JP2970077B2 - 通電装置の故障診断回路 - Google Patents

通電装置の故障診断回路

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JP2970077B2 JP3159759A JP15975991A JP2970077B2 JP 2970077 B2 JP2970077 B2 JP 2970077B2 JP 3159759 A JP3159759 A JP 3159759A JP 15975991 A JP15975991 A JP 15975991A JP 2970077 B2 JP2970077 B2 JP 2970077B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通電装置の故障診断回路
に関し、特に所定デューティのパルス通電を行う通電装
置の故障診断回路に関する。
【0002】
【従来の技術】パワートランジスタにより電磁コイル等
を通電駆動する場合、トランジスタの出力側がアースに
短絡するとトランジスタに大電流が流れてこれが発熱破
壊され、また、上記出力側が電源に短絡すると電磁コイ
ルに過剰なデューティ(100%)で電流が流れて電磁
コイルが焼損するおそれがある。かかる故障を診断する
には、トランジスタへの作動信号と該トランジスタの出
力信号のレベルの一致を検出することが簡易かつ確実な
方法として従来使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、レベル
の一致を検出する従来の方法ではトランジスタへの作動
信号が所定デューティの高周波で与えられる場合には確
実な故障検出が困難である。
【0004】本発明はかかる課題を解決するもので、デ
ューティパルスで通電作動する通電回路の故障診断を確
実になすことが可能な通電装置の故障診断装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の構成を説明する
と、所定デューティのパルス出力をなすスイッチ手段2
1により通電する通電装置の故障診断回路であって、リ
セット優先の一対の記憶回路11,12を有し、上記ス
イッチ手段21への作動パルス信号23aを、一方の記
憶回路11のセット端子に入力せしめるとともに他方の
記憶回路12のリセット端子に入力せしめ、上記スイッ
チ手段21の出力パルス信号21aを、上記一方の記憶
回路11のリセット端子に入力せしめるとともに他方の
記憶回路12のセット端子に入力せしめ、上記両記憶回
路11,12の出力信号11a,12aを排他的論理和
ゲート13に入力してその出力信号13aを警報信号と
なしたものである。
【0006】
【作用】スイッチ手段21が正常に作動している場合に
は、上記各記憶回路11,12のセット端子、リセット
端子にはそれぞれ同時に作動パルス信号23aおよび出
力パルス信号21aが入力する。したがって各記憶回路
11,12の出力信号11a,12aはいずれも「0」
レベルとなり、ゲート13の出力信号13aも「0」レ
ベルとなって警報信号は発せられない。ここで、スイッ
チ手段21が故障する等により出力パルス信号21aが
無くなると、記憶回路11のリセット作動が停止するこ
とによりその出力信号11aが「1」レベルになり、こ
の結果ゲート13の出力信号13aも「1」レベルとな
って警報信号が発せられる。
【0007】
【実施例】図1には故障診断回路を設けた通電装置の一
例を示す。図において、通電回路2にはパワートランジ
スタ21が設けてあり、該トランジスタ21はエミッタ
がキースイッチ61を介してバッテリ6に接続されると
ともに、コレクタが電磁コイル5に接続されてこれに通
電する。この電磁コイル5は電子制御トランスミッショ
ンの油圧制御弁51を駆動するものである。通電回路2
へはマイクロコンピュータ3より油圧目標値に応じたデ
ューティパルス信号が出力され、これはデューティ・電
圧変換回路4によりデューティに比例した電圧に変換さ
れて通電回路2のオペアンプ22に入力する。
【0008】オペアンプ22の出力は次段のコンパレー
タ23で三角波と比較され、所定デューティの作動パル
ス信号23aとなってインバータ24を介して上記トラ
ンジスタ21のベースに入力している。上記作動パルス
信号23aは詳細を後述する故障診断回路1にも入力し
ている。
【0009】トランジスタ21の作動により出力パルス
信号21aが電磁コイル5に与えられ、そのデューティ
に応じて油圧制御弁51の開度が所定値に制御される。
出力パルス信号21aは上記故障診断回路1に入力する
とともにオペアンプ25を経て上記オペアンプ22にフ
ィードバックされている。
【0010】図2には故障診断回路1の詳細を示す。該
回路1は一対のトリガパルス発生回路13,14と記憶
回路としての一対のカウンタ回路11,12を有してお
り、各トリガパルス発生回路13,14は出力パルス信
号21aおよび作動パルス信号23aがそれぞれ直接入
力するフリップフロップ131,141とこれに続くワ
ンショット132,142より構成されている。
【0011】各カウンタ回路11,12はそれぞれ三段
のフリップフロップ111,112,113,121,
122,123を直列接続して構成され、トリガパルス
発生回路13の出力13aはカウンタ回路11の初段フ
リップフロップ111に入力するとともにオアゲート1
6を経てカウンタ回路12のフリップフロップリセット
(R)端子に入力している。また、トリガパルス発生回
路14の出力14aはカウンタ回路12の初段フリップ
フロップ121に入力するとともにオアゲート15を経
てカウンタ回路11のフリップフロップリセット(R)
端子に入力している。
【0012】各カウンタ回路11,12のフリップフロ
ップ111〜113,121〜123の出力はアンドゲ
ート114,124に入力し、フリップフロップ111
〜113,121〜123の出力が全て「1」レベルに
なるとカウントアップ信号11a,12aが発せられ
る。各カウントアップ信号11a,12aは排他的論理
和ゲート13に入力し、その出力が警報信号13aとし
て出力される。
【0013】上記警報信号はインバータ16を介して作
動パルス信号ラインに出力される。また、オアゲート1
7に入力する電源投入リセット信号およびマイクロコン
ピュータからのリセット信号3aにより上記各フリップ
フロップ111〜113、121〜123がリセットさ
れる。
【0014】上記構成の故障診断回路の作動を図3を参
照しつつ以下に説明する。通電回路2が正常に作動して
いる間(図のT1 )は作動パルス信号23aに応じて出
力パルス信号21aが現れ、トリガパルス13a,14
aにより両カウンタ回路11,12はカウントを開始す
ることなくリセット状態におかれる。したがって、警報
信号は発せられない。
【0015】図3のX時点でトランジスタ21の出力側
がアース短絡すると、出力パルス信号21aは「0」レ
ベルとなり、トリガパルス13aの出力が停止してカウ
ンタ回路12のリセット状態が解消される。この状態で
作動パルス信号23aが入力するとトリガパルス14a
のみが出力され、カウンタ回路12がカウントを開始す
る。そして所定時間(図のT2 で50ms程度)経過す
るとカウントアップしてカウントアップ信号12aが出
力される。カウンタ回路11からのカウントアップ信号
11aは無いから、ゲート13より「1」レベルの警報
信号13aが発せられる。そして、この警報信号13a
により作動パルス信号ラインが「0」レベルに引かれ、
トランジスタ21が非導通とされてその保護が図られ
る。
【0016】かかる故障診断回路においては、トランジ
スタの出力側が電源に短絡した場合にも警報信号が出力
される。
【0017】上記実施例ではフリップフロップを数段接
続してカウンタ回路とし警報発生まで一定の遅れを付与
したが、遅れ時間の付与が必要ない場合にはリセット優
先のフリップフロップを記憶回路として一段設けるのみ
で良い。
【0018】
【発明の効果】以上の如く本発明の故障診断回路によれ
ば、所定デューティで高速ON−OFF通電する通電装
置の出力異常を確実に判定して速やかに警報することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】故障診断回路を設けた通電回路の回路図であ
る。
【図2】故障診断回路の回路図である。
【図3】各種信号のタイムチャートである。
【符号の説明】
1 故障診断回路 11,12 カウンタ回路(記憶回路) 13 排他的論理和ゲート 13a 警報信号 2 通電回路 21 トランジスタ(スイッチ手段) 21a 出力パルス信号 23a 作動パルス信号

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定デューティのパルス出力をなすスイ
    ッチ手段により通電する通電装置の故障診断回路であっ
    て、リセット優先の一対の記憶回路を有し、上記スイッ
    チ手段への作動パルス信号を、一方の記憶回路のセット
    端子に入力せしめるとともに他方の記憶回路のリセット
    端子に入力せしめ、上記スイッチ手段の出力パルス信号
    を、上記一方の記憶回路のリセット端子に入力せしめる
    とともに他方の記憶回路のセット端子に入力せしめ、上
    記両記憶回路の出力信号を排他的論理和ゲートに入力し
    てその出力信号を警報信号となしたことを特徴とする通
    電装置の故障診断回路。
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