、DC/D
Cコンバータの各出力に個別に制御可能な出力停止部を
設け、温度センサの過熱信号によって個別の出力停止機
能に対して優先順位をつけた出力停止制御を行なう出力
制御回路を備えることにより、発熱部品の温度上昇によ
る破壊を防止すると同時に、出力を保持したい出力電圧
については、優先順位の設定によって継続して出力の保
持ができるという効果を有する。
Cコンバータの各出力に個別に制御可能な出力停止部を
設け、温度センサの過熱信号によって個別の出力停止機
能に対して優先順位をつけた出力停止制御を行なう出力
制御回路を備えることにより、発熱部品の温度上昇によ
る破壊を防止すると同時に、出力を保持したい出力電圧
については、優先順位の設定によって継続して出力の保
持ができるという効果を有する。
【図1】本発明の第1の実施例の構成図である。
【図2】本発明の第2の実施例の構成図である。
【図3】従来のDC/DCコンバータの構成図である。
1 直流電源 2,21〜2m コンバータ 31〜3n 出力停止部 41A,B〜4nA,B 出力端子 5,51〜5m 温度センサ 6,61 出力制御回路
Claims (2)
- 【請求項1】 多出力端子を有するDC/DCコンバー
タ本体と、このコンバータ本体内の発熱部品に設け異常
温度に達すると制御信号を出力する温度センサと、前記
多出力端子の出力部それぞれに設けられた外部からの駆
動信号により出力電圧を断とする出力停止部と、前記温
度センサの制御信号を入力し、前記出力停止部にあらか
じめ定めた順序で前記駆動信号を順次出力する出力制御
回路とを有することを特徴とするDC/DCコンバー
タ。 - 【請求項2】 N(Nは整数)個の出力端子をそれぞれ
有するM(N≧M,)個のDC/DCコンバータ本体
と、このM個のDC/DCコンバータ本体それぞれの発
熱部品に設け異常温度に達すると制御信号を出力する温
度センサと、前記温度センサの制御信号を入力するとが
い当するDC/DCコンバータ内に設けられた出力停止
部を動作させるか、又はあらかじめ定められた順序で出
力を停止するように制御する出力制御回路とを有するこ
とを特徴とするDC/DCコンバータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28263692A JP2936919B2 (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | Dc/dcコンバータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28263692A JP2936919B2 (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | Dc/dcコンバータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06141535A true JPH06141535A (ja) | 1994-05-20 |
JP2936919B2 JP2936919B2 (ja) | 1999-08-23 |
Family
ID=17655101
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28263692A Expired - Lifetime JP2936919B2 (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | Dc/dcコンバータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2936919B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004027969A1 (ja) * | 2002-09-17 | 2004-04-01 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | 電気負荷装置、異常処理方法および電気負荷の異常処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体 |
WO2017082033A1 (ja) * | 2015-11-13 | 2017-05-18 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 多相コンバータ |
JPWO2016167185A1 (ja) * | 2015-04-17 | 2017-11-02 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 車載制御装置 |
-
1992
- 1992-10-21 JP JP28263692A patent/JP2936919B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004027969A1 (ja) * | 2002-09-17 | 2004-04-01 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | 電気負荷装置、異常処理方法および電気負荷の異常処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体 |
US7109605B2 (en) | 2002-09-17 | 2006-09-19 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Electric load apparatus, method for processing abnormality, and computer readable recording medium recording program for causing computer to execute processing of abnormality in electric load apparatus |
JPWO2016167185A1 (ja) * | 2015-04-17 | 2017-11-02 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 車載制御装置 |
WO2017082033A1 (ja) * | 2015-11-13 | 2017-05-18 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 多相コンバータ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2936919B2 (ja) | 1999-08-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990511 |